世界遺産の麓で目覚める朝は、やっぱりなんだか気持ちの良いものです。朝一番の温泉も貸切で、のんびりと汗を流しました。
今日は津軽平野にある未訪問局を拾いながら進み、後半は青森市に舞台を移しての訪問を予定しています。移動が長くなりそうです。
なんとなく雲が厚く雨も心配ですが、天気予報では曇り時々晴れのはず。少しずつ雨雲が西から迫ってきているようですが…。
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西目屋村からは岩木山に向かって進みます。
地図がなくても迷わなさそうな道です。
岩木山といえば、津軽岩木スカイラインが有名です。
ヘアピンカーブの連続、ちょっと走ってみたい道です。
県道3号鰺ケ沢街道に入り、鰺ヶ沢方面に向かいます。
坂道をしばらく上り、嶽温泉の集落に入ると局。
旅館の一角にあるあたり、温泉街の局らしくていいですね。
ゴム印には岩木山のイラストが描かれています。
観光地らしい局から、今日は山を下っていきます。
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2 |
09:14 |
百沢郵便局 |
ひゃくざわ |
青森県弘前市 |
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嶽温泉といえば、福島県にもありますね。
あっちは岳温泉だったか。
岳温泉郵便局もあるので、記憶に残っていました。
たしかサマータイムを採用していた記憶が…。
鰺ケ沢街道を東に下っていくと、トウモロコシ畑が広がります。
「嶽きみ」の幟旗がずらり。ここが嶽きみの産地だったのか。
岩木山神社の先に局はありました。
ゴム印には岩木山とリンゴの花。
ちょうど神社の方が、賽銭を預けに到着しました。
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3 |
09:24 |
国吉郵便局 |
くによし |
青森県弘前市 |
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神社のお賽銭は、ゆうちょの口座に預けているんですね。
巫女さんがあの格好で車を運転して郵便局に来るとは。
なんだか新鮮で、でも当たり前っちゃ当たり前で。
次に来るときは岩木山神社にも立ち寄ってみたいところ。
さて、百沢からは南に進んでいきました。
県道28号の旧道に抜けて、西に進むと集落の中に局。
なんだかとても大きな局舎に圧倒されてしまいます。
しかしお客さんは少ないらしく、森の贈りものの切手がありました。
「そうですよね、都会では売り切れなんですよね」と局員さん。
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4 |
09:34 |
目屋郵便局 |
めや |
青森県中津軽郡西目屋村 |
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昨夕も走った県道28号を西に向かいます。
この先には西目屋村しかないということで、交通量も少なめ。
それでも、世界自然遺産白神山地へ続く道。
道は一応、海沿いの岩崎へと続いているようです。
しかし、雨の影響か土砂災害の影響か、通行止めらしい。
西目屋村に入ると、県道沿いに局はありました。
局舎は県道に背中を向けていて、駐車場は裏の道にあります。
ログハウス風の局舎がこの土地によく似合っています。
ゴム印は白神山地の里の文字入り、緑色インクです。
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青森式オープンカー。公道走行OKなんだ…。
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5 |
09:47 |
一丁木簡易郵便局 |
いっちょうぎ |
青森県弘前市 |
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弘前市に戻り、東目屋から南下していきます。
参詣森なる山の麓を走っていきます。
北東北では山を森と呼ぶ地域がありますね。
それからここは、岩木山信仰の舞台でもあるのでしょう。
集落が近付くと、リンゴの果樹園が広がっています。
そんな中、軽トラ改造のオープンカーが走っています。
おお、おもしろい光景。青森ではあたり前なんでしょうね。
さて、集落の中ほどに局はありました。
こちらもログハウス風のガレージに局がありました。
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県道129号に入って北に進んでいきます。
岩木川の支流に沿っていて、走りやすい道です。
比較的まとまった集落は、旧相馬村の中心地。
2006年に岩木町と共に弘前市と合併しています。
弘前市相馬庁舎から少し入ったところに局はありました。
村の中心局だけあって、大きめの局舎は集配局です。
貯金と風景印押印をお願いすると、すぐにしてもらえました。
局を出るところで「車車車買い取りのティーバイティー」が流れます。
このCMソング、全国どこでも時報に使われているんですね。
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7 |
