No.544:夏の東北満喫旅・4日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2019.08.22(木) 曇り時々雨 40 普代局 八戸吹揚局
 宿を出発し、少し南下して普代村を今日のスタート地点に設定します。今日は海沿いを北上して、八戸を目指します。
 局数は多くはないものの、概ね道沿いに局が集まり、一直線に進むことができそうなコース。これは訪問しやすい回り方です。
 夏も終わりに近づき、東北の海沿い特有の涼しさの中、一気に北へと向かっていきたいと思います。
1 09:02 普代郵便局 ふだい 岩手県下閉伊郡普代村

 国道45号を南下していき、普代村に入ります。
 バイパスが順調に整備されていて、流れもスイスイ。
 普代村中心部は三陸北縦貫道路になっています。
 今日は郵便局を訪問するために、旧道の方へと入ります。
 こちらに進む車は少なく、カーブを下ると村の中心地。
 役場などにも近く、道なりに右カーブになるところに局。
 わりとわかりやすい場所かと思います。
 村とはいえ、中心地はそれなりに人の気配を感じさせます。
 村内にはもう1局あるので、北に向かって訪問していきます。

2 09:11 堀内郵便局 ほりない 岩手県下閉伊郡普代村

 国道45号に合流して北に向かいます。
 バイパスからの車が合流するので、交通量も増えました。
 この区間も高速道路が開通すれば一変するでしょうね。
 通過するだけの車はそちらに流れるでしょう。
 三陸鉄道の鉄橋などを眺めながら進み、左手のわき道に入ります。
 やけに細い道を進んでいくと局に到着しました。
 わかりづらい立地だと思いますが、小ぢんまりとした局舎は素敵です。
 パッと見でもわかりますが、この局にはATMがありません。
 今後のことも心配になってしまうくらいの局でした。

3 09:21 玉川簡易郵便局 たまがわ 岩手県九戸郡野田村

 国道45号に復帰して、そのまま北に向かいます。
 野田村に入り、のんびりと走っていくと右手に商店。
 その商店の一角に簡易郵便局がある感じでした。
 酒屋さんがメインなのでしょうが、何でも売られているお店。
 過疎地の商店はだいたいなんでも屋さんです。
 お米屋さんと燃料店は昔からセット販売。
 商店と簡易局のセットもよく見かけるものです。
 商売をするという目的では同じですからね。
 そんなこんなで野田村の局を訪問していきます。

4 09:29 野田郵便局 のだ 岩手県九戸郡野田村

 国道45号をそのまま北上していきます。
 走りやすい道なので、スイスイと進みます。
 復興関連事業の一環でしょうか、ダンプカーが多いですね。
 こうして東日本大震災から復興していく三陸。
 もう8年前なのか、と驚いてしまいます。
 野田村の中心部が近づきますが、海沿いは建物がありません。
 やはり津波の影響が大きかったということでしょう。
 中心部に局はありました。大きめの局舎です。
 鳥居があり、このあたりには神社があるようですね。

5 09:41 久喜簡易郵便局 くき 岩手県久慈市

 陸中野田駅は、中心部から少し離れた場所。
 これは三陸鉄道の歴史とも関わってきますね。
 野田港入口交差点から北東に進んでいきます。
 この道は本当にダンプカーが多かったです。
 海沿いの道を進んで、浜辺から集落に上っていくと局。
 民家の並びの中にあって、少しわかりづらいかもしれません。
 気付けばここの局からは久慈市になっています。
 久慈市の局はたくさんあるので、しばらく付き合うことに。
 思えば遠くへ来たもんだ、と呟いてしまいます。

6 09:55 宇部郵便局 うべ 岩手県久慈市

 久慈というと、八戸線の終点。
 なんとなく、青森とのつながりが濃く思えます。
 岩手県とはいえ、ここはもう八戸文化圏。
 そういった雰囲気がありますからね。
 さて、国道45号に戻り、北に進んでいきます。
 標識にある八戸の文字も、だんだん近づいてきましたね。
 しばらく進んで右手に折れると局はありました。
 局舎はしっかりとした造りで、陸中宇部駅の近くにあります。
 駅のある集落って、それだけでなんとなく賑やかです。

