No.537:丹波の里山ドライブ・1日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2019.08.13(火) 晴れ 38 美山中局 西古佐局
 夏の国内旅行は、久しぶりの西日本にしました。ここのところは東北ばかりでしたが、東北の郵便局訪問率も上がり、一段落がつきました。
 今年は実家を経由し、大阪よりも西へ向かおう、という漠然としたテーマで宿を一気に予約します。
 どこまで行けるかはわかりませんが、未訪問局ばかりの未開の地。どこから訪問してもたっぷり郵便局を巡れそうです。

 
実家を経由し、京都府南丹市まで下道を走りました。
1 09:03 美山中郵便局 みやまなか 京都府南丹市

 帰国翌日に東京を出発し、日祝明けの火曜日。
 旅のスタートは京都府南丹市日吉町。
 縁もゆかりもない土地で、来るのも初めてです。
 ただ、スタート局はもう少し山あいの美山中局に設定。
 宿泊した日吉地区の局は今回は訪問しません。
 山の向こうは福井県、奥名田郵便局。
 そんな府県境も近い山あいの地域に美山中局はありました。
 局の向かいには由良川が流れ、キャンプをしている人たちも。
 昨年の水害の被害についても教えてくださいました。

2 09:16 平屋郵便局 ひらや 京都府南丹市

 そのまま県道38号を走っていくと、大勢の観光客が。
 そこはかやぶきの里、という場所だったようです。
 なるほどかやぶき屋根の家が建ち並んでいます。
 日本の原風景のような場所に感動。
 京都は市内も寺社も素敵ですが、こういう場所もあるんですね。
 国道162号と合流するところに局はありました。
 国道沿いとはいっても交通量も少ないので訪問しやすかったです。
 ゴム印は「ひらや」の文字入りの青いインクでした。
 「平屋郵便局」の文字がない珍しいゴム印です。

3 09:31 鶴ケ岡郵便局 つるがおか 京都府南丹市

 国道162号をそのまま小浜方面に進んでいきます。
 走りやすい道が続き、スピードにも乗れる区間です。
 スイスイ走っていくと国道から少し入ったところに局。
 小さな集落で、局舎は2階建てで大きめでした。
 この局よりも北に向かうと福井県に入り、奥名田局に続きます。
 「次は奥名田ですか?」と尋ねられたのもそのせいでしょう。
 ただ、奥名田は5年前の夏に訪問しています。
 そんなわけで、今日はここから美山方面に戻ることになります。
 旅の空気感がすごくよく感じられる場所でした。

4 09:41 美山郵便局 みやま 京都府南丹市

 走ってきた国道162号を南に進んでいきます。
 しばらく行くと、美山町の市街地へと右折します。
 2006年までは北桑田郡美山町だったところです。
 北桑田郡って、聞いたことのない郡です。
 そんなことを考えていると、北桑田高校美山分校なるものが。
 きちんと歴史は受け継がれている、ということでしょう。
 中心地の先、県道沿いの農協向かいに局はありました。
 旧美山町の中心地の雰囲気が色濃く出ています。
 こういう自治体が、少し前までは全国にあったんですよね。

5 09:52 美山虹の湖郵便局 みやまにじのこ 京都府南丹市

 県道12号由良街道に入ります。
 大型車もそこそこ走っていて、交通量は安定しています。
 ゆえに走りやすく整備された区間が続きます。
 由良川沿いを西に進んでいくと、集落の入口に局。
 美山虹の湖、という、なかなか洒落た局名が付けられています。
 「この先の大野ダムが虹の湖と呼ばれてるんですよ」と局長さん。
 1996年の移転までは大野郵便局を名乗っていたそうです。
 ダムに因んだ郵便局名だとは知りませんでした。
 全国的にも珍しい経歴の持ち主ではないでしょうか。

6 10:12 和知篠原郵便局 わちしのはら 京都府船井郡京丹波町

 県道12号をそのまま西に向かっていきます。
 しばらく走ると左手に大野ダムの管理所があります。
 時間的な余裕があるので立ち寄ってみました。
 ここではダムカードの配布がありました。
 なんとなく最近ダムカードも集め始めています。
 今回の旅は同行者もいるのですが、同じくダムカードを集めます。
 県道51号と合流し、少し高い場所の集落に局。
 なかなか目立たない場所で、静かな集落の局でした。
 少し北に下粟野簡易局がありますが、貯金は扱っていません。

