さて、旅の後半がスタートする月曜日。今日もいい天気で気持ちの良い青空。秋田市からスタート局のある青森県深浦町まで向かいます。
高速道路を走っても到着までの時間はあまり変わらないことから、一般道を走って青森県入りしました。
景色がとにかく良く、走っていても気持ちの良い国道で、青森県に入ってしばらく行くと、スタートの大間越簡易局に到着しました。
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1 |
09:03 |
大間越簡易郵便局 |
おおまごし |
青森県西津軽郡深浦町 |
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秋田市から深浦町までは、1時間半ほどの距離。
朝の国道は交通量も多いですが、北に向かう車は少なめ。
県道経由で能代に抜け、国道101号に入って北を目指します。
途中、木曜夜に宿泊した民宿を通り懐かしい気持ちに。
岩館を過ぎ、道の駅で休憩しつつ青森県に入ります。
トンネルを抜けると下り坂になり、集落に入りました。
局は国道沿いにあり、開局5分前くらいに到着しました。
9時を待って貯金し、よいスタートを切ることができましたね。
今日はここから海沿いの局を訪問していきます。
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2 |
09:13 |
黒崎簡易郵便局 |
くろさき |
青森県西津軽郡深浦町 |
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国道は大間越街道と呼ばれているんですね。
それだけ、県境の区間は難所だったのでしょう。
いまでは景色のよいドライブウェイ。
のんびりと北に向かっていくと、次の集落に入りました。
JR白神岳登山口駅付近で国道を左手にそれます。
集落に入り、ゴミ収集車に阻まれつつも進んでいくと局はありました。
お客さんはいませんでしたが、局員さんの処理中。
少し待って貯金をしてもらうことができました。
このあたりは観光地ですが、この局は観光客は少なそう。
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3 |
09:20 |
松神簡易郵便局 |
まつかみ |
青森県西津軽郡深浦町 |
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国道101号に合流して、北を目指します。
標識では深浦とか鰺ヶ沢とか書かれていますね。
しばらく走っていくと、局は右手に位置していました。
国道沿いではありますが、わき道に面しているような感じです。
局ではおもしろいハプニングが発生。
局名印の代わりに局員さんの名前ゴム印が押されました。
一瞬パニックになりましたが、もう1行積んで局名印を押してもらいます。
局員さんも恐縮しきりでしたが、こういうハプニングが旅をおもしろくする。
忘れられない局がまたひとつ増えましたね。
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4 |
09:29 |
岩崎郵便局 |
いわさき |
青森県西津軽郡深浦町 |
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松神簡易局といえば、サンタクロース岩崎簡易局の移転改称局。
高校時代、旅行貯金を始めたころ、行きたかった局でした。
訪問叶わぬまま一時閉鎖され、移転改称。
やっと訪問できたのが2018年ですから、15年越しといったところ。
そんな岩崎の名前を冠する局は、岩崎の集落にあります。
十二湖と金曜に泊まった民宿付近を過ぎて、JR五能線の踏切を渡ります
陸奥岩崎駅付近の国道沿いに局はありました。
まとまった市街地ですが、町の中心ではなく人影は少なめ。
青森県に入って最初の直営局。県境からもけっこう走りました。
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5 |
09:38 |
舮作簡易郵便局 |
へなし |
青森県西津軽郡深浦町 |
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国道101号は海沿いに高度を上げていきます。
岩崎の市街地を抜けると軽く峠越えの道に。
ウェスパ椿山なる施設が左手に出てきました。
2001年にはJRウェスパ椿山駅も開業しています。
1人で観光するような場所でもないので先に進んでいきます。
艫作駅方面への道を入っていくと局はありました。
こちらは1979年まで舮作郵便局だったようです。
局舎はどことなく特定局っぽいですが、当時のものでしょうか。
小さな集落に、静かな時間の流れる郵便局でした。
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6 |
09:50 |
深浦郵便局 |