7 10:08 幸町簡易郵便局 さいわいちょう 岩手県久慈市

 そのまま国道45号を北上していきます。
 小さな峠を越え、いよいよ久慈市街地も近づいてきました。
 左手に折れてわき道を進むと、山越えの道でした。
 それでも道幅はあって、交通量も多かったです。
 長内川を渡って、右折していくと幸町簡易局。
 ここはわりとまとまった集落の中でした。
 お客さんも入れ違いで多く、直営局でもやっていけそうです。
 地域によっては直営局が置かれているような場所でしょうね。
 さて、ここからは南に向かい、大回りで市街地を訪問します。

8 10:13 小久慈郵便局 こくじ 岩手県久慈市

 長内川沿いの道から県道7号に移ります。
 交通量の多い道ではないですが、時々車が走ります。
 この先には山根郵便局なんかもあるようですが、今日はパス。
 そうしたらいつ訪問することになるんだろうな。
 安家、山根、関、というルートをいつかめぐるのでしょうね。
 そんな県道を進んでいくと局はありました。
 静かな集落の小さな局といった雰囲気です。
 その名も小久慈郵便局。
 もちろん、このあたりの地名から付けられています。

9 10:23 大川目郵便局 おおかわめ 岩手県久慈市

 さらにもうひと山越える道に入りました。
 この道も久慈市内を行き来する車が往来しています。
 山越えとはいっても険しい道ではありません。
 山を越えるとすぐに集落で、左折していくと局はありました。
 久慈川を渡る橋のすぐ手前に位置している局でした。
 このあたりは久慈市街地の西端を形成しています。
 十分に市街地といえそうな雰囲気がありましたね。
 民家が多く建ち並んでいる感じなんかは特に。
 さて、久慈市街地に向かって車を走らせていきます。

10 10:33 久慈郵便局 くじ 岩手県久慈市

 国道281号に合流して進んでいきます。
 民家のほかにも商店が増えて、市街地の雰囲気です。
 久慈駅にも近づいた中心地を進むと局はありました。
 地図を見ていれば迷子になるような場所ではありません。
 大きな局舎は、この久慈市の中心局である貫禄です。
 お客さんも多めで、窓口も駐車場も賑わっていました。
 道路沿いの路肩駐車も多かったですね。
 このあたりはそういったことにもおおらかなんでしょうかね。
 地方では、そういうものが当たり前に感じてしまいます。

11 10:43 久慈長内郵便局 くじおさない 岩手県久慈市

 まあでも、地方の方がシビアな現状もありますね。
 みんながのんびり、おおらかなわけじゃない。
 そんなことはわかってはいるけれど、でも期待してしまう。
 それが素朴な田舎の良さなんじゃないかな。
 国道で長内川を渡るとき、ちょうど三陸鉄道の列車が走りました。
 復興の希望をのせた列車が南に向かっていくわけです。
 そう考えると、なんだか不思議な思いにさせられます。
 さて、国道沿いの局は大きくはないですが、お客さんは多め。
 これは立地のよさが大きく影響しているのでしょうか。

12 10:50 玉の脇簡易郵便局 たまのわき 岩手県久慈市

 久慈長内局から東に向かって進みます。
 国道45号のバイパスにぶつかり、そのまま海沿いの県道268号へ。
 このあたりも海面から近いので、津波被害があったのでしょう。
 県道沿いに局はありました。
 向かいは海。漁港のようになった場所です。
 局舎はプレハブのような感じですが、これは震災後でしょうか。
 簡易な造り、というのは簡易局だから当然なんですが。
 局舎としては十分なんじゃないかとは思います。
 貯金を済ませて次の局へと向かっていきます。

13 11:01 久慈湊郵便局 くじみなと 岩手県久慈市

 ナビされるままに長内川を渡る橋に。
 しかし手前まで行って、橋が通れないことがわかりました。
 事前に通行止めの案内がなかったのは残念。
 震災後の復興工事。外から来る人にまで配慮できるはずないですね。
 国道45号の橋で川を渡り、久慈インターを下ります。
 ここからは国道395号で、しばらく進むと局はありました。
 長内川の河口近くに位置していて、湊局の名の通りの場所です。
 先ほど通れなかった橋も、かさ上げしているみたいですね。
 こうして新しい街が出来上がっていくのは楽しみです。

