名古屋の実家に帰って迎える朝。連休にも関わらず平日の朝を名古屋で迎えるのはここ数年にはなかったことです。
というわけで、今日は名古屋からもほど近い、三重県北中部、特にいなべ市から津市にかけてを南下しながら訪問していきます。
名古屋から桑名やいなべは遠くはないものの、木曽三川を渡る橋が渋滞することが多く、時間に余裕を持って出発します。
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西藤原駅に電車が着きました。
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1 |
09:05 |
西藤原簡易郵便局 |
にしふじわら |
三重県いなべ市 |
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いなべ市の北部、三岐鉄道の終点、西藤原駅。
この周辺を訪問したのは、2008年秋のこと。
その後、2011年になって、西藤原駅の中に簡易局がオープンしました。
これは訪問しておきたいと、今日のスタートに設定。
西藤原駅はSLをイメージした建物がかわいらしいです。
静かな集落の外れですが、駅員さんもいました。
記念に切符を買って、9時の開局を待っていると電車が到着。
降りたのは山に登る数人だけ。それでも電車は走ります。
簡易局では貯金と風景印押印を済ませて、駅を後にします。
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2 |
09:17 |
治田簡易郵便局 |
はった |
三重県いなべ市 |
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三岐鉄道に乗りに来たのは、小学生のころのこと。
西藤原駅からは当時近鉄だった阿下喜駅まで歩きました。
いまでは阿下喜駅も三岐鉄道。
経営努力で息を吹き返している北勢線です。
西藤原から南下していき、東藤原駅を横目に進むと治田の集落に。
伊勢治田駅付近は住宅地が広がり、その並びに局。
小学校の隣、公民館のような建物に局はあります。
建物自体は改装したのか改築したのかきれいに見えました。
お客さんが何人かいて、これはよいことだと思います。
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3 |
09:25 |
大安丹生川郵便局 |
だいあんにゅうがわ |
三重県いなべ市 |
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治田からはしばらく南下していきます。
三岐鉄道の線路を渡って東へ。
この先、員弁川を挟んで北勢線と沿線がかぶるわけです。
それでも乗客を増やせているのは、経営努力そのものでしょう。
近鉄から引き継いだ三岐鉄道の手腕がすごいってことです。
丹生川の集落の外れにきれいな局舎が建っていました。
駐車場も広々、訪問しやすい局です。
風景印も設置されていて、押印も合わせてお願いします。
この後の訪問局は、未訪問局を行ったり来たりです。
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貨物列車が走る光景は昭和のよう。
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4 |
09:36 |
石榑郵便局 |
いしぐれ |
三重県いなべ市 |
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丹生川から県道140号を南下していきます。
三岐鉄道をオーバーパスするところで、貨物列車に遭遇。
ゆっくりと東藤原方面に走っていくのが見えました。
まるで昭和の景色だな、なんて思ってしまいました。
セメントを運ぶ貨物列車が収入を支える三岐鉄道。
この景色が今後いつまで見られるかもわかりません。
国道421号に出て近江八幡方面へ右折、さらに国道306号を南下すると局。
コンビニの向かいに局はありますが、なにしろ難読局名。
ゴム印には、なぜか♪マークがついていてほのぼのします。
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5 |
09:44 |
平塚簡易郵便局 |
ひらつか |
三重県いなべ市 |
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石榑局を出発してそのまま東に進んでいきます。
田畑の間を走る道はのどかな景色でした。
対向車も少なく、のんびりとドライブしている気分。
中央ケ丘なる団地で左折し、団地の中を抜けていきます。
大安中学校で左折して北上していくと、立派な桜の木の下に局。
三岐鉄道三里駅付近にあって、民家が点在している場所。
「東京からいらっしゃったんですか?」と尋ねられます。
車の八王子ナンバーがこのあたりではやはり珍しいでしょうか。
足立区にいても、実は八王子ナンバーは見かけません。
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6 |
09:55 |
梅戸井郵便局 |
うめどい |
三重県いなべ市 |
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平塚簡易局から南に向かって走っていきます。
「役場の所、中京銀行とうなぎ屋のあたり、桜が綺麗ですよ」。
そんなふうに平塚簡易局で教えてもらったので、そこを通ります。
言われたとおりに進んでいくと、たしかに川の両側に桜並木。
