No.491:雪の加賀散策・2日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2017.12.27(水) 晴れ時々雪 41 山中局 金沢松村町局
 昨晩からの天気予報でも、北陸地方に強い寒気が流れ込んでいて、雪が絶対降りますよ的な予報。朝、障子を開けたら…とひやひや。
 意外にも雪は少ししか積もっていませんが、朝7時ころから雪がちらつき始めました。これはかなりまずい予感。
 雪との闘いはこの旅の裏テーマでもあります。現地で借りたスタッドレスタイヤ装備のマーチが、力を発揮する時がやってきました。

   
雪は降ったり止んだり。3日間の相棒は日産マーチです。新しくなってからは初です。
1 09:03 山中郵便局 やまなか 石川県加賀市

 粟津温泉の宿を8時半ごろに出発します。
 今日は山中温泉付近から、加賀市街地に向けて進みます。
 山あいから市街地に向かって下っていくルートです。
 このルートであれば効率よく訪問できるはずです。
 長いトンネルを抜けると一気に温泉街に入ります。
 県道に沿って温泉街を進んでいくと局はありました。
 温泉旅館や飲食店に交じって金融機関や公共施設が並びます。
 1分ほど待って開局し、貯金と風景印をお願いします。
 ゴム印には温泉マーク。さすがは温泉街の局です。

2 09:11 塚谷郵便局 つかたに 石川県加賀市

 山中温泉の街並みを走り、北へ進みます。
 南へ進めば福井県境を越えて丸岡の竹田簡易局に出ます。
 そちらは2015年3月に訪問しているので、ここで繋がったことになります。
 あの日は腹痛に悩まされて、その後病院で点滴を受けたのだっけ。
 懐かしい思い出が蘇ってきます。
 県道11号を北上していくと局は右手にありました。
 山中漆器の里の文字入りのゴム印でした。
 なるほど、ここは旧江沼郡山中町だった地区ですね。
 現在は加賀市山中温泉の地名になっています。

3 09:23 河南郵便局 かわみなみ 石川県加賀市

 県道から西に向かい国道364号に抜けます。
 この国道はいったいどこから続いているんだろう。
 調べてみると、福井県の大野から永平寺なんかを通ってきているんですね。
 なんとも地味な国道です。
 局は国道沿いにあり、よくわかりやすい場所でした。
 到着時は車が多く、駐車できなかったので隣のコンビニに。
 ちなみにこのファミリーマートにもゆうちょATMが設置されています。
 このあたりも住所が山中温泉なので、旧山中町なんですね。
 温泉と付くだけでブランドイメージが上がります。

4 09:31 山代桔梗ヶ丘郵便局 やましろききょうがおか 石川県加賀市

 国道364号をそのまま加賀市街地方面に進みます。
 交通量も増えてきて、天気も一気に回復した様子。
 今日はもう雪が降らなければ良いのですが。
 河南交差点を左折していくと、大聖寺川を渡ります。
 川向かいが山代の市街地になっています。
 広い道が交差するところに局はありました。
 一角と隣に駐車場がありますが、混雑しておらずほっと安心。
 もちろんゴム印には温泉マークがついてます。
 さすがは石川県を代表する温泉地だけありますね。

5 09:38 山代郵便局 やましろ 石川県加賀市

 その山代の市街地を進んでいきます。
 先ほどの山中と比べるとずいぶん賑やかです。
 開けていて、宿も商店も民家も多いです。
 狭い道を標識に沿って進むと局はありました。
 目立たない立地で、児童センターの向かいに位置していました。
 お客さんが多く、駐車場は奥の方に停めました。
 ゴム印にはこちらもやはり温泉マークが入っています。
 近くには北大路魯山人の寓居跡なんてのもあります。
 歴史的にも、文化人に愛されてきた温泉地なんですね。

6 09:46 加賀南郷簡易郵便局 かがなんごう 石川県加賀市

 魯山人と言われても、よくわかっていませんが。
 なんでも鑑定団によく出てくる人だな、とか。
 ゲストだっけ?いや、違う、故人ですね。
 県道151号を北西に進んでいきます。
 山代の街並みからして、鉄道があってもおかしくなさそうな感じです。
 と思っていたら、1971年まで走っていたんですね。
 国道364号に入り、少し北上すると局。
 簡易局、しかも国道沿いはちょっと警戒していしまいます。
 しかし杞憂。駐車場も広く、小型トラックさえいます。