7 10:23 和知郵便局 わち 京都府船井郡京丹波町

 公式HPのアイコン、紛らわしいものがありますね。
 下粟野簡易局は貯金も保険もアイコンが表示されます。
 入金などはできないものの、為替などは扱っています。
 保険に至っては、保険料の払い込みができるからアイコンあり?
 モヤモヤした思いのまま国道27号を横断して和知市街へ。
 JR和知駅前の十字路を過ぎると局はありました。
 いい感じにレトロな雰囲気を出す建物がありました。
 それに、夏祭りの準備なのか、提灯が吊るされています。
 このあたりは、旧船井郡和知町の中心地にあたる場所です。


和知郵便局向かいの建物。
8 10:35 広野郵便局 ひろの 京都府船井郡京丹波町

 和知駅はJR山陰本線の駅なんですね。
 このあたりは乗ったことがないはずで、未開の地。
 18きっぷで旅しながら乗ったことがあるかもしれないけれど…。
 そのまま由良川沿いを進み、JR安栖里駅付近から国道27号に入ります。
 何度か線路と交差しながら進みます。
 左手に折れて坂を上っていくと県道59号。
 その県道沿いに局はありました。
 小さい局で、貯金もすぐに済んだので短時間の滞在に。
 局が高台にあるので眺めがよかったのを覚えています。


踏切でちょうど電車がやって来ました。
9 10:48 山家郵便局 やまが 京都府綾部市

 県道450号を経由して由良川の左岸を進みます。
 途中、右下にJR立木駅が見えました。
 特急電車が行き違いの停車をしているのが見えました。
 山陰本線は単線区間が多いですからね。
 大きめの局舎元々集配局だったということでしょうか。
 旗を掲揚するポールもありますからね。
 国道沿いということもあり、社用車のお客さんもいました。
 通り掛かって利用する人も多いのかもしれませんね。
 この先は綾部市街地を少しかじってから山あいに戻ります。

10 10:59 綾部本町郵便局 あやべほんまち 京都府綾部市

 国道27号を綾部市街地に向かいます。
 由良川を渡る橋は、一方通行かつ高さ制限有り。
 これは大型車の通行対策でしょうか。
 街中に入り、JRの踏切を渡りました。
 産婦人科の交差点を右折すると局はありました。
 昔ながらの街並みが続いていて、鄙びた雰囲気が素敵です。
 そんな中にあって、近代的な局舎はよく似合います。
 さて、綾部市街地はすぐそこです。
 ただ、明日の訪問順もあるので、今日はここまで。

11 11:15 丹波大原郵便局 たんばおおはら 京都府福知山市

 綾部市街地を進んでいくと、府営団地なるものも。
 そうか、ここは京都府なのだから、府営になるわけか。
 都営、県営に慣れている自分には、不思議な響きでした。
 さらに進むと市街地を抜けて、国道173号に入りました。
 峠を越えると綾部市から福知山市に入りました。
 山あいの小さな集落へと入ると、局を発見。
 大原神社を囲んで栄えた集落のようです。
 もうすぐお祭りがあるのか、神社では準備が進んでいました。
 こういう神社のお祭り、なんだか楽しそうだな。

12 11:26 三ノ宮郵便局 さんのみや 京都府船井郡京丹波町

 大きな神社の賑やかなお祭りもいいもの。
 でも、小さな神社のささやかなお祭りも味がある。
 のんびりと夜の街を歩く楽しさ、いいですよね。
 国道173号に戻って、しばらく南下します。
 山里の景色が心地よく車窓を流れます。
 線路沿いとは違い、鉄道のない山里の景色って長閑ですよね。
 しばらく進み、三ノ宮交差点を右折すると局。
 緑色の局舎が印象的で、山あいの集落にとてもよく似合っています。
 ゴム印も緑色のインクで押してもらいました。