ふかうら |
青森県西津軽郡深浦町 |
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国道101号に戻って深浦町中心地に向かいます。
海沿いの国道は交通量も少なく、のんびりとした時間。
先頭を走る初心者ナンバーの軽自動車がとにかく危険でした。
カーブで縁石に乗り上げそうになったり、何もないところで急停車したり。
東京からこの運転できたのかと思うと驚きです。
結局対向車線を大きくはみ出していたところ、パトカーに止められていました。
深浦の中心地に入り、国道沿いに局はありました。
漁師町の中心局らしい雰囲気が漂っています。
海に近い町では、海や魚の匂いがする気がしますね。
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7 |
10:02 |
追良瀬簡易郵便局 |
おいらせ |
青森県西津軽郡深浦町 |
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そのまま国道を進むと、右手にJR深浦駅がありました。
JR五能線の中心となる駅でもあります。
風格はあって、でもローカルな感じがたまらないです。
今度はぜったいに乗りたいと思わせる路線ですね。
海沿いを線路と並んで走り、海の目の前の広戸駅を過ぎます。
追良瀬の集落に入り、橋を渡って左折すると局。
駅に続く狭い道沿いで、民家に併設された小さな局でした。
「今日も暑いからね、気を付けて」と見送られます。
ここ数日よりは暑いですが、それでも涼しい夏の日です。
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8 |
10:10 |
驫木郵便局 |
とどろき |
青森県西津軽郡深浦町 |
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気温30℃くらいで、湿気がなければ涼しく感じます。
カラッと晴れている感じも気持ちがよいです
国道に戻って鰺ヶ沢方面に走っていきました。
途中、国道は右手にバイパスが分かれていきます。
そのまま旧道を進んでいくと、大きな木の下に局が見えてきました。
驫木という地名は昔から知っていました。
JR驫木駅が難読駅名としても有名でしたからね。
しかし局名で見ると、いや、画数が多くてすごいですね。
「驫」の字なんて、黒い塊にしか見えなくなってます。
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9 |
10:18 |
風合瀬簡易郵便局 |
かそせ |
青森県西津軽郡深浦町 |
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JR驫木駅付近から東に向かいます。
立派な広域農道のような道が続いていきます。
海沿いの国道だって走りやすいですが、この道はなんのために。
そんなことを思いながら、車のいない立派な橋を渡ります。
すると、サルの大群が橋の付け根で戯れていました。
車が来ても路肩で見送ってくれる大サービス。
その橋の先で右折すると局はありました。
この局は珍しく、お寺の中にある簡易局でした。
そうとは知らず、見落としそうになってしまいました。
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10 |
10:36 |
北金ヶ沢郵便局 |
きたかねがさわ |
青森県西津軽郡深浦町 |
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なるほどたしかに、お寺なら集落にひとつはありますね。
地域で人が集まる場所のひとつでもあります。
コミュニティの中で、簡易局を受託できる環境はありますね。
お寺が局だったらちょっと安心な気もします。
広域農道をしばらく走り、その終点から国道に出て集落へ。
線路を越えた先の海沿いの集落に局はありました。
…しかし、帰宅後に気付いた事実。
途中に大戸瀬簡易局があったんですね。
こんな秘境の地に局を落としてしまい涙が止まりません。
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11 |
10:43 |
柳田簡易郵便局 |
やなぎだ |
青森県西津軽郡深浦町 |
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まあきっと近々青森県の津軽で移転改称とかあるでしょう。
目を付けている局もあるので、それと抱合せて訪問しよう。
そう言い聞かせることで自身を納得させています。
いつか来るであろう再訪の時のルートも考えながら…。
そのまま国道を東に進んでいき、JR陸奥柳田駅付近で集落に入ります。
国道に戻る手前に局はありました。
この局では高校野球のテレビ中継が流れていました。
土曜日の準々決勝で近江高校を破った金足農業高校が、準決勝を戦ってます。