10:07 |
鳥井野簡易郵便局 |
とりいの |
青森県弘前市 |
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そういう意味ではティーバイティー、かなりの知名度。
そんなことを考えながら県道を弘前市街地方面へ。
年に近付いている実感がある、交通量の増加と山のない景色。
岩木川を渡るためにアップルロードに入ります。
車売るならアップルへ、のアップルですね。
川を渡ってすぐに右折すると局はありました。
ご夫婦で営まれているようで、いろいろと話になりました。
なんだか帰省してきているような気分になります。
こんな田舎が生まれ故郷だったらな、なんて思います。
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こんな田舎が故郷だったら、東京になんて出ないか。
居心地が良くて出たくないか、その逆か。
出たくても出られないなんてのだったら人生最悪。
勝手な妄想で人生を悲観してみたりして。
岩木川を渡って左折、県道28号を進むと局はありました。
弘前市街地もうんと近くなってきたようです。
悪戸というのもなんだか不思議な地名です。
所在地は悪戸鳴瀬。マクドナルドみたいに聞こえます。
お腹がすきました。ダメです。悪の戸を叩いては。
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結局岩木川を渡るにはアップルロードに戻るしかない。
そうなると、鳥井野簡易局に先に立ち寄った意味って…。
そんなことを思いながらアップルロードを北に走っていきます。
2006年までは岩木町の中心地だった場所。
お店なども集まっていて、賑やかな雰囲気のある市街地です。
局は県道3号沿いですが、ナビは裏の細い道を案内してきました。
町の中心だけあって大きな局舎にお客さんも多めでした。
ゴム印には岩木山のイラストが描かれていました。
なるほど岩木山の麓の町。こういうワンポイントがうれしいです。
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10 |
10:39 |
船沢郵便局 |
ふなざわ |
青森県弘前市 |
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県道35号に入って北を目指していきます。
途中、工事をしている交差点があり、片側交互通行でした。
これも東京都内でやれば大渋滞でしょうね。
ここでは、通常の信号待ちと変わらないレベル。
やはり、東京には人が集まり過ぎていると思います。
県道41号と合流したところに局はありました。
黄色い局舎が印象的でしたね。
付近には小中学校もあり、民家が多い集落です。
こういう場所には直営局が残っていくんですね。
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11 |
10:51 |
高杉郵便局 |
たかすぎ |
青森県弘前市 |
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簡易局の置かれた集落もかなりの規模のところがあります。
直営局か簡易局かは、その集落の人口規模で決まるわけではなさそう。
いろいろな要因でもって決めているんでしょうね。
しばらく北に進んで、県道31号に入ると局はありました。
この局は昨夕にも通過しているので場所はわかりました。
まだ新しそうな最近型の局舎は広い駐車場とセット。
利用しやすい局でこの点は評価できると思います。
なんだかんだで局は利用しやすいかどうかが大きなカギ。
特に地方では、駐車場があるかどうかが大きいでしょうね。
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12 |
11:01 |
鬼沢郵便局 |
おにざわ |
青森県弘前市 |
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県道31号をそのまま北上していきました。
昨日の裾野局方面へと繋がっていきます。
しばらく走ると、右手に弘前市立自得小学校の文字。
なんだかすごい名前の小学校だと思いました。
きっと由来にはいろいろな歴史が語られることでしょう。
そんな小学校の北にある局です。
この局の風景印には、やはりリンゴが描かれています。
かごいっぱいのリンゴ。その向こうには岩木山。
「黒い部分が多くてインクの加減が難しい」とのことでした。
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13 |
11:12 |
小友簡易郵便局 |
おとも |
青森県弘前市 |
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ちょっと離れた場所にぽつんと残ってしまっていた局へ。
鬼沢局から北に進んでいくと小友簡易局です。
しかしなぜかナビは東を大回り。
気付かず走ったので、数分はロスしているでしょう。
昨日の最終局、裾野局からも近い場所です。
小友簡易局は信号交差点近くにありました。
かわいらしい局舎で、周囲の民家との並びで溶け込んでいます。
貯金をすると、飴をいくつか頂きました。
