No.542:夏の東北満喫旅・2日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2019.08.20(火) 33 江刺大平簡易局 矢作局
 旅の2日目は朝から雨。しかもけっこうな雨で、今日は1日、雨模様ということです。天気は変えられないので、気持ちを切り替えます。
 今日は奥州市の未訪問局を訪問してから、遠野市などの山間部を訪問していきます。初訪問の地域なので、楽しみなルート。
 昨日同様、局数は伸びないでしょうが、ドライブも楽しみながら訪問をしていきたいと思います。温泉と朝食を楽しみ、台温泉を出発です。
1 09:02 江刺大平簡易郵便局 えさしおおだいら 岩手県奥州市

 花巻から奥州市までは、おもったよりも遠かったです。
 雨のせいもあるでしょうが、道路も渋滞が多発。
 こういうところでも、うまく進まない具合があります。
 ナビ通りに抜け道しながら奥州市の旧江刺市エリアに入ります。
 しばらく走ると、ナビの場所に到着しました。
 あれ?どう考えても古めかしい公民館しかない。
 慌てて調べ直すと、公式HPでは別の場所を示していました。
 なるほど、移転前の局はここにあったのでしょうか。
 スタートからして不安な1日の予感がしてなりません。

2 09:15 田原簡易郵便局 たはら 岩手県奥州市

 国道456号を北上していきます。
 先ほど通って来た道を戻るルートです。
 国道397号と合流して西に向かうと局はありました。
 局舎もまだ新しそうです。
 局の受託者のおばあちゃんといろいろな話になりました。
 集落には働き手がいないこと、後継ぎも不安なこと。
 そんないろいろは、全国どこでも同じなのでしょう。
 さて、外に出ると大雨は小降りになっていて、傘もいらず。
 この先ずっとこの調子ならよいのですが。

3 09:24 羽田郵便局 はだ 岩手県奥州市

 国道397号を西に進んでいきます。
 それほど交通量の多い道ではないのでスムーズです。
 東北新幹線の高架をくぐった先に局はありました。
 ちょうどJR水沢江刺駅のあるあたりです。
 この駅は東北新幹線の単独駅なので、かなり地味な存在。
 比較的まとまった集落なのは、駅があるおかげなのでしょうか。
 大きな局舎は、元々集配局だったのでしょうね。
 北上川の対岸は水沢の市街地なので、間に合うのでしょう。
 しかし最寄り駅が新幹線単独駅ってのは、ありがたみがないなあ。

4 09:31 江刺大畑簡易郵便局 えさしおおはた 岩手県奥州市

 県道14号に入って北に進んでいきます。
 東北新幹線に沿って北上するような形です。
 このあたりの区間は乗車したことがありません。
 新幹線でのんびり?北を目指すのも楽しそうです。
 グランクラスで北海道上陸なんて夢だなー。
 県道を離れ、薬王堂の近くに局はありました。
 古めかしい感じの局舎はいかにも簡易局といった雰囲気。
 貯金をしていただき、見送られながら局を後に。
 このあたりは簡易局が多く、訪問していても楽しいです。

5 09:38 大日簡易郵便局 だいにち 岩手県奥州市

 県道251号を東に進んでいきます。
 東北新幹線をくぐるところで、電車が走っていました。
 ゆっくりだったので、水沢江刺駅に停車した電車でしょう。
 時刻から考えて、盛岡行きのはやぶさ101号でしょうか。
 東京駅から上野、大宮、仙台と来て、仙台から各停になるやつですね。
 そんなことを考えているうちに、伊手川の橋のわきに局。
 田園風景の広がる中にぽつんと局がありました。
 この局の訪問後は、少しずつ山あいへと進んでいきます。
 雨の山道。今日はいつも以上に気持ちを引き締めて走ります。

6 09:52 藤里郵便局 ふじさと 岩手県奥州市

 国道456号、397号を東に進んでいきます。
 先ほど訪問した田原簡易局の前を通過します。
 走りやすい道が続き、交通量もほとんどありません。
 花巻からの往路で走った道を北上し、伊手川を渡って藤里集落へ。
 県道を右折すると小学校の向かいに局はありました。
 カラーが控えめで、落ち着いた印象の局舎です。
 小さな集落の局らしく、お客さんは他にはいませんでした。
 貯金と押印もすぐにしてもらえました。
 局を出ると上り坂が続き、いよいよ山道になっていきます。