相手は西東京代表の日大三高。金農を応援している自分がいました。
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12 |
10:57 |
赤石郵便局 |
あかいし |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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ちょうど旅している秋田県代表が、準決勝まで勝ち進むなんて。
誰もが想像していませんでした。秋田県民だってそう。
この試合、金足農業が1点先取しているじゃないですか。
しかし相手は強豪。日大三高。
この先の試合展開は読めませんが、どうなることでしょう。
国道101号を進み、途中で右折して赤石の集落に入ります。
JR陸奥赤石駅付近に局はありました。
このあたりもまとまった集落になっていました。
局内はなぜか圏外で、次の局を地図アプリで調べられず。
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13 |
11:07 |
南金沢郵便局 |
みなみかなざわ |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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県道190号をそのまま東に進んでいきます。
ここまでずっと海沿いだった訪問が、山に向かっていきます。
景色にも変化があり、楽しいドライブです。
アクセントがある方が旅していてもおもしろいですからね。
南に向きを変えた県道を進んでいくと、橋の手前に局。
独特の形をした局舎ですが、年季が入っているようでした。
北海道とかに会ったら似合いそうな雰囲気ですね。
雪国仕様の局舎とかなんでしょうかね。
気付けばここは鰺ヶ沢町。この町も広く、局数も多いです
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14 |
11:12 |
種里簡易郵便局 |
たねさと |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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赤石川に沿って県道を南下していきます。
赤石と聞くと赤石山脈を思い出します。
中部地方で生まれ育つと、必ず習う山脈です。
東京でだって教えていますが、扱いの大きさが違います。
地元の地理はきちんと覚えておきましょう、ということですね。
途中で集落の中に入っていくと局はありました。
商店に併設されたタイプの、昔懐かしい雰囲気の簡易局でした。
このあたりは種里町という地名になっているんですね。
さて、海沿いに戻って鰺ヶ沢の市街地を訪問します。
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15 |
11:33 |
鰺ケ沢郵便局 |
あじがさわ |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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国道101号までしばらく北上していきました。
来た道を戻るわけですが、走りやすい道でスイスイ。
これならあまり苦にもなりませんね。
国道に出る手前、踏切のところから線路沿いに走ります。
国道をアンダーパスして、旧道と思しき街道筋を海沿いに進みます。
漁港も近い鰺ヶ沢の市街地を進むと局はありました。
なかなか立派で大きな局舎で、お客さんの数も多めでした。
ひさしぶりに町に来たな、という印象が強いです。
ずっと小さな集落ばかりを訪問してきましたからね。
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16 |
11:42 |
舞戸郵便局 |
まいと |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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鰺ヶ沢の市街地を進んでいきます。
商店や民家が密集し、港町の雰囲気が色濃いですね。
途中で右折して、JR鰺ケ沢駅方面に進みます。
駅の手前を左折すると局はありました。
局からは駅のホームが見え、ちょうど普通列車とリゾートしらかみが到着。
なかなか賑わっていて、夏休みを実感しました。
局は鰺ケ沢駅前局とかでもよさそうな気がしました。
ところで、鰺ヶ沢町と鰺ケ沢駅、鰺ケ沢局、綴りが異なります。
「ケ」の扱いは本当に厄介だな、と思ってしまいます。
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舞戸局駐車場から見るJR五能線の列車。
