No.545:夏の東北満喫旅・5日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2019.08.23(金) 曇り 36 八戸荒町局 浄法寺局
 旅の最終日を迎えました。実際にはあと1泊するのですが、郵便局を回れるのは今日まで。そんなわけで、夏の郵便局訪問最終日です。
 今日は八戸市街地から南下して、三戸方面の局を訪問していきます。この地域は未開の地で、地図で見ても真っ白なエリア。
 郵便局は点在しており、うまく拾いながら山あいを進んでいきます。とはいえ、今日1日ではクリアできないので、まずは足がかりに。
1 09:02 八戸荒町郵便局 はちのへあらまち 青森県八戸市

 宿からも近い場所にあった局です。
 そんなわけで、ホテルを出発するのは8時半過ぎ。
 ずいぶんとゆっくりスタートです。
 こういう流れが作れると訪問も楽になって良いですね。
 さて、市街地は一方通行が多く、少し回り込んで局に。
 わき道沿いに駐車場がありました。
 中心地とはいっても駐車場があるのは助かりますね。
 早速貯金と風景印押印を済ませて出発します。
 早くも町はずれに向かおうという雰囲気があります。

2 09:11 八戸大杉平郵便局 はちのへおおすぎたい 青森県八戸市

 方角としては南西に向かって走ります。
 国道340号が一歩通行だったので、うまく組み合わせて。
 広い道にぶつかり、南下していきます。
 ゆりの木通りを過ぎて、すぐに右折すると局。
 このあたりはまだまだ人も多い市街地。
 民家が多く建ち並んでいます。
 朝一番の来局客が多めですが、処理は順調に進みました。
 近くには飲食店も多く、このあたりは夜も人通りがあるのでしょう。
 駅からは離れているのですが、車社会八戸です。

3 09:20 八戸根城郵便局 はちのへねじょう 青森県八戸市

 北上していき、今度は西に進んでいきます。
 ユニバースの看板がありました。
 青森に来たな、と実感する瞬間です。
 国道104号に入り、そのまま西に進んでいきます。
 しばらく走ると国道沿いに局はありました。
 交通量の多い国道沿いですが、局の裏手に駐車場があります。
 局の写真にもちらっと愛車が写っています。
 局舎は広くなく、年季が入っている印象でした。
 そう遠くない時期に建て替えなどもされそうです。

4 09:27 八戸田面木郵便局 はちのへたものき 青森県八戸市

 国道104号をそのまま西に進んでいきます。
 車通りは多いのですが、郊外らしくなってきました。
 八戸赤十字病院が右手に広がります。
 大規模な病院があるのも郊外を実感させますね。
 田面木交差点を左折して坂を上っていきます。
 すぐに局は左手に出てきました。
 駐車場は道から直角に停める形で、これは不便だと思います。
 車が多い道沿いの局では、改善が望まれますね。
 地元の人は、それほど不便を感じていないかもしれませんがね。

5 09:37 八戸ニュータウン郵便局 はちのへにゅーたうん 青森県八戸市

 この道はニュータウン南通りなる道です。
 ということは、ニュータウンにつながるわけで。
 ニュータウン中央通りなる道を左折すると、高速道路をオーバーパス。
 八戸自動車道の終点、八戸インターが見えます。
 ユニバースやダイソーなんかも近くにあるみたいです。
 そんな道沿いに局はありました。
 その名も八戸ニュータウン局。
 郵便局もあるほどなかなかまとまったニュータウンになっています。
 それにしてもその名もずばりなニュータウンです。

6 09:46 館郵便局 たて 青森県八戸市

 適当にナビに従って道を進んでいきます。
 国道104号まで順調に戻ります。
 この道は、途中で国道4号と合流しつつ、西に向かう道。
 田子町を経由して十和田湖方面に続きます。
 そんなわけで、午後にもお世話になります。
 国道を進むと、櫛引八幡宮の先に局。
 なかなか由緒ありそうな神社でしたね。
 このあたりは歴史が深そうな気がします。
 館、という地名も、きっとそうした歴史につながるのでしょう。

7 10:00 高岩簡易郵便局 たかいわ 青森県八戸市

 馬淵川を渡り、国道は南下していきます。
 地図で見ると出羽三山神社とあります。
 有名な神社なんでしょうか、名前は聞いたことがあります。
 その分社とかでしょうかね。
 北に向かうと八戸駅方面で、車も半分くらいがそちらへ。
 一方の国道はトラックも多く、しばらく進んで高岩の集落へ。
 線路の北側を走る集落の道を進むと局。
 ちょうど青い森鉄道の北高岩駅前に位置しています。
 元々はJR東北本線。駅前にもその風格が漂っています。