7 09:59 伊手郵便局 いで 岩手県奥州市

 藤里郵便局から東に進んでいきます。
 国道397号に合流して、さらに東に進みます。
 この道は、沿岸の大船渡市方面に繋がっています。
 伊手の集落に入り、県道287号を入っていくと局はありました。
 雨の山里にはなかなか立派な局舎です。
 この集落はわりとまとまった集落でした。
 食堂や呉服店なんかも地図では確認できます。
 天気がよければ、もっと景色を見る余裕もあったのでしょうが。
 郵便局の訪問だけになってしまったのは仕方ないです。

8 10:16 木細工簡易郵便局 きざいく 岩手県奥州市

 国道397号を大船渡方面に走ります。
 登坂車線もあり、坂道をぐいぐい上ります。
 標高もうんと上がって、トンネルに入りました。
 トンネルを抜けるとすぐに左折し、県道8号に。
 しばらく行くと、木細工簡易郵便局に到着しました。
 局舎は近代的で小ざっぱりした感じが素敵です。
 しかし、入口になぜかバイクが…。
 ちょっとロックな感じの局員さんの趣味なのでしょう。
 局では、高級そうなボールペンをいただきました。


電飾も施されていて、なかなかの存在感。
9 10:28 米里郵便局 よねさと 岩手県奥州市

 県道8号をしばらく北に進んでいきます。
 雨のせいもあるでしょうか、とにかく涼しいです。
 とはいえ、窓を開けるわけにもいかず、エアコン稼動中。
 窓だって曇るしね。
 人首川という物騒な名前の川沿いの集落に局。
 古めかしい局舎がこれまたなんともいえずにいい感じです。
 貯金を済ませて局を出発します。
 車を走らせていくと、小学校の看板が出てきました。
 ん?んん?人首小学校だって??

10 10:44 田瀬簡易郵便局 たせ 岩手県花巻市

 人首川を渡って、人首小学校のところを右折。
 なんて怖い地名なんだ、と思いながら走りました。
 編集している今日は折しもハロウィンです。
 さて、県道27号をしばらく北に進み、釜石道をくぐります。
 田瀬湖沿いの県道を進んでいくと局はありました。
 なんだか味のある局舎が素敵です。
 民宿みたいな小さな小学校みたいな建物だと思いました。
 特に何があるわけでもない、どちらかといえば何もない場所です。
 それでも、記憶に残る簡易局に出会うことができました。


田瀬ダム。
11 11:13 達曾部郵便局 たっそべ 岩手県遠野市

 そのまま北に向かい、田瀬湖をぐるっと回ります。
 田瀬ダムの管理事務所があったので、ダムカードをいただきます。
 なかなか迫力のあるダムで、情報館ものぞきました。
 雨の日のダムはなんだか不安になってしまいます。
 さて、ダムの天端を走り、しばらく北上して達曾部集落へ。
 移動距離が長かったので、時間がかかりました。
 集落の中ほどにあり、局舎はしっかりとした造りだと思いました。
 達曾部とはまた不思議な響きの地名です。
 そういえば岩手県知事は達増さんでしたっけね。

12 11:28 上宮守簡易郵便局 かみみやもり 岩手県遠野市

 国道396号に入り、しばらく東に進んでいきます。
 この道はこのままいくと遠野方面につながります。
 集落に入り、国道を離れたところに局はありました。
 ナビでは国道沿いになっていましたが、局は集落内の道沿いでした。
 小さな簡易局で、すぐに貯金をしてもらえました。
 局を出るときには雨がまた強く降り出していました。
 せっかく小降りになったのに、と思いながら車に戻ります。
 今日はずっと雨が降り続くんだろうな。
 雨ニモマケズ、とはよく言ったものだと思いました。

13 11:38 宮守郵便局 みやもり 岩手県遠野市

 宮守川沿いの道を南下していきます。
 走りやすい道で、国道の連絡道としてはなかなかです。
 数分で国道283号に抜け、少し西に走ると局。
 集配局らしく大きな局舎です。
 旧宮守村の中心局ということで、お客さんも多め。
 2005年の平成の大合併で遠野市になっています。
 JR宮守駅からは少し距離がありますが、宮守支所などもある集落。
 そんなこんなで貯金と風景印押印を済ませます。
 時間はかからずに局を後にし、次の局へと向かいます。