見事に咲いた桜は、通る人の目を楽しませていました。
南東に進んでいき、三岐鉄道の線路を渡った先に局。
局舎の局名表記が縦書きなのは不思議でした。
スペース的な問題なのでしょうか。
きっと当時の局長さんの思いが込められているのでしょう。
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7 |
10:04 |
東員郵便局 |
とういん |
三重県員弁郡東員町 |
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県道3号などを経由して員弁川を渡ります。
このあたりは東員町の昔からの中心地のようです。
集落の中を狭い道が走り、商店などの間を縫って進みます。
北勢線の東に出て、広い道を進んでいくと局を発見。
東員局はゆうゆう窓口もある大きな局なんですね。
東員町は人口25,000人あまりの規模です。
そう考えると、ここにこの局?と思いますが、いなべ市方面も担うのでしょう。
郊外にあって駐車場も広いので、訪問しやすい局ではあります。
一方で、車でないと来づらい場所かもしれません。
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8 |
10:14 |
東員笹尾郵便局 |
とういんささお |
三重県員弁郡東員町 |
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県道612号を北上していきます。
国道を越えてさらに北に進んでいくとニュータウンの中へ。
なるほどここはかなり大規模な団地なわけですね。
お店の店舗名なんかを見ているとネオポリスの文字。
なるほどここがネオポリスだったんですね。
てっきり桑名市内にあるもんだと思っていました。
そんなニュータウンの大通り沿いに局はありました。
向かいに続く公園はネオポリス公園なんだそうですよ。
せっかくだからネオポリス郵便局にすればいいのに。
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9 |
10:24 |
東員六把野郵便局 |
とういんろっぱの |
三重県員弁郡東員町 |
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ネオポリスって響きに憧れがあったわけです。
名鉄バスセンターで見かけるネオポリス行き。
本数が多いせいもありますが、西可児住民の憧れの的。
乗ってみたいとさえ思っていたんですよね。
そんなネオポリスから南下していき、ピアゴが見えてきました。
県道14号を東に進んでいくとすぐに局は見つかりました。
六把野という地名の響きも独特で好きですね。
たしか北勢線の駅があったような気がします。
あれ、六把野駅は東員駅になってしまって存在しない!?
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10 |
10:29 |
東員穴太簡易郵便局 |
とういんあのう |
三重県員弁郡東員町 |
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そのまま県道14号を東に進んでいきます。
交通量が多く、桑名方面への車が多いのでしょうか。
慢性的に交通量は多いのだと思います。
朝夕は通勤で渋滞するんだろうな、なんて思いながら通過。
国道に合流する交差点のところに局はありました。
交差点からは少し引っ込んでいるので、訪問はしやすいです。
穴太と書いて「あのう」と読ませるのは難しいですね。
この地域特有の独特の読ませ方だと思います。
いろいろな書体で局名が書かれているのも楽しい局舎です。
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11 |
10:35 |
桑名七和郵便局 |
くわなななわ |
三重県桑名市 |
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国道421号に合流して東に進んでいきます。
あまりぱっとしない国道ですね。
例の石榑峠を越えて、近江八幡へと向かう国道です。
峠越えがトンネルになり、酷道が解消された経緯があります。
峠の向こうにも未訪問局がいくつかあるな。
そういえば昨年のこの時期、峠を越えて帰って来たっけ。
七和小学校の交差点を右折して南下していくと局があります。
坂道の途中にあって、あまり目立たない局でもあります。
桑名市内の局は基本的に風景印があるみたいです。
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12 |
10:44 |
中上簡易郵便局 |
なかがみ |
三重県員弁郡東員町 |
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桑名市内の集中訪問は今日はパスします。
ルートを組んでいく中で、いろいろ悩んだ結果です。
県道623号を南下していくと、念仏大橋なる橋に出ます。
員弁川を渡るこの橋。名前の由来は何だろう。
きっと氾濫する川を云々、みたいな歴史があるのでしょう。
橋を渡って集落に入っていくと局はありました。
民家の一角にある小さな局でした。
庭も立派で、かつては池もあったみたいです。
隣の工場の音が少し気になるかな、と思いましたがどうでしょう。
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13 |
10:53 |
東員南大社簡易郵便局 |