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17 |
11:53 |
津軽中村郵便局 |
つがるなかむら |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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県道3号を南下していきます。
踏切からは鰺ケ沢駅がよく見えていました。
地方の駅ではよく見かける光景。旅情を誘います。
鰺ヶ沢街道という名前がついているようで、しばらく山に向かって進みます。
ところどころ狭い区間もありますが、弘前へ抜ける道のようです。
鰺ヶ沢から弘前へは最短のルートなんでしょうかね。
右手の集落に入ると局はすぐにありました。
ちょうどごみ収集車と鉢合わせ、譲り合いながら駐車。
局名に津軽が付いているのも素敵ですよね。
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18 |
12:05 |
芦萢簡易郵便局 |
あしやち |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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県道3号をそのまま山に向かって進みます。
道幅も狭くなりますが、時折車は走っています。
高校野球中継のためにNHKのAMラジオを聞いていました。
しかし電波も怪しくなり、やがて入らなくなってしまいました。
その先、右手に立派な建物があり、その一角に局。
芦萢、と全く読み方の想像もできない漢字が含まれています。
「萢」とは湿地帯を表す漢字だそうで、谷地、谷津などにも近いみたい。
そう考えると、芦が生えた湿地。地名の由来が見えます。
一度覚えたら忘れなさそうなインパクトのある地名です。
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19 |
12:19 |
長平簡易郵便局 |
ながだい |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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県道30号に入ると一気に九十九折の悪路に。
険道、とまでは言わないにしても、走りづらいです。
山を上ると開けて、高原の道のようになります。
すると、なにか小さな動物が横切りました。
イタチみたいな見慣れない動物。なんだったんだろう。
信号交差点の手前で左折し、アンダーパスの先に局。
静かな集落の中で、冷房が無くても涼しかったです。
貯金を済ませ、車に戻ると、ラジオの電波が届いていました。
すると、大歓声が聞こえてきました。え、ということは。
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20 |
12:28 |
建石簡易郵便局 |
たていし |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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秋田県の金足農業高校が決勝進出。
秋田県勢は第1回大会以来の決勝進出。
記念すべき第100回大会で東北初優勝を目指す。
そんな言葉がラジオから流れてきています。
いや、こんなことあるのかと、思わず感動してしまいます。
そんな感動を引きずったまま、県道39号を北上、31号との交差点付近に局。
静かな集落の局でも、やっぱり高校野球の話に。
「このままの勢いで決勝も勝ってくれればね」。
優勝旗は白河の関を越えることができるか。明日が楽しみです。
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21 |
12:37 |
鳴沢郵便局 |
なるさわ |
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
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県道31号に入って北西に向かっていきます。
交通量も少なく、走りやすい林間の道といったところ。
JR鳴沢駅の標識に従って右折すると局はありました。
海沿いを走ってきたJR五能線も、ここからは田園風景の中を走ります。
その景色もまた、目を楽しませてくれるんでしょう。
駅前の局とはいえ、こちらは静かな集落です。
局の前に横付けされた軽トラには、柴犬がご主人様を待ちます。
貯金を済ませて局を出ても、犬はちょこんと座っていました。
やっぱり犬って賢い動物なんだな、と思いました。
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見返り美犬?
