No.514:高校野球と北東北めぐり・5~7日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2018.08.17(金) 晴れ 45 能代大瀬局 秋田手形局
 旅の前半最終日となる金曜日。秋田県の北の果てまで一気に移動していました。スタートは能代市の移転改称局で、ここから秋田市方面へ。
 未訪問局をうまく拾っていくのですが、どこまでいけるかはまだまだ未知数といったところ。幸い天気は味方してくれそうです。
 ご飯がすすむ和食をのんびりと頂きながら、出発までの時間を宿でのんびりと過ごします。今日は高校野球の第3回戦が行われるようです。


ご飯が何杯でも食べられますね。
1 09:03 能代大瀬郵便局 のしろおおせ 秋田県能代市

 八峰町からは広域農道で能代市街地を目指します。
 通勤時間帯も終わり、走りやすい道をスイスイ。
 今日は天気も味方してくれそうな予感です。
 風は強いようですが、まあその点は大丈夫でしょう。
 米代川を渡って、工業団地からJR東能代駅の裏手を進みます。
 JR五能線の踏切を渡ると能代大瀬局はありました。
 この局は2016年に能代出戸局から移転改称されました。
 2014年に訪問した際は、お客さんが多かったようです。
 駐車場も広く、快適になっている点はよいでしょうね。

2 09:24 三種谷地の上簡易郵便局 みたねやちのうえ 秋田県山本郡三種町

 県道と国道7号を経由して、八竜方面に向かいます。
 秋田自動車道と並んで走る国道は交通量も少なめ。
 この秋田道は八竜インターから北が無料開放中。
 そんなこともあって、一定数はそちらに流れているのでしょう。
 しばらく走っていくと八竜インター手前に局はありました。
 こちらの局も、以前は八竜大曲簡易局で、2017年に移転改称。
 まさかこんな場所で移転改称があるとは思っていませんでした。
 そんなこんなで、長距離移動を避けられてよかったです。
 ここからは未訪問局が続くエリアに入ります。

3 09:48 下岩川郵便局 しもいわかわ 秋田県山本郡三種町

 森岳温泉簡易局までは以前に訪問済み。
 とうわけで、国道7号から森岳市街地に出ます。
 適当に進んでいき、森岳温泉簡易局の横に出ました。
 県道4号で山を上っていくと局はありました。
 山あいの静かな集落で、時間が止まったかのよう。
 局舎は耐震補強工事のためか、痛々しい外観に。
 建て替えは難しいにしても、こうするしかなかったか。
 確かに、全国の学校とかでも、斜めの骨を入れていますよね。
 耐震化工事は喫緊の課題ってことでしょう。

4 10:03 上岩川郵便局 かみいわかわ 秋田県山本郡三種町

 そのまま県道4号を南下していきます。
 この道はこの上下の岩川集落のためにあるような感じでしょうか。
 地図で見ても、ほほう、こんなところに集落が!といった感じ。
 しばらく進んで県道37号を左折、さらに集落に入ると局。
 局には地元のおばあちゃんが来客しました。
 いろいろと話すうちに「ヤクルトあげる」という流れに。
 2本も頂いて、その場で飲みました。
 いや、こういうことって、東京じゃ起こらないですよね。
 秋田ならでは、田舎の良さってやつですね。

5 10:20 琴丘郵便局 ことおか 秋田県山本郡三種町

 県道37号を西に進んでいきます。
 多少、道幅が狭い箇所はありますが、概ね走りやすい道。
 「琴丘森岳インター」の標識もありました。
 この先に高速道路のインターがあるとは思えない道ですが…。
 視界が開けて琴丘の市街地が見えてきました。
 標識は嘘ではなく、インターを過ぎて北上していくと局。
 国道の旧道らしき街道筋で、2006年までは琴丘町の中心地。
 それなりにお客さんの出入りはありました。
 合併しても、町の中心には、やはり人が集まります。

6 10:27 鯉川簡易郵便局 こいかわ 秋田県山本郡三種町

 国道7号に入って南に進んでいきます。
 秋田市に向かう車はやはり多いようです。
 幹線国道だけあって車も多く走っています。
 鯉川の集落へは国道を海側に離れます。
 集落の中を進んでいくと局はありました。
 建物は大きいのですが、局の入口は小さなドアでした。
 この局から南に行ったところにJR鯉川駅があります。
 秘境駅みたいな雰囲気が漂う国道からの分岐路です。
 駅まで出れば、わりと開けているのでしょうが。