とういんみなみおおやしろ |
三重県員弁郡東員町 |
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そのまま川沿いの県道に並ぶ道を走ります。
田園風景の中に突如見えてきたでかい建物。
なるほど、あれがイオンモール東員なんですね。
東海環状道のインターもできて、このあたりの発展は目覚ましいです。
高速道路をくぐって進むと、昔ながらの集落の中に局。
元々は特定局のようなオレンジ色の局舎です。
そのことを話題にすると、「集配特定局だったんですよ」とのこと。
「元々の東員局で、ここが集配局で」との情報を。
よく見てみると、確かに奥行きが広そうです。
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三岐鉄道の電車に出会いました。
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14 |
11:08 |
保々郵便局 |
ほぼ |
三重県四日市市 |
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県道14号を南下していきます。
北勢中央公園口駅の踏切で電車が来ました。
四角い顔のこの電車も、元々は西武線から来た電車。
しかしこのローカル線でこれだけ電車に出会うとは。
なかなか本数が確保されているということでしょうね。
そのまま県道を進んでいくと局はありました。
広い駐車場のおしゃれな局舎が印象的でした。
この局は四日市市に位置しています。
この後の訪問順序的に、四日市市の局はレアです。
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15 |
11:17 |
竹永郵便局 |
たけなが |
三重県三重郡菰野町 |
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保々局からは一気に西に向かって進んでいきます。
行ったり来たりというのが言葉通りですね。
県道621号などを経由して進んでいくと竹永局に出ます。
局の付近は民家が点在する程度。
集落の中心というわけではありません。
まして舗装されていない駐車場なんかも、郊外の感じがしますね。
付近のミルクロードなる道を走る車が多いです。
トラックなどの音もよく聞こえてきます。
そう考えると、局はかなりレトロで静かな感じがします。
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16 |
11:26 |
朝明郵便局 |
あさけ |
三重県三重郡菰野町 |
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これも何年かすると、県道沿いに移転するのでしょうか。
その方が便利なんだろうし、駐車場も使いやすいし。
まして集客率もアップするんだろうから。
そんなことを考えながら北西に進んでいきます。
橋の上で四日市駅行きのバスとすれ違いました。
ここから四日市市街地まで乗り換えなしで行けるのは便利ですね。
さらに進んで、国道306号の交差点に局はありました。
大きめの局舎は、かつて集配局だったんでしょうね。
いまは静かで、隣のファミマにもATMがあります。
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17 |
11:40 |
鵜川原郵便局 |
うがはら |
三重県三重郡菰野町 |
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ルートの都合上、来た道を戻ります。
バスとすれ違った橋も渡って、そのまま南へ。
県道616号をしばらく走っていくと局を発見しました。
近くには小学校もありますが、集落は疎ら。
局名は「うがはら」と公式HPでは案内されています。
ちょっとひねった読み方をさせるものだな、なんて思ってしまいます。
「うがわら」くらいなら、自然に読めるんですが。
ま、「うがはら」を「うがわら」と読ませてもよいのか。
そんなことを考えながら局を後にしました。
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18 |
12:02 |
四日市水沢郵便局 |
よっかいちすいざわ |
三重県四日市市 |
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菰野町中心部の局はかつて訪問済みです。
湯ノ山局なども訪問したのは何年も昔のことです。
調べて納得、2004年のことなので、もう14年も前。
やっと菰野町を完訪することができたんですね。
そのときに訪問した局を避けつつルートを練りました。
そのために、局間距離が長くなり、鵜川原の次が水沢になりました。
東名阪道の西側に出て、山に近い集落の中に局。
いや、近くにあった「かへ店」という怪しい店の方が気になります。
確かに看板には「かへ店」って書いてあったんだけどな。
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19 |
12:13 |
小山田郵便局 |
おやまだ |
三重県四日市市 |
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気になりすぎて地図を見ると、やっぱり…。
ちゃんとそこには「かへ店」の文字があります。
幻や記憶違い、看板が取れたとかじゃなかったのね。
って!それで納得できない上にもっと疑問が深まるし!