8 10:04 福地郵便局 ふくち 青森県三戸郡南部町

 そのまま西に向かうと、線路を過ぎて国道に。
 また国道104号を西に進んでいきます。
 車通りは多く、道沿いにもお店や民家が建ち並びます。
 昔から往来の多い街道筋なのでしょう。
 コメリやツルハ、ユニバースの並びに局。
 必要な物はだいたい揃うラインナップです。
 この局は気付けば八戸市ではなく南部町。
 いよいよ三戸郡の局を訪問していきます。
 局舎はオレンジ色が目立つ独特の配色となっています。

9 10:10 あかね簡易郵便局 あかね 青森県三戸郡南部町

 国道を西に進み、苫米地交差点に出ます。
 苫米地というのも独特な響きの地名です。
 ただ、青い森鉄道に駅があるので耳にはしますね。
 かつてJR東北本線だった時代にも乗っています。
 青春18きっぷで北を目指していた時代が懐かしいです。
 いや、北海道東日本パスだったかな。
 馬淵川を渡って坂を上っていく途中に局はありました。
 局の向かいに駐車場が設置してありました。
 ひらがなの局名というのも珍しくてよいと思いました。

10 10:21 名川郵便局 ながわ 青森県三戸郡南部町

 県道134号を西に進んでいきます。
 馬淵川に沿っている道ですが、川までは少し距離があります。
 さらに県道42号に入って馬淵川を渡ると剣吉の集落。
 剣吉駅近辺には集落が発達しています。
 このあたりは旧名川町という自治体だった場所。
 もはやそんな歴史はまったく知りませんでした。
 そんな集落の中に局はありました。
 大きめの局舎は集配局らしい頑丈な建物。
 空も少しずつ晴れてきて、明るくなってきました。

11 10:35 浅田郵便局 あさだ 青森県三戸郡五戸町

 ここからは少し線路沿いから離れます。
 国道4号に合流して、北に向かいます。
 この道はさすがは幹線国道、といった雰囲気。
 車も多く、登坂車線もちゃんとあります。
 峠を越えて五戸町に入ると、今度は下り坂に。
 途中で左手に向かい、集落の中に局。
 小さな局ですが、ピンク色のかわいらしい局舎でした。
 川沿いに民家が並ぶ集落は、それでも人通りがあります。
 お盆過ぎのこの季節。なんだか心にしみる景色です。

12 10:49 五戸郵便局 ごのへ 青森県三戸郡五戸町

 また国道4号に戻って北に進んでいきます。
 走りやすい道ですが、大型トラックも多いです。
 その点、思うように進まない感じもします。
 途中で五戸市街地へと向かう道に入り、北東へ。
 この集落はなかなかまとまった集落です。
 しばらく行くと中心地に局はありました。
 大きめの局舎は町の中心局としても大きめのものだと思います。
 地図で見ても飲食店や商店の多さが際立ちます。
 昔からこのあたりは重要な土地だったのでしょうね。

13 11:01 倉石郵便局 くらいし 青森県三戸郡五戸町

 この先、北に進んでいくと切谷内簡易局。
 そちらはちょうど1年前の今日、訪問しています。
 そう考えると、毎年東北に来ているんだな、と。
 今年は後半も西日本訪問の予定でしたが、やっぱり北へ。
 それだけ、のんびりした時間を求めているんですね。
 国道454号に入り、西に進んでいきます。
 地味な存在の国道ですが、しばらく行くと国道沿いに局。
 こちらは集配局で、思いのほか大きな局舎でした。
 とはいえお客さんが多いわけではなく、のんびりしていました。

14 11:09 又重簡易郵便局 またしげ 青森県三戸郡五戸町

 国道454号をそのまま西に進んでいきます。
 地図で見てもよくわからない所につながっていそうだな。
 新郷村を経て十和田湖に続く道。
 十和田湖へつながる道でもかなり地味な存在でしょう。
 しばらく走っていくと、左手の商店に局。
 コミュニティストアとありますが、郵便局の看板が目立ちます。
 これなら迷子になることもなさそうですね。
 貯金を済ませて局を後にします。
 これで五戸町の局は完訪になったはずです。

15 11:22 滝沢簡易郵便局 たきさわ 青森県十和田市

 そしてそのまま新郷村へ…とならないのが旅。
 郵便局があんなところに!となれば、そちらへ向かいます。
 山越えの道は少し不安ですが、思いのほか走りやすい道。
 冬でもなければ、問題なく走れそうな道です。
 山の向こうは十和田市で、県道145号に合流します。
 そのまま県道を進んでいくと集落の中に局はありました。
 集落内で県道が鍵になっていたのが印象的でした。
 写真を改めて見てなんだかな、と思うのが車。
 旅をしているととにかく車が汚くなってしまいます。