北緯40度。ここまで北上してきました。
7 10:36 浦横町簡易郵便局 うらよこちょう 秋田県南秋田郡五城目町

 国道7号に合流するところに北緯40度の標識がありました。
 北緯40度といえば、北京やニューヨーク、マドリード。
 そう考えると、マドリードってけっこう北国ですね。
 温暖なイメージがあるので、秋田と並べると不思議。
 しばらく国道を進み、県道220号を左折して浦横町の集落へ。
 狭い道沿いに局はあり、駐車場がないので局の前に置いたまま訪問。
 「大丈夫、みんな高校野球観てるから車も通らないよ」とのこと。
 そうか、今日は地元秋田県の金足農業が横浜高校と試合です。
 さきほど試合開始。強豪校相手に、頑張ってほしいです。

8 10:44 真坂郵便局 まさか 秋田県南秋田郡八郎潟町

 田んぼの中を西に進んでいきました。
 気持ちの良い青空に一面の稲穂。
 天気の良い日はこうして走っていてもストレスフリーです。
 しかもこんなに青空なのにめちゃくちゃ涼しい。
 エアコンいらずで窓を開けて走ります。
 はやくも季節は夏から秋を予感させます。
 国道7号を横断して西に進むと局はありました。
 人生には3つの坂があるといいますが、こんなところにあったとは。
 局内にはまさかトイレがあるとは思わず、喜んで借りました。

9 10:52 八郎潟郵便局 はちろうがた 秋田県南秋田郡八郎潟町

 国道7号の旧道と思しき県道219号を南下します。
 八郎潟町の市街地にすぐに入ります。
 住宅街を進むと、だんだんと商店が増えてきました。
 JR八郎潟駅前は賑やかで、一定のものはそろっています。
 駅の先、県道沿いに局はありました。
 馬場目川に近く、町はずれな雰囲気の場所です。
 もう少し北の駅近辺に局があってもよさそうなんですが。
 車で訪問する分にはこの方が助かります。
 町の道沿いでは祭りの片付けが行われていました。

10 11:00 西野簡易郵便局 にしの 秋田県南秋田郡五城目町

 JR奥羽本線の線路をアンダーパスして東へ。
 国道7号にぶつかり、少し南に進んで川を渡ります。
 途中で国道を離れて東に進んでいくと局はありました。
 車庫の一角に局はあり、不思議な構造だと思いました。
 猫の匂いがしていたので探したのですが、見つかりません。
 実家でも猫を飼っているので、猫の匂いはすぐにわかるんだけどな。
 貯金を済ませて局を後にすると、何やら視線を感じます。
 はっ!いつの間にか車庫の前に猫がいます。
 そんなところにいたとは…そんなに睨むんじゃない。

11 11:06 上樋口簡易郵便局 かみひぐち 秋田県南秋田郡五城目町

 猫に見送られながら先に進みます。
 そうそう、私は猫アレルギーなので実家に帰るのも一苦労。
 最近は軽くなってきた気がしますが、ダメなんですよね。
 猫好きの猫アレルギーってのも悲しいもんです。
 牡蠣大好きだけどあたっちゃう人みたいなね。
 イオンスーパーセンターがあり、さらに東に進んだ集落に局。
 小ぢんまりとした局舎ですが、まだ新しそうです。
 空が一気に暗くなり「また雨が降りそうですね」との会話に。
 「本当に天気が変わりやすくて困っちゃう。」確かにそうですね。

12 11:13 高崎簡易郵便局 たかさき 秋田県南秋田郡五城目町

 次の局は近いはずなのに少し迷子になりました。
 上樋口の集落をうまく抜け出せずに右往左往。
 なぜここで迷子になったのかわけもわかりません。
 県道15号に出るといきなり土砂降り。
 すぐに局に着きましたが、あたふたしてしまいます。
 「すごい雨ですね」なんて話をしながら貯金を待ちます。
 今日は晴れ予報のはずなのに、おかしなものです。
 天気予報が当たらないというか、突然の大雨、最近多いですよね。
 山の天気、にわか雨という言葉では片付けられないほどに。