車に戻ってから食べました。なんだか元気になりました。
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14 |
11:22 |
板柳郵便局 |
いたやなぎ |
青森県北津軽郡板柳町 |
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小友簡易局からは東に進んでいきます。
田んぼの中を進み、県道に合流します。
途中の交差点では軽トラが一時停止無視。
危うくもらい事故になることろでした。
青森ではOKでも、これが東京だと違反になるし事故にもなる。
こういう運転はお年寄りだとしてもやめてほしいと思います。
岩木川を渡った板柳町の中心地に局はありました。
なかなか賑やかな中心地で、活気がありました。
板柳町の貯金扱い局はこれで完訪になりました。
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15 |
11:34 |
弘前三世寺郵便局 |
ひろさきさんぜいじ |
青森県弘前市 |
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岩木川を渡った交差点から南下していきます。
この橋がかなり眺めのよい橋でしたね。
橋の突き当たりに岩木山がどーんと見えている。
これはこの地域を象徴する光景でもあるのでしょう。
県道37号を南下していき、岩木川沿いの集落に入ると局。
県道からわき道に入っているので静かな場所です。
この局の訪問で、弘前市の局は完訪になったはずです。
今後移転改称などがあれば対応していくことになります。
かといってすぐに来られる場所でもないんですけどね。
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16 |
11:55 |
追子野木簡易郵便局 |
おこのき |
青森県黒石市 |
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ここからは一気に東に向かって進みます。
かつて訪問済みの川部駅付近に出ました。
このあたりは田舎館村だったとは気付きませんでしたね。
田んぼアートのあたりから黒石市に入ります。
ロードサイドのお店も多いバイパスから北に入ると局はありました。
こちらの局は、2010年に周辺を訪問した際にはお盆休みだった局です。
そんなこともあって、今日がリベンジ訪問です。
8年ぶりにようやく再訪できたということになります。
青森県自体が8年ぶりの訪問です。間がかなり開いてしまいました。
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17 |
12:13 |
温湯郵便局 |
ぬるゆ |
青森県黒石市 |
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国道102号を十和田湖方面に向かっていきます。
東北自動車道の黒石インターを過ぎ、高度を上げていきます。
山あいのバイパスらしく、カーブしながら進む道です。
しばらく走り、右手に温湯温泉の看板が出てきました。
温泉街の細い道を走ると、共同浴場の近くに局はありました。
かなり目立たない場所にあるので、ナビがないと不安になりそうです。
貯金をしてもらうとゴム印には怪しいシルエット。
「これはこけしなんですよ」と局員さん。
なるほど、そうやって見ると、こけしのシルエットです。
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黒石IC→青森IC 25.9キロ・普通車850円
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東北自動車道の終点。全線走ったらしんどいだろうな。
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18 |
12:46 |
松丘簡易郵便局 |
まつおか |
青森県青森市 |
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黒石インターから青森インターまで東北道を走ります。
ガラガラの高速道路。東京でもこうだったらな。
青森インターには「おつかれさまでした」の標識。
起点の川口は、我が家のすぐ近く。
青森は本当に、本州の先端なんだな、と実感します。
インターを下りて北に進むとよくわからない場所に局。
近くに来てみると、なるほど療養所の中にある局なんですね。
迷子になり、人に尋ねながら到着した局でした。
ゴム印には病院の十字マークが入っていました。
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19 |
12:51 |
津軽新城郵便局 |
つがるしんじょう |
青森県青森市 |
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青森市街地の局はほとんど訪問していません。
ちょっとずつかじったくらいです。
それもこれも、もう8年ぶりの青森県訪問。
なかなか来られない場所だからこそ、気合いが入ります。
松丘簡易局から北に向かうと、始業式なのか中学生がいっぱい。
北国ではもう始業式ぐらいですよね。