14 11:22 帯島郵便局 たいしま 岩手県九戸郡洋野町

 国道395号をそのまま北に向かっていきます。
 途中で海沿いを進む国道45号と別れました。
 多くの車がそちらに向かいますが、こちらも車はいます。
 標高が上がっていき、洋野町に入ると走りやすい道。
 しばらく進んでいくと局はありました。
 田畑の多い場所で、高原のような雰囲気すらあります。
 このあたりは人通りも少なくて、お客さんも少なかったです。
 洋野町というと海沿いのイメージでしたが、こういうところもあるんですね。
 そんなわけで、洋野町の局もこの後、拾っていきます。


おそらくこれが旧局舎。
15 11:39 侍浜郵便局 さむらいはま 岩手県久慈市

 県道153号に入り、そのまま東に進んでいきます。
 林の中を進む道は、なんとなく海が近いことを感じさせます。
 交通量が少ないので、走りやすい道でした。
 JR侍浜駅付近で踏切を渡ります。
 すると、ちょうど八戸線の列車がやって来ました。
 本数の限られた路線なので、見られるのは貴重です。
 この先は県道149号に入り、国道45号の手前を左折すると局。
 独特な局舎が特徴的で、印象的でした。
 この局は久慈市に位置していて、久慈市最北端の局です。

16 11:47 陸中中野郵便局 りくちゅうなかの 岩手県九戸郡洋野町

 国道45号に合流して八戸方面に進みます。
 いよいよ八戸も現実的になってきました。
 標識に八戸とかあってもピンと来ないですからね。
 これは東京の人からした青森県の最果て感です。
 しばらく走り、洋野町に入りました。
 陸中中野駅方面への集落への道を進んでいくと局。
 駅へと続く道の丁字路付近にありますが、ちょうど坂道になっています。
 集落自体はまとまっている印象を受けました。
 局名は駅名とも同じ、旧国名の付いた陸中中野です。

17 11:52 有家簡易郵便局 うげ 岩手県九戸郡洋野町

 陸中中野、って、中の字が続くんですね。
 こういう地名、他にもあるけれど、なんだかおもしろい。
 そんなことを考えながら北に向かいます。
 国道45号を走りますが、海は見えません。
 JR八戸線は概ね海沿いですが、国道は内陸寄り。
 そんな道を進んでいくと局は左手にありました。
 国道よりも一本西寄りの集落の道沿いにある局です。
 小ぢんまりとした簡易局ですが、庭木もよく手入れされていました。
 JR有家駅は、ここからはかなり離れています。

18 11:59 八木郵便局 やぎ 岩手県九戸郡洋野町

 国道45号をさらに北に進んでいきます。
 車の量は徐々に減っているような気もします。
 県境が近づいていることの証でしょうか。
 JR八戸線が迫って、国道も海寄りになりました。
 八木の集落に入ると、局はありました。
 JRの駅は陸中八木駅なのですが、局名には陸中が付きません。
 先ほどの陸中中野局とは異なっている点です。
 局舎は大きめで、なかなか目立っていると思います。
 お客さんはいなかったので、すぐに貯金できました。

19 12:06 宿戸簡易郵便局 しゅくのへ 岩手県九戸郡洋野町

 国道45号に復帰し、さらに北を目指します。
 のんびりと走っていくにはいい道ですね。
 晴れていたらもっと景色もよく、快適なんでしょうね。
 そういう日に、また走ってみたいと思います。
 ナビに従っていくと、国道沿いに局はあるみたいだけど…ないよ。
 騙された思いで、仕方なく集落への道へとUターン。
 集落の中に局はありました。
 まあそんな気はしていたんですけどね。
 やけに大きな建物ですが、公民館とかでしょうか。

20 12:17 種市郵便局 たねいち 岩手県九戸郡洋野町

 国道45号に戻ってまた北を目指していきます。
 基本的に一本道を進むので、時間のロスがありません。
 距離を稼いでいる感じがしていいですね。
 種市の市街地が近づいたら、国道を離れて海に近い道へ。
 この道がおそらく国道の旧道にあたるのでしょう。
 JR種市駅付近は市街地が広がっています。
 洋野町役場の種市庁舎があるので、このあたりは中心地でしょう。
 県道沿いに局はあり、お客さんも多く賑わっていました。
 向かいにはユニバース種市店があり、北東北を実感します。