13 11:36 桧山郵便局 ひのきやま 京都府船井郡京丹波町

 国道をしばらく走っていきます。
 京都縦貫道の高架が沿っています。
 しばらく行くと京丹波みずほインターチェンジが出てきました。
 このあたりが旧瑞穂町の中心地にあたるようです。
 ナビはなぜか郵便局の裏手を案内してきました。
 ときどきやられるGooglemapです。
 こちらの局、このあたりでは珍しく風景印の設置がありません。
 「ここだけないんですよ」と局員さんも話していました。
 町の中心のはずなのに、見どころに乏しいのでしょうか。

14 11:48 梅田郵便局 うめだ 京都府船井郡京丹波町

 国道9号山陰道に入って西に進んでいきます。
 ここまで来てやっと国道9号にぶつかったか。
 概ねJR東海道本線と並行する国道1号とは違いますね。
 しばらく鳥取方面に進んでいくと、局はありました。
 幹線国道沿いの局ですが、駐車場もあって無事訪問。
 まとまった市街地はないものの、小さな集落が点在する国道沿い。
 さすがは歴史ある街道筋ですね。
 元々集配局だったのか、大き目の局舎に集配スペースもありました。
 頑丈そうな局舎が歴史を物語っているようでした。

15 12:02 本郷郵便局 ほんごう 兵庫県丹波篠山市

 基本的に北西に進んでいくルートをいったん外れます。
 下大久保交差点から国道9号を離れて南下。
 集落から田畑の中の道になり、三郡峠なる峠を越えます。
 峠越えというほど険しい道ではなく、走りやすい道。
 京都府と兵庫県の境を走り、県道97号にぶつかると兵庫県の標識。
 ここは今年5月より、篠山市から丹波篠山市に改称しました。
 西紀北小学校近くに局はありました。
 地図で見ても、この局だけ北にぶっ飛んでいます。
 丹波篠山市街地からはかなり離れた場所にある局でした。

16 12:13 三和郵便局 みわ 京都府福知山市

 県道97号をしばらく北に戻っていきます。
 京都府福知山市に入り、景色も開けてきました。
 三和の集落では、国道9号の旧道らしき街道へ。
 すぐに郵便局を見つけました。
 このあたりは旧三和町のエリアということです。
 実際にそういう自治体があったことをしらないので、何とも言えませんが。
 郵便局のあるあたりは民家が建ち並んでいます。
 ただ、旧役場などの行政機関は、ここではなかったようです。
 さらに福知山市街地方面を目指して進んでいきます。

17 12:22 細見郵便局 ほそみ 京都府福知山市

 国道9号山陰道を福知山方面に進みます。
 走りやすい道なのは幹線国道の良いところ。
 一方で、やけにゆっくりペースなのはよくないところ。
 もう少しスイスイと走れそうな気もします。
 トラックが多いせいもあるんでしょうね。
 しばらく行くと、国道沿いに局はありました。
 小さな局舎で、隣の駐車場も狭く、とめづらいものでした。
 この局の近くに福知山市三和支所があります。
 元は役場として使われていた建物でしょうか。

18 12:32 福知山生野郵便局 ふくちやまいくの 京都府福知山市

 さらに国道9号を北上していきます。
 かつてからの福知山市域に入り、市街地の看板も出てきました。
 電車の乗り換えで通ったことがあるくらいの街。
 福知山市にこうして旅するのは初めてのことです。
 萩原交差点を左折して、集落に入ったら局。
 局名に福知山が冠されていますが、市街地というわけではありません。
 局では貯金と風景印押印をしてもらいます。
 すぐに局を後にして、次の局を目指します。
 福知山市街地の局は、後日訪問することにします。

19 12:40 福知山中六人部郵便局 ふくちやまなかむとべ 京都府福知山市

 ルートを考えるのはなかなか大変でした。
 ただ、お盆絡みのこの季節、どう頑張っても無理。
 それは、簡易郵便局の開いていない日があること。
 福知山市街地にもいくつか存在します。
 そんなわけで、取り残しができることは確定です。
 舞鶴若狭道の高架をくぐるあたりに、六人部PAがあります。
 さらにその先の集落内に局はありました。
 広くはない道沿いで、駐車場も狭いスペースでした。
 漢字で書いても長い局名。福知山中六人部局でした。