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22 |
12:47 |
越水郵便局 |
こしみず |
青森県つがる市 |
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景色も随分と開けてきましたね。
ずっと海と山の間を走ってきたので、田んぼが懐かしいです。
長閑な田園風景を見ながら進みます
国道101号に入って、しばらく東に進んでいきました。
さらに県道12号を北上していき、集落に入ると局はありました。
小さな集落ですが、局舎はまだ新しそうな立派なものでした。
隣の民家との間にある駐車場は広々としていましたね。
さて、この局からしばらくはつがる市の局となります。
つがる市が意外と広いことに驚いています。
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23 |
12:52 |
吹原簡易郵便局 |
ふきはら |
青森県つがる市 |
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越水の集落を抜けて、県道12号を北に。
この道はわりと交通量も多い道です。
津軽半島を南北に貫くメインルートでしょう。
あとは津軽鉄道線沿いの五所川原から北上するルート。
それからJR津軽線沿い、東海岸を進むルートしかありませんからね。
さて、県道から左手に集落に入ると局はありました。
記憶にあるのはその臭い。
畑の肥料だとは思うのですが、よく臭っていましたね。
農業が盛んな地域に特有なことだと思いました。
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24 |
13:03 |
出来島簡易郵便局 |
できしま |
青森県つがる市 |
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西に進んでいくと、広域農道にぶつかります。
この道はあまり車が走っていません。
地図では雁沼なる沼を真っ二つに貫いているようです。
しかし実際には、道路の右手に沼が残るのみ。
左手には空き地が広がり、埋められたのでしょうか。
メロン直売所の標識が出てきました。
看板なんでしょうが、道路沿いにちゃんと建てられた標識風。
そこから西に進み、集落の中に局はありました。
商店に併設されているタイプの簡易局でした。
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25 |
13:10 |
菰槌簡易郵便局 |
こもづち |
青森県つがる市 |
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県道185号をしばらく東に進んでいきます。
途中、少し狭い区間もありますが、普通車なら問題なし。
というか、狭いというほどでもないでしょうね。
広域農道を横断し、そのまま県道を走っていきます。
しばらく進み、廃品回収車に続いて菰槌の集落に入りました。
すぐに局は見つかりました。
入口を覆う大きな木と高床式の電話ボックスが特徴的でした。
「日陰だから夏でも涼しいんですよ」。これは木のおかげ。
そして雪国を実感する高床式の電話ボックスも似合っています。
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26 |
13:20 |
館岡郵便局 |
たておか |
青森県つがる市 |
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県道12号に合流してさらに北に進みます。
ずっと北に進めば竜飛崎。
久しぶりに向かいたい気持ちもありますが、今回は我慢。
最果ての岬なんていうと、それだけで魅力的。
海なし県に育った人はみんなそうでしょう。
さて、県道が工事の片側交互通行になる手前で左折しました。
距離的には菰槌からあまり離れていませんが局はありました。
県道の旧道らしい集落内ですが、かなり地味な場所にあります。
ゴム印には「縄文の里」の文字がありました。
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27 |
13:26 |
筒木坂簡易郵便局 |
どうぎざか |
青森県つがる市 |
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いやいや、館岡って亀ヶ岡遺跡のある場所なんですね。
ここの遮光器土偶は有名ですね。
JR木造駅も土偶の形をしているというから驚き。
そんな館岡集落から県道12号に抜けて北に進んでいきます。
しばらく進んで右カーブのところで集落に入る坂道を進みます。
坂道を上りきった集落がその名もずばり筒木坂簡易局。
道路よりもさらに一段高い場所に局舎はありました。
読めそうで読めない局名でした。
どうきざか、だときちんと変換されるんですけどね。
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28 |
13:34 |
牛潟簡易郵便局 |
うしがた |
青森県つがる市 |
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県道12号に抜けてさらに北に走っていきました。
このあたりは沼なんかが多いようです。
池というか湖というか、そういうものがよく目に付きます。
地図にも池、沼、湖、潟とさまざまな湖沼の呼称。
牛潟という地名も、そのひとつといえるでしょう。
近くには牛潟大留池というため池らしきものがあります。
県道沿いにある牛潟簡易局は小さな局でした。
局の前の県道は集落の中でありながら、かなり交通量が多いです。
ダンプカーなどの大型車も多いので注意が必要です。
