No.513:高校野球と北東北めぐり・4日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2018.08.16(木) 38 金浦局 新谷簡易局
 当初計画では象潟が今日のスタートになる予定でした。しかし、13日に思わぬ形で象潟まで訪問できたので、少し北上して金浦へ。
 今朝は予報通りの大雨が降っていて、宿を出たところから濡れてしまう始末。車で走っていても見通しが悪いです。
 ひとまず国道7号を北上していき、金浦の集落に入りました。今日は一日雨なんだろうか。そう考えると気持ちが沈みます。


昨日までの猛暑日はどうなったのかというくらいに涼しい。いや、寒い。
1 09:04 金浦郵便局 このうら 秋田県にかほ市

 国道7号から金浦の集落を進んでいきます。
 街中はわりとまとまった集落になっています。
 民家にお店も交じっていて、晴れていたら人通りもあるんだろうな。
 金浦駅前の通りを西に進んでいくと局はありました。
 このあたりだともう海が近いんですね。
 地図で見ても、漁港まですぐの場所のようです。
 窓口の営業開始までATMコーナーの椅子に座ります。
 9時ちょうどに貯金と風景印押印をお願いしました。
 局を出るときになってもまだ雨はかなり降っていました。

2 09:15 大竹簡易郵便局 おおたけ 秋田県にかほ市

 雨は弱まるどころか強くなっています。
 天気予報でも、今日は一日雨の予報だった気がします。
 うーん、ますます気が滅入る。
 金浦の町から東に進んでいき、JR羽越本線と国道をアンパス。
 さらに進んで日本海東北道をオーバーパスしました。
 大竹の集落に入ると、なかなか細い道に案内されます。
 こんなとこに?って場所にカフェもあり、道は狭くなる一方。
 嫌な狭さの道を進むと局はありました。
 今回の訪問で最もアプローチが大変な局でした。

3 09:26 小出郵便局 こいで 秋田県にかほ市

 アプローチが大変といってもマシなほうです。
 車で近づけるし、駐車場もあるんだし。
 これが、駐車場はないし歩いてしか行けないしとかだと大変。
 そんな局にも出会ったことがありますね。
 県道289号をしばらく北上していきます。
 川を渡って左折すると局はありました。
 この局は駐車場がないので。局舎の前に横付けさせてもらいました。
 小さな集落の静かな局。
 雨音だけが響いている時間も落ち着きます。

4 09:36 由利院内郵便局 ゆりいんない 秋田県にかほ市

 雨降りの日は基本的に出掛けない私。
 雨の音は家で聞いていることが多いです。
 ショパンの調べには聴こえないけれど、雨音は嫌いじゃない。
 ただ、実際に雨の中を出歩くのは嫌ですよね。
 県道289号を道なりに進んでいきました。
 途中で右折して、さらに行くと院内小学校が見えてきました。
 集落内の道に入っていくと局を発見。
 由利院内とは素敵な局名ですが、湯沢市の院内局と区別するためでしょう。
 調べてみると、院内って地名は全国にあるんですね。

5 09:46 仁賀保郵便局 にかほ 秋田県にかほ市

 誰が走るんだろうというくらいカーブの多い県道32号にぶつかります。
 整備された道とはいえ、なかなか地図で見るとくねってます。
 矢島方面に抜けるにはショートカットになるんでしょうか。
 日常的に利用している人も少なくはないはずです。
 そんな県道を北に進んでいくと仁賀保の集落に入ります。
 にかほ市の由来にもなった旧仁賀保町の中心地でもあります。
 国道7号との交差点に面して局はありました。
 立地の良さのせいか、お客さんは少し多めです。
 地域の中心でもあるようで、ホテルや公共施設も集まります

6 10:02 海士剥簡易郵便局 あまはぎ 秋田県由利本荘市

 そう考えるとこの辺りは一定の需要がありそうです。
 旧仁賀保町は金浦町、象潟町と合併しています。
 にかほ市役所の本庁舎は象潟に置かれているようです。
 地理的な中心は旧金浦町ですが。
 いろいろな大人の事情が垣間見えるような気がします。
 さて、この先の道路事情の関係で、ここから一気に北に向かいます。
 国道7号をしばらく北に進み、道の駅にしめの先に局はありました。
 幹線国道沿いの簡易局なので、右手に出てくると嫌ですね。
 駐車場などはきちんとある局で、これは助かりました。