20 12:49 中竹田郵便局 なかたけだ 兵庫県丹波市

 国道175号に抜けて、神戸方面に南下します。
 この道はJR福知山線に沿ってしばらく進みます。
 JR丹波竹田駅付近の県道に入ると局はありました。
 昔ながらの集落が続いていて、しっとりとした風景です。
 県道沿いの局舎前に駐車スペースがありました。
 ただ、そこはかなり限られたスペース。
 局の隣のスペースも駐車場となっていました。
 さて、この局からはいよいよ兵庫県です。
 今日は残りの時間を兵庫県の訪問に費やすことになります。

21 12:56 前山郵便局 さきやま 兵庫県丹波市

 JR福知山線沿いをしばらく南下していきます。
 自然と国道176号に合流するようになっていました。
 すぐに八日市交差点を右折して、県道282号を山の方へ。
 川沿いを気持ちよくドライブしていくと局に出ました。
 三角屋根が印象的な新しそうな局舎。
 局員さんと旅行貯金のことが話題になりました。
 局を後にしようとしたところ、ももうめドリンクをいただきました。
 のちほど、宿で冷やしていただきました。
 味がしっかりとしていておいしかったです。


いただいたドリンク。
22 13:05 市島郵便局 いちじま 兵庫県丹波市

 国道175号に戻ってきました。
 水分れ街道、なんていう名前が付いています。
 JR福知山線の線路をオーバーパスすると、市島の集落。
 旧市島町の中心地でもあります。
 国道の旧道に当たる道に入り、南下していくと局に到着します。
 JR市島駅からも近く、街の中心であることが分かります。
 川の対岸には市島支所があるようです。
 そんなわけで、お客さんも数人いました。
 とはいえ待ち時間は短く済ませることができました。

23 13:14 鴨庄郵便局 かものしょう 兵庫県丹波市

 竹田川を渡って、市島支所前の交差点に出ます。
 県道59号に入り、しばらく東に進んでいきます。
 川沿いに開けた集落から、田園風景の広がる里山の景色に変わります。
 山に向かって走っていくと、高速道路の高架が見えます。
 舞鶴若狭道の高架で、福知山方面と神戸三田方面を結びます。
 概ねJR福知山線に沿っている形でしょうか。
 県道を離れて集落に入ると局はありました。
 このあたりは小学校などがあるくらいの小さな集落。
 鴨庄とは、歴史的には鴨狩の場所でもあったのでしょうか。

24 13:23 美和郵便局 みわ 兵庫県丹波市

 東に西にと行ったり来たりになってしまいがちです。
 このあたりはうまくルートを組めなかったエリア。
 そんなわけで、今度はまた西に進んでいきます。
 竹田川を渡って進んでいくと、集落の中に局はありました。
 美和郵便局を名乗っていますが、近くには三輪小学校。
 地名の表記の食い違いはよくあることです。
 そういえば今日は午前中にも三和郵便局を訪問したのでした。
 いろんな美和があるんだな、と思いました。
 ふと頭に美輪明宏さんがよぎり、慌てて運転に集中しました。


JR福知山線の踏切ではまた電車に出会いました。
25 13:36 春日部郵便局 かすかべ 兵庫県丹波市

 国道175号水分れ街道へと戻ります。
 途中で踏切を渡ったのですが、ちょうど電車が来ました。
 ずいぶん待たされた割には2両編成の電車。
 こんな山間部でも新しい車両を走らせる点、JR西日本ですね。
 クロスシート車でローカル線の旅。
 ひさしぶりに18きっぷの旅に出てみたいと思いました。
 さて、東に向かい、集落の中に古めかしい局舎。
 旧春日町域に当たるかと思いますが、ここの局名は春日部。
 クレヨンしんちゃんでも住んでいそうなところです。