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29 |
13:44 |
車力郵便局 |
しゃりき |
青森県つがる市 |
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県道を進むと、左手に牛潟大留池が出てきました。
かなり大きな池で、高めのフェンスがめぐらされています。
ため池での事故が多い昨今、こうするしかないでしょうね。
つがる市の車力支所付近へと進んでいきます。
2005年までは西津軽郡車力村だったエリア。
公共施設が集まる地区に局はありました。
なかなか近代的でおしゃれな局舎が建っていましたね。
お客さんが数人いて、待ち時間が少しありました。
ここより北には十三局がありますが、2010年に訪問済み。
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30 |
13:59 |
稲垣郵便局 |
いながき |
青森県つがる市 |
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北に進めば竜飛崎方面に続きます。
2010年の訪問時は岬から南下して中里に抜けました。
前回の訪問時と繋がり、ここからは南に進んでいきます。
しばらくは来た方向へ戻るので、局間距離が開きます。
また集落に入り、市役所の出張所などのあるあたりに局。
こちらも、2005年までは稲垣村だった場所なんだそうです。
つがる市になったのは車力、稲垣、森田、柏の4村と木造町。
どちらもなじみが薄い自治体ばかりです。
ここも、調べなければ旧村の存在には気付かなかったことでしょう。
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31 |
14:04 |
千年簡易郵便局 |
ちとせ |
青森県つがる市 |
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県道161号をしばらく西に進んでいきます。
途中、わの学校、なるものが左手にありました。
かつては稲垣西小学校だったそうで、いまは文化施設になっているそう。
廃校になった学校の校舎を活用しているわけですね。
最近は統廃合で学校の数も少なくなりました。
日本全国でいろんな使われ方をしていますね。
そこから西に進んでいくと、左手わき道沿いに局。
小さな簡易局は、静かな集落の中にありました。
午後のどことなくほんわかした空気が漂っていました。
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32 |
14:17 |
出精郵便局 |
しゅっせい |
青森県つがる市 |
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県道162号に出て南に進んでいきます。
さらに164号に合流して、そのまま南へ。
田んぼが広がっていて、長閑な場所だなと思いました。
だいたいどこにいってもこんな景色ばかり。
それが田舎の良さなんだから、と思います。
追分になっている交差点付近に局はありました。
出精とはまた不思議な局名で、所在地はそんな地名ではありません。
なんにしても、精を出すというのは大切なことです。
今日の営業時間、残り1時間半、精を出して訪問します。
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33 |
14:28 |
出野里簡易郵便局 |
いでのさと |
青森県つがる市 |
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この先の目的地は、方角としては北東方向です。
行ったり来たりになってしまう今日のルート。
未訪問局を拾っていく上では仕方のないことです。
海沿いをぐるっと回るだけではうまくいかないですからね。
というか、ぐるっと回った海沿いで大戸瀬を落としているんで。
岩木川の堤防の手前に局はありました。
お客さんに業者さんもいて、大忙しの局でした。
たまたまのタイミングでこうなってしまったんでしょうが。
それでもささっと貯金を済ませていただき感謝です。
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34 |
14:38 |
三好郵便局 |
みよし |
青森県五所川原市 |
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岩木川を渡って、川の東側に出ました。
県道151号は川の堤防を進みますが、すぐに集落に下ります。
そこからまたすぐに局は出てきました。
近代的な局舎は田園風景にも溶け込んでいますね。
三好と聞くと愛知県の地名を思い浮かべてしまいます。
縁もゆかりもないのかもしれませんが、三好郵便局ですもんね。
この局が今回の旅で唯一の五所川原市でした。
同時に、五所川原市の貯金を扱う局は完訪です。
今後、津軽中川簡易局が貯金を開始したら来ることでしょう。
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35 |
15:00 |
木造郵便局 |
きづくり |
青森県つがる市 |
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適当な道で南西に向かっていきました。
岩木川を渡って、交差点改良中の道を行きます。
田んぼの中を抜けるといきなり木造の市街地に入ります。
住宅地だけでなく、商店なんかもたくさんあります。
わりと大きな町なんですね、木造は。
つがる市役所などもある市街地に局はありました。
大きな局舎が目立っているので迷子にはなりませんね。
このまま南に行くと、JR木造駅があります。