7 10:09 西目郵便局 にしめ 秋田県由利本荘市

 国道7号を南に戻っていきます。
 西目高校の交差点まで来て、左手の市街地へ進みます。
 このあたりは旧西目町のエリアです。
 2005年に合併して由利本荘市になっています。
 JRの駅も、駅1つごとに自治体が変わっていたんですね。
 羽越本線の踏切を渡った先に局。
 珍しく「風景印はないんですよ」とのこと。
 旧西目町の中心局だったことを考えると珍しいですよね。
 ここ秋田県ではわりと風景印設置率が高いので。

8 10:26 孫七山簡易郵便局 まごしちやま 秋田県由利本荘市

 県道43号、285号を南下していきます。
 次の孫七山簡易局がどうしてもルートから外れてしまいます。
 北からアプローチするしか方法がないんですよね。
 日本海東北自動車道をくぐり、そのまま進むと「秋田県コロニー」の看板。
 それに従って山を上っていくと、障害者施設の中に局。
 なるほど、アクセスの悪さはこういうことだったのですね。
 中央の管理棟のようなところを入ると局。
 障害者に関わる仕事をする者としては、発見の連続。
 局員さんともいろいろ話になりました。印象的な局でした。

9 10:43 玉ノ池簡易郵便局 たまのいけ 秋田県由利本荘市

 県道を下り、コロニーを後にします。
 日本海東北道をくぐるところまで戻りました。
 適当な道から北東を目指していきます。
 県道43号に合流し、しばらく行くと謎のトンネル。
 くぐりと玉ノ池交差点で、左折して北上していくと局はそろそろ…。
 ナビでは踏切を渡らされますが、どう考えても違います。
 もう一度国道を北に進むと、子吉駅の中に局はありました。
 なるほど、駅の中の簡易局、これは便利ですね。
 ゴム印にも(電化されていないけれど)電車のイラストが。

10 10:51 鮎川簡易郵便局 あゆかわ 秋田県由利本荘市

 この先は、由利高原鉄道の沿線を訪問していきます。
 乗車したこともない路線です。
 まったく知らない町を旅するのも楽しみですね。
 国道108号矢島街道を南下していきます。
 子吉川と離れ、のどかな道を進むと鮎川の集落に。
 JAのガソリンスタンドで右折して踏切を渡った先に局。
 局舎の雰囲気は旧特定局ですね。
 駅を中心に広がる小さな集落ですが、需要はありそうです。
 このあたりでやっと雨も小降りになってきました。

11 11:00 由利郵便局 ゆり 秋田県由利本荘市

 国道108号に戻って矢島方面に進んでいきます。
 交通量もちゃんとある国道ですね。
 途中に踏切があったのは驚きでした。
 列車が少ないとはいえ、国道で踏切は珍しい存在です。
 滝沢橋で子吉川を渡ると、田んぼの中に局。
 ちょうど列車が来る時刻が近く、踏切が鳴っているのが遠くに見えます。
 しかし、貯金と風景印押印の間には来ず、先に出発。
 台風の影響か、警報も出ていて、天気は荒れ気味。
 列車も海沿いを中心に遅れている日でした。

12 11:10 西滝沢郵便局 にしたきざわ 秋田県由利本荘市

 国道には戻らず、ナビに従って東に進みます。
 踏切を渡って、今度は線路沿いを南に進んでいきます。
 列車はまだ来ないぞ、と思いながら車を走らせます。
 なるほど、ローカル線では車の方が圧倒的に速い。
 利用者が離れてしまうのも仕方がないことなのかと感じました。
 速さとは別のところに魅力はあるんでしょうけどね。
 西滝沢駅付近で国道にぶつかり、その交差点の先に局はありました。
 局の前に車を置きましたが、水たまりに少し困りました。
 いまさら靴が濡れても仕方ないってことで。