かへ、って何?壁?カフェ?なんやねん。
そんなことを思っているうちに小山田記念温泉病院が見えてきました。
脳裏に浮かぶ「♪小山田記念温泉びょーーーいん」のCMソング。
いまでも流れているのか知らないCMを思い浮かべながら局を訪問しました。
局から出てきたスーツの集団は病院の新入社員でしょうか。
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20 |
12:23 |
鈴鹿自由丘簡易郵便局 |
すずかじゆうがおか |
三重県鈴鹿市 |
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小山田局の付近にはこの病院くらいしかありません。
車で通りかかるか、病院に用事があるか。
どちらにしても、この広い駐車場、需要はかなりありそうです。
久間田局は以前に訪問しているので、通過して南へ。
自由ヶ丘の団地に入るとメーン道路沿いに局はありました。
ニュータウン自体は規模の小さいもののようでした。
局名には「ヶ」が入らないんですね。
こういうちょっとした違いに気付くのも楽しみです。
経緯も気になりますが、大した理由じゃないでしょう。
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21 |
12:33 |
鈴鹿石薬師郵便局 |
すずかいしやくし |
三重県鈴鹿市 |
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国道1号東海道に出てし南へ向かっていきます。
1号ってこんなところを走っていたんですね。
鈴鹿市を経由しているとはまったく知りませんでした。
海沿いのイメージがあったので、鈴鹿市の市域が。
石薬師町の交差点を右折してしばらく行くと局はありました。
駐車場の配置が難しく、出入りしづらいところもありました。
通り道になる人も多いのか、お客さんの数は少し多めでしたね。
局内に展示されていた油絵が遠くから見ると写真のようでした。
絵画教室の案内でしたが、ちょっと素敵ですよね。
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22 |
12:43 |
鈴鹿加佐登郵便局 |
すずかかさど |
三重県鈴鹿市 |
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公民館教室とアトリエ教室ってのがまた。
アトリエで絵を描くっていうのも、どんな気分でしょうか。
きっと描くことに没頭できる空間なんだろうな。
国道1号を南下していき、JR関西本線をオーバーパスします。
次の上野交差点を右折、坂を上った先を左折して下ると局。
集落の入り口に位置し、静かな山里の風景でした。
この先にJR加佐登駅があるのですが、鈴鹿市だったんですね。
鈴鹿にJRの駅があるということ自体、初めて知りました。
風景印の設置もなく、短時間の滞在で済みました。
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23 |
13:01 |
鈴鹿庄野郵便局 |
すずかしょうの |
三重県鈴鹿市 |
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国道1号を越えて、さらに橋を渡ります。
この川は鈴鹿川っていうんですね。
三重県の川ってあまりイメージが湧かないですからね。
大きな川というと、全部岐阜から流れてきているイメージ。
さて、アクロスプラザなる商業施設の一角に局はありました。
最初は気付かずに通過してしまい、タイムロスが大きくなってしまいました。
局舎はまだ新しく、近代的な建物が印象的です。
元々は飲食店だったのかな、とも思いましたが、新築のようです。
パスタの五右衛門がこんな色合いの建物だった気が…。
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24 |
13:11 |
鈴鹿道伯郵便局 |
すずかどうはく |
三重県鈴鹿市 |
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商業施設の中に入居する局は最近多いですよね。
ただ、庄野局のように一角に別棟で営業するパターン。
こちらの方が車で来て局にだけ用事がある人には助かります。
商業施設側は、ついでの買い物も狙っているんでしょうけど。
県道54号を東に進んでいきます。
近鉄鈴鹿線の終点、平田町駅のところから南下していきます。
この付近には鈴鹿算所局がありますが以前に訪問済み。
そのまま南下していくと左手に局はありました。
この局にも風景印はなく、貯金だけで局を後にします。
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25 |
13:20 |
鈴鹿国府郵便局 |
すずかこう |
三重県鈴鹿市 |
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本田技研の鈴鹿製作所の横を進んでいきます。
鈴鹿といえばホンダか。自動車メーカーが多い東海地方です。
