旅の前半最終日となる金曜日。秋田県の北の果てまで一気に移動していました。スタートは能代市の移転改称局で、ここから秋田市方面へ。
未訪問局をうまく拾っていくのですが、どこまでいけるかはまだまだ未知数といったところ。幸い天気は味方してくれそうです。
ご飯がすすむ和食をのんびりと頂きながら、出発までの時間を宿でのんびりと過ごします。今日は高校野球の第3回戦が行われるようです。
|
ご飯が何杯でも食べられますね。
|
1 |
09:03 |
能代大瀬郵便局 |
のしろおおせ |
秋田県能代市 |
|
八峰町からは広域農道で能代市街地を目指します。
通勤時間帯も終わり、走りやすい道をスイスイ。
今日は天気も味方してくれそうな予感です。
風は強いようですが、まあその点は大丈夫でしょう。
米代川を渡って、工業団地からJR東能代駅の裏手を進みます。
JR五能線の踏切を渡ると能代大瀬局はありました。
この局は2016年に能代出戸局から移転改称されました。
2014年に訪問した際は、お客さんが多かったようです。
駐車場も広く、快適になっている点はよいでしょうね。
|
2 |
09:24 |
三種谷地の上簡易郵便局 |
みたねやちのうえ |
秋田県山本郡三種町 |
|
県道と国道7号を経由して、八竜方面に向かいます。
秋田自動車道と並んで走る国道は交通量も少なめ。
この秋田道は八竜インターから北が無料開放中。
そんなこともあって、一定数はそちらに流れているのでしょう。
しばらく走っていくと八竜インター手前に局はありました。
こちらの局も、以前は八竜大曲簡易局で、2017年に移転改称。
まさかこんな場所で移転改称があるとは思っていませんでした。
そんなこんなで、長距離移動を避けられてよかったです。
ここからは未訪問局が続くエリアに入ります。
|
3 |
09:48 |
下岩川郵便局 |
しもいわかわ |
秋田県山本郡三種町 |
|
森岳温泉簡易局までは以前に訪問済み。
とうわけで、国道7号から森岳市街地に出ます。
適当に進んでいき、森岳温泉簡易局の横に出ました。
県道4号で山を上っていくと局はありました。
山あいの静かな集落で、時間が止まったかのよう。
局舎は耐震補強工事のためか、痛々しい外観に。
建て替えは難しいにしても、こうするしかなかったか。
確かに、全国の学校とかでも、斜めの骨を入れていますよね。
耐震化工事は喫緊の課題ってことでしょう。
|
4 |
10:03 |
上岩川郵便局 |
かみいわかわ |
秋田県山本郡三種町 |
|
そのまま県道4号を南下していきます。
この道はこの上下の岩川集落のためにあるような感じでしょうか。
地図で見ても、ほほう、こんなところに集落が!といった感じ。
しばらく進んで県道37号を左折、さらに集落に入ると局。
局には地元のおばあちゃんが来客しました。
いろいろと話すうちに「ヤクルトあげる」という流れに。
2本も頂いて、その場で飲みました。
いや、こういうことって、東京じゃ起こらないですよね。
秋田ならでは、田舎の良さってやつですね。
|
5 |
10:20 |
琴丘郵便局 |
ことおか |
秋田県山本郡三種町 |
|
県道37号を西に進んでいきます。
多少、道幅が狭い箇所はありますが、概ね走りやすい道。
「琴丘森岳インター」の標識もありました。
この先に高速道路のインターがあるとは思えない道ですが…。
視界が開けて琴丘の市街地が見えてきました。
標識は嘘ではなく、インターを過ぎて北上していくと局。
国道の旧道らしき街道筋で、2006年までは琴丘町の中心地。
それなりにお客さんの出入りはありました。
合併しても、町の中心には、やはり人が集まります。
|
6 |
10:27 |
鯉川簡易郵便局 |
こいかわ |
秋田県山本郡三種町 |
|
国道7号に入って南に進んでいきます。
秋田市に向かう車はやはり多いようです。
幹線国道だけあって車も多く走っています。
鯉川の集落へは国道を海側に離れます。
集落の中を進んでいくと局はありました。
建物は大きいのですが、局の入口は小さなドアでした。
この局から南に行ったところにJR鯉川駅があります。
秘境駅みたいな雰囲気が漂う国道からの分岐路です。
駅まで出れば、わりと開けているのでしょうが。
|
北緯40度。ここまで北上してきました。
|
7 |
10:36 |
浦横町簡易郵便局 |
うらよこちょう |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
国道7号に合流するところに北緯40度の標識がありました。
北緯40度といえば、北京やニューヨーク、マドリード。
そう考えると、マドリードってけっこう北国ですね。
温暖なイメージがあるので、秋田と並べると不思議。
しばらく国道を進み、県道220号を左折して浦横町の集落へ。