26 13:49 国領郵便局 こくりょう 兵庫県丹波市

 県道138号に出て、しばらく南下していきます。
 途中に、れんげの里、という看板がありました。
 休耕田にレンゲが咲くのでしょうか。
 いまは夏なので、春の景色も見てみたいものです。
 故郷、岐阜県の県花もレンゲなので、親しみを感じます。
 しばらく進み、県道69号の交差点に面して局。
 大きめの局舎ですが、元々は集配局だった建物なのでしょうか。
 広々とした窓口スペースは、利便性が高いですね。
 スムーズに処理は進み、局を後にすることができました。

27 14:01 大路郵便局 おおじ 兵庫県丹波市

 国領郵便局の南側は舞鶴若狭自動車道です。
 このあたりの高速道路網は未知の世界。
 北に位置する春日ジャンクションからは、北近畿豊岡自動車道が分岐。
 いやいや、北近畿豊岡道なんてありましたっけ?
 そんなことを考えながら県道69号を東に進みます。
 しばらく行くと、右手の集落の中に局はありました。
 この局、2018年12月から火災のために一時閉鎖していました。
 それがたまたま、この8月1日より再開。
 今日無事に訪問することができて大満足です。

28 14:16 黒井郵便局 くろい 兵庫県丹波市

 県道69号をしばらく北西に進んでいきます。
 大路郵便局からは国領郵便局を経由して戻るのみ。
 来た道を戻るのも嫌ですが、仕方のないことです。
 北近畿豊岡道の春日インターをくぐると国道176号。
 西に進んで、春日の市街地に入ると局。
 付近には丹波市役所の春日庁舎、JR黒井駅もあります。
 わりとまとまった市街地だと思いました。
 大きなスーパーの建物も見えているので、この地域の中心なのでしょうか。
 さらに旧春日町域を訪問していきます。

29 14:22 春日新才郵便局 かすがしんさい 兵庫県丹波市

 大きな建物は、どうやらイズミヤみたいです。
 イズミヤ、懐かしいな、と思いながら走っていると…。
 「あれ、イズミヤじゃないみたい」と同行者。
 よく見ると、「サンウエキ」と書いてあります。
 謎めいたスーパー。サンウエキ。
 後日HPを調べても、営業しているのか倒産しているのか不明。
 そんなサンウエキを遠目に眺めながら田畑の中を走ると局。
 小さな集落ですが、黒井の市街地からも遠くはありません。
 そんなわけで、春日から氷上へと車を走らせます。

30 14:34 石生郵便局 いそ 兵庫県丹波市

 国道175号に入り、旧春日町から旧氷上町に入ります。
 バイパスからそれて、北近畿豊岡道をくぐります。
 JR福知山線沿いを南下していくと、石生の市街地。
 少し走るとJR石生駅。
 どう考えても読めるはずのない駅名です。
 そのまま進むと左手に局はありました。
 大きめの局舎ですが、現在は集配局ではないみたいです。
 さて、旧氷上町エリアの局は今日はこの局のみ。
 今日はそのまま南に進んでいきます。

31 14:42 丹波郵便局 たんば 兵庫県丹波市

 水分れ交差点なる信号交差点に出ました。
 そういえば走って来た道は水分れ街道でした。
 ここに繋がる道ということだったのか。
 結局水分れというのは何かわからぬまま南へ。
 途中で右折してJR福知山線の踏切を渡ります。
 またも電車が走っていったのはびっくりです。
 国道176号に出ると、ロードサイド型のお店が多い道でした。
 その道沿いにある丹波郵便局はゆうゆう窓口専門局。
 2012年に柏原郵便局から独立した歴史があります。

32 14:53 柏原郵便局 かいばら 兵庫県丹波市

 国道176号をそのまま柏原市街地に進みます。
 JR福知山線を過ぎ、柏原の市街地に入ると局。
 大きめの局舎は2012年の丹波支店独立まで集配局だった名残。
 そんなわけで、こちらは現在は集配局ではありません。
 それにしても変わった歴史をもつ郵便局ですね。
 日野春郵便局なんかもそんな歴史がありました。
 さて、貯金と風景印押印とはいえ、お客さんは多め。
 さすがは旧柏原町の中心地というだけのことはあります。
 まあ、丹波市という自治体名には賛否両論ありますが…。