7 09:59 加賀松が丘郵便局 かがまつがおか 石川県加賀市

 JR加賀温泉駅方面へと向かっていきます。
 なんだか周囲は温泉を離れて田園風景に。
 民家がぽつぽつと点在している程度。
 こんなところに駅なんかあるのだろうか。
 というくらい地味な場所に、駅が遠くに見えました。
 特急が停まる駅とはいえ、大聖寺の方が市街地のようです。
 その加賀温泉駅付近から北に向かうとニュータウンになっています。
 それが松が丘という団地で、メーン道路沿いに局はあります。
 周囲に局が少ないからかお客さんも多めでした。

8 10:04 大聖寺春日簡易郵便局 だいしょうじかすが 石川県加賀市

 南下していき県道145号に出ます。
 西へ向かって大聖寺方面へ。
 右手を注意して走っていくと、県道の一本山側の細い道に局。
 マーチで入るのでやっとの道です。
 局舎が斬新なデザインで「当時は話題でしたよ」とのこと。
 なんでももう30年も前に建てられたそう。
 年季は感じるものの、時代を経ても素敵な局舎です。
 思わず印象に残る素敵な局舎に出会いました。
 局前で工事をしていて、より出庫しづらかったです。


さて、この空模様。どうしてくれようか。
9 10:16 大聖寺菅生郵便局 だいしょうじすごう 石川県加賀市

 春日簡易局出発後、急に空が暗くなり、吹雪襲来。
 思わずスピードを落として視界が開けるのを待ちます。
 一気に降って一気に晴れて、道路は一面の雪。
 いやいやいやいや、この天気、やっぱりやばい。
 国道305号を右折するとすぐに局はありました。
 壁に飾られた干支の絵が素敵です。11枚しかありませんけど。
 「申はどうしたんですか?」と尋ねずにはいられませんでした。
 「描いた人が気に入らなくて描き直したいと持っていったままで…」。
 なんてことでしょう。申年はどうやって凌いだのでしょう。

10 10:23 加賀郵便局 かが 石川県加賀市

 菅生局からはそれほど距離がありません。
 南に入っていく道を進みます。
 加賀市武道館の向かいに局はありました。
 集配局だけあって大混雑を予想していました。
 しかし駐車場もすんなり、貯金も風景印もすんなり。
 窓口ロビーものんびりした雰囲気でほっとしました。
 なかなか近代的で明るい局舎でしたね。
 局内も朝日が差し込んでほのぼのとしていました。
 短い時間で局を後にし、市街地訪問を続けます。

11 10:30 大聖寺聖南通郵便局 だいしょうじしょうなんどおり 石川県加賀市

 加賀市役所が見えてきました。
 反対側にはJR大聖寺駅もあります。
 市街地もまとまっていて、加賀市の中心といった印象です。
 国道305号に出て西に向かうと局はありました。
 局の裏手には中央図書館や九谷焼美術館があります。
 なかなかおもしろい場所ですが、郵便局だけを訪問します。
 JR大聖寺駅は朝夕に数本だけ特急が停車しています。
 これも加賀温泉駅との停車駅争奪戦の歴史が大きく影響しています。
 切ない歴史ですが、中心駅に特急が停まらないのもなんだかな。

12 10:37 大聖寺中央通郵便局 だいしょうじちゅうおうどおり 石川県加賀市

 県道19号に入り、橋立方面へと北上します。
 いまさっき青空だったのが、すぐに暗くなりました。
 そして吹き付けるような暴風雪。
 いやいや、最悪のタイミングで局に到着してしまいました。
 局の中でも風が吹く音、何かが飛ばされる音。
 「ほんとうにおかしな天気の日ですね」なんて話になりました。
 12月中にこれだけ雪が降ることも滅多にないそうです。
 局を出て車に乗るほんの一瞬で服が雪だらけになります。
 写真を撮ると、雪がはっきりと写り込むほどです。

13 10:51 橋立郵便局 はしたて 石川県加賀市

 そのまま北に進むと、ほどなく市街地を抜けます。
 行く手に山が迫ってきました。
 トンネルをくぐって、下り坂を走ります。
 県道19号に沿って左手に進んでいくと北陸自動車道をくぐります。
 集落に出るとまた眩しい太陽が出ています。
 海に近い信号交差点を右折すると局はありました。
 ちょうどワンオペだったので、他のお客さんが来て少し時間がかかりました。
 年末のこの時期。局員さんも限られてくるのでしょうか。
 よくよく考えたら、仕事納め後も営業しているんだもんな…。

