No.554:with コロナの宮城遠征・2日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2020.08.04(火) 晴れ 36 宮城赤井局 イオンモール名取内局
 2日目は宿の近くをスタート局にして、のんびりと訪問していくことにします。余裕があるので、少し北まで足を延ばしてから仙台方面に。
 仙台方面の局は大方訪問しているので、最近の移転改称局などを拾って、時間に余裕をもって終了する、そんなプランです。
 欲を言えば、最終局が16時にできるだけ近い方が「得をした」と思えるのですが、うまくいくのでしょうか。8時半を過ぎてから出発です。

   
改造されているとはいえ、車両は30年選手。今後、どんな車両がこの駅を走るのでしょうか。
1 09:03 宮城赤井郵便局 みやぎあかい 宮城県東松島市

 宿はJR矢本駅近くにありました。
 夜遅くまで、朝早くから列車の音が聞こえていました。
 久しぶりにこんなに線路沿いの宿に泊まったなー。
 9時までだいぶ時間があるので、東矢本駅で列車を撮影します。
 上下2本やって来たのですが、2本とも違う塗色の車両でした。
 さて、国道経由で陸前赤井駅付近に出ました。
 その駅から少し北に行ったところに局はありました。
 駅名と少し違って、局名は宮城赤井局。
 県名である宮城を冠しているのは珍しいですね。

2 09:17 矢本郵便局 やもと 宮城県東松島市

 国王45号を仙台方面に向かっていきます。
 幹線国道なので、やはり交通量は多いですね。
 しばらく進んでいくと、国道沿いに局はありました。
 旧矢本町の中心局で、大きめの局舎でした。
 駐車スペースもしっかりと設けられているので助かりますね。
 市街地の広がりを考えると、もう1局くらい矢本にあってもよさそうだけど。
 貯金と風景印押印を済ませて局を後にします。
 風景印は自衛隊のブルーインパルスです。
 近くには航空自衛隊松島基地があることに因んでいます。

3 09:33 大塩郵便局 おおしお 宮城県東松島市

 海沿いから離れて、内陸の局を訪問します。
 矢本インターを過ぎ、県道243号を進みます。
 インター付近はショッピングセンターなどが集まっています。
 地方都市ではよく見かける光景です。
 ただ、イオンモールを建てるほどの集客はないということかな。
 まあ、近くに仙台や石巻といった都市がありますからね。
 県道を進み、大塩小学校の丁字路にぶつかると局はありました。
 周辺は田んぼが広がっていて、なかなか長閑な景色ですね。
 貯金と風景印押印を済ませて、さらに次へ向かいます。

4 09:44 広淵郵便局 おのだ 宮城県石巻市

 県道204号を北東に進んでいきます。
 ずっと田んぼの中で、特に何もない場所です。
 まあ、日本中、こういうところが大半ですよね。
 県道43号に合流して進むと局はありました。
 このあたりは石巻市に属しているんですね。
 地名は広渕となっていて、表記が異なっています。
 ときどきこういう淵の字違いがありますね。
 このあたりは前谷地と矢本の中間あたりで、鉄道はありません。
 独自に発展してきた歴史が見え隠れします。

5 09:57 河南郵便局 かなん 宮城県石巻市

 ここからは国道108号を経由して北に向かいます。
 走ったことのない道なので、実感が湧きませんが。
 旧河南町エリアの中心地に入り、国道から離れます。
 石巻市河南総合支所付近に局はありました。
 JRで言うと前谷地駅というところです。
 乗ったことはありませんが、駅名は聞いたことがあります。
 いかにも集配局っぽい大きな局舎です。
 ですが、郵便番号から察するに、集配はしていないようです。
 ほかの局からの集配で賄えるということでしょう。