13 11:16 吉沢簡易郵便局 よしざわ 秋田県由利本荘市

 旅に靴の替えはもっていかないんですよね。
 普通の人はどうしているのかわかりませんが。
 車に積んでおいてもそんなに荷物にはならないか。
 国道108号を進んでいき、吉沢駅付近で右折。
 細い道を入るとすぐに局はありました。
 ただ、駐車場がないので車は路肩に寄せます。
 ちょうど集配の車も来ましたが、狭い道なので困りもの。
 幸い、貯金の間に車は来なかったので迷惑にはならなかったはず。
 交通量の多い道だったらこうはいかなかっただろうな。


7月1日運転開始の鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」号に遭遇。
14 11:33 矢島郵便局 やしま 秋田県由利本荘市

 そのまま国道108号を南下していきます。
 矢島街道の名の通り、旧矢島町のエリアを進んでいきます。
 途中で線路をアンダーパスするところ、列車がやってきました。
 子吉駅の時刻表では「まごころ列車」となっていました。
 きっとまごころいっぱいの列車なんだろうなと推測。
 矢島の市街地に入り踏切を渡り、進んでいくと局に出ました。
 旧国鉄矢島線の終点の町。現在でも由利高原鉄道の本社が置かれています。
 矢島局の風景印には鳥海山ろく線の列車が描かれます。
 ささやかなローカル線の町。いつまでもあってほしいものです。

15 11:47 鳥海郵便局 ちょうかい 秋田県由利本荘市

 そうそう、さっき見かけた列車はおもちゃ列車だったんですね。
 車内も遊び心あるデザインになっているみたい。
 すっごく乗ってみたい列車です。水戸岡さんデザインかな?
 矢島の市街地を離れて国道108号を南下します。
 鉄道が走らない街並みは、なんだか確かに寂しい。
 鳥海町の中心地も、山あいの集落といった風情。
 矢島とは確かに、街並みの雰囲気、賑やかさが違いますね。
 なんだか頭でっかちな局舎が印象的です。
 晴れていればきっと、鳥海山の眺めがいいんだろうな。

16 12:00 直根郵便局 ひたね 秋田県由利本荘市

 せっかく景色のいいはずのドライブウェイ。
 こんなに雨が降っていては景色も楽しめません。
 やっと小降りになってきたとはいえ、霧も出ています。
 県道291号から70号に入って南下していきます。
 鳥海町のエリアですが、一気に山深くなりました。
 しばらく行くと古風な局舎が県道沿いにありました。
 入口は雪よけなのか、ドアが幾重にもなっています。
 局名がこれまた読めなくて、局を後にした笹子局で教わりました。
 ひたむき、とかそういう意味で使う「直」ですかね。

17 12:20 笹子郵便局 じねご 秋田県由利本荘市

 県道70号は標高を上げていきます。
 ずいぶん霧深いところで工事をしていました。
 びっくりしましたが、事故にも気を付けなければ。
 案外走りやすい道が続き、天気がよければ最高なんだろうな。
 標高を下げて国道108号に近付くと集落。
 笹子局は小さな局舎ながら集配局です。
 集配用の車が車庫から顔を出していたのでわかりました。
 そしてこの局名。山梨県と違って難読でした。
 じねご、っていったい誰が読めるんでしょうかね。

18 12:37 仙道郵便局 せんどう 秋田県雄勝郡羽後町

 国道108号に合流するところ、バスが前方に。
 こんな山あいにもちゃんと路線バスがあるんだな。
 なんだか感心しつつも、無かったら困るよな、と思い直します。
 都会に住んでいるとその便利さに慣れてしまいがち。
 ローカル線も、路線バスも、大事にしなきゃ。
 さて、県道57号で山を上っていくと局はありました。
 先客は風景印押印をお願いされていました。
 全国を回っていらっしゃる方なんでしょうかね。
 気付けばここは羽後町の局。昨日の西馬音内に繋がります。

19 12:50 田代郵便局 たしろ 秋田県雄勝郡羽後町

 県道34号を北に進んでいきます。
 この道はメインルートでもあるようで、走りやすいです。
 まあ、どれくらいの人が使うかはわかりません。
 有価利用だけが道路の需要じゃないですからね。
 高瀬小学校のあたりから集落に入っていきます。
 県道から少し入った道沿いに局はありました。
 山あいにしては大きな局舎で、集配局だとすぐにわかりました。
 集配用の車庫スペース入口にもきちんと屋根があります。
 雪の日のスリップ防止のためでしょうかね。