狭い道沿いに局はあり、駐車場がないので局の前に置いたまま訪問。
「大丈夫、みんな高校野球観てるから車も通らないよ」とのこと。
そうか、今日は地元秋田県の金足農業が横浜高校と試合です。
さきほど試合開始。強豪校相手に、頑張ってほしいです。
|
8 |
10:44 |
真坂郵便局 |
まさか |
秋田県南秋田郡八郎潟町 |
|
田んぼの中を西に進んでいきました。
気持ちの良い青空に一面の稲穂。
天気の良い日はこうして走っていてもストレスフリーです。
しかもこんなに青空なのにめちゃくちゃ涼しい。
エアコンいらずで窓を開けて走ります。
はやくも季節は夏から秋を予感させます。
国道7号を横断して西に進むと局はありました。
人生には3つの坂があるといいますが、こんなところにあったとは。
局内にはまさかトイレがあるとは思わず、喜んで借りました。
|
9 |
10:52 |
八郎潟郵便局 |
はちろうがた |
秋田県南秋田郡八郎潟町 |
|
国道7号の旧道と思しき県道219号を南下します。
八郎潟町の市街地にすぐに入ります。
住宅街を進むと、だんだんと商店が増えてきました。
JR八郎潟駅前は賑やかで、一定のものはそろっています。
駅の先、県道沿いに局はありました。
馬場目川に近く、町はずれな雰囲気の場所です。
もう少し北の駅近辺に局があってもよさそうなんですが。
車で訪問する分にはこの方が助かります。
町の道沿いでは祭りの片付けが行われていました。
|
10 |
11:00 |
西野簡易郵便局 |
にしの |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
JR奥羽本線の線路をアンダーパスして東へ。
国道7号にぶつかり、少し南に進んで川を渡ります。
途中で国道を離れて東に進んでいくと局はありました。
車庫の一角に局はあり、不思議な構造だと思いました。
猫の匂いがしていたので探したのですが、見つかりません。
実家でも猫を飼っているので、猫の匂いはすぐにわかるんだけどな。
貯金を済ませて局を後にすると、何やら視線を感じます。
はっ!いつの間にか車庫の前に猫がいます。
そんなところにいたとは…そんなに睨むんじゃない。
|
11 |
11:06 |
上樋口簡易郵便局 |
かみひぐち |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
猫に見送られながら先に進みます。
そうそう、私は猫アレルギーなので実家に帰るのも一苦労。
最近は軽くなってきた気がしますが、ダメなんですよね。
猫好きの猫アレルギーってのも悲しいもんです。
牡蠣大好きだけどあたっちゃう人みたいなね。
イオンスーパーセンターがあり、さらに東に進んだ集落に局。
小ぢんまりとした局舎ですが、まだ新しそうです。
空が一気に暗くなり「また雨が降りそうですね」との会話に。
「本当に天気が変わりやすくて困っちゃう。」確かにそうですね。
|
12 |
11:13 |
高崎簡易郵便局 |
たかさき |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
次の局は近いはずなのに少し迷子になりました。
上樋口の集落をうまく抜け出せずに右往左往。
なぜここで迷子になったのかわけもわかりません。
県道15号に出るといきなり土砂降り。
すぐに局に着きましたが、あたふたしてしまいます。
「すごい雨ですね」なんて話をしながら貯金を待ちます。
今日は晴れ予報のはずなのに、おかしなものです。
天気予報が当たらないというか、突然の大雨、最近多いですよね。
山の天気、にわか雨という言葉では片付けられないほどに。
|
13 |
11:22 |
森山簡易郵便局 |
もりやま |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
五城目町の局を丁寧に拾っていきます。
五城目町、とにかく郵便局の数が多いんです。
人口8,800人に対して13局。うち11局が簡易郵便局。
隣の八郎潟町は5,800人に2局だけですからね。
不思議な町だな、とずっと思っていましたよ。
県道220号を西に進んでいく頃には一気に天気が回復。
さっきの雨はなんだったんだというくらいに。
局は駐車場が見当たらなかったので、少し先の空き地に駐車。
古めかしい局舎に味があって素敵だと思いました。
|
14 |
11:30 |
五城目郵便局 |
ごじょうめ |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
県道220号を戻り、国道285号の交差点に出ます。
このまま東に行けばすぐに局はあります。
ただ、一方通行の出口になっていて直進できません。