静岡ではスズキ。愛知ではトヨタ。三重にはホンダ。
どこの会社も日本を支える一大企業ですからね。
次に買い替えるならマツダとか思っているのは別として…。
県道沿いの右手に局はありました。
看板が大きくてよく目立ち、駐車場も奥に広く助かります。
国府の読み方は愛知県のと同じく「こう」ですね。
名鉄電車の駅にも登場するので、読めてしまいます。
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26 |
13:31 |
亀山井田川郵便局 |
かめやまいだがわ |
三重県亀山市 |
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昔々、実家の最寄り駅から国府行きの電車がありました。
1日に1本だけというレアな行き先にわくわくしたものです。
いまでも広見線の行き先は、特に朝はバラバラです。
調べてみると、吉良吉田に内海に河和に鳴海、伊奈なんてのも。
あ!!まだ国府行きってあるんですね。感動。
時々乗った5時台の始発電車が大野町行きだったのは思い出です。
そんなことを言っている間に井田川駅前の局に到着します。
ここは平成22年に話題となった取扱店番号22222の伝説の局です。
平成33年は到来しないことが決まった今。懐かしい話です。
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27 |
13:42 |
亀山本町郵便局 |
かめやまほんまち |
三重県亀山市 |
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国道1号に出る信号は意外とすぐに変わってくれました。
JR関西本線の線路に沿って進む旧道に入ります。
昔ながらの街道の雰囲気がよく出ている道ですね。
線路に沿ってバイパスと分かれていくのも昔ながらの道です。
すぐに巡見街道なる街道に入って進んでいくと局はありました。
昔からの街並みといった印象で、家具屋さんなどが並びます。
車のすれ違いもぎりぎりといった具合でした。
亀山の市街地を走ったのは初めてのことです。
こうした昔ながらの街並みが残っているのも素敵ですね。
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28 |
13:54 |
亀山郵便局 |
かめやま |
三重県亀山市 |
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巡見街道は商店街の道に抜けました。
シャッターを下ろしたお店の多いこと。
これはどこの地方都市も同じでしょうね。
特に駅から離れた商店街は人通りも疎らといった感じです。
坂を下る県道は一気に駅のある新市街地に出ます。
広い東海道沿いに局はありました。
古い造りなので、駐車場は裏手の集配スペースに。
貯金と風景印押印をサクッと済ませて局を後にします。
出庫後の信号待ちで局の全体を撮影することができました。
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29 |
14:02 |
亀山駅前郵便局 |
かめやまえきまえ |
三重県亀山市 |
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亀山駅前局は亀山局からもすぐの場所のよう。
西に向かって、標識に従って亀山駅方面へ左折。
陸橋に沿って走り、すぐに駅前のロータリーに出ました。
ロータリーをぐるっと回ると局を発見。
正真正銘の「亀山駅前郵便局」です。
日本全国に数ある駅前局も、ロータリーに面しているのは珍しいでしょう。
城下町と宿場町の玄関口らしい和風の局舎でした。
市の花のハナショウブが描かれたゴム印を押してくれました。
乗り換え駅のイメージの亀山ですが。ほっとする駅前でした。
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30 |
14:15 |
亀山安知本簡易郵便局 |
かめやまあちもと |
三重県亀山市 |
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亀山駅はいつも乗り換えで通過するくらい。
それも慌ただしく階段を上り下り、とか。
最後に来たのは、名古屋から奈良に向かう急行列車だったっけ。
それも、降りずに通っただけ、という具合でしたね。
県道で踏切を2回渡り、駅の南側に出ると早くも閑散としています。
さらに山を越えると大きな池があり、その向かいに局を発見。
簡易局でありながらなかなかお客さんが多くいました。
3人ほど待ってからの貯金ですが、時間はそれほどかからず。
こうした簡易局にしては珍しい混み具合だと思います。
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31 |
14:22 |
昼生郵便局 |
ひるお |
三重県亀山市 |
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県道648号に入って東に進んでいきます。