21 12:31 城内郵便局 じょうない 岩手県九戸郡洋野町

 ユニバースといえば青森!という感じがします。
 いよいよ青森が近づいているんですね。
 さて、そんなユニバースから県道150号を西へ。
 JR八戸線の線路を過ぎ、そのまま進むと今度はサンデー。
 サンデーもこの地域でよく見かけるホームセンターですね。
 県道20号をひたすら内陸に向かっていくと城内の集落に。
 集落内の狭い道を進んでいくとやっと局は見つかりました。
 車1台が走るのがやっとの道で、駐車スペースもわずかな局。
 局員さんもATMがないことを珍しいと話していました。

22 12:51 向田簡易郵便局 むかいだ 岩手県九戸郡洋野町

 城内郵便局ではかんぽのメモ帳をいただきました。
 「こんな時期ですが…」と申し訳なさそうな局員さん。
 かんぽ生命の不正の実態が報道されていますからね。
 こういう局の局員さんは何も悪くないのに。
 企業イメージって大事ですよね。
 さて、移動距離が長くなり、県道11号に入って南東に。
 しばらく走っていくと局に到着しました。
 県道沿いですが、駐車場が見当たらずに路肩を借りました。
 見通しのよい道沿いだったのでそれでも大丈夫でした。

23 13:01 大野郵便局 おおの 岩手県九戸郡洋野町

 ここからは内陸部の訪問が主体になってきます。
 種市局よりも北の局はどうなるのかというと…。
 ひとつ北の局は角浜簡易局ということで、2010年8月に訪問済み。
 もう9年も前のことなのかとびっくりしてしまいます。
 そんなわけで今回は内陸部に逃げています。
 県道11号を道なりに入っていくと大野の中心部に出ます。
 ここは2006年まで大野村だった地域です。
 種市町との合併で洋野町になっていますが、そんな歴史は知らず。
 そんな旧大野村の中心地を訪問することができました。

24 13:19 小軽米郵便局 こがるまい 岩手県九戸郡軽米町

 国道395号に入り、しばらく西に進みます。
 この道は国道なので、やはり交通量はそこそこ。
 とはいえ、久慈方面と三戸方面を結ぶ道。
 それほど需要のある道というわけではなさそうです。
 やたらと速いスポーツカーが後ろから迫る中、小軽米の集落へ右折。
 しばらく進んでいくと集落の中に局はありました。
 まだ新しい局舎のようで、こんな場所にもコンビニ型局舎。
 駐車場が広いので機能性はやはりよいのでしょう。
 このあたりは軽米町のエリアになるんですね。

25 13:30 円子郵便局 まるこ 岩手県九戸郡軽米町

 軽米町という町が存在することも最近知ったこと。
 不思議な響きの町だな、と思ってしまいます。
 お米を買うといつも持ち帰るのが大変。
 軽くなったらいいのにな、という気持ちに応えてくれます。
 県道22号に入り、西に進んでいくと山あいの集落に局。
 円子郵便局ってなんだかかわいらしい名前。
 そしてこちらの局は、城内局で話題になったATMの無い局。
 「ここと円子がこのあたりだとATMが無くて…」と話していましたからね。
 ATM需要がなさそうといえばなさそうな場所ですね。

26 13:41 軽米郵便局 かるまい 岩手県九戸郡軽米町

 県道42号戸呂町軽米線に入ります。
 軽米市街地に抜けるショートカットルートです。
 どれほどの人がこの道を活用しているのかは知りませんが。
 ゴルフ場のわきを抜けて、しばらく行くと軽米市街地。
 みちのく銀行や岩手銀行のある中心街を進んでいくと局。
 軽米町役場にも近く、賑やかな印象を受けました。
 小さな町でも、中心地はそれなりに賑わいを感じられるものです。
 特に軽米は鉄道の走っていない町。
 こうでもしなければ訪問することはなかなかないでしょう。

27 13:57 南郷郵便局 なんごう 青森県八戸市

 軽米市街地を抜けて、国道340号に入りました。
 北に向かう国道は、カーブの多い区間が続きます。
 横を八戸自動車道が並走しています。
 そういえば軽米には軽米インターがありますね。
 高速道路のインターがあるのはなかなか便利です。
 県境を越えるといよいよ青森県。
 しばらく走っていくと、国道沿いに局はありました。
 今回の旅では青森県一発目となります。
 お客さんもおり、待ち時間も少しありました。