13 11:22 森山簡易郵便局 もりやま 秋田県南秋田郡五城目町

 五城目町の局を丁寧に拾っていきます。
 五城目町、とにかく郵便局の数が多いんです。
 人口8,800人に対して13局。うち11局が簡易郵便局。
 隣の八郎潟町は5,800人に2局だけですからね。
 不思議な町だな、とずっと思っていましたよ。
 県道220号を西に進んでいく頃には一気に天気が回復。
 さっきの雨はなんだったんだというくらいに。
 局は駐車場が見当たらなかったので、少し先の空き地に駐車。
 古めかしい局舎に味があって素敵だと思いました。

14 11:30 五城目郵便局 ごじょうめ 秋田県南秋田郡五城目町

 県道220号を戻り、国道285号の交差点に出ます。
 このまま東に行けばすぐに局はあります。
 ただ、一方通行の出口になっていて直進できません。
 仕方がないので国道を経由して北側に迂回。
 局は市街地の中にありました。
 五城目町の中心局で、集配局らしく大きな局舎です。
 ちょうど局の前の道では露店の準備か片付けかをしていました。
 大音量で流れる演歌が、なんとも似合う街並みです。
 ここからは五城目町内の山間部の局を訪問していきます。

15 11:36 下山内簡易郵便局 しもさんない 秋田県南秋田郡五城目町

 国道285号に出て東に進んでいきます。
 この道、わりと交通量が多いですね。
 鷹巣や大館方面へと抜けるにはいいルートみたいです
 後日、何度もこの道を通りましたからね。
 五城目の市街地を抜けるとすぐに局はありました。
 国道から少しわき道に入ってはいるものの、国道からも見える距離。
 独立した局舎は小さいですがまだ新しいようです。
 集落からは少し離れて空き地に建つので目立ちます。
 利用しやすい立地にある簡易局だと思いました。

16 11:44 内川郵便局 うちかわ 秋田県南秋田郡五城目町

 国道に戻って鷹巣方面に進みます。
 鷹巣なんてかなり遠いと思っていました。
 しかし実際に走ってみると、秋田市内からでも1時間弱。
 混雑も無くて快適な国道だと分かりましたね。
 交通量の多い広域農道と合流し、道の駅を通過。
 そのまま行くと局は国道沿いにありました。
 駐車場も広くわかりやすい立地の局です。
 風景印が少しかすれてしまったことを気にされていました。
 私の場合、押印具合はあまり気にしていないのですが。

17 11:52 湯ノ又簡易郵便局 ゆのまた 秋田県南秋田郡五城目町

 県道4号に入り、一気に北に進んでいきます。
 山に向かっていく道は、道幅が少しずつ狭くなります。
 途中、工事区間がありダートでした。
 集落に入ると局は県道沿いに右手にありました。
 まだお若い女性局員さんでした。
 お盆だからでしょうか、それともいつもでしょうか。
 年配の方が多い簡易局業界では珍しい気がします。
 年齢とか関係ないんですがね、実際は。
 貯金を済ませてさらに北に進んでいきます。

18 11:58 浅見内簡易郵便局 あさみない 秋田県南秋田郡五城目町

 この先にも郵便局があるんだ、という印象です。
 ささやかな集落を抜け、さらに山へと進みます。
 行く手は山。とはいっても、今朝の上岩川に続きます。
 そんなに走りづらい道ではなさそうです。
 局はすぐに右手に出てきました。
 元特定局だと分かる局舎には、浅見内郵便局の文字が残ります。
 1977年に簡易局になっているのだから驚きです。
 局ではラジオで金足農業の試合が流れていました。
 「負ける雰囲気になると一気に崩れる、東北はね」とのこと。

19 12:09 富津内簡易郵便局 ふつない 秋田県南秋田郡五城目町

 確かに、相手があの横浜高校ではそうでしょう。
 勝てるはずもない、それが大方の見解です。
 マスコミの論調もですが、秋田県民ですら。
 どうしても試合の行方が気になりAMでNHKを聞きます。
 それから、山道を分け入って南東に進み国道に抜けます。
 バイパスがトンネルに入るところ、旧道を進むと局。
 ほとんどの車はバイパスを走るので、この道は静かな集落の生活道路。
 センターラインもある国道仕様の道が集落を貫きます。
 時折聞こえるバイパスのトラックの音が幻のようです。