14 11:07 片山津郵便局 かたやまづ 石川県加賀市

 そう考えると、郵便局や金融機関には頭が下がります。
 県道148号を東に進むと、北陸自動車道をくぐります。
 ちょうど尼御前サービスエリアがあるところです。
 北には義経伝説の尼御前岬があるらしいです。
 名前からして悲しい伝説なんでしょうが。
 片山津の温泉街に入り、市街地は一方通行になっています。
 2013年夏には付近まで遊びに来ていましたね。
 4年半かかってやっと郵便局を訪問したわけです。
 元々は集配局だったのか、大きめの建物の局でした。

15 11:19 動橋郵便局 いぶりばし 石川県加賀市

 この道は線路の跡なんだろうな、と思える道を走ります。
 JR動橋駅に向かって、鉄道特有のカーブを描いて道が続きます。
 北陸鉄道片山津線の廃線跡なのは言うまでもありません。
 廃線跡を離れて北陸本線をアンダーパスします。
 線路沿いの道を進むと、JR動橋駅の向かいに局はありました。
 片山津線の廃止が1965年、山代線の廃止が1971年のことです。
 特急が停まらなくなった今でも、堂々とした風格が感じられます。
 ところで、駅名は「いぶりはし」ですが、局名は「いぶりばし」です。
 かつては駅名も「いぶりばし」だったそうです。


JR動橋駅。駅に何人か入っていきました。
16 11:32 勅使郵便局 ちょくし 石川県加賀市

 動橋駅11:22発の福井行き電車がちょうど来るようです。
 電車に合わせて何人かお客さんが入っていきました。
 しばらく南下して国道8号を過ぎます。
 県道39号で動橋川を渡り、さらに左折して県道11号で再度渡ります。
 橋を渡ると勅使の集落になっています。
 いかにも天皇とかかわりのありそうな集落の名前です。
 ゴム印も、菊の御紋がモチーフになっているようです。
 交通量の多い道沿いにあって目立つ局でした。
 朝、粟津から山中に向かう途中に通過していました。

17 11:41 那谷郵便局 なた 石川県小松市

 そのまま県道11号を粟津方面に進んでいきます。
 集落を抜けると田んぼの中の長閑な道に。
 走っていると車はそれほど多く感じません。
 ただ、時折トラックが走っていくので、抜け道でもあるんでしょう。
 右手に那谷寺への道が分かれるので、そこを進みます。
 お寺の手前、喫茶店の向かいに局はありました。
 知らなかったのですが、なかなか有名な場所みたいですね。
 ゴム印が4種類もあったので4行積んで全部押してもらいました。
 お客さんが他にいなかったのでお願いできたことです。

18 11:53 粟津郵便局 あわづ 石川県小松市

 他でも2種類ゴム印がある局は何回か出会いました。
 でもなんだかんだ気分的に1つだけ選んだ局が多いです。
 全部押してもらうかどうかは時と場合に寄るか。
 さて、県道11号をしばらく北上していきます。
 左手に北陸幼稚園なる幼稚園を発見しビビります。
 壮大すぎるだろうとツッコミながら粟津温泉の市街地へ。
 昨晩泊まっていた宿の付近から入っていくと局はありました。
 しかし到着と同時にまた激しい雪と風。
 「この先気を付けてください」と見送られます。

19 12:03 瀬領郵便局 せりょう 石川県小松市

 粟津温泉には、世界最古の旅館なるものがあるみたいです。
 西暦718年創業っていったいどういうこと?!
 しかも世界最古の座は山梨の宿に奪われているらしい。
 もうなにがなんだかわからない世界です。
 県道163号で山を分け入っていきます。
 雪の中山道を走るのは心細いですが、幸い走りやすい道でした。
 すぐに山を抜け、集落に入って県道161号と合流すると局。
 小さな集落のひっそりとした局に好感が持てます。
 養護学校や福祉センターなどもこの先にあるようです。

20 12:13 金野郵便局 かねの 石川県小松市

 環境の良いところで福祉サービスが受けられるのは良いですね。
 やはり、安全安心な場所があることは大切です。
 県道161号をしばらく北に向かっていきます。
 クランクして集落を抜けるなど、昔ながらの道が続きます。
 国道416号に出たら右折して東へ。
 少し行って旧道らしき道に入ると局はありました。
 わりと大きめの局舎が日に照らされて立派に見えます。
 雪よけのためか、植木鉢にビニールが被せてありました。
 雪吊りしたらもっと風情がありそうです(無理!)。