6 10:14 涌谷郵便局 わくや 宮城県遠田郡涌谷町

 この先のルートはいろいろ考えましたが、西へ。
 気仙沼方面はいつか、また来ることにしましょう。
 震災からの復旧も進み、状況も変わってくることでしょう。
 さて、国道をそのまま西に進んでいきます。
 ローカル感満載な石巻線の線路と絡みながら涌谷の市街地に。
 中心地に局はありました。
 涌谷町は平成の大合併でも合併をせずに残っています。
 財政は芳しくないようで、町政もいろいろあるみたいです。
 涌谷町の今後がどうなるかも、気になるところです。

7 10:24 大柳郵便局 おおやなぎ 宮城県遠田郡美里町

 涌谷の市街地からは南に向かっていきます。
 JRの線路の南に出て、さらに国道346号に出ます。
 のんびりと国道を南下していくと、美里町に入りました。
 鳴瀬川にぶつかる手前で左手にそれました。
 集落の中に局はありました。
 古めかしい昔ながらの局舎でしたね。
 このあたりは詳しくないのですが、このあたりは旧南郷町エリア。
 合併前は水道料金が日本一高かったとか言われていますね。
 隣の涌谷といい、このあたりは何かいわくつきといった印象です。

8 10:36 南郷郵便局 なんごう 宮城県遠田郡美里町

 鳴瀬川沿いの県道150号を南下していきます。
 ちゃんと走っていたつもりなのに、あれ?ここどこ?
 いつの間にかわき道に誘導されていました。
 いやこれ、ナビもだけど、かなり不案内だよな。
 県道に復帰して南下していくと、やっと局に出ました。
 元々は集配局だったのか、大きめの局舎です。
 ただ、やはり付近は道路も未整備で、なんだかごちゃごちゃ。
 財政的に余裕がないんだろうな、というのが伝わります。
 平成の大合併が本当に必要だったんでしょうね。

9 10:51 品井沼駅前郵便局 しないぬまえきまえ 宮城県宮城郡松島町

 そう考えると、あの合併ブームは懐かしいです。
 ようやく合併後の地名が浸透したような。
 というか、合併後の新住民も多いだろうから。
 以前は別の名前の自治体で、なんてことも意識しないでしょう。
 昨日訪問の鹿島台を横目に、JR品井沼駅前に出ました。
 局名通り、品井沼の駅前に局はありました。
 駅前広場が広いせいか、駅がちょっと遠く見えました。
 電車で来ることを想定していないでしょうから、問題はないでしょう。
 しかし、マイカー民にも優しくない駐車場なし局です。

10 11:05 竹谷簡易郵便局 たけや 宮城県宮城郡松島町

 品井沼駅前局の雰囲気。いや、悪くないですね。
 改築する気はあるのでしょうか。まさか廃止にはならんよね。
 そんなことを考えながら東に進んでいきます。
 また鳴瀬川方面へ下っていくと、局は左手にありました。
 ちょうどこの局で通帳が満杯になったので、更新してもらいます。
 簡易局にできるだけ当たらないようにしていましたが…。
 というのも、何年も前、貯蓄通帳の在庫のない局がありまして。
 こちらの局は全く問題なく、更新できました。
 夏を挟むこの通帳、あっという間に更新になるんだろうな。

11 11:21 鳴瀬郵便局 なるせ 宮城県東松島市

 鳴瀬川沿いの県道60号にぶつかりました。
 堤防道路ですが、かなり狭い道です。
 交通量は少ないながらも、対向車が来ると面倒かも。
 国道45号に合流するところで大渋滞。
 一体何かと思えば、工事で片側通行になっているらしい。
 幸い大きなロスにはならなかったものの、これは困りますね。
 鳴瀬川の対岸に渡り、市街地に入ると局はありました。
 こちらは久しぶりの東松島市に位置しています。
 大きめの局舎、こちらは現在でも集配局のようです。

12 11:39 宮戸郵便局 みやと 宮城県東松島市

 国道45号で鳴瀬川を渡りました。
 一緒に吉田川も渡っているんですね。
 南下して奥松島パークラインを走ります。
 このあたりは、震災で津波の影響を大きく受けた場所だとわかります。
 海沿いに、なにもない景色が続きます。
 やっと海沿いの景色が美しくなってきたところ、局。
 局の先は、津波浸水区間の標識がありました。
 東日本大震災から9年が経過しました。
 それでもまだ、復興の途中にあるんだと実感しました。