20 12:19 杉沢簡易郵便局 すぎさわ 秋田県南秋田郡五城目町

 ルーティング中にいい道を見つけましたよ。
 富津内から杉沢へは、まっすぐ抜けられるんですね。
 広域農道のような道を南下していきます。
 山あいを進むわりには走りやすい道です。
 しっかりとした道はカーブも緩め。
 県道15号まで快適に抜けることができました。
 そのまま県道を東に進んでいくと、集落の中に局。
 静かな集落には東京のナンバーの車もいました。
 お盆の後半。この時期は他県ナンバーも多い季節です。

21 12:29 馬場目簡易郵便局 ばばめ 秋田県南秋田郡五城目町

 高校野球用に入れたAMラジオです。
 しかしなぜか、修学旅行の行き先を力説する英会話番組。
 ごめん、これどういうシチュエーションで使えばいいの?
 ああ、修学旅行の行き先を力説するときに使えばいいんですね。
 半分溜息で県道15号を西に進むとトンネルに入りました。
 ラジオをFMに戻したころには馬場目の集落に入ります。
 独立した局舎の馬場目簡易局にはすぐに到着しました。
 駐車場の舗装もきれいなので、まだ最近できた建物でしょうか。
 とにかく盛りだくさんの五城目町も、ここで完訪です。

22 12:39 井内簡易郵便局 いない 秋田県南秋田郡井川町

 広域農道に入って南下していきます。
 この道は後日何度か通っていますね。
 秋田市へと抜ける裏メインルートです。
 かなり交通量が多い道でびっくりしました。
 県道228号に入って東へと進んでいきます。
 しばらく進んだ集落の中の商店の一角に局。
 この県道はこのまま進んでも山奥が終点になっています。
 そんなこともあって交通量は少ない道でした。
 集落の人が利用するだけの小さな局といった風情です。

23 12:45 上井河郵便局 かみいかわ 秋田県南秋田郡井川町

 県道228号をそのまま北西に進んでいきます。
 しばらくのんびりとした道が続きました。
 民家も建ち並びますが、田んぼが多い道です。
 秋田県は米どころですからね。
 しばらく行った追分の近くに局はありました。
 この局には風景印の設置がありませんでした。
 秋田県の局は意外と設置局が絞られているのかもしれません。
 やたらめったら設置局が続くよりはいいですね。
 町にひとつくらいでちょうどよいかもしれません。

24 12:55 下井河郵便局 しもいかわ 秋田県南秋田郡井川町

 そのまま県道を西に進みました。
 秋田自動車道や国道285号を過ぎます。
 南北の交通軸は強いですね、秋田県は。
 東西の移動に関しては微妙な場所も多いです。
 まあそれは東京都心だって同じことですね。
 東西は強いけど南北に移動ができないとかね。
 井川町役場近くに局はありました。
 JR井川さくら駅付近でもあり、町の中心地です。
 この局にも風景印がなく、井川町には設置局がないことになります。


踏切では青森行きの特急つがるに遭遇。
25 13:02 今戸簡易郵便局 いまど 秋田県南秋田郡井川町

 国道7号を横断して、踏切を渡ります。
 ちょうど踏切が鳴っていました。
 それほど本数が多いわけでもないので珍しいです。
 すると青森行きの特急が走っていきました。
 秋田と青森の間の需要ってどれくらいなんでしょうね。
 隣県とはいえ、行き来する人はあまりいなさそう。
 そんなことを考えているうちに局に到着です。
 半分シャッターが下りていますが、局は営業していました。
 外では少年が自販機で飲み物を買っていました。

26 13:14 飯田川郵便局 いいたがわ 秋田県潟上市

 こういう静かな昼下がりの景色、懐かしいです。
 それはそうと、高校野球のニュースが!
 秋田県の金足農業高校が!横浜高校に!勝った!!
 おいおいそんなことあるのかってくらいの盛り上がりです。
 FMラジオでも大盛り上がりでしたね。
 さて、国道7号に抜けると前方には古めかしい路線バスが。
 バスについていくと、飯田川の集落に入ります。
 2005年までの飯田川町の中心地に局はありました。
 そんな町があったことも、やはり知らなかったですね。