21 12:20 小松本江郵便局 こまつほんごう 石川県小松市

 そんなわけで、国道416号に戻って北西に進みます。
 なかなかいいペースで、半日終えて20局超えです。
 後半はペースが鈍りそうですが、35局はいけるでしょう。
 途中、ワープを予定しているので、そこがネックです。
 国道8号を過ぎると、県道になって局。
 局の裏手にも駐車場があって、お客さんも多め。
 わりとお客さんが集まりやすい立地なんでしょうね。
 北に向かうと昨日訪問の打越局やイオンモール内局です。
 未訪問局だけを拾うために南西に向かいます。

22 12:29 木場簡易郵便局 きば 石川県小松市

 国道8号バイパスに並行する街道筋を走ります。
 木場潟公園などもあって、おもしろい道です。
 その肝心な木場潟はまだ見えてきません。
 道なりに進んで、集落の中を行くと局に出ました。
 小さな局舎はいかにも簡易局らしい印象です。
 立派な木が植わっていて、それもよく似合っています。
 局の前の道はバスのルートになっているよう。
 ちょうどバスとすれ違いました。
 このあたりは小松バスという会社なんですね。

23 12:40 矢田野郵便局 やたの 石川県小松市

 そのまま南西に進んでいきます。
 このあたりは少し局密度が上がる感じです。
 粟津駅近辺には大きな集落がありますからね。
 付近は北陸新幹線の工事真っ只中です。
 集落の真ん中を高架橋が通過するんですね。
 わりあい多くの家が立ち退いたのではないでしょうか。
 渋い色合いにモダンな雰囲気の局舎が鄙びた集落にマッチしています。
 局の面する道も交通量は少なめ。
 冬の昼下がりののんびりとした時間が流れます。

24 12:45 粟津駅前郵便局 あわづえきまえ 石川県小松市

 そういえば吹雪はどうしたのでしょう。
 のんびりとした雰囲気さえ感じるほどです。
 このまま雪に降られずに今日を終えられますように。
 さて、県道11号に出て、国道交差点を過ぎると局。
 この立地で駐車場がないのはなかなかキツい。
 みんあ路肩に停めるしかないので仕方ありません。
 JR粟津駅から国道までの間はわりとお店も民家も密集しています。
 駅前らしい雰囲気が色濃いですね
 意外にも風景印の設置はありませんでした。

25 12:58 月津郵便局 つきづ 石川県小松市

 JR粟津駅前に出て、線路沿いを走ります。
 踏切を渡りますが、道幅が狭く交通が滞ります。
 トラックなんかも通るので、これはなんとかならないでしょうか。
 線路を渡ると道幅も広がり、走りやすくなりました。
 つきあたって左折、信号交差点の先に局はありました。
 また木の感じが素敵な局舎です。
 局を出ると、ちょうどバスが走っていきました。
 ここもまた小松バス。
 お客さんは乗っていないように見えましたが…。

26 13:04 御幸郵便局 みゆき 石川県小松市

 月津局から北東へ走っていきます。
 民家が点在し、その先は右手に工場が続きます。
 おおお!とにかく広いこの工場。
 その名はもちろん!小松製作所粟津工場。
 いや、小松製作所がなくちゃ小松市は語れません。
 その小松製作所の工場の先、バローがありました。
 バローについては説明はもう必要ありませんよね。
 そのバローの中に局は入っていました。
 たこ焼き屋屋でもありそうな一角が局というシュールな店舗です。

27 13:17 佐美簡易郵便局 さみ 石川県小松市

 県道149号をしばらく進んでいきます。
 一気に田んぼの中の道に変化します。
 市街地は遠ざかり、静かな農村地帯。
 小さな集落に入ると、局の看板が出てきました。
 集会所のような建物に局は入っていました。
 そのため、駐車場は広めで助かりました。
 先客の待ち時間にトイレも使えたのは便利です。
 ときどきこういう局に救われるんですよね。
 そうでもないときは、夕方まで我慢です(体に悪い)。

28 13:30 小松浮柳郵便局 こまつうきやなぎ 石川県小松市

 北東に向かう道はこれまた何もない田んぼ道。
 そう思っていると左手に航空自衛隊小松基地が出てきました。
 ブロック塀には絵が描かれています。
 なるほどここは小松空港の裏手にあたりわけですね。
 小松空港は利用したことがないのですが、金沢からだと遠いですね。
 金沢から東京への帰路を飛行機にしようか迷いました。
 しかし結局それぞれの空港からの時間を考えると新幹線が便利です。
 国道360号に出ると局はありました。
 反対車線だったので、Uターンして訪問しました。