仕方がないので国道を経由して北側に迂回。
局は市街地の中にありました。
五城目町の中心局で、集配局らしく大きな局舎です。
ちょうど局の前の道では露店の準備か片付けかをしていました。
大音量で流れる演歌が、なんとも似合う街並みです。
ここからは五城目町内の山間部の局を訪問していきます。
|
15 |
11:36 |
下山内簡易郵便局 |
しもさんない |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
国道285号に出て東に進んでいきます。
この道、わりと交通量が多いですね。
鷹巣や大館方面へと抜けるにはいいルートみたいです
後日、何度もこの道を通りましたからね。
五城目の市街地を抜けるとすぐに局はありました。
国道から少しわき道に入ってはいるものの、国道からも見える距離。
独立した局舎は小さいですがまだ新しいようです。
集落からは少し離れて空き地に建つので目立ちます。
利用しやすい立地にある簡易局だと思いました。
|
16 |
11:44 |
内川郵便局 |
うちかわ |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
国道に戻って鷹巣方面に進みます。
鷹巣なんてかなり遠いと思っていました。
しかし実際に走ってみると、秋田市内からでも1時間弱。
混雑も無くて快適な国道だと分かりましたね。
交通量の多い広域農道と合流し、道の駅を通過。
そのまま行くと局は国道沿いにありました。
駐車場も広くわかりやすい立地の局です。
風景印が少しかすれてしまったことを気にされていました。
私の場合、押印具合はあまり気にしていないのですが。
|
17 |
11:52 |
湯ノ又簡易郵便局 |
ゆのまた |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
県道4号に入り、一気に北に進んでいきます。
山に向かっていく道は、道幅が少しずつ狭くなります。
途中、工事区間がありダートでした。
集落に入ると局は県道沿いに右手にありました。
まだお若い女性局員さんでした。
お盆だからでしょうか、それともいつもでしょうか。
年配の方が多い簡易局業界では珍しい気がします。
年齢とか関係ないんですがね、実際は。
貯金を済ませてさらに北に進んでいきます。
|
18 |
11:58 |
浅見内簡易郵便局 |
あさみない |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
この先にも郵便局があるんだ、という印象です。
ささやかな集落を抜け、さらに山へと進みます。
行く手は山。とはいっても、今朝の上岩川に続きます。
そんなに走りづらい道ではなさそうです。
局はすぐに右手に出てきました。
元特定局だと分かる局舎には、浅見内郵便局の文字が残ります。
1977年に簡易局になっているのだから驚きです。
局ではラジオで金足農業の試合が流れていました。
「負ける雰囲気になると一気に崩れる、東北はね」とのこと。
|
19 |
12:09 |
富津内簡易郵便局 |
ふつない |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
確かに、相手があの横浜高校ではそうでしょう。
勝てるはずもない、それが大方の見解です。
マスコミの論調もですが、秋田県民ですら。
どうしても試合の行方が気になりAMでNHKを聞きます。
それから、山道を分け入って南東に進み国道に抜けます。
バイパスがトンネルに入るところ、旧道を進むと局。
ほとんどの車はバイパスを走るので、この道は静かな集落の生活道路。
センターラインもある国道仕様の道が集落を貫きます。
時折聞こえるバイパスのトラックの音が幻のようです。
|
20 |
12:19 |
杉沢簡易郵便局 |
すぎさわ |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
ルーティング中にいい道を見つけましたよ。
富津内から杉沢へは、まっすぐ抜けられるんですね。
広域農道のような道を南下していきます。
山あいを進むわりには走りやすい道です。
しっかりとした道はカーブも緩め。
県道15号まで快適に抜けることができました。
そのまま県道を東に進んでいくと、集落の中に局。
静かな集落には東京のナンバーの車もいました。
お盆の後半。この時期は他県ナンバーも多い季節です。
|
21 |
12:29 |
馬場目簡易郵便局 |
ばばめ |
秋田県南秋田郡五城目町 |
|
高校野球用に入れたAMラジオです。
しかしなぜか、修学旅行の行き先を力説する英会話番組。
ごめん、これどういうシチュエーションで使えばいいの?