津波はかなり内陸のここまで来たのか。
13 11:53 野蒜郵便局 のびる 宮城県東松島市

 パークラインをしばらく戻っていきます。
 美しいこの景色が、また人々の目に触れますように。
 そんなことを祈りながら北上し、途中で左折します。
 このあたりはかつては集落だったのか、野原だったのか。
 おそらくかつてのJR仙石線があっただろう運河沿いから丘を上ります。
 移設された東名駅付近に局はありました。
 野蒜駅付近ではなくここに野蒜局が移設された意味。
 これは、東名局が再開されない可能性を示しているのでしょうか。
 この街の、10年後、20年後を見たいと思いました。

14 12:01 富山簡易郵便局 とみやま 宮城県宮城郡松島町

 県道27号奥松島パークラインを西に進みます。
 街並みは新しくなっています。
 それほど車通りは多くありませんが、昔からでしょうか。
 道路が内陸に入り、途中で集落に下りる道に入ります。
 陸前富山駅付近の道沿いに局はありました。
 小さな局ですが、局周辺は新しい建物が目立ちます。
 震災後に復興した地域のひとつでしょうか。
 ちょうどあおば通行きの電車が走っていきました。
 のんびりとした景色が懐かしく、鼻の奥がツンとしました。

15 12:20 浜田簡易郵便局 はまだ 宮城県宮城郡利府町

 知らない街に来たのに、なぜか懐かしいと思う。
 直感的に「ああ、こんな田舎町があったよな」って。
 故郷に重ねてしまうんでしょうかね。
 さて、松島町の中心地を通過しました。
 松島海岸近辺は、かなり観光客の姿が多かったです。
 松島局、松島海岸局は震災2年後の2013年に訪問しています。
 利府町に入り、陸前浜田駅付近の国道沿いに局はありました。
 元セブンイレブン風の局舎で(いや、きっとそうだ)駐車場も広いです。
 しかしここがなぜ利府町?わけがわかりません。

16 12:28 塩釜新浜町郵便局 しおがましんはまちょう 宮城県塩竈市

 市町境が入り組んでいる、というか、不思議な場所です。
 とりあえず、海岸線がほしかったのかな。
 国道45号を進んでいくと、塩竈市に入りました。
 海沿いの市場なんかがありそうな街並みに入ります。
 なぜここに職安があるのか、という素朴な思いも。
 漁港なのか、海沿いの道路沿いに局はありました。
 このあたりで働く人たちに需要のありそうな局です。
 この先、塩竈市の局が続きます。
 ただし、局名はすべて、塩釜の表記に統一されています。

17 12:34 塩釜藤倉郵便局 しおがまふじくら 宮城県塩竈市

 そのまま西に進んでいきました。
 国道45号を過ぎて、JR仙石線の西側へ。
 ちょうど東塩釜駅の北側を通りました。
 仙台からの電車はここで折り返す電車が多いですね。
 さて、問題の局はそこから北に向かったところ。
 広い道からわき道に入ったところにありました。
 しかし、どうして一体、こんな狭い道に建てたのさ。
 駐車スペースもギリギリだし、ちょっと使い勝手は悪いです。
 もしかしたら今後移転するかもしれませんね。

18 12:40 塩釜長沢郵便局 しおがまながさわ 宮城県塩竈市

 起伏の多い塩竈の市街地を進みます。
 そのまま西に向かい、ちょっとずつ再開発された雰囲気。
 坂を上り、山を越えた先に局はありました。
 しかしこれまた目立たない局です。
 なぜそんなところに建てたの?と聞きたくなるような局舎。
 隣の建物に半分隠れとるやん。
 道路からも一段下がっているし、日陰だし。
 そんなことを考えながら訪問していました。
 塩竈にはどうやら、ひらけた土地が少ないんでしょうね。