29 13:38 安宅郵便局 あたか 石川県小松市

 ちょうど小松空港に着陸便があったようです。
 飛行機を見上げながら次の局へ向かいます。
 浮柳町の交差点から北上していき、北陸自動車道をくぐります。
 安宅関交差点を右折して梯川を渡ります。
 すぐに左折して集落の中に入ると局はありました。
 狭い道沿いで目立ちませんが、ゴム印は勧進帳のふるさと、の文字入り。
 弁慶も義経も、きっとこの局に立ち寄ったことでしょう。
 北陸道に安宅SICがありますが、この局は圧倒的に小松ICが近いです。
 片山津ICも近く、どう考えてもICの過剰設置です。

30 14:04 水島郵便局 みずしま 石川県白山市

 この先は根上道林局になるわけです。
 しかし昨日の順調な訪問のおかげで美川まで訪問済みです。
 北陸道で小松から美川までワープも考えました。
 しかしGoogle Mapsのナビでは一般道でも時間はほぼ同じ。
 そう考えると、お金を払ってまで高速に乗る意味はありません。
 適当な道を経由して水島郵便局を目指しました。
 所要20分ほどで局に到着することができました。
 ここからは白山市の旧松任市域にある局を順に拾っていきます。
 松任駅近辺に意外とたくさん局があるんですよね。

31 14:19 松任柏郵便局 まっとうかしわ 石川県白山市

 適当な道から加賀笠間駅方面に向かいます。
 加賀笠間って言いやすいですね。
 あ段だけで構成されているからでしょうね。
 広い道に出ると局はありました。
 とはいっても局のあたりは民家も疎ら。
 車で来局するお客さんが多いようで、駐車場はいっぱいです。
 貯金と風景印押印はすぐに受け付けてもらえました。
 風景印設置率の高めの石川県ですが、押印はどこも素早いです。
 多くの局を回る鍵は風景印押印にかかる時間ですからね。

32 14:36 松任千代野郵便局 まっとうちよの/FONT> 石川県白山市

 柏局の去り際に「千代野局の隣のパン屋がおいしい」との情報。
 それから「局も混んでると思います」との有難くない情報!
 北陸新幹線の白山総合車両所をアンダーパスします。
 何度か曲がって千代野局に到着しました。
 おおおおおお!本当に混んでいる。
 郵便窓口なんかけっこう並んでますけど。
 これはこれで仕方ないと諦めて待ちます。
 わりと時間を取られつつ訪問完了し局を後にします。
 ここからは16時まで流し訪問でのんびり行きましょう。

33 14:46 松任蕪城郵便局 まっとうぶじょう 石川県白山市

 千代野局からは北東へ進んでいきます。
 もうナビ任せなのでわかりません。
 どこをどう通ったんだっけ…。
 それくらい特徴のない住宅街の中の道が続きます。
 局に到着し、訪問してから気付いたこと。
 地図検索で「かぶらき」とかでヒットしなかった理由。
 蕪城と書いて「ぶじょう」と読むんですね。
 これはなかなかの難読地名だと思います。
 Peugeotでも郡上でもなく、ブジョウ。覚えました。

34 14:59 松任宮永郵便局 まっとうみやなが 石川県白山市

 そういえば地元に、プジョー交差点なんてのがあったな。
 プジョーのマークの動物みたいに道が合流しているんですよ。
 もうこれ誰にも伝わらない話ですね。
 蕪城から東に進み、しばらく行くと宮永局に出ました。
 もう途中のディテールは完全に無視です。
 局の隣の駐車場も一部が局の駐車スペースでした。
 ただ、舗装されていないこともあり、停めづらかったです。
 松任の局の訪問については多分、全うしました。
 ここからは金沢方面へと進んで残り時間を訪問します。

35 15:08 打木町簡易郵便局 うつぎまち 石川県金沢市

 どのみち今日すべてを訪問することは不可能です。
 金沢市内だけでもかなりの数の未訪問局があります。
 今後の北陸制覇のカギは富山の残りとの掛け持ちです。
 どうやって訪問していけばいいでしょうかね。
 そんなこんなで北上していくと、FMからはお茶の話。
 加賀棒茶のお店の人がラジオに出ていました
 ほうじ茶は淹れやすいって話を聞いていると海沿いの県道に出ます。
 いかにも海沿いといった集落の中に局はありました。
 小さな局舎も、簡易局らしくていいですよね。