27 13:20 下虻川郵便局 しもあぶかわ 秋田県潟上市

 県道104号に合流してしばらく南下します。
 この道はかつての国道285号でもあるようです。
 さらに進み、かつての国道7号らしき道に合流していくと局。
 飯田川の市街地は国道が大きく東を迂回していますからね。
 そんな街道沿いの局は駐車場が狭めです。
 交通量が多いことを考えるとちょっと緊張しますね。
 このあたりも旧飯田川町のエリアです。
 かつては秋田県で一番小さな町だったようです。
 そういうことを知る楽しみも、合併で少なくなりました。

28 13:27 大久保郵便局 おおくぼ 秋田県潟上市

 県道104号はさらに交通量が増えてきました。
 さすがは秋田市にも近いだけのことはあります。
 このあたりは潟上市の旧昭和町のエリアです。
 JR大久保駅が右手に出てきて、その先の踏切を渡ります。
 交通量の多い道を右折してすぐに渡る踏切、難しいです。
 そのまま行くと局はありました。
 大きな局舎は集配局で、お客さんも多かったです。
 そういえば街を歩く人の姿も見かけましたからね。
 昔ながらの市街地といった雰囲気が色濃く残る場所です。

29 13:34 槻木簡易郵便局 つきのき 秋田県潟上市

 JR大久保駅付近まで来た道を戻りました。
 旧昭和町、町の木はツキ。ケヤキのことだそうです。
 国道7号の交差点を渡り、秋田道をくぐります。
 そのまま行くと局はありました。
 このあたりは槻木という地名だそうです。
 なるほど、昭和町の木はツキの木でしたからね。
 こういうところに歴史が語り継がれるわけです。
 植物の名前が地名に反映されるなんていいですよね。
 ひとまず潟上市の局はこれで完訪になったはずです。

30 13:46 金足片田簡易郵便局 かなあしかただ 秋田県秋田市

 秋田道の昭和男鹿半島インターまで進みます。
 やたら長い名前のインターですよね。
 男鹿半島への入口ですよ、ってのをアピールしたかったんでしょうね。
 親切心でも、大人の都合でもあるわけです。
 観光振興に役立っているのならいいことです。
 県道41号に入って南下していくと田んぼの中の交差点に局。
 おっと、金足じゃないですか。金足農業高校近いのかな。
 窓口でもやはり高校野球の話題になりました。
 金足農業高校は追分駅のあたりにあるみたいです。

31 13:54 上新城郵便局 かみしんじょう 秋田県秋田市

 なんでだか、見落とす局って必ずある。
 こんなに近くに下新城簡易局があるというのに。
 このときにはまったく気が付いていませんでした。
 だからそのまま県道41号を南東に走っていきます。
 そう、なんの疑いもないままに。
 しばらく走り、県道231号の交差点付近に局はありました。
 局員さんとはやはり高校野球の話になりました。
 「ぜひ次の試合も応援よろしくお願いします」。
 秋田県民が一丸となっている、素敵な瞬間でした。

32 14:03 土崎港北簡易郵便局 つちざきこうほく 秋田県秋田市

 県道231号に入って南西に進んでいきます。
 田んぼの向こうに秋田市街地が見えています。
 秋田港にあるセリオンタワーも見えました。
 実はここへも、小学生のころに家族旅行できています。
 写真もあったはずですが…捨てちゃったのかな。
 市街地に入ると局はありました。
 簡易局なのにお客さんは多いし、ATMまで設置されています。
 このあたりはかなり需要がありそうな場所ですもんね。
 お客さんにとっては簡易局と直営局の区別はないでしょう。

33 14:13 土崎東郵便局 つちざきひがし 秋田県秋田市

 南下する道に入ってしばらく進みます。
 すっかり市街地で、両側は民家に挟まれています。
 陸上自衛隊の秋田駐屯地が左手に広がります。
 こんなに市街地に駐屯地があるんですね。
 まあ各務原だってそうか。
 その先、局はわき道に入っていくとありました。
 すっかり市街地の局で、お客さんはここも多めでしたね。
 ちょうど通帳が最終行になったので更新してもらいます。
 月曜に山形で更新してもらったばかりなんですが。