16 11:32 新郷郵便局 しんごう 青森県三戸郡新郷村

 県道145号をそのまま進んでいきます。
 車通りは少ないですが、それなりに走りやすい道です。
 東北ではものすごく悪路、というような道は少ない気がします。
 積雪期は通行止めにもなるでしょうがいまは夏。
 国道454号にぶつかり、少し西に進むと局はありました。
 このあたりが新郷村の中心地ということでしょう。
 新郷村役場に小中学校もあります。
 なかなか洋風で洒落た局舎がありました。
 この村には、キリストの墓があるらしいですね。

17 11:42 西越郵便局 さいごし 青森県三戸郡新郷村

 地図で見た限り、そのまま国道を西に進むとキリストの墓。
 いったいどういう経緯でそうなってしまうのか。
 そんなことを思わずにはいられないです。
 キリスト教国でもない日本に墓があるんじゃ…。
 まあ、戦国武将の墓なんかでも数か所あったりしますからね。
 県道45号で山を越え、ヘアピンカーブを下ると西越の集落。
 県道の丁字路に面して局はありました。
 窓の柵がなんともいえない味を出している頑丈そうな局舎です。
 小ぢんまりとした局舎は雪国らしい印象を受けました。

18 12:05 三戸郵便局 さんのへ 青森県三戸郡三戸町

 県道45号を南に進んでいきます。
 カーブが多く、山の中を走る区間です。
 道幅はそこそこありますが、広くもなく、といった印象。
 新郷村と三戸町の行き来は少ないのでしょうか。
 一応、主要地方道という扱いではありますからね。
 国道4号にぶつかると三戸市街地も目の前。
 中心市街地にある局は大き目な局舎の集配局でした。
 しかしこの局、お客さんが多く、窓口スペースはかなり狭い。
 タイミングでしょうが、居心地の悪い局だと思いました。


三戸は「11ぴきのねこ」の町なんだそう。
19 12:26 川守田簡易郵便局 かわもりた 青森県三戸郡三戸町

 いたるところに「11ぴきのねこ」がいます。
 もちろん三戸局の消印もそれにちなんだもの。
 作者の馬場のぼるさんが、この三戸の出身なんだそう。
 なるほど、そういうことだったのか。
 市街地を北に進んでいき、熊原川を渡って県道沿いに局。
 このあたりもまだ市街地が続いています。
 局舎の隣のスペースが駐車場になっています。
 何台か駐車できる広さがあり、これは安心です。
 局の前にはバス停もあり、三戸駅とを結んでいます。

20 12:31 三戸駅前郵便局 さんのへえきまえ 青森県三戸郡南部町

 そういえば三戸の市街地には駅がないんですね。
 鉄道が三戸を経由しなかったというのが正しいのでしょう。
 そんなわけで、馬淵川を渡った南部町に駅はありました。
 三戸駅を名乗ってはいますが、ここは南部町ですからね。
 南部町民にとっては複雑な気もしますが…。
 そんな三戸駅近くの県道沿いに局はありました。
 駅前というほど駅前ではなく、駅前通りの入口、くらいの場所。
 車の多い道沿いにあって駐車場が無いのが難点です。
 かなりコンパクトな局舎で、局内も薄暗く感じました。

21 12:40 門前簡易郵便局 もんぜん 青森県三戸郡南部町

 そのまま県道を北に進んでいきます。
 馬淵川を渡ったところで国道4号に再度合流します。
 ボートピアがあり、こんなところに需要はあるのか…と疑問。
 だいたいびっくりするような場所にありますよね。
 国道4号を進んでいくと局は左手にありました。
 黄色い建物なのでかなり目立っていると思います。
 いや、立地もどちらかというと地味なんですが、色の問題か。
 短時間で貯金は済み、局を後にしました。
 地図には付近に沖田面簡易局がありますが、一時閉鎖中です。

22 12:46 諏訪平郵便局 すわのたいら 青森県三戸郡南部町

 沖田面簡易局は2018年5月から一時閉鎖中。
 復活するときは来るのか…と思ってしまいます。
 門前簡易局からも、次の諏訪平局へも近い場所ですからね。
 そんなことを考えているうちに諏訪平局に到着。
 近くには青い森鉄道諏訪ノ平駅があります。
 局名と駅名で表記が違いますが、駅名が地名と一致します。
 なんとも小ぢんまりとした局舎が印象的でした。
 それと比べると周りの民家の立派なこと、と思ってしまいます。
 地方に行くと特にそういう光景に出会いますね。