28 14:08 島守郵便局 しまもり 青森県八戸市

 ここからはしばらく八戸市が続きます。
 とはいえ、ここは旧南郷村で、八戸市街地はまだまだ先。
 県道42号を東に進んでいき、島森の集落に入りました。
 新井田川沿いの集落はわりとまとまっていました。
 市役所の出張所や商店も見かけました。
 集落の中を進むと局に到着。
 古めかしい局舎ですが、ATMの入口が別で、おもしろい造り。
 ATM小屋を後から増設したというところでしょうか。
 さて、一旦八戸市を離れて階上町をかじります。

29 14:17 陸奥田代郵便局 むつたしろ 青森県三戸郡階上町

 島森の集落からは一旦南下していきます。
 県道42号を南東に進み、少し山を越えると次の集落へ。
 田代集落の中で、県道11号からわき道に入ると局。
 地図で見る限り、局の前の道が市町境になっているようです。
 そんなわけで、こちら側は階上町ということに。
 古めかしい局舎は、三角屋根と背後の2階建て部分が特徴的です。
 待ち時間にポケモンGOのジムにポケモンを配置しました。
 この人、なかなか帰ってきませんでしたね。
 そんなわけで、階上町の局もこれにて完訪になりました。

30 14:33 東前田簡易郵便局 ひがしまえだ 青森県八戸市

 さて、県道11号をしばらく北に進んでいきます。
 この先には八戸市街地があるんだな、という雰囲気。
 遠くに市街地が見えてきました。
 県道11号からわき道に入り、東前田簡易局付近に到着。
 このあたりはナビ任せで、どの道を走ったのか。
 新井田川の橋を渡ったところに局はありました。
 広々とした市役所支所の駐車場を利用することができました。
 ちょうど郵便局の収集の車が来ていました。
 中途半端な時間だな、と思いながら局を出発しました。

31 14:39 是川郵便局 これかわ 青森県八戸市

 新井田川を渡って北に進んでいきます。
 やたらと狭い道を走っていき、不安にさせられました。
 なんだってこんな道をナビしてくるんだろう。
 ニュータウンに入り、しばらく進んでいくと局。
 昔ながらの局舎の裏手は是川中央公園。
 そこそこ規模の大きな団地なので、局の需要もありそうです。
 隣には農協のATMもあり、田舎の二大金融機関がそろっています。
 郵便局と農協があればだいたい用事は済みますよね。
 そんなことばかり言っていると本気で怒られます。

32 14:50 八戸中居林郵便局 はちのへなかいばやし 青森県八戸市

 八戸久慈自動車道なる道をくぐります。
 三陸自動車道の表記もあるので、いずれは繋がるのでしょう。
 三陸も陸の孤島とは言えませんね。
 震災復興の一環として、高速道路整備も一気に進みます。
 広い県道29号と交差して、街並みを進むと局。
 局舎は古めかしく小ぢんまりとしたものでした。
 屋根の感じがいかにも雪国らしくいいな、と思います。
 気付けば15時前というタイミング。
 あと1時間は、八戸市街地をてきぱき回っていきます。

33 15:00 八戸田向郵便局 はちのへたむかい 青森県八戸市

 県道29号八戸環状線を進んでいきます。
 中央分離帯のある道で、交通量も多いです。
 イオンがあるのも都市らしいですね。
 ここしばらくイオンを見かけてこなかったので。
 八戸市立病院を横目に進んでいくと局。
 このあたりは区画整理が進んでいる様子で、道もきれいです。
 それなりに局の需要もありそうで、コンビニ型局舎が機能的です。
 こういう場所にはこういう局舎が便利でしょうね。
 駐車場もしっかりと確保されて、需要に応えます。

34 15:06 八戸新井田郵便局 はちのへにいだ 青森県八戸市

 市立病院のところを南下します。
 道なりに新井田川を渡っても、市街地は続きます。
 ただ、こちら側の方が昔ながらの市街地。
 民家や商店が建ち並んでいました。
 県道139号に入って北に進んでいくと局はありました。
 田向局から距離は離れていませんが、こちらは落ち着いた雰囲気。
 目立たない立地なのもその理由かもしれません。
 貯金も短時間で済み、次の局へと出発します。
 郊外のニュータウンを目指して進んでいきます。