のんびりと田園風景の中を走る県道です。
気持ち良く走っていき、途中で左折すると局を発見。
車を降りると、ちょうど列車の走る音が聞こえました。
電車ではなくディーゼル特有の力強い音。
時刻表を調べると亀山始発の鳥羽行きのようです。
亀山からの列車は参宮線方面に向かう列車が多いんですね。
さて、局もなんだか静かな雰囲気でほっとします。
貯金を済ませて、昼下がりの街を出発します。
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32 |
14:32 |
合川郵便局 |
あいかわ |
三重県鈴鹿市 |
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踏切を渡って県道をそのまま東に進んでいきます。
交通量の多い道ではないですが、抜け道的需要はありそう。
国道306号との交差点を過ぎ、右手の集落に入ると局はありました。
狭い道に面していて、あまり目立たない存在です。
いつの間にかまた鈴鹿市に入っていることに気付きました。
鈴鹿市ってどれだけ広いんだ!と思わせられます。
局の向かいのお屋敷がとても立派な様子でした。
塀に囲まれて中こそ見えないものの、池なんかもありそうです。
昔からの名家、といった雰囲気が漂っていました。
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33 |
14:43 |
津豊が丘郵便局 |
つとよがおか |
三重県津市 |
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県道649号の交差点まで西に戻ります。
南下していき、小高い丘を上る道を進みます。
田舎の山あいの道、といった雰囲気が続きます。
しかし突然、ニュータウンへのアプローチ道路になります。
あれあれ、と思っている内に団地の中に入っていました。
いやいや、どこまで行ってもニュータウンが多い。
豊が丘のメーン道路を進んでいくと局を発見しました。
いかにも団地の局、といった感じですが、お客さんは少なめ。
短い時間の滞在で貯金ができました。
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34 |
14:51 |
高野尾郵便局 |
たかのお |
三重県津市 |
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豊が丘の団地を一気に下っていきます。
ニュータウンも出れば田園風景。
これは全国どこへ行っても同じことですね。
山の上に突如として表れる住宅街。
里に下りれば昔からの田んぼと畑と民家が点在。
まさにそんな場所を走っていきます。
県道10号伊勢別街道に出ると、小学校の隣にすぐに局はありました。
駐車場も広々としていて、これは訪問しやすいと思います。
小学校の桜の木も満開で、その美しさに癒されます。
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35 |
15:00 |
津大里簡易郵便局 |
つおおさと |
三重県津市 |
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県道10号をそのまま津市街地方面に進んでいきます。
伊勢別街道というのもなんだか興味深い名前です。
東海道の関宿と伊勢街道の江戸橋を結ぶ道だったそうです。
京都を起点に考えれば、伊勢に向かう時の便利な道でしょう。
県道を途中から外れて、伊勢別街道沿いをそのまま進んでいきます。
道なりに行くと局は左手にありました。
プランターのチューリップなどの植物が綺麗でした。
これだけきちんと手入れしているのは、植物が好きなんでしょうね。
こんなところでも、春を見つけることができました。
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36 |
15:15 |
一身田郵便局 |
いっしんでん |
三重県津市 |
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東に進んで紀勢本線の線路を越えます。
このあたりからは市街地の雰囲気が出てきましたね。
JR一身田駅付近に出ると、私立の学校なんかもありました。
言うまでもなく、専修寺の学校法人で、仏教系なわけです。
駅から続く道は、思わず見とれてしまうほど荘厳な雰囲気に。
高田本山などと呼ばれる寺の付近は、歩いても楽しそうです。
その先にあった局は、かつては集配局だったのでしょうか。
大きな局舎があり、隣の駐車スペースも超広々としていました。
局名は「いっしんでん」と促音が入り、駅名と異なります。
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37 |
15:25 |
津むつみケ丘簡易郵便局 |
つむつみがおか |
三重県津市 |
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このまま海沿いの江戸橋を目指しても良いのですが…。