36 15:23 金沢緑郵便局 かなざわみどり 石川県金沢市

 打木町から一気に東に進んでいきます。
 海沿いの集落から田んぼの中の道へ。
 さらに進むと県道8号に出ます。
 片側2車線の広い道は、中央分離帯も立派なものです。
 海側幹線なんていうようですが、山側環状に対して海側環状でもいいですね。
 まだ中途半端にしか開通していないので、今後の開通が楽しみです。
 海側幹線を渡ってみどり団地に入ると局。
 所在地は金沢市みどり、と、ひらがな表記なんですね。
 近くの小中学校は局名と同じように漢字表記です。

37 15:29 金沢専光寺簡易郵便局 かなざわせんこうじ 石川県金沢市

 さて、その県道8号海側幹線に入ります。
 片側2車線はやはり走りやすい。
 ただ、右折レーンと分離帯バッファゾーンと信号が難しい構造です。
 本線からの右折車が分離帯に滞留するものいただけないですね。
 専光寺交差点を左折して現道の県道8号にコンビニの先に局。
 県道からは少し入った場所に局があるのでわかりづらいですね。
 まあ、簡易局はだいたいこういう立地が多いんですが。
 駐車スペースもしっかりとあって、親切な方です。
 すぐに貯金ができ、短時間で局を後にします。

38 15:39 金沢金石西郵便局 かなざわかないわにし 石川県金沢市

 ラジオで何度も流れる北陸中日新聞のCM。
 後ろで流れているのはケツメイシの曲かな?!
 ものすごく印象的なメロディライン。夜になったら調べちゃうからね。
 帰宅後Youtubeで聴いてみたら、やっぱりすごくいい曲。
 さあ、いよいよ金石の街並みに入りました。
 細い県道を進んでいくと民家に紛れて局。
 わかりづらい場所。古い街並みみたいなところです。
 そういえば夕日が眩しくて、なんだか吹雪だったなんて嘘みたい。
 もうこれで、雪は降らないってことでいいんだよね?

39 15:47 金沢大野郵便局 かなざわおおの 石川県金沢市

 クランクしながら東へ進んでいきます。
 海沿いの街の風情が感じられる街並みですね。
 お台場公園の標識が出てきて、その手前で右折。
 大野川の河口にあたる場所なんですね。
 県道198号沿いに局はあり、まだ新しい局舎と広い駐車場。
 新しい局舎は言うまでもなくコンビニ型の建物。
 それはちょっと面白味がないんだけど、広い駐車場は有難い。
 看板が白地に赤文字なのは、景観条例とかでしょうかね。
 16時まであと10分ほど。全力であと1局訪問します。

40 15:53 金石郵便局 かないわ 石川県金沢市

 県道8号の交差点まで南下しました。
 この県道は交通量が多く、片側2車線の広い道でした。
 少し南下すると局はすぐに左手にありました。
 駐車場がいっぱいだったので、仕方なく路肩を借りて停めます。
 風景印を押してもらうと、北前船の形の変形印でした。
 斬新なデザインで思わず「おお!」となりますね。
 調べてみると、松任に御手洗郵便局なる局があったらしい。
 そこも北前船の風景印だったが、倉光局に移転改称したんだそう。
 思わぬところから局の歴史にも触れることができました。

41 16:00 金沢松村町郵便局 かなざわまつむらまち 石川県金沢市

 金石局を出ると、まだ15時53分じゃないですか。
 もう1局、向かってみるだけ向かってみよう。
 県道17号は交通量も多い道で、金沢市街地方面へ。
 バスも走って来るし、思うようには進まない。
 そんなバリアに阻まれても、負けない負けない。
 しばらく行って局の手前を右折すると、局の裏手の駐車場に。
 県道沿いにも駐車場はあるけれど、圧倒的にこっちのが入りやすい。
 局に入ると15時58分、といったタイミング。
 貯金して、森の贈り物の切手も買って、さあ、おしまい。

 
松任海浜公園の中にある宿へ。温泉も夕飯も最高。しかも宿泊客一人で貸切(寂しい)。
 ほっと一安心、と思いながら今日の宿である松任海浜公園へ向かいます。すると、途中から本格的に雪が降ってきました。
 オーシャンビューの海浜公園にあることが災いして、とにかく風が激しい中での宿泊となりました。
 しかも宿泊局は私一人(笑)。貸切は嬉しいけどちょっと不安です。ニッチな宿に泊まるので、ときどき一人になっちゃうんですよね。

 

 

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