県道247号に出て西に進んでいくとすぐに局はありました。
位置的にはJR津軽新城駅と新青森駅の間あたり。
新青森駅近辺は、いまやもう市街地の一端ですからね。
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20 |
13:05 |
青森西郵便局 |
あおもりにし |
青森県青森市 |
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前回の青森訪問、2010年夏は、まだ新幹線は開業前。
新青森駅は在来線のみで、無人駅でした。
いまやそのころを思い出すことすら難しいほど。
新青森までは新幹線圏内にすっかり入りましたね。
北海道新幹線は賛否両論ですが、新青森はすっかり馴染みました。
そんな新青森駅をくぐり、国道7号バイパス沿いに局はありました。
幹線国道沿いの大きな局。長野東郵便局を思い出します。
都市規模的にも同じくらいですかね。
思いのほかお客さんの数は多めでした(甘く見ていた)。
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21 |
13:12 |
青森三内郵便局 |
あおもりさんない |
青森県青森市 |
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国道7号バイパスを東に向かいます。
実は、西局を出て東に進むのはなかなか難しいです。
たまたま車が切れてくれたのでそうできたものの、です。
すぐに南下し、JR奥羽本線の踏切を渡りました。
県道247号を少し東に進んでから南下してきました。
住宅街の中に局はありました。
三内といえば、三内丸山遺跡にも近い場所ですよね。
歴史の舞台。縄文文化はこんな北国にもあったのかとびっくり。
寒い場所に、暖房なしでどうやって住んでいたんだろう。
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22 |
13:19 |
青森西滝郵便局 |
あおもりにしたき |
青森県青森市 |
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現代人からすると、古代の人たち、どうやって生きていたんだろう。
いや、エアコンなしの時代なんて、昭和もそうか。
自分も高校入るくらいまで、実家にエアコン無かったな。
いや、日本一暑くなるような街ですよ。
いま考えると恐ろしいですが、学校にもエアコンは無かったな。
三内から南東に向かっていきます。
住宅地の中ですが、広い道沿いにある局でした。
青森市内だけあって、お客さんは数人いました。
やはり市街地にはそれなりに需要があるということですね。
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23 |
13:26 |
青森浪館郵便局 |
あおもりなみだて |
青森県青森市 |
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市街地は民家がやはり多いですね。
県庁所在地、青森市。
のんびりとした地方都市ではありますが、やはり人は多いです。
どことなく寂しい街並みは北国特有でしょうか。
浪館通りを南西に進んでいくと局はありました。
交差点にほぼ面していることもあって、駐車がしづらいです。
こういう点は、今後の移転などで解消してほしいですね。
屋根の傾斜が積雪を見越してか、雪国らしいと思います。
局舎の雰囲気が、やはり北国の雰囲気を醸し出しています。
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24 |
13:33 |
青森千富郵便局 |
あおもりせんとみ |
青森県青森市 |
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県道44号浪館通りを北東に進んでいきます。
この道は青森市街地と郊外を結ぶ幹線道路です。
交通量が多く、バスもよく走っていましたね。
青森市営バスってのがあるのは初めて知りました。
需要があるんだという反面、公営じゃないと存続できないんだろうな。
なかなか渋い緑色のバスが素敵だと思います。
浪館通りで川を渡ったところにあるのが千富局です。
わき道沿いで、この先は行き止まりなので、車はほとんど入ってきません。
浪館通りの賑やかさとは対照的な局の立地でした。
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25 |
13:44 |
青森駅前郵便局 |
あおもりえきまえ |
青森県青森市 |
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この後は、青森千刈局に向かう予定でいました。
手元の順序表ではそうなっているのですが、うまくはいかず。
2つの踏切を渡った先、国道に出るつもりが国道をアンダーパス。
気付けばJR青森駅前に出ていました。
そんなわけで、順序を変更して青森駅前局に。
県庁所在地の駅前局ですが、一方通行の位置は路肩に駐車が可能。
車でもなんとか訪問することができる局でした。
風景印が設置されていないこともあって、短時間で訪問完了。