14 11:54 鱒沢簡易郵便局 ますざわ 岩手県遠野市

 国道をしばらく遠野市街地方面に向かいます。
 遠野の郵便局めぐりは夢だったんですよね。
 遠野物語のイメージが強すぎて、伝説の街みたいな。
 休日に市内をドライブしたことはあるのですが。
 猿ヶ石川沿いに出ると、鱒沢の集落に入ります。
 線路沿いですが、ちょうど都合よく列車が来るはずもなく。
 猿ヶ石川を渡り、集落に入ると局はありました。
 さっぱりとしていてまだきれいな局舎でした。
 貯金もすぐに処理してもらい、次へと向かいました。

15 12:02 小友郵便局 おとも 岩手県遠野市

 国道107号を南に進んでいきます。
 少しずつ山を上っていく道です。
 この道も、最終的には沿岸部の大船渡市に続きます。
 進んでいくと、山あいの小さな集落に局。
 大きくてまだ新しそうな局舎でした。
 郵便番号の末尾が99なので、こちらは集配局でしょう。
 この集落自体は小さくても、配達するエリアは広いんでしょうね。
 山間部では民家が点在していますからね。
 集配局の集約が、配達側にもメリットがあるとよいのですが。

16 12:18 二日町簡易郵便局 ふつかまち 岩手県遠野市

 小友の集落からは山越えの道に入ります。
 国道283号に戻るよりも速いかな、という期待です。
 ショートカットという感じではないんですがね。
 釜石道をくぐり、国道交差点の先をナビが案内します。
 しかし、どう見てもここはお寺さんだ。
 ひとまず車を降りて歩くと、なるほどお寺の中に局。
 貯金をしてくれる局員さんも多分お坊さんです。
 趣のある建物がお寺を実感させてくれます。
 それにしても、お寺の局っていうと、なんだか安心です。

17 12:26 綾織郵便局 あやおり 岩手県遠野市

 JR釜石線の踏切を渡って、線路の北側に出ます。
 列車が走っているところも見たいものですが。
 1時間に1本ない区間。見られたらかなりレアでしょうね。
 田んぼの中を走っていきますが、雨のせいで水たまりが多い。
 適当な道から国道396号に出て、東に進むと局。
 屋根が特徴的でお洒落な局舎でした。
 雪が多い地域ならではでしょうかね。
 南に行くとJR綾織駅ですが、駅までは少し距離があります。
 まあ、列車で来局する人はほとんどいないでしょうが…。

18 12:47 附馬牛郵便局 つきもうし 岩手県遠野市

 ひとまず道のりが短いルートを…というわけで。
 綾織郵便局からそのまま北に進んでいきます。
 山道になりますが、道幅はきちんと確保されています。
 雪の季節でなければ、走るのに苦労はないでしょう。
 今日みたいな雨の強い日は注意した方がよさそうですが。
 東禅寺川を渡ると県道160号に出て、東に進んでいくと集落の中に局。
 山あいの小さな集落の小さな局でした。
 附馬牛とは、これまた印象的で難読な地名です。
 馬がいても牛がいてもびっくりはしないようなところです。

19 13:01 土淵郵便局 つちぶち 岩手県遠野市

 県道160号を南に進んでいきます。
 遠野市街地方面に抜ける道ですが、快適な道でした。
 ところどころカッパの看板があるのも遠野らしいです。
 カッパ淵付近の信号交差点から東に進んでいくと局。
 伝承園の駐車場はカッパ淵に行った時に利用しました。
 そんなわけで、遠野物語の舞台ともいえる場所にある局。
 なんだか特徴的な屋根の郵便局です。
 遠くから見たらカッパの形になっているとか?
 雨なのでそれを確認することなく局を出発しました。

20 13:14 遠野松崎郵便局 とおのまつざき 岩手県遠野市

 国道340号に合流して西に進みます。
 土淵郵便局付近は、国道がバイパスになっていたんですね。
 そんなわけで、走りやすい国道を進んでいくと遠野バイパスの交差点に。
 大きな交差点で、信号待ち時間も少し長めです。
 交差点を過ぎるとすぐに局はありました。
 この道は国道と市街地とを結ぶ交通量の多い道。
 郵便局の立地条件としては当たり、というか狙い通りでしょうね。
 お客さんの数も多めでした。
 遠野市街地はそれほど広くはないですが、数局拾います。