ああ、修学旅行の行き先を力説するときに使えばいいんですね。
半分溜息で県道15号を西に進むとトンネルに入りました。
ラジオをFMに戻したころには馬場目の集落に入ります。
独立した局舎の馬場目簡易局にはすぐに到着しました。
駐車場の舗装もきれいなので、まだ最近できた建物でしょうか。
とにかく盛りだくさんの五城目町も、ここで完訪です。
|
22 |
12:39 |
井内簡易郵便局 |
いない |
秋田県南秋田郡井川町 |
|
広域農道に入って南下していきます。
この道は後日何度か通っていますね。
秋田市へと抜ける裏メインルートです。
かなり交通量が多い道でびっくりしました。
県道228号に入って東へと進んでいきます。
しばらく進んだ集落の中の商店の一角に局。
この県道はこのまま進んでも山奥が終点になっています。
そんなこともあって交通量は少ない道でした。
集落の人が利用するだけの小さな局といった風情です。
|
23 |
12:45 |
上井河郵便局 |
かみいかわ |
秋田県南秋田郡井川町 |
|
県道228号をそのまま北西に進んでいきます。
しばらくのんびりとした道が続きました。
民家も建ち並びますが、田んぼが多い道です。
秋田県は米どころですからね。
しばらく行った追分の近くに局はありました。
この局には風景印の設置がありませんでした。
秋田県の局は意外と設置局が絞られているのかもしれません。
やたらめったら設置局が続くよりはいいですね。
町にひとつくらいでちょうどよいかもしれません。
|
24 |
12:55 |
下井河郵便局 |
しもいかわ |
秋田県南秋田郡井川町 |
|
そのまま県道を西に進みました。
秋田自動車道や国道285号を過ぎます。
南北の交通軸は強いですね、秋田県は。
東西の移動に関しては微妙な場所も多いです。
まあそれは東京都心だって同じことですね。
東西は強いけど南北に移動ができないとかね。
井川町役場近くに局はありました。
JR井川さくら駅付近でもあり、町の中心地です。
この局にも風景印がなく、井川町には設置局がないことになります。
|
踏切では青森行きの特急つがるに遭遇。
|
25 |
13:02 |
今戸簡易郵便局 |
いまど |
秋田県南秋田郡井川町 |
|
国道7号を横断して、踏切を渡ります。
ちょうど踏切が鳴っていました。
それほど本数が多いわけでもないので珍しいです。
すると青森行きの特急が走っていきました。
秋田と青森の間の需要ってどれくらいなんでしょうね。
隣県とはいえ、行き来する人はあまりいなさそう。
そんなことを考えているうちに局に到着です。
半分シャッターが下りていますが、局は営業していました。
外では少年が自販機で飲み物を買っていました。
|
26 |
13:14 |
飯田川郵便局 |
いいたがわ |
秋田県潟上市 |
|
こういう静かな昼下がりの景色、懐かしいです。
それはそうと、高校野球のニュースが!
秋田県の金足農業高校が!横浜高校に!勝った!!