20 13:04 住吉簡易郵便局 すみよし 秋田県由利本荘市

 県道34号に戻って今度は北西に進んでいきます。
 山越えにかかることもあって、交通量はさらに少なく。
 ここはのんびり走っていきましょうね。
 由利本荘市に戻ってきました。
 県道32号に右折すると局はすぐにありました。
 地元の商店といた風情のお店の一角に局はありました。
 こんな佇まいのお店、すっかり少なくなりましたよね。
 東京23区ではほとんど見かけなくなっています。
 いや、意外と都心部の方が古いものが残っているのかも。

21 13:14 玉米郵便局 とうまい 秋田県由利本荘市

 県道32号は北東へと進んでいきます。
 途中で県道を折れるタイミングに標識があった気がします。
 かなり記憶があいまいになってしまいました
 局の隣は青い草の広場になっていました。
 そこが駐車場にもなっていましたね。
 局名は玉米と書いて「とうまい」ですか。
 読めそうで読めない上に変換もされません。
 局舎の所在地もそんな地名じゃないし、不思議な局名だ。
 そんなことを思いながら局を離れました。

22 13:23 老方郵便局 おいかた 秋田県由利本荘市

 国道107号に入ると、交通量も多くなりました。
 月曜日の夕方に本荘から横手に向かったとき通っています。
 本荘と横手をつなぐメインルートなんでしょうね。
 走りやすい道にはトラックも多いです。
 さて、由利本荘市役所の東由利総合支所が出てきました。
 2005年までは東由利町だったエリアです。
 その東由利の中心地にあるのが老方郵便局です。
 小ぶりの局舎ですが、町の中心らしく集配局でもあります。
 吉沢簡易局から10局連続で漢字2文字局名が続きました。

23 13:29 蔵簡易郵便局 くら 秋田県由利本荘市

 通帳に「○○郵便局」と並ぶと見事ですよね。
 自治体名などが冠されていないすっきりした局名。
 これぞ、昔からありますよ、といった風情の局名です。
 貫録を感じられていいと思います。
 国道107号を本荘方面に進み、トンネルの手前で右折します。
 蔵集落の中ほどに局はありました。
 「ようこそおいでくださいました」と迎えられます。
 貯金を済ませて局を出ると、本荘への路線バス。
 しばらくはこのバスの後ろをついて走りました。

24 13:38 宿郵便局 しゅく 秋田県由利本荘市

 バスもここからは国道に入るんですね。
 しかもけっこう飛ばします。
 国道の区間ではこれくらいぶっ飛ばさないとね。
 宿集落への分岐が出てきますが、バスももちろん集落へ。
 後ろをくっついて走っていくと局に到着しました。
 蔵に続き宿と、漢字1文字局名が並びましたね。
 この局には珍しく風景印の設置がありませんでした。
 あっても不思議はないというか、秋田なのでありそうですが。
 ここまで東由利の局を訪問してきました。

25 13:56 石沢郵便局 いしざわ 秋田県由利本荘市

 国道107号に合流して西を目指します。
 局間距離が開くので、しばらくは走るのみ。
 国道もバイパスとして整備されています。
 長いトンネルなんかもあって走りやすいと思います。
 途中で左手の旧道に入り、石沢の集落に入りました。
 右手に局が出てきて、小学校との間に広い駐車場。
 静かな集落で、のんびりとした時間が流れていました。
 行く手に山がなくなり、山間部の訪問が終わったことを実感します。
 結局雄大なはずの鳥海山は見られないままでした。

26 14:03 上野簡易郵便局 うわの 秋田県由利本荘市

 ラジオではSeasoningという番組が流れています。
 若新雄純さんという方が今日のパーソナリティ。
 ちょっと残ったお菓子の話、分かるような気もします。
 基本的に局訪問中はFMを聞くので、毎日聞く声もあります。
 適当に道を進んでいくと局は左手に出てきました。
 小さな簡易局で、うっかりすると見落としてしまいそうです。
 こちらも商店に併設されているタイプの局。
 この形態がいちばん、住民にとっては便利かもしれません。
 身近な場所にあって、用事がついでに済ませられます。