21 13:22 遠野郵便局 とおの 岩手県遠野市

 遠野市街地を南に進んでいきます。
 JR釜石線の線路の南側に出ると、いよいよ中心地。
 お店も多く、そこそこ市街地を形成しています。
 天気もあるでしょうが、街を歩く人はほとんど見当たりません。
 わき道に入ると局はありました。
 遠野市の中心局で、集配局、ゆうゆう窓口もあります。
 ただ、都市規模が小さいので、局舎も小ぢんまりとしています。
 町村でもこれくらいの局舎は見かけますからね。
 そんなこんなで遠野市の中心局を無事訪問です。

22 13:30 遠野新町郵便局 とおのしんまち 岩手県遠野市

 遠野市街地を西に進んでいきます。
 昔ながらの商店なんかも建ち並んでいます。
 この道は仲町通りというらしく、観光客も来るのでしょうか。
 丁字路にぶつかり、左折して道なりに行くと局。
 道路の配置は昔ながらで、鍵も多くてうねうね。
 こちらの局は蔵の街らしい感じの局舎になっています。
 駅からの距離も程よいくらいでしょうか。
 かといって、ここまで観光客が来るとも思えないんですが。
 訪問し終えて、これで遠野市街地はコンプリートでしょうか。

23 13:45 青笹郵便局 あおざさ 岩手県遠野市

 JR釜石線沿いを東に進んでいきます。
 Googlemapsでは渋滞中の赤色になっている道です。
 お盆だし、そういう予期せぬ渋滞もあるのかな。
 そんなことを思いながら走っていくと、いやいやスイスイ。
 国道283号遠野バイパスを横断して進むと集落の中に局。
 局員さんがワンオペで、なかなか混雑しています。
 お盆なので、局員さんも夏休み中なのでしょう。
 小さな集落で、JR青笹駅からも北に大きく離れています。
 遠野市は思っていたよりも局数が多いですね。

24 13:57 岩手上郷郵便局 いわてかみごう 岩手県遠野市

 青笹局からは南東に進んでいきます。
 広い道を進むので、走りやすかったです。
 国道の東側を並走しているからか、交通量も多めです。
 猫川なるかわいらしい川を渡ると局はありました。
 ささやかな集落ですが、農協の支店なんかもありました。
 農協があると、ああ、まとまった集落だな、と思います。
 大きめの局舎ですが、集配局というわけではありません。
 ただ、ATMのホリデーサービスは土曜に限ってあるみたいです。
 岩手上郷の局名は、近くのJRの駅名とも一致しています。

25 14:19 上有住郵便局 かみありす 岩手県気仙郡住田町

 岩手県であっても「岩手」の付く局名は珍しいです。
 南に進んでいくと、国道340号に合流します
 釜石自動車道の遠野住田インターに出ました。
 そのままくぐって南に進み、長いトンネルを抜けます。
 山がちですが、快適な国道を進むと気仙郡住田町に入ります。
 集落に入っていくと局に到着。
 局名は上有住で、このあたりの集落の名前と一致しています。
 JR釜石線の上有住駅はかなり遠いので、とても歩けません。
 駅は集落への玄関という意味合いもあるのでしょう。

26 14:26 下有住郵便局 しもありす 岩手県気仙郡住田町

 有住小学校の横を通過して国道に戻ります。
 こんなところにも小学校。
 中学校もあるので、まとまった集落なのでしょう。
 しばらく進んでいくと国道沿いに局はありました。
 気仙川沿いに集落は続いていたので、寂しい場所ではないです。
 上有住からこのあたりまでは住宅が点在していました。
 果たしてこのあたりが住田町の中心地かというと、そうではありません。
 町の中心地はここからずっと南、世田米という場所です。
 そちらはのちほど訪問していくことになります。

27 14:44 大股郵便局 おおまた 岩手県気仙郡住田町

 国道107号にぶつかり、西に向かいます。
 この道はトラックも多めで、復興関連のダンプカーでしょうか。
 大型車でも走れる道は交通量が多くなりがちです。
 トンネルがあり、しばらく先で国道397号に。
 この道は水沢方面に続いており、山を越えれば木細工や伊手あたり。
 局間距離も大きく開いてしまうところ。
 長いトンネルを抜け、集落への県道を進むと局はありました。
 近代的な局舎の隣に、旧局舎が遺されていました。
 歴史を感じさせる建物がそのままなのもうれしいことです。