おいおいそんなことあるのかってくらいの盛り上がりです。
FMラジオでも大盛り上がりでしたね。
さて、国道7号に抜けると前方には古めかしい路線バスが。
バスについていくと、飯田川の集落に入ります。
2005年までの飯田川町の中心地に局はありました。
そんな町があったことも、やはり知らなかったですね。
|
27 |
13:20 |
下虻川郵便局 |
しもあぶかわ |
秋田県潟上市 |
|
県道104号に合流してしばらく南下します。
この道はかつての国道285号でもあるようです。
さらに進み、かつての国道7号らしき道に合流していくと局。
飯田川の市街地は国道が大きく東を迂回していますからね。
そんな街道沿いの局は駐車場が狭めです。
交通量が多いことを考えるとちょっと緊張しますね。
このあたりも旧飯田川町のエリアです。
かつては秋田県で一番小さな町だったようです。
そういうことを知る楽しみも、合併で少なくなりました。
|
28 |
13:27 |
大久保郵便局 |
おおくぼ |
秋田県潟上市 |
|
県道104号はさらに交通量が増えてきました。
さすがは秋田市にも近いだけのことはあります。
このあたりは潟上市の旧昭和町のエリアです。
JR大久保駅が右手に出てきて、その先の踏切を渡ります。
交通量の多い道を右折してすぐに渡る踏切、難しいです。
そのまま行くと局はありました。
大きな局舎は集配局で、お客さんも多かったです。
そういえば街を歩く人の姿も見かけましたからね。
昔ながらの市街地といった雰囲気が色濃く残る場所です。
|
29 |
13:34 |
槻木簡易郵便局 |
つきのき |
秋田県潟上市 |
|
JR大久保駅付近まで来た道を戻りました。
旧昭和町、町の木はツキ。ケヤキのことだそうです。
国道7号の交差点を渡り、秋田道をくぐります。
そのまま行くと局はありました。
このあたりは槻木という地名だそうです。
なるほど、昭和町の木はツキの木でしたからね。
こういうところに歴史が語り継がれるわけです。
植物の名前が地名に反映されるなんていいですよね。
ひとまず潟上市の局はこれで完訪になったはずです。
|
30 |
13:46 |
金足片田簡易郵便局 |
かなあしかただ |
秋田県秋田市 |
|
秋田道の昭和男鹿半島インターまで進みます。
やたら長い名前のインターですよね。
男鹿半島への入口ですよ、ってのをアピールしたかったんでしょうね。
親切心でも、大人の都合でもあるわけです。
観光振興に役立っているのならいいことです。
県道41号に入って南下していくと田んぼの中の交差点に局。
おっと、金足じゃないですか。金足農業高校近いのかな。
窓口でもやはり高校野球の話題になりました。
金足農業高校は追分駅のあたりにあるみたいです。
|
31 |
13:54 |
上新城郵便局 |
かみしんじょう |
秋田県秋田市 |
|
なんでだか、見落とす局って必ずある。
こんなに近くに下新城簡易局があるというのに。
このときにはまったく気が付いていませんでした。
だからそのまま県道41号を南東に走っていきます。
そう、なんの疑いもないままに。
しばらく走り、県道231号の交差点付近に局はありました。
局員さんとはやはり高校野球の話になりました。
「ぜひ次の試合も応援よろしくお願いします」。
秋田県民が一丸となっている、素敵な瞬間でした。
|
32 |
14:03 |
土崎港北簡易郵便局 |
つちざきこうほく |
秋田県秋田市 |
|
県道231号に入って南西に進んでいきます。
田んぼの向こうに秋田市街地が見えています。
秋田港にあるセリオンタワーも見えました。
実はここへも、小学生のころに家族旅行できています。
写真もあったはずですが…捨てちゃったのかな。
市街地に入ると局はありました。
簡易局なのにお客さんは多いし、ATMまで設置されています。
このあたりはかなり需要がありそうな場所ですもんね。
お客さんにとっては簡易局と直営局の区別はないでしょう。
|
33 |
14:13 |
土崎東郵便局 |
つちざきひがし |
秋田県秋田市 |
|
南下する道に入ってしばらく進みます。
すっかり市街地で、両側は民家に挟まれています。