19 12:49 野中簡易郵便局 のなか 宮城県宮城郡利府町

 山がちな地形の中を進んでいきます。
 アップダウンは激しいですが、住宅地が続きます。
 なるほど、塩竈ってこういうところなんだな。
 それはそれで、風光明媚な感じもします。
 いつの間にか利府町に入っていて、局に到着。
 ナビ任せで、どこをどうやって走ってきたか。
 そんなこんなで、おそらく利府町の局は完訪になりました。
 この後は、さらに塩竈市の局を訪問します。
 なかなか市街地の局が続き、手ごわい予感もします。

20 13:00 塩釜西町郵便局 しおがまにしまち 宮城県塩竈市

 しばらく東に進んで、坂を下ります。
 塩竈の市街地が前方に見えてきました。
 仙石線…と思ったら東北本線の線路をくぐります。
 左手には鹽竈神社の森が広がっていますね。
 鹽竈神社沿いの整備された道を進んでいくと局がありました。
 ただ、局は駐車場がなく、昔ながらの立地。
 路肩が広いので、駐車場がなくても困らないといえばそうですが。
 もっと最近なら、道路整備と併せて駐車場も設けそうです。
 それはそうと、鹽竈、ってもはや書くことは不可能か…。

21 13:09 塩釜駅前郵便局 しおがまえきまえ 宮城県塩竈市

 しおがま、の表記が何通りもあって迷います。
 市役所は「塩竈市」の表記を採用していますね。
 竈の字の書き順をHPでPRしているのも面白いです。
 2回見たけどまだ書けませんがね。
 そんな塩竈市の塩釜駅ではなくて本塩釜駅近くにある局です。
 JR東北本線の塩釜駅近くには東玉川局があります。
 じゃあなんで本塩釜駅前局じゃないんだって!?
 わけがわからないけど、きっと市民はこっちが中心駅と認識しているのか。
 そんなこともあってか、風景印がこの局にはあります。

22 13:16 塩釜郵便局 しおがま 宮城県塩竈市

 国道45号が「どうしてそうなった」と思う経路で蛇行します。
 その北側、本塩釜駅付近で仙石線をくぐり東へ。
 イオンタウンがある光景は、地方都市そのもの。
 港に近い市街地に局はありました。
 ただこのあたりは住宅商業地というよりも漁港の雰囲気。
 大きな局舎は都市の中心局の貫禄があります。
 窓口はそこそこの人出ですが、混雑はしていません。
 市街地中心地はもう少し西にあたるようですね。
 このあたりは埋立地にあたる場所なのかもしれません。

23 13:23 塩釜佐浦町郵便局 しおがまさうらちょう 宮城県塩竈市

 西に向かい、仙石線沿いの道に出ました。
 塩竈市役所もこの付近にありました。
 商店街のような道沿いに局はありました。
 局と道路を挟んだ向かいに駐車場もあります。
 ちょうどJR西塩釜駅前に位置しています。
 このあたりは税務署や水道局、市立病院などが並んでいます。
 官庁街というか、中心地というか、そういう位置付けでしょうか。
 とはいえ、局にはお客さんもおらず、静かなものでした。
 下町っぽい雰囲気が、なんだか落ち着く街並みです。

24 13:28 塩釜花立郵便局 しおがまはなだて 宮城県塩竈市

 国道45号に出て、仙台方面に向かいます。
 片側2車線の広い道で、交通量も多いです。
 ほとんど仙台まで一体化した市街地でしょうか。
 ナビ通りに狭い道に入っていくと局はありました。
 小学校の入口にぶつかる行き止まりになっています。
 なんとか駐車場もあるのですが、2台がやっとというところでしょうか。
 この局の訪問で、塩竈市の局は完訪です。
 …いや、離島が残っていたか!
 これは仕方ない、またゆっくり訪問しましょう。