35 15:16 八戸旭ヶ丘郵便局 はちのへあさひがおか 青森県八戸市

 新井田局付近から東に進んでいく道に入ります。
 坂道を上っていくと旭ヶ丘の団地に入ります。
 ちょうど市営バスが走っているのも八戸らしい景色。
 しかし地味なカラーリングのバスですね。
 団地の真ん中、バスターミナルに面して局。
 それでも、独立局舎に駐車場も完備されています。
 集合住宅の目立つ団地だったので駐車場は不安でしたがよかったです。
 この付近、未訪問局がぽつぽつとあります。
 次は湊高台局に向かって車を走らせます。

36 15:23 八戸湊高台郵便局 はちのへみなとたかだい 青森県八戸市

 国道45号に出て、ブックオフの裏手に。
 このあたりはナビ任せで局を目指します。
 広い国道を横断する地点では、どうしてもタイムロスになります。
 それは仕方のないことなのですが。
 国道から北に延びる道沿いの局に到着しました。
 このあたりは住宅街ですが、国道沿いにはロードサイドのお店が多いです。
 そんなこともあって、賑やかな雰囲気も少し感じられました。
 この局の北には白銀局、白銀台局があります。
 それらも2010年8月に訪問しており、今回は訪問しません。

37 15:33 八戸湊台郵便局 はちのへみなとだい 青森県八戸市

 湊高台局からは北西に進んでいきます。
 ところどころ渋滞している箇所があるようです。
 市街地特有といえばそうですが、八戸の交通事情も大きいです。
 いつ来てもどこかしら渋滞しているイメージがあります。
 ユニクロのあたりから北に向かい、さらにわき道を進んでいくと局。
 このあたりには湊局、湊高台局があります。
 その折衷というか中間的な名称の湊台局。
 なんともいえず紛らわしい局名のラインナップです。
 うっかり湊高台と湊台を混同してしまいそうになります。

38 15:43 八戸大町郵便局 はちのへおおまち 青森県八戸市

 JR陸奥湊駅付近に出て、線路の北側に出ます。
 すぐに新井田川を渡りますが、このあたりは小中野局のあたり。
 そのまま県道1号を進み、JR八戸線の高架下の道を走ります。
 高架区間にある立派なJR小中野駅前にあるのが大町局です。
 小中野局は全然違う場所にあるというのに…。
 思わず駅も見学してしまいました。
 ローカル線とはいえ、高架区間の駅はすごいですね。
 列車は1時間に1本程度。朝夕は2本ありますね
 そこそこ利用者もいるということでしょう。都会なんですね。

 
JR小中野駅。不便過ぎない程度の本数設定。
39 15:49 八戸類家郵便局 はちのへるいけ 青森県八戸市

 大町局からは南下していき、柳橋通りの南に出ます。
 相変わらず住宅街が続きますが、どことなく寂しい街並み。
 雪国は陶器の雪置き場を考慮して道路が広く取られています。
 民家も二重ドアになっている家が多いです。
 そんなこともあって、街並みが寂しく見えてしまいます。
 そんな住宅街の中に局はありました。
 局舎は昔ながらといった雰囲気で、広くはありません。
 駐車場の案内もきちんと示されていました。
 とはいえ短時間利用者は路肩に車を置く人がほとんどでした。

40 15:56 八戸吹揚郵便局 はちのへふきあげ 青森県八戸市

 八戸市街地を西に進んでいきます。
 このあたりには昨年夏にも足を運んでいます。
 昨年の16時前最終局である八戸中央通局付近に出ました。
 このあたりは昨年の8月23日に走っているのでしょうね。
 昔ながらの街道筋のような道を進むと吹揚局に到着しました。
 このあたりは民家や商店が混在しているような場所です。
 車通りも多いですが、局の向かいに駐車場はありました。
 無事、16時前に到着することができ、貯金を完了。
 今日はこの局を最終局として、ホテルへと向かいたいと思います。

 
蕪嶋神社。現在火災からの再建を目指して工事中。
 この後は、翌日のためにガソリンを給油して、蕪嶋神社を訪問しました。御朱印をいただいたり、ウミネコと探したりと有意義に過ごします。
 この日の宿は谷地のへしの中心地だったため、夜は美味しいお酒を飲み、みろく横丁でラーメンを食べ、のんびりと過ごしました。
 明日はいよいよこの旅の最終日。夏の郵便局めぐりの最終日でもあり、悔いの残らないようしっかりとルートを決めて訪問したいと思います。

 

 

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