やはり駅前。活気があって賑やかな場所でした。
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26 |
13:50 |
青森古川一郵便局 |
あおもりふるかわいち |
青森県青森市 |
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一方通行の道をうまく走っていきます。
青森駅近辺は、一方通行の道が多いです。
そんな道を東に進んでいくと局はありました。
市街地らしく、ビルの1階に位置している局でした。
さすがに独立局舎とはいかないですね。
風景印は、リンゴの形にねぶたのイラスト。
青森らしくて、これは観光客にも人気になりそうですね。
青森駅前局にも風景印があれば需要はありそうなのに。
そんなことを思いながら局を後にしました。
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27 |
13:56 |
青森千刈郵便局 |
あおもりせんがり |
青森県青森市 |
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青森市の人口は28万人弱。
地方都市とはいえ、人口は決して多くはありません。
それでも新幹線があり、本州最北の県庁所在地として貫録があります。
こういう点は、岐阜市は勝てない所なんですよね。
さて、国道7号に出て西に向かっていきます。
青い森鉄道とJR奥羽本線をオーバーパスすると局はありました。
国道沿いで駐車場がないというのは致命的です。
しかし、みんな路肩に車を停めて利用していましたね。
交通量を考えれば、道幅は確かに広すぎるくらいです。
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28 |
14:03 |
青森沖館郵便局 |
あおみりおきだて |
青森県青森市 |
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雪国の道は基本的に広いですね。
積雪時の雪かき幅を考えての設計でしょう。
それだけ土地にゆとりがあるというのもひとつ。
雪のない夏場は駐停車ができるといったところ。
篠田二丁目交差点から北に進んでいきます。
国道280号松前街道に出ると局はありました。
対岸の北海道の地名を街道名に関しているとは、歴史的繋がりを感じます。
いかにも港が近そうな雰囲気のある場所にある局でした。
風景印はホタテ貝の中に津軽海峡のフェリーが描かれます。
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29 |
14:13 |
青森新町郵便局 |
あおもりしんまち |
青森県青森市 |
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松前街道から海沿いの道へと抜けました。
ここからは青森ベイブリッジへと入ることができます
JR青森駅と青函連絡船八甲田丸が眼下に見えます。
夜景も素敵だというこの橋。
青森市のシンボルでもあるわけですね。
橋を渡ってから市街地に入ると局はありました。
駐車場こそないものの、こちらも路肩で十分に対応できました。
ここから西に向かうと青森駅に出ます。
うまくバイパスを組み合わせながら訪問ができました。
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30 |
14:27 |
青森県庁内郵便局 |
あおもりけんちょうない |
青森県青森市 |
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この先が少々厄介で、面倒な訪問でした。
八甲通りから国道4号に出て、青森県庁の正面へ。
しかしこちらの来庁者駐車場は閉鎖中なんだそう。
だったらはじめから北庁舎の駐車場を案内してよ。
地下駐車場に車を置いて、ここでも工事の影響で信号交差点を渡る羽目に。
県庁本庁舎の中、目立たない場所ですが局はありました。
入口などではなく、各課の並びに窓口はありました。
これは県庁内局としては珍しい立地だと思います。
貯金と風景印押印を済ませて次の局へと向かいます。
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31 |
14:38 |
青森古川三郵便局 |
あおもりふるかわさん |
青森県青森市 |
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そううまくいかないのがこの旅なんですよね。
外に出たとたん土砂降り。傘は車の中だし。
なんてタイミングが悪いんだろうと思いながら冷たい雨に打たれます。
駐車場に戻って出庫すると、ラジオから高校野球中継。
秋田県の金足農業高校は、大阪桐蔭高校と決勝を戦っています。
すでに大量の失点。なんだか、電波に乗って秋田県民の顔が浮かびます。
県庁から南下して、旧線路通りの南にある局に到着しました。
局舎は古めかしく、小ぢんまりとしていました。
都市部にありながらATMがない珍しい存在の郵便局でした。
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32 |