23 12:52 三戸相内簡易郵便局 さんのへあいない 青森県三戸郡南部町

 国道4号を八戸方面に進んでいきます。
 行ったり来たり、の経路ですね。
 線路沿いを進み、途中で左手へと進んでいきます。
 集落の中を北上していくと局はありました。
 久しぶりに国道から離れた場所の局です。
 簡易局らしくのどかな局舎が印象的でした。
 たばこの自販機があるあたり、かつては商店だったのでしょうか。
 現在は郵便局専業といった雰囲気でした。
 こういった集落では郵便局は重要なライフラインです。

24 13:00 上名久井郵便局 かみなくい 青森県三戸郡南部町

 諏訪平郵便局のあたりまで戻ります。
 馬淵川を渡る橋がなかなかないんですね。
 大きな川を渡るときはそういうことが多いです。
 諏訪ノ平交差点を左折して川を渡り、そのまま東へ。
 県道134号をしばらく走っていくと局はありました。
 途中、Googlemapsでは「名久井中町簡易郵便局」の案内が。
 親切にも「(一時閉鎖)」と併記されています。
 一時閉鎖中の局をわざわざ案内しているケースは珍しいです。
 営業しているかに見せかけて、よりは助かります。

25 13:09 下名久井簡易郵便局 しもなくい 青森県三戸郡南部町

 県道134号をそのまま北東に進んでいきます。
 このあたりは名川地区で、農協や信用金庫、ホームセンターもあります。
 先ほど訪問した名川局付近とは川を隔てています。
 実質的な中心地はやはり駅があるあたりでしょうが。
 県道33号に入ると局はありました。
 大きな下名久井公民館の一角です。
 駐車場が広々しているので困ることはないでしょう。
 もっとも、このときの利用者は他にいないようでした。
 そうなると、少し寂しいくらいの雰囲気です。

26 13:19 鳥舌内簡易郵便局 ちょうしたない 青森県三戸郡南部町

 県道33号をしばらく南下していきます。
 今度は山あいへと進んでいく道です。
 地図上では東北新幹線が描かれています。
 この区間はトンネルのようですが、左手を見るとスノーシェッド。
 なるほど、トンネル間も雪から守られているんですね。
 ちょっとでも風雪の影響をなくすためでしょう。
 こういうのは北陸新幹線でも見掛けたことがあります。
 途中で右手に折れて進むと局は少し高い場所に。
 この局は1985年まで特定局だったということです。

27 13:37 晴山郵便局 はれやま 岩手県九戸郡軽米町

 県道33号をしばらく進んでいきます。
 地図で見た感じよりもずっと走りやすい道です。
 もっとカーブがきつく、狭い道かと思っていました。
 しばらく進んで右手に折れ、さらに進んでいくと局を発見。
 ここは岩手県軽米町にあたり、青森県境に近い場所です。
 大きな局舎は集配局らしく、この山間にあって目立ちます。
 まだ新しそうなので、集配廃止とかになると持て余しそうですね。
 この先は西に進んでいきます。
 しばらく岩手県と青森県の県境の訪問が続きます。

28 13:50 金田一郵便局 きんたいち 岩手県二戸市

 国道395号に合流し、そのまま西へ進みます。
 交通量の多い道ではないですが、安定した道です。
 さすがは国道に指定されているだけのことはあります。
 まあ、国道だからって安心できない道はいくつも知っていますが。
 しばらく進んで馬淵川を渡ると、国道4号にぶつかります。
 集落の中に入って北上すると局はありました。
 いわて銀河鉄道の線路沿いにあり、金田一温泉駅も近い場所。
 まだ局舎は新しそうで、駐車場も広くとられています。
 駅前の雰囲気があり、ひさしぶりに人の気配を感じました。

29 14:02 目時簡易郵便局 めとき 青森県三戸郡三戸町

 ずっと山間を訪問していると、人に会わないこともしばしば。
 もちろん郵便局で局員さんには会いますが。
 ほかのお客さんも道行く人もいない、ということが多いです。
 さて、国道4号に合流して青森方面に進みます。
 分水嶺はなく、そのまま青森県に入ります。
 県境は工事の影響か反対車線が渋滞していました。
 そのせいで右折のタイミングを間違えてしまいました。
 軌道修正して東に進むと、県道149号沿いに局はありました。
 いわて銀河鉄道と青い森鉄道の目時駅にも近いです。