27 14:09 羽後小友郵便局 うごおとも 秋田県由利本荘市

 本荘市街地方面へと進んでいきました。
 国道に合流すると、まもなく日本海東北自動車道本荘インター。
 インターの手前、県道の交差点を右折すると局。
 せっかく空が明るくなったのに、また雨が降ってきました。
 ささっと車を降り局にダッシュします。
 こちらの局はお客さんが多めでしたね。
 通りがかりでも利用しやすい場所なのかもしれません。
 こちらの局にも風景印の設置はありませんでした。
 さて、ここからは本荘市街地の局を目指します。

28 14:19 子吉郵便局 こよし 秋田県由利本荘市

 本荘インターを通過して、北へ進みます。
 途中で左折して本荘東中学校付近に出ました。
 このあたりが市街地と田んぼの境目といった感じです。
 国道108号矢島街道を渡って、すぐに由利高原鉄道とJRの踏切を通過。
 ちょうどここが薬師堂駅でした。
 線路沿いから回り込んで局に到着。
 子吉局ですが、子吉局が最寄りというわけではないです。
 子吉駅には玉ノ池簡易局がありますからね。
 入口の屋根なんか、凝った造りで素敵だと思います。

29 14:26 本荘駅前郵便局 ほんじょうえきまえ 秋田県由利本荘市

 だいたいJR羽越本線に沿って北上します。
 国道105号はアンダーパスできました。
 国道が信号交差点だと待ち時間が長いときがありますからね。
 こういう交差だと助かりますね。
 JR羽後本荘駅近くで西に進んでいくと局はありました。
 局の前までが道路が整備されてきれいになっていました。
 向かいには由利本荘市立中央図書館の建物。
 駅近辺に公共施設を集めるのは正解だと思います。
 特にこんな地方都市の場合は、利用促進のためにもね。

30 14:41 本荘郵便局 ほんじょう 秋田県由利本荘市

 羽後本荘駅前から延びる県道165号を西に進みます。
 さすがは平成の大合併前からの都市です。
 本荘市街地は都市としての風格が漂いますね。
 合同庁舎などもある交差点に面して局。
 局舎は集配局なのでもちろん大きめです。
 それから駐車場は奥の方には屋根がついていました。
 これも珍しい建物の構造だと思います。
 風景印を押してくれた局員さんもとても丁寧な方でした。
 よい形で記憶に残る由利本荘市の中心局でした。

31 14:47 石脇郵便局 いしわき 秋田県由利本荘市

 広い道を北上していきます。
 市街地では道路の整備が進んでいるようです。
 突然広くなったり狭くなったり。
 土地が得られたところから、きれいにしていくんでしょうね。
 子吉川を渡る橋は立派でした。
 橋を渡ると道は狭くなり、局はありました。
 小さな局は市街地の中に埋もれてしまいそうです。
 道路が広がるときには、局舎も建て替えでしょうね。
 早くも本荘市街地は終わり、郊外へと入っていきます。

32 14:55 本荘竜巻簡易郵便局 ほんじょうたつまき 秋田県由利本荘市

 ここで天気が急変して雨風が強くなります。
 いや、並木の葉は風に舞っています。
 視界も利かなくなるほどの嵐でびっくり。
 それでもなんとか国道7号の交差点まで出ました。
 局は国道沿いですぐに見つかりました。
 土砂降りだったので少し待ってから車を降りました。
 局名は天気に合わせたかのような「本荘竜巻簡易局」。
 竜巻ってすごい名前だな、と思ってしまいます。
 地図では近くに竜巻の文字。地名なんですね。