14:49 |
青森金沢郵便局 |
あおもりかなざわ |
青森県青森市 |
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旭町通りなる広い道に出て南下します。
ただし、古川三局からは直接出られないので注意です。
線路をアンダーパスする道は、かつて開かずの踏切だったそう。
線路の南に出て、住宅街の中へと進んでいきます。
小学校があり、道を進んでいくと局に出ました。
やはりあまり目立たない局で、駐車場もありません。
雨も小降りになり、傘が無くても訪問できるくらいにはなりました。
この局には風景印があったので押してもらいました。
風景印は有る局と無い局がランダムで現れます。
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33 |
14:55 |
青森大野郵便局 |
あおもりおおの |
青森県青森市 |
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細い道をくねくね進んでいきます。
市街地ではありますが、わかりづらい道ばかり。
昔からずっと地図が変わらないんだろうな、という印象。
再開発で一気にきれいになってしまうのも味気ないですけどね。
広い道に出て南下し、信号交差点を左折したところに局。
交差点のすぐ近くにあるので、見通しも悪く訪問しづらいです。
広い駐車でもあればよいのですが、青森市街地は古い局ばかりです。
貯金を済ませて局を後にします。
案の定出庫しづらくてイライラしました。
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34 |
15:01 |
青森長島郵便局 |
あおもりながしま |
青森県青森市 |
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イライラするわーと明菜ばりに叫びます。
いや、そんなことはしませんけど、イライラする。
広い道に出て、しばらく北に進んでいきます。
県道120号だそうで、青森中央大橋で一気に線路群を渡ります。
旧線路通りの交差点を左折すると局はありました。
西行きの一方通行と、これもまた厄介な道でしたね。
旧線路通りというのは、旧東北本線の旧旧線路跡の道なんだそう。
ほう意味不明なまでに歴史の奥底にある線路跡です。
地図を見ながら調べてみると、おもしろい歴史が見えます。
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35 |
15:08 |
青森橋本郵便局 |
あおもりはしもと |
青森県青森市 |
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市街地の道を東に進んでいきます。
県庁所在地の住宅地、やはりそれなりの都会です。
これくらい余白の多い街だと、のんびり生きていけそう。
東京は窮屈で窮屈で、それが良くて住んでるんだろうけど。
国道103号との交差点に面して局はありました。
市街地の局らしく駐車場が無い局でした。
いやいや、車社会の青森ではどうなんだろうと思います。
局は交差点の角に面して出入口があります。
局内も独特な配置になっていて、不思議な局舎でした。
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36 |
15:15 |
青森本町郵便局 |
あおもりほんちょう |
青森県青森市 |
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国道には戻れなかったので、東に進みます。
平和公園なる公園は、旧線路通りに沿っています。
ここが旧浦町駅だそうで、昭和43年まで営業していました。
かなり昔の廃線跡がこんなにはっきりと残っているのも珍しいです。
青森市街地が当時から発達していたことの証でしょう。
国道4号の北に出て、市街地を進むと局はありました。
駐車場は埋まっていたものの、広い路肩のおかげで訪問できました。
雨が降ったり止んだり忙しい天気で、傘をさして下車。
局を出るころには青空さえ覗いていて、びっくりしました。
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37 |
15:20 |
青森青柳郵便局 |
あおもりあおやぎ |
青森県青森市 |
|
海沿いの市街地を東に向かっていきます。
青森市は海と共に歩んできた街。
基本的には海に向けて開け、海沿いが栄えています。
昔からの市街地はこのあたりかな、と思わせる街並み。
市街地の道を進んでいくと局はありました。
堤川の河口が近く、このあたりは活気がありますね。
局の前に横付けさせてもらい、局を訪問します。
お客さんの出入りも激しい局で、賑わっている印象を受けました。
それでも、静かな市街地の印象がありますね。
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38 |
15:27 |
青森港町郵便局 |
あおもりみなとまち |
青森県青森市 |
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東に向かって、堤川の橋を渡ります。