34 14:23 秋田外旭川郵便局 あきたそとあさひかわ 秋田県秋田市

 このまま南に進んでいくと将軍野局です。
 しかしそこは2014年8月に訪問しています。
 男鹿半島に向かう日のスタートから2局目でした。
 あれから4年も経っているなんて信じられません。
 南東に向かっていくと住宅街の中に。
 広くはない道を進み、途中から突然広い道になってびっくり。
 県道233号になって、そのまま進んでいくと局は左手に。
 お店の一角のような場所。駐車場はわき道沿いにありました。
 こちらもやはりお客さんの数が多く感じました。

35 14:32 秋田菅野郵便局 あきたすがの 秋田県秋田市

 やはり秋田市街地。人も多いということですね。
 県道233号から南下し、JR奥羽本線のアンダーパスに。
 広くはない道で、交通量が多いのでひやひや。
 地元の人たちが抜け道として使っているんですね。
 広い県道126号に出て、東に進むと局は左手わき道に。
 新興住宅街のような場所で、民家の並びに溶け込んでいます。
 しかしこの局もお客さんがかなり多かったです。
 待ち時間こそそれほどですが、車の数が多かったですね。
 さて、16時まで1時間半。有効に使っていきます。

36 14:42 秋田泉郵便局 あきたいずみ 秋田県秋田市

 今度は踏切でJR奥羽本線の北に出ます。
 跨線橋が少なく、秋田の道路行政の遅れを感じます。
 昔ながらのアンダーパスと踏切が多いイメージですね。
 列車本数が少ないので不便はありません。
 踏切の先の交差点が渋滞しましたが、局には無事到着しました。
 このあたりは郊外の雰囲気が色濃いです。
 おかげでこちらは空いていましたね。
 秋田泉ってなんだか日本酒の名前にでもなりそうです。
 なんでも酒と結びつける悪い癖です。いけません。

37 14:50 秋田新藤田郵便局 あきたしんとうだ 秋田県秋田市

 そのまま北東に走っていきました。
 こんな道、地元の人じゃないと通らないだろうな、という道。
 別にすごく細い道とかいうわけじゃないです。
 旭川を渡って県道15号に出ると局はありました。
 新藤田は「しんふじた」だとばかり思っていました。
 しかし予想を裏切って「しんとうだ」と読ませるんですね。
 読めなくはないですが、意外な読み方でした。
 いわゆる重箱読みというやつでしょうか。
 反対に湯桶読みの局名ってまず出会わないですね。

38 14:59 松原簡易郵便局 まつばら 秋田県秋田市

 県道15号を北に進んでいきます。
 あっという間に田んぼの中の長閑な景色に。
 秋田道をアンダーパスするといよいよ郊外です。
 民家も疎らになってきたところで局が出てきました。
 駐車場が見当たらないので、少し先で路肩に駐車。
 ここも昔から秋田市だった場所なんですね。
 標識ではこの先は仁別国民の森があるらしいです。
 なんだそれは…という感じですが、山に向かう感満載です。
 当然交通量も少なく、静かな県道沿いでした。

39 15:12 秋田広面郵便局 あきたひろおもて 秋田県秋田市

 適当な道から県道28号に抜けました。
 東に進めば太平局なので、2014年8月に訪問済み。
 盛岡からひたすら秋田を目指して来たんですよね。
 そんな旅をしていたのも懐かしい思い出です。
 未訪問局は秋田大学附属病院近くにありました。
 局の入口には、秋田市の姉妹都市であるドイツのパッサウ市の紹介が。
 秋田市の姉妹都市はいくつかあるのですが、パッサウだけです。
 きっと何かこの場所とゆかりがあるのでしょうね。
 足立区は…ベルモントだ。綾瀬にモニュメントがあります。