30 14:17 斗川簡易郵便局 とがわ 青森県三戸郡三戸町

 目時駅といえば県境に近い駅として有名です。
 三セクの境界駅になっている点で知られているんでしょうね。
 駅の近辺はいたって地味で、何もありません。
 そんなことを言ったら怒られるでしょうが。
 さて、国道4号に戻り、しばらく北上します。
 さらに国道104号しらはぎラインなる道に入りました。
 しばらく進んでいくと局は右手にありました。
 簡易局らしく小ぢんまりとした建物です。
 ちょうど丁字路のところにあり、わかりやすいです。

31 14:26 猿辺簡易郵便局 さるべ 青森県三戸郡三戸町

 県道217号という道に入りました。
 地図で見た感じはカーブの続きそうな道。
 厄介な道なんだろうな、と思っていましたが、意外とすんなり。
 県道143号南部田子線に出ると、道も広がりました。
 すぐに猿偏川への道を下りていくと、川沿いに局。
 三角屋根が印象的なかわいらしい局舎でした。
 ちょうど集配のバイクが来ていました。
 貯金だけの用事なのですぐに済ませ、局を後にします。
 このあとは田子町方面へと車を走らせていきます。

32 14:36 田子郵便局 たっこ 青森県三戸郡田子町

 県道143号を進み、田子町に入りました。
 先ほど走ってきた国道104号にぶつかると市街地。
 市街地とはいっても、ささやかなものですが。
 ここが田子町の中心地で、役場のほかに図書館なんかもありました。
 サンモール通りというなぜか横文字の通り沿いに局。
 中心地いうだけあってお客さんも多めでした。
 この町の名物といえばやはりニンニク。
 風景印の形もニンニクの形をしています。
 なんだか元気が出そうな町だな、と思いました。

33 14:50 陸奥上郷郵便局 むつかみごう 青森県三戸郡田子町

 ニンニクパワーで元気になりながら出発です。
 国道104号を十和田湖方面へと進んでいきます。
 十和田湖なんてはるか先、と思っていたら、隣町なんですね。
 はるばる遠くへ来たもんだ、と思います。
 しばらく走り、ナビ通りに左折します。
 ちょっと頼りない農道を経由して局の前に到着。
 狭い道沿いにあって、駐車スペースにも迷うほどでした。
 なにもこんなところに建てなくても、と思ってしまいます。
 いずれ、国道沿いに移転しそうな気がします。

34 15:12 斗米簡易郵便局 とまい 岩手県二戸市

 この先、近辺に局がないので、少し距離が開きます。
 謎の広域農道のような道を進んでいきました。
 いや、山肌に沿ってこんな道があるとは。
 どのルートで進んだのか、県道32号を走ったのか。
 山越えの県道で県境を跨ぎます。
 起伏がなくなり集落の中を進んでいくと局はありました。
 酒屋さんと兼業している簡易局でした。
 車で走っていてもわかりやすい建物で助かります。
 静かな山里で、鳥の声くらいしか聞こえませんでした。

35 15:32 御返地郵便局 ごへんち 岩手県二戸市

 山間の集落をさらに進んでいきます。
 集落を離れるとまた山越えの道になります。
 険しい道のりではないものの、カーブの続く道です。
 しばらく走って御返地の集落に出ました。
 学校やガソリンスタンドの向かいで、まとまった集落です。
 お客さんの数がなぜだか多く、待ち時間も長くなりました。
 タイミングなのでしょうが、これは意外でした。
 時間的に急いでも仕方がないので、ゆっくりと待ちました。
 16時までにあと1局ほど訪問できるでしょうか。

36 15:45 浄法寺郵便局 じょうほうじ 岩手県二戸市

 県道6号に出て、しばらく南西に進んでいきます。
 この道は八戸自動車道に沿っている道です。
 八戸方面との抜け道なのか、交通量は多めです。
 浄法寺インターを過ぎ、市街地へとわき道に入ります。
 そのまま進んでいくと、安比川沿いに中心地が続きます。
 瀬戸内寂聴記念館などがあり、ゆかりがあるようです。
 さらにわき道に入ると局はありました。
 町名とは異なり「じょうほうじ」と濁らないようです。
 近くの空地には人懐こい猫がたくさんいました。

   
   
   
十和田湖に一泊。それから、花巻の花火をのんびり見てから東京に帰りました。
 忙しく移動を続けた東北旅行。金曜日を迎えるとホッとするのがいつものこと。このまま東京へ、でもよいのですが、余韻を楽しみます。
 同行者もあることなので、今回は十和田湖畔に宿を取り、一泊してから東京に戻ることにしました。
 湖畔の宿でのんびりと過ごし、翌日は花巻の花火を見てから東京へと向かいました。来年はこんなにのんびりできないだろうな…。

 

 

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