この川の東西で、街の表情も大きく変わる気がします。
川を渡ると静かな住宅街といった雰囲気の街並み。
このあたりが港町という地名のエリア。
青森市なんてぶっちゃけどこに行っても港町でしょ。
そんなことを思っていると局はありました。
住宅地で、地図で見ても海はまだまだ北にあります。
昔は海沿いだったのかもしれませんね。
埋め立てなどで、大きく表情を変えている地域なのかもしれません。
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39 |
15:32 |
青森栄町郵便局 |
あおもりさかえまち |
青森県青森市 |
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住宅地を南に進んでいきます。
港町局には風景印があり、歴史を感じることができました。
やはり、港と共に歩んできた青森市、なんでしょうね。
栄町局にはすぐに到着することができました。
広い道を渡るでもなく、住宅地の中の移動はスイスイ。
ただ、栄町というには静かな住宅地といった印象。
どうしても名古屋の栄のイメージがつきまとってしまいます。
局での滞在時間は短くて済みました。
今日はこの後、風景印設置局がありませんでした。
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40 |
15:40 |
桜川簡易郵便局 |
さくらがわ |
青森県青森市 |
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国道4号を横断し、一気に南に進んでいきます。
東に進んでも良かったのですが、後日のことを考えて。
住宅街は続き、青森市営バスとすれ違います。
桜並木の中を進み、左折して住宅地の中に局。
なるほど、その立地通りの地名なわけですね。
なるほど貯金をすると、ゴム印は桜と川のイラストです。
「春になると桜がきれいなんですよ」と教えてくれました。
青森で桜が満開になるのはゴールデンウィークころでしょうか。
長野市内でも花見はこどもの日あたりでしたね。
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41 |
15:44 |
青森筒井郵便局 |
あおもりつつい |
青森県青森市 |
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荒川なる川を渡って西に進みます。
県道27号に入るところでアクシデントが発生。
タクシーがこちらの車線を逆走してきます。
うーん、青森では当たり前かもしれませんが、私には斬新な光景。
成長タクシーっていう不思議な名前のタクシーでした。
県道27号に入り、南下していくと局はありました。
郊外の局ですが、需要はありそうな立地です。
青い森鉄道の筒井駅からは少し離れているようです。
筒井駅の最寄り局はこちらの局ではありません。
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42 |
15:49 |
青森南簡易郵便局 |
あおもりみなみ |
青森県青森市 |
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南下していって、県道40号に入ります。
この道はひたすらに交通量が多いといった印象。
青森市の幹線道路でもあるのでしょうね。
荒川を渡るとすぐに局はありました。
隣は筒井小学校で、楽器の音が聞こえてきました。
貯金はすぐに済み、車に戻りました。
ラジオからは高校野球の中継がなおも続いています。
うん、吉田くん、本当によく頑張ったよ。
大量失点に、「もういいんだよ」と涙が出てきます。
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43 |
16:00 |
サンロード青森内簡易郵便局 |
さんろーどあおもりない |
青森県青森市 |
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線路沿いから国道103号観光通りに抜けます。
観光通りなんて、そのものずばりのネーミングです。
この道沿いに観光地が集まっているんでしょうか。
ネーミングの由来はよくわかりません。
さて、サンロード青森というショッピングセンターに着きました。
ものっすごい古い建物で、駐車場もなんだこの信号機。
そのショッピングセンターの1階に局はありました。
迷子になってサービスカウンターで場所を聞いて到着。
16時ギリギリになってしまい、さすがに焦りましたね。
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むつ市までは距離があり、高速道路もないのでのんびりと走っていくことにしました。最果て感があって、夕方の景色は一層寂しいです。
中心街に近い民宿では、豪華な夕飯が並んでいました。工事関係の方ばかりですが、かえって気にすることもなくて落ち着きます。
さて、天気は下り坂予報です。それを気にしていても仕方がないので、エアコンのない部屋、窓を閉めても涼しい夜を早めに就寝しました。
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