遮光器土偶の駅舎を見たかったですが、先を急ぎます。
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36 |
15:13 |
下古川簡易郵便局 |
しもこかわ |
青森県つがる市 |
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駅舎であれば、休日でも来られますからね。
またいつかの再訪を楽しみにしましょう。
そういう目的がある方が再訪するでしょうから。
イオンモールつがる柏を過ぎ、集落に入りました。
その途中に下古川簡易局はありました。
実はこちら、以前にも来たことがあるんですよね。
しかし、その2010年の訪問時はお盆で休業日でした。
そんなわけで、今日やっとリベンジでの訪問を果たしました。
つがる市完訪へもあと一歩となりました。
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37 |
15:27 |
月見野簡易郵便局 |
つきみの |
青森県つがる市 |
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柏の中心地から相野簡易局付近を通過します。
このあたりは以前に訪問しています。
局間距離が開き、やっとのことで旧森田村のエリアに。
局は国道の旧道らしき県道沿いにありました。
月見野なんてロマンチックな地名じゃないですか。
きっと月がきれいな場所なんでしょうね。
さて、このあたりには局がいくつか集まっています。
16時までの貴重な残り時間で、訪問局数を伸ばしていきます。
気付けば残り30分。どこまで行くことができるでしょうか。
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38 |
15:33 |
福原簡易郵便局 |
ふくはら |
青森県つがる市 |
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北に進み、JR五能線の踏切を渡ります。
ひさしぶりに五能線に出会った感じですよね。
そのまま国道101号を少し経由して北に向かいました。
小さな集落の中に福原簡易局はありました。
ログハウス風の建物がかわいらしい局です。
窓も大きくて、昼間はきっともっと明るいんでしょうね。
貯金をしてもらい、すぐに局を後にしました。
つがる市の局は残り1局。
なんとか完訪できそうな感じがしてきましたね。
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39 |
15:40 |
森田郵便局 |
もりた |
青森県つがる市 |
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また来た道を戻り、国道を横断して南へ。
踏切を渡って、JR陸奥森田駅付近に出ました。
小中学校もあって、ここが旧森田村の中心ですね。
局は県道沿いに位置していました。
静かな村で、局の付近も静まり返っていました。
というとひどい山奥のように思えてしまいますよね。
実際にはけっこう開けている村なんだと思います。
局を出た時点で15時40分。
残り20分あるので、弘前市方面に向かいます。
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40 |
15:49 |
十腰内簡易郵便局 |
とこしない |
青森県弘前市 |
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県道132号に出て南下していきます。
道幅を広げる工事をしているようでした。
ため池や、小さなダムなんかもありましたね。
農業用水の確保のためでしょうか。
それとも、そもそもの自然地形を生かしているんでしょうか。
県道31号に出て進んでいくと、ナビでは「到着しました」と。
いやいやないから!と思っているとその先に局。
「移転から2年くらいかな」という局舎はまだきれいなものでした。
クッキーなどをいただいて、温かく見送られ出発です。
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41 |
16:00 |
裾野郵便局 |
すその |
青森県弘前市 |
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県道31号をそのまま弘前市街地方面へ進みます。
十腰内簡易局では「10分くらい行った右側かな」とのこと。
時間的には十分に間に合う計算ですが…。
裾野中学校を過ぎても局はなく、集落も途切れます。
あれ、ここも移転とかだったら嫌だな。
そんなことを思っていると局はありました。
裾野小中学校からはかなり離れていますね。
貯金と風景印押印でほぼ16時になりました。
押印用の切手をいくらか購入して局を後にしました。
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西目屋村は世界自然遺産白神山地の村。夜のニュースは金足農業の決勝進出の話題で独占でした。
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裾の局を出発してからは、西目屋村の宿まで一直線で向かいました。温泉も気持ちの良い宿で、のんびりと夜を明かすことができました。
コンビニで買った夕飯も、東北っぽい物でそろえています。テレビには金足農業高校のエース、吉田輝星くんが映っていました。
彼はきっと、今後のプロ野球を盛り上げてくれるだろうし、松坂大輔やダルビッシュ有、田中将大みたいに大物になっていくのでしょうね。
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