25 13:35 下馬郵便局 げば 宮城県多賀城市

 国道45号をそのまま南下していきます。
 すぐに多賀城市に入りました。
 知ってはいるものの、なじみのない土地が続きます。
 途中で、国道の旧道らしき道に進むと局はありました。
 ちょっと回り込まなければならないのが不便でした。
 下馬と書いて「げば」。
 読めなくもないですが、都民としては「しもうま」かな。
 近くに仙石線の駅もあるので、知名度はそこそこでしょうか。
 この付近も立派に仙台都市圏の匂いがします。

26 13:41 笠神簡易郵便局 かさがみ 宮城県多賀城市

 ナビ通りに進んでくと、迷子になりました。
 県道を走っているはずが、怪しい行き止まりに。
 どうやら、トンネルの上にある団地のような場所。
 やられたーと思いながら軌道修正します。
 住宅街の中にあって、静かな局でした。
 顔を火照らせた小学生が下校中でした。
 そうか、この地域はまだ授業日なんでしょうね。
 コロナの影響もあるでしょうが、暑さとの戦いでもあります。
 熱中症にも気を付けなければいけませんね。

27 13:49 汐見台郵便局 しおみだい 宮城県宮城郡七ヶ浜町

 県道58号なる立派な道に合流しました。
 そのまま東に進み、運河を渡りました。
 七ヶ浜町は仙台湾に突き出した半島になっています。
 そんなこともあって、こうした運河があるんでしょうね。
 坂道を上っていくと、斜面に面して局。
 もちろん駐車場も傾斜しています。
 汐見台という局名からも想像がつく地形ですね。
 確かに、海が見渡せそうな高台です。
 水色の局舎が海を思わせてお洒落でした。

28 13:58 吉田浜郵便局 よしだはま 宮城県宮城郡七ヶ浜町

 しばらく起伏の多い道なりに東に進みます。
 起伏を除けば住みやすいところなんだろうな。
 七ヶ浜町役場があり、このあたりは学校も集まります。
 沿道もきれいに整備されている印象でした。
 右折して東に進み、坂を下っていくと海に近い道に。
 南下していくとまだ新しそうな局舎が目に入りました。
 移転などを経て再建された局舎。地震や津波の影響があったのでしょう。
 そういえば、同じ県内に浜吉田郵便局もありますね。
 どちらも津波被災から復活した局。縁を感じます。

29 14:04 菖蒲田郵便局 しょうぶた 宮城県宮城郡七ヶ浜町

 七ヶ浜町を一周する県道58号に出ました。
 しばらく行くと、このあたりも街並みはきれいです。
 津波後にまた整備されたのでしょう。
 菖蒲田海岸方面に進み、集落への細い道を上ると局。
 この道行っていいのかな、とちょっと躊躇う道です。
 急な坂道の途中にあって、駐車場と局入口の高低差もあります。
 海岸ではサーファーの姿も多くみられました。
 震災の次はコロナと、不安の消えない日々でしょう。
 それでも、この先にはきっと明るい日々があると信じて。

30 14:13 大代郵便局 おおしろ 宮城県多賀城市

 県道58号に出て、西に向かっていきます。
 七ヶ浜町には直営局3局のみなので、完訪となりました。
 汐見台、吉田浜、菖蒲田と3文字局名が続くのも面白いです。
 それぞれに特色があって、素敵な場所だと思いました。
 さて、県道からその旧道らしき道に入ると局はありました。
 古めかしい局舎の隣には広めの駐車場がありました。
 急な屋根の局舎が、なんとも雪国っぽくていいですね。
 北海道とかにもありそうだけど、北海道はもっと頑丈な造りか。
 この先、もう少し多賀城市の局が続きます。