33 15:11 山南郵便局 さんなん 兵庫県丹波市

 そんな丹波市の中でも南端に位置する旧山南町に向かいます。
 まずはJR柏原駅付近から国道176号に入りました。
 国道に面している駅は、なかなか賑やかそうでした。
 なんでも、1990年の花の万博で使われた建物を移築したんだとか。
 山小屋風の駅舎、なかなかお洒落だと思いました。
 途中から県道86号経由で、旧山南町の中心地に。
 県道77号沿いにある局舎は大きめで、元集配局といったところでしょうか。
 静かな道沿いで、集落からは離れている印象です。
 ここからは駅方面に向かって走っていきます。

34 15:18 谷川駅前郵便局 たにがわえきまえ 兵庫県丹波市

 県道77号は篠山川に沿って進みます。
 交通量はさほど多くないですが、よく整備された道です。
 途中で左折して橋を渡ると局はありました。
 谷川駅前といっても、駅はもう少し北に位置しています。
 公式HPでは「たにがわ」駅前となっていますが、駅名は「たにかわ」。
 ま、こういう食い違いはいつものことなので。
 それにしても静かな駅前の風景です。
 JR福知山線と加古川線の乗り換え駅のはずなんですが。
 先ほどの柏原駅とは違った、鉄道街独特の雰囲気があります。

35 15:30 下滝郵便局 しもたき 兵庫県丹波市

 県道77号に戻って東に進んでいきます。
 篠山川とJR福知山線に沿って進む道です。
 恐竜街道なんていう愛称も付けられています。
 トンネルを抜けてしばらく行くと、急に道が細い区間があります。
 土地を売るのを拒んでいる地主がいるのでしょう。
 篠山川を渡って踏切を越えると、県道沿いに局。
 局の向かいにはちょうど、JR下滝駅がありました。
 小さな駅ですが、なんだか旅情をそそる雰囲気がありますね。
 ふと電車で旅立ちたくなる瞬間がありました。

36 15:44 大山郵便局 おおやま 兵庫県丹波篠山市

 そのまましばらく県道を走っていきます。
 篠山川はより渓谷美といった趣に。
 途中の公園には吊り橋もあり、観光客もいました。
 JR福知山線の車窓からもきっと見えているのでしょう。
 途中で県道はトンネル経由に切り替わっていました。
 国道176号に入ってしばらく北に向かっていきます。
 この道は柏原へと続いていく国道です。
 集落に入ったところに局はありました。
 こちらも元集配局の雰囲気が残る局舎でした。

37 15:52 西紀郵便局 にしき 兵庫県丹波篠山市

 時刻を確認し、そろそろ最終局。
 国道176号を進み、途中から県道140号に入ります。
 舞鶴若狭道をアンダーパスして、しばらく行くと局。
 こちらは十字路の交差点に面しています。
 貯金窓口はすぐに受け付けてもらえました。
 郵便窓口は混雑していたので、ここで頭をひねります。
 もう1局向かえそうだな…。
 そんなわけで、風景印押印と写真撮影は後回しに。
 ひとまず、もう1局増殖するために局を後にしました。

38 15:58 西古佐郵便局 にしこさ 兵庫県丹波篠山市

 県道97号篠山三和線を南下します。
 しばらく進み、舞鶴若狭道と交差したら国道176号交差点に出ます。
 丹南橋交差点を南下し、篠山川を渡って集落へ左折。
 ちょうど、JR丹波大山駅の標識がありました。
 駅の手前に局はありました。
 駅名に因んでいるわけではなく、地名から取った局名。
 丹波大山駅前局とかよりは味がありますね。
 そんなこんなで今日は16時を迎えました。
 この後は、西紀局に戻り、押印と撮影をしました。

 旅の初日は山あいを訪問しつつ進み、局数こそ大きく伸びたわけではありませんが、それでも38局を訪問することができました。
 この後は、少し寄り道をしつつ、福知山市の宿に向かいました。距離的にはそれほど遠くはありませんでした。
 福知山市はわりと都会的で、市街地はひととおりのものがそろっているようなイメージ。明日以降に訪問していきます。

 

 

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