姉妹都市を紹介する案内があります。
40 15:21 下北手簡易郵便局 しもきたで 秋田県秋田市

 適当な道から太平川を渡って南に進みます。
 このあたりは住宅街なので、どこを走っても同じです。
 ゆっくりと進んでいくしかありませんね。
 秋田中央インターに続く県道62号を過ぎて左折。
 集落を過ぎたあたりに局はありました。
 小さな簡易局で、おばちゃんが迎えてくれました。
 貯金をすると「ちょっと待ってて…」と奥の方に。
 なんと、袋入りの南部せんべいをいただきました。
 いや、本当にありがとうございます。後日酒のお供に…。

41 15:30 桜簡易郵便局 さくら 秋田県秋田市

 川沿いの道をしばらく西に進んでいきます。
 県道62号には入らずに、道なりに西へ。
 ノースアジア大学がありました。
 たしか中高の教員免許が取れる大学だったはずです。
 どうでもいい情報ばかりが垂れ流されています。
 広い県道41号に入ると局はありました。
 「いらっしゃいませ」と元気な女性局員さんたち。
 いろいろお話をする中で、ポストカードを頂きました。
 局名にちなんでか、桜の絵が美しいカードです。

42 15:35 横森簡易郵便局 よこもり 秋田県秋田市

 桜簡易局からは西へと進んでいきます。
 住宅街が続き、わりと市街地になっています。
 それでも目指すは簡易局。
 かなり需要のありそうな場所ですが、簡易局が続きます。
 静かな住宅地の中に局はありました。
 細い道が合流する場所にあり、ちょっと見通しの悪い交差点。
 小さな簡易局とはいえ、県庁所在地らしく大きなポスト。
 そんなに需要があるの?といらん世話まで焼きます。
 さて、残り30分のラストスパート。頑張りましょう。

43 15:42 秋田明田郵便局 あきたみょうでん 秋田県秋田市

 横森簡易局から西に進むと川を渡ります。
 さっきから何度か通っている太平川です。
 広い川でもないですが、水量はちゃんとありましたね。
 そのまま丁字路まで進んで右折すると局。
 市街地の局ですが駐車場が狭いのが欠点。
 これは車社会の地方都市にとっては痛手ですね。
 地図で見ると、JR秋田駅がけっこう近いです。
 それもあってか、風景印にはE6系新幹線こまちが描かれます。
 ちゃんと風景印は新型車両になっているんですね。

44 15:50 秋田屋敷田郵便局 あきたやしきでん 秋田県秋田市

 E6系のデビューっていつだったっけ。
 試乗会に当選して仙台まで乗ったんだったな。
 逸れも懐かしい思い出。5年くらい経ちますか。
 さて、明田局からは北東に進んでいきます。
 こちらも広い道からわき道に入ると局はありました。
 駐車場はどこかな、と見回すと、西に入ったところにありました。
 少し局からは離れていますが、あるだけ助かります。
 「屋敷田」という地名も印象的です。
 きっと土地持ちのお屋敷があったんでしょうね。

45 15:58 秋田手形郵便局 あきたてがた 秋田県秋田市

 16時まであと10分ほどあります。
 最後の1局を目指すことにして、付近の局を検索。
 屋敷田局から西に進み、工事中の広い道にぶつかりました。
 うまくJRの線路沿いに出て、そのまま北に進みます。
 手形陸橋をくぐった先に局はありました。
 JR秋田駅の東口からも遠くはない場所です。
 とはいえ、地方都市の玄関口は落ち着いた雰囲気でした。
 さて、1週間の訪問もここで終了。旅の前半が終わりました。
 秋田県をこれだけ満喫する旅はなかなかないでしょう。

  ★ 8月18日(土)・19日(日)天気:晴れ 秋田県を中心に土日ならではの観光を満喫。

   
   
   
   
   
週末は深浦から十二湖へ抜けます。そして小坂町のブルートレインあけぼのに宿泊しました。
 いい旅は最後までいい旅。秋田市から深浦町へ向かい、民宿に泊まります。豪華すぎる夕食は大阪から来たご夫婦と歓談しながら。
 宿のおじいちゃん、お元気で。そして教えていただいたコースで十二湖に行くと、おばちゃんたちにヒッチハイクされ、旅はいよいよ混沌と。
 郵便局と切り離したこの土日は、かなり印象的で人生に影響を与える週末でした。北東北がこんなに素敵な場所だったなんて!!

 

 

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