31 14:19 多賀城明月郵便局 たがじょうめいげつ 宮城県多賀城市

 県道23号は仙台塩釜線と名付けられています。
 国道45号を補完して、かなり交通量が多いです。
 工業団地のようなところを進んでいき、途中で左折します。
 広い並木道沿いに局はありました。
 ただ、こういう立地はだいたい混雑するんですよね。
 ATMコーナーにも人がいました。
 貯金を済ませて局を後にします。
 地図上では、この局の南に仙台港駅がマークされています。
 旅客駅でないのに表示されているのは珍しいです。

32 14:27 多賀城郵便局 たがじょう 宮城県多賀城市

 調べてみると、仙台港駅は臨時旅客列車が来たことがあるんですね。
 なるほど、もしかしたらそれもあって表示されるのでしょうか。
 旅客化されても利用客は限られそうですが、期間限定ならありか。
 さて、国道45号を横断し、北に向かう道沿いに局。
 JR多賀城駅にも近く、市の名前を冠する局です。
 ただし、集配局でもなく、小さな局でした。
 多賀城市には集配局はないんですね。
 こういう都市は珍しくないですが、多くはありません。
 近隣都市と補完し合ってあることが多いです。

33 14:32 高崎簡易郵便局 たかさき 宮城県多賀城市

 仙石線の高架をくぐって北側に出ました。
 このあたりは中心地の雰囲気がありますね。
 すぐに左折して西に進んでいきます。
 住宅街が続き、街並みは静かでした。
 そんな道沿いに局はありました。
 小さな簡易局ですが、わりとしっかりとした局舎です。
 お客さんが複数来ても対応できそうな感じです。
 それだけの需要があるんだろうな、と予想されます。
 この局で多賀城市を完訪。今日の予定も達成です。

34 14:54 荒井東郵便局 あらいひがし 宮城県仙台市若林区

 16時まで1時間半ほどあります。
 正直、このタイミングで達成できるとは思いませんでした。
 そこで、周辺の未訪問局を検索します。
 泉区方面に向かえば未訪問局もまだまだたくさん。
 でもそれでは中途半端になってしまう。
 そこで、海沿いの津波被災局の移転局などを中心に拾うことに。
 まずは市営地下鉄荒井駅付近にある荒井東局へ。
 こちらは、海沿いの仙台荒浜局の移転改称局です。
 新たな場所で営業を再開し、街並みも整っていました。

35 15:12 閖上郵便局 ゆりあげ 宮城県名取市

 もう少し北にあった、仙台蒲生局はまだ閉鎖中のまま。
 蒲生近辺の復興が進めば、再開するでしょうか。
 さて、荒井東からは南に進んでいきます。
 東部復興道路に位置付けられた道を南下します。
 嵩上げなどが済んだ土地は、再び商業施設や住宅地に。
 そして遂に、今年2月には、閖上郵便局が再開しました。
 そんな閖上地区にやってきました。
 商業施設の裏手、広い道沿いに局はありました。
 この局が、復興のシンボルとなる日を、願っています。

   
2012年、震災から1年半の閖上。郵便局跡は、土台だけが残っていました。
36 15:29 イオンモール名取内郵便局 いおんもーるなとりない 宮城県名取市

 最後はイオンモールの郵便局です。
 日本全国、みんな大好きイオンモールです。
 最近増えいているイオンモール内郵便局のひとつとして、2016年に開局。
 ここのイオンモールには、開局前に買い物で来たことがあります。
 しかし、まさかここに郵便局が開局するとは。
 そんなわけでイオンモールに到着。
 現在貯金は9時~16時と短縮営業中です。
 それでも、こんかいの旅程には影響なく、無事訪問できました。
 今日はこの局で終了、宮城の旅も終わりです。

 名取中央SIC~加平出入口 315.7キロ・普通車7,660円
 イオンモール内にある飲食店でステーキを食べて、空腹を満たしてから東京に戻ることにしました。お腹いっぱいになって満足です。
 イオンモールからもほど近い名取中央スマートインターから高速道路に入り、常磐道をだらだらと東京まで帰りました。
 スピードに乗れないいわきまでの区間はちょっと疲れますが、それでも自宅には20時前には到着することができ、ほっと安心です。

 

 

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