   
旧局舎は現在でも活用されているのでしょうか。
28 15:03 住田郵便局 すみた 岩手県気仙郡住田町

 来た道をしばらく戻っていきます。
 走りやすい国道ですが、やはり多いのがダンプカー。
 沿岸部での復興関連事業によるものでしょう。
 東日本大震災の復興事業は、まだまだその途中。
 そんな道を進んでいくと、住田町の中心地、世田米に到着。
 集落の中を進んでいくと、役場の近くに局はありました。
 集配局らしく大きめの局舎がわかりやすかったです。
 そしてなぜか流れ始めるラジオ体操。
 15時からのラジオ体操って、熊本県でもあったような。

29 15:15 気仙横田郵便局 けせんよこた 岩手県陸前高田市

 国道340号を陸前高田方面に南下していきます。
 気仙川沿いの道はそれほど車も多くなく走りやすい道。
 しばらく走っていくと横田の集落に出ます。
 国道を離れて集落内の道を進むと局はありました。
 こちらの局は陸前高田市に位置しています。
 そんなわけで、人生初の陸前高田市の局訪問です。
 岩手県沿岸部の局訪問も初めてのことになります。
 山あいの小さな局で、曇り空と静かな集落がマッチしています。
 この先は陸前高田市街地を少し訪問します。

30 15:25 竹駒郵便局 たけこま 岩手県陸前高田市

 国道340号をそのまま南下していきます。
 一気に景色が開けたと思ったら、海の方まで続く更地。
 そうか、津波はここまできたということなのか。
 改めて東日本大震災の時のことを思い出します。
 仮設のホームセンターに銀行に、と建ち並ぶ一角に局。
 竹駒郵便局もプレハブ局舎での営業となっています。
 すぐ隣には陸前高田局の郵便分室もありました。
 陸前高田局の貯金窓口はもう少し東に位置しています。
 応急的なものとはいえ、不思議な局の配置になっています。

31 15:32 陸前高田郵便局郵便分室 りくぜんたかた 岩手県陸前高田市

 竹駒局で貯金と風景印の押印を済ませます。
 それから、すぐ隣にある陸前高田局の郵便分室に。
 こちらはゆうゆう窓口のみの設置です。
 風景印が設置されていますが、それも分室のもの。
 奇跡の一本松に郵便分室を示す表示。
 復興が進むまでの一時的なものなんでしょうね。
 局舎の前にあるポストは、奇跡の一本松のデザインでした。
 この街が少しずつ復興していき、また賑やかになりますように。
 そして、郵便局をじっくり訪問する日を思いながら。


前泊は大曲で。鶏のうまい店で大満足。
32 15:45 下矢作簡易郵便局 しもやはぎ 岩手県陸前高田市

 国道340号から343号に入って西に進みます。
 この道は、山を越えて一関市方面に続きます。
 2017年8月に宿泊し、訪問した大原郵便局に続く道です。
 さて、しばらく行くと下矢作の集落に入ります。
 上矢作だとうちの地元の方の地名になってしまいますからね。
 集落の中を進んでいくと局はありました。
 ここで押印時のおもしろいハプニングが発生しました。
 なんだかんだで笑えるハプニングでした。
 お詫びにと箱ティッシュをいただきました。

33 15:59 矢作郵便局 やはぎ 岩手県陸前高田市

 下矢作簡易局の近くには陸前矢作駅があります。
 この区間は津波で被災し、BRTで復旧しています。
 鉄路での再開も待たれますが、まずは交通が確保されること。
 BRTで市街地と結ばれていることは大きな意味がありますね。
 しばらく国道を西に進みますが、局の付近でアクシデント。
 県道からのアプローチ道路が通行止めに。
 局へと電話をかけて、迂回路を案内してもらいました。
 そんなこんなで16時ギリギリの訪問になりました。
 山の向こうの大原郵便局と、これで無事につながりました。

 
旧矢作村は1955年まで存在。そして盛岡に移動し、夜の街で一杯!
 この後は、盛岡市まで移動して、市街地のホテルに宿泊しました。値段のわりにはかなり良い宿で、ゆっくりと休むことができました。
 盛岡市街地への宿泊は初めてではないのですが、こうして旅の途中で立ち寄ると都会だな、と感じてしまいます。
 8月というのにこの涼しさ。ちょっとびっくりしながら宿への道を歩いて帰りました。明日はいよいよ沿岸部に抜けます。

 

 

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