なんとなく気が向かないので、適当に訪問します。
津の市街地はまた今後、ゆっくりと訪問していきましょう。
そんなわけで、適当に即興のルートを考えます。
しばらく南に向かっていき、県立図書館や博物館を横目に南下。
ニュータウンのメーン道路ではない細い道を進むと局を発見。
近くには県立津東高校なんかもある場所です。
貯金だけ済ませて局を出ると、大きな荷物のお兄さん。
そうか、地元を離れて暮らす人の、第一歩でしょうか。
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38 |
15:33 |
津緑の街郵便局 |
つみどりのまち |
三重県津市 |
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このシーズン、いろいろなところで新生活の光景を目にします。
リクルートスーツの一行、引越し屋のトラック、キャリーバッグの若者。
なんだかわくわく、でも不安もいっぱい。
そういう季節って、いくつになっても変わらないものですね。
さて、西に向かっていくと次なるニュータウンに。
今度はまだ新しい団地なのか、ゆとりの設計。
局も駐車場が機能的に配置されていました。
ゴム印には「日本一短い県都名『つ』」の文字が。
確かにそうだわ。津はそれを売りにしているんだっけ。
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伊勢自動車道の高架が見えてきました。
滅多に走ることのない高速道路です。
伊勢道って、本当に三重県の南の方に用事がある人くらいしか走らない。
伊勢神宮に行くとか、紀伊半島を一周したいとか。
全国にいくつか、そういう高速道路ってありますよね。
さらに西に進んでいくと局を発見しました。
駐車場はわき道沿いのちょっと引っ込んだところにあります。
これは目立たない。というか、気付かないだろうよ。
ぶつぶつ言いながら局を訪問し、すぐに出発します。
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40 |
15:57 |
津櫛形郵便局 |
つくしがた |
三重県津市 |
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ナビに従って適当な道を進んでいきます。
基本的にナビを信じるしかないんですよ。
だから、あんな細い橋を案内されるとびっくりします。
「いや、これ車で走っていいの?」というくらいの道。
仕方がないので突っ込むと、意外と普通に走れるものです。
小さな車でよかった。小さな車、大きな未来。
またまた団地の入口のような場所に局はありました。
訪問しやすいですが、ちょっと待ち時間も発生。
あと1局行けそう、というタイミングなので困りました。
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41 |
16:01 |
津泉ケ丘簡易郵便局 |
ついずみがおか |
三重県津市 |
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それでも諦めないのが大切な心構え。
伊勢自動車道沿いを南に進んでいき、交差点に出ます。
そのまま走っていくと泉ヶ丘の団地に入ります。
局は右手です、とナビで言われた場所。
あ、確かに…でも道路に背を向けて建ってやがる。
車を置いて走っていくと局は団地のセンターのような場所にありました。
閑散とした古いニュータウンといった印象の場所です。
16時を少し回っていたと思いますが、貯金をしてくれました。
これで気持ち良く今日の訪問は終了、と言いたいところですが…。
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42 |
16:24 |
津中央郵便局 |
つちゅうおう |
三重県津市 |
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実はまだ来ていなかったのが津中央郵便局。
全国の中央郵便局はほぼ行き尽くしたのですが。
なかなか来ることがなかったのが津なんですね。
灯台下暗しというのか、津ってあまり来ない場所でした。
津市街地を目指して走ること数分。
あまり都会ともいえない中心地に局はありました。
しかし局舎はかなり立派なもので、近代的でしたね。
貯金と風景印押印を済ませて局を後にします。
ここはゆうちょ銀行直営店にはならず、局のままでした。
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津で今日を締めくくり、さて、名古屋に帰ろう、と思って車を走らせると、意外と名古屋は遠いことが判明して愕然としました。
結局四日市の市街地がやたらと渋滞するので、そこで大幅にタイムロスしてしまいました。桑名で夕飯を食べて名古屋に帰ったのは20時過ぎ。
これはいくらなんでも遠いな、疲れたな、と思いながら実家での二夜目を迎えました。相変わらず飼い猫は姿を見せませんでした。
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