陸上自衛隊の秋田駐屯地が左手に広がります。
こんなに市街地に駐屯地があるんですね。
まあ各務原だってそうか。
その先、局はわき道に入っていくとありました。
すっかり市街地の局で、お客さんはここも多めでしたね。
ちょうど通帳が最終行になったので更新してもらいます。
月曜に山形で更新してもらったばかりなんですが。
|
34 |
14:23 |
秋田外旭川郵便局 |
あきたそとあさひかわ |
秋田県秋田市 |
|
このまま南に進んでいくと将軍野局です。
しかしそこは2014年8月に訪問しています。
男鹿半島に向かう日のスタートから2局目でした。
あれから4年も経っているなんて信じられません。
南東に向かっていくと住宅街の中に。
広くはない道を進み、途中から突然広い道になってびっくり。
県道233号になって、そのまま進んでいくと局は左手に。
お店の一角のような場所。駐車場はわき道沿いにありました。
こちらもやはりお客さんの数が多く感じました。
|
35 |
14:32 |
秋田菅野郵便局 |
あきたすがの |
秋田県秋田市 |
|
やはり秋田市街地。人も多いということですね。
県道233号から南下し、JR奥羽本線のアンダーパスに。
広くはない道で、交通量が多いのでひやひや。
地元の人たちが抜け道として使っているんですね。
広い県道126号に出て、東に進むと局は左手わき道に。
新興住宅街のような場所で、民家の並びに溶け込んでいます。
しかしこの局もお客さんがかなり多かったです。
待ち時間こそそれほどですが、車の数が多かったですね。
さて、16時まで1時間半。有効に使っていきます。
|
36 |
14:42 |
秋田泉郵便局 |
あきたいずみ |
秋田県秋田市 |
|
今度は踏切でJR奥羽本線の北に出ます。
跨線橋が少なく、秋田の道路行政の遅れを感じます。
昔ながらのアンダーパスと踏切が多いイメージですね。
列車本数が少ないので不便はありません。
踏切の先の交差点が渋滞しましたが、局には無事到着しました。
このあたりは郊外の雰囲気が色濃いです。
おかげでこちらは空いていましたね。
秋田泉ってなんだか日本酒の名前にでもなりそうです。
なんでも酒と結びつける悪い癖です。いけません。
|
37 |
14:50 |
秋田新藤田郵便局 |
あきたしんとうだ |
秋田県秋田市 |
|
そのまま北東に走っていきました。
こんな道、地元の人じゃないと通らないだろうな、という道。
別にすごく細い道とかいうわけじゃないです。
旭川を渡って県道15号に出ると局はありました。
新藤田は「しんふじた」だとばかり思っていました。
しかし予想を裏切って「しんとうだ」と読ませるんですね。
読めなくはないですが、意外な読み方でした。
いわゆる重箱読みというやつでしょうか。
反対に湯桶読みの局名ってまず出会わないですね。
|
38 |
14:59 |
松原簡易郵便局 |
まつばら |
秋田県秋田市 |
|
県道15号を北に進んでいきます。
あっという間に田んぼの中の長閑な景色に。
秋田道をアンダーパスするといよいよ郊外です。
民家も疎らになってきたところで局が出てきました。
駐車場が見当たらないので、少し先で路肩に駐車。
ここも昔から秋田市だった場所なんですね。
標識ではこの先は仁別国民の森があるらしいです。
なんだそれは…という感じですが、山に向かう感満載です。
当然交通量も少なく、静かな県道沿いでした。
|
39 |
15:12 |
秋田広面郵便局 |
あきたひろおもて |
秋田県秋田市 |
|
適当な道から県道28号に抜けました。
東に進めば太平局なので、2014年8月に訪問済み。
盛岡からひたすら秋田を目指して来たんですよね。
そんな旅をしていたのも懐かしい思い出です。
未訪問局は秋田大学附属病院近くにありました。
局の入口には、秋田市の姉妹都市であるドイツのパッサウ市の紹介が。
秋田市の姉妹都市はいくつかあるのですが、パッサウだけです。
きっと何かこの場所とゆかりがあるのでしょうね。
足立区は…ベルモントだ。綾瀬にモニュメントがあります。
|
姉妹都市を紹介する案内があります。
|
40 |
15:21 |