33 15:07 北内越郵便局 きたうてつ 秋田県由利本荘市

 一気に雨が上がって、空も明るくなります。
 今日の天気の変わりやすさはいったい…。
 来た道を戻り、石脇局付近に出ました。
 そのまま東に進み、国道105号を北上。
 途中で右折して集落を進む道を行くと局に。
 うわ、なんだろう、この局舎の独特の存在感。
 長野県の寂蒔簡易郵便局を思い起こさせる局舎です。
 なんていうの?エリマキトカゲ系の局舎ですよね。
 そして局名も難読で、これは印象に残りますね。

34 15:14 岩谷郵便局 いわや 秋田県由利本荘市

 JR羽越本線の踏切を渡って線路の東側へ。
 このあたりは昨日の夕方も通っています。
 田んぼの真ん中を走る道は気持ち良いものです。
 線路沿いをしばらく北上し、線路に合わせて右へカーブ。
 羽後岩谷駅があり、まとまった集落に入ります。
 2005年の合併までは大内町だったエリアで、商店などが集まります。
 その市街地の東端に局はひっそりとありました。
 町の中心局でありながら、風景印の設置はありませんでした。
 局を出たところでまた雨が降ってきてしまいました。

35 15:31 亀田郵便局 かめだ 秋田県由利本荘市

 国道105号まで出て北に進みます。
 JR羽越本線の線路をアンダーパスすると県道交差点。
 そのまま県道69号に入って北に向かいます。
 線路沿いの道ですが、道路はカーブで山を越えていきます。
 山を下るとJR折渡駅。さらに県道を進み、羽後亀田駅付近から東へ。
 国道341号を進み、亀田の集落の中に局。
 線路からも離れた場所にある集落ですが、わりとまとまっています。
 天気のせいで暗くなってきましたが、まだ15時半。
 海沿いの集落へと向かって訪問を続けます。

36 15:40 松ケ崎郵便局 まつがさき 秋田県由利本荘市

 国道341号を西に進み、線路をくぐります。
 すぐに日本海東北自動車道をくぐりました。
 過ぎ北には松ヶ崎亀田インターチェンジがあります。
 この北の岩城インターまでは無料区間なんですね。
 国道7号をアンダーパスすると集落の中に局はありました。
 海沿いの集落らしく、民家が集まって狭い道が続きます。
 さて、この局は「松ケ崎」と公式HPでも案内されています。
 インターチェンジなどは松ヶ崎となっていて、表記に差があります。
 このあたりの揺れも、ちょっと気になってしまいます。

37 15:51 岩城郵便局 いわき 秋田県由利本荘市

 国道7号酒田街道に合流して一気に北を目指します。
 予想していたよりも北まで来ることができました。
 海沿いの国道は交通量も多いです。
 しかし雨のせいか視界がよくありません。
 気を付けて走っていく中、自転車旅の人の姿も。
 岩城総合支所の先、JR岩城みなと駅を過ぎると局はありました。
 風景印を押してもらうと印影が欠けてしまいました。
 局員さんが「これでは申し訳ないです」とはがきに押印。
 ご厚意という形でいただきました。ありがとうございました。

38 15:58 新谷簡易郵便局 あらや 秋田県由利本荘市

 さて、時刻は間もなく16時になろうというところ。
 JR羽越本線の線路に沿って北に進んでいきます。
 しばらく進むと右手に局があるようですが、ちょうど踏切が鳴っています。
 しかし待てども列車がなかなかやって来ません。
 やっと、歩くようなスピードで酒田行きの電車が来ました。
 どうやら風の影響で規制を受け、列車も大幅に遅れている模様。
 踏切を渡ると局はすぐにありましたが、幟も倒れていました。
 「今日はずっとひどい天気でしたね」という話に。
 山間部は風の影響は少なかったものの、海沿いは荒れたようです。

   
最悪の天気も回復してきました。八峰町の宿は2度目の宿泊。やはり落ち着く宿です。
 秋田市を縦断し、能代市を抜けて八峰町にある民宿十三夜さんまで行きました。こちらの宿は2014年8月の宿泊以来2度目です。
 当時も大雨で、宿泊客は私1人素泊まりでした。今日は2食付きで予約していて、もう1人、金沢のライダーさんも泊まっていました。
 小さな宿ですが、こののんびりとした雰囲気が落ち着きます。前回宿泊時のことも覚えていてくださいました。またそのうち行きますね。

 

 

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