下北手簡易郵便局 |
しもきたで |
秋田県秋田市 |
|
適当な道から太平川を渡って南に進みます。
このあたりは住宅街なので、どこを走っても同じです。
ゆっくりと進んでいくしかありませんね。
秋田中央インターに続く県道62号を過ぎて左折。
集落を過ぎたあたりに局はありました。
小さな簡易局で、おばちゃんが迎えてくれました。
貯金をすると「ちょっと待ってて…」と奥の方に。
なんと、袋入りの南部せんべいをいただきました。
いや、本当にありがとうございます。後日酒のお供に…。
|
41 |
15:30 |
桜簡易郵便局 |
さくら |
秋田県秋田市 |
|
川沿いの道をしばらく西に進んでいきます。
県道62号には入らずに、道なりに西へ。
ノースアジア大学がありました。
たしか中高の教員免許が取れる大学だったはずです。
どうでもいい情報ばかりが垂れ流されています。
広い県道41号に入ると局はありました。
「いらっしゃいませ」と元気な女性局員さんたち。
いろいろお話をする中で、ポストカードを頂きました。
局名にちなんでか、桜の絵が美しいカードです。
|
42 |
15:35 |
横森簡易郵便局 |
よこもり |
秋田県秋田市 |
|
桜簡易局からは西へと進んでいきます。
住宅街が続き、わりと市街地になっています。
それでも目指すは簡易局。
かなり需要のありそうな場所ですが、簡易局が続きます。
静かな住宅地の中に局はありました。
細い道が合流する場所にあり、ちょっと見通しの悪い交差点。
小さな簡易局とはいえ、県庁所在地らしく大きなポスト。
そんなに需要があるの?といらん世話まで焼きます。
さて、残り30分のラストスパート。頑張りましょう。
|
43 |
15:42 |
秋田明田郵便局 |
あきたみょうでん |
秋田県秋田市 |
|
横森簡易局から西に進むと川を渡ります。
さっきから何度か通っている太平川です。
広い川でもないですが、水量はちゃんとありましたね。
そのまま丁字路まで進んで右折すると局。
市街地の局ですが駐車場が狭いのが欠点。
これは車社会の地方都市にとっては痛手ですね。
地図で見ると、JR秋田駅がけっこう近いです。
それもあってか、風景印にはE6系新幹線こまちが描かれます。
ちゃんと風景印は新型車両になっているんですね。
|
44 |
15:50 |
秋田屋敷田郵便局 |
あきたやしきでん |
秋田県秋田市 |
|
E6系のデビューっていつだったっけ。
試乗会に当選して仙台まで乗ったんだったな。
逸れも懐かしい思い出。5年くらい経ちますか。
さて、明田局からは北東に進んでいきます。
こちらも広い道からわき道に入ると局はありました。
駐車場はどこかな、と見回すと、西に入ったところにありました。
少し局からは離れていますが、あるだけ助かります。
「屋敷田」という地名も印象的です。
きっと土地持ちのお屋敷があったんでしょうね。
|
45 |
15:58 |
秋田手形郵便局 |
あきたてがた |
秋田県秋田市 |
|
16時まであと10分ほどあります。
最後の1局を目指すことにして、付近の局を検索。
屋敷田局から西に進み、工事中の広い道にぶつかりました。
うまくJRの線路沿いに出て、そのまま北に進みます。
手形陸橋をくぐった先に局はありました。
JR秋田駅の東口からも遠くはない場所です。
とはいえ、地方都市の玄関口は落ち着いた雰囲気でした。
さて、1週間の訪問もここで終了。旅の前半が終わりました。
秋田県をこれだけ満喫する旅はなかなかないでしょう。
|
★ 8月18日(土)・19日(日)天気:晴れ 秋田県を中心に土日ならではの観光を満喫。 |
週末は深浦から十二湖へ抜けます。そして小坂町のブルートレインあけぼのに宿泊しました。
|
いい旅は最後までいい旅。秋田市から深浦町へ向かい、民宿に泊まります。豪華すぎる夕食は大阪から来たご夫婦と歓談しながら。
宿のおじいちゃん、お元気で。そして教えていただいたコースで十二湖に行くと、おばちゃんたちにヒッチハイクされ、旅はいよいよ混沌と。
郵便局と切り離したこの土日は、かなり印象的で人生に影響を与える週末でした。北東北がこんなに素敵な場所だったなんて!!
|