旅も後半。世間はお盆休みも終わりまた忙しい日々へと戻っていくような時期になりました。今こそ旅のねらい目とばかりに訪問します。
水沢からさらに北上して、北上市(とはよく名付けたもので)、花巻市方面をできるだけ多く訪問したいところです。
都市部の訪問がメインになるので、局数の伸びも期待できます。無理なく、それでも欲張って、岩手県内陸部を一気に北に進みます。
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1 |
09:03 |
笹森簡易郵便局 |
ささもり |
岩手県奥州市 |
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昨日は日本酒効果でぐっすりと眠れました。
水沢駅近くのビジネスホテルをチェックアウトします。
しばらく郊外に向けて走っていきます。
東北自動車道をここではオーバーパスしていくと局は右手に。
この局の近くには真城が丘簡易局や小山局があります。
なぜ今日に訪問を延ばしていたかというと、笹森簡易局が8月16日は休業だから。
昨日はピンポイントで休業日だったわけですね。
「もしかして昨日いらっしゃってましたか?」と尋ねられました。
お休みは予め調べていたので、心配には及びません。
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2 |
09:10 |
水沢大鐘郵便局 |
みずさわおおがね |
岩手県奥州市 |
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水沢市街地に戻っていきます。
とはいえ、このあたりは郊外の景色。
基本的に住宅街が続きますが、市街地というほどではないかな。
市営住宅などが建ち並ぶエリアに局はありました。
水沢駅からは距離はありますが、民家は多い場所です。
以前に訪問した際にも、さすがに徒歩では来られませんでした。
いや、当時はあの吹雪の中、よく歩いて訪問したものです。
苦労が多かった街ほど、後から思い出すと記憶が鮮明です。
それがいつか楽しい思い出になっているから不思議です。
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3 |
09:20 |
水沢常盤通郵便局 |
みずさわときわどおり |
岩手県奥州市 |
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国道4号などを経由しながら北に向かいます。
広い道が多く、交通量も多めです。
それでも通勤ラッシュは過ぎ、渋滞はありません。
この調子でずっと進めるとうれしいのですが…。
市街地の局は訪問済みなので通過し、北の郊外に局。
大鐘からの移動距離が少し長くなってしまいました。
このあたりの局としては珍しく風景印がありませんでした。
「まだ新しい局なので」と仰っていました。
風景印がまとめて配備された時期とかがあるんでしょうかね。
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4 |
09:34 |
佐倉河郵便局 |
さくらかわ |
岩手県奥州市 |
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ここからは西に進んでいきます。
国道4号から左に折れ、JR東北本線をオーバーパス。
広い道につきあたって右折、また左折と進みます。
県道236号の旧道といった感じの道です。
歴史をたどれば奥州街道だった道でしょうか。
しばらく進むと局はありました。
これと言って特徴のある局舎ではないですが、なんとなく印象に残ります。
入口のデザインもいちいち凝ったところが感じられます。
古き良き時代に建てられた局舎の雰囲気が素敵ですね。
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5 |
09:45 |
金ヶ崎郵便局 |
かねがさき |
岩手県胆沢郡金ケ崎町 |
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国道4号バイパスをくぐって北上します。
水沢の街を抜けて、いよいよ田んぼの中に。
東北本線の線路は踏切で渡ります。
電車が多い路線ではないので、捕まることはないですね。
奥州街道に合流してさらに北上していくと金ケ崎の市街地に。
役場や駅の看板を横目にそのまま市街地を進みます。
そろそろ街が終わっちゃうよーってところに局。
さすがは町の中心局で、大きな局舎です。
もちろん貯金をするときは、お金が先です。
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6 |
10:03 |
六原駅前郵便局 |
ろくはらえきまえ |
岩手県胆沢郡金ケ崎町 |
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国道4号に合流しました。
ちょっとクセのあるランプでした。
盛岡方面の標識に従って進み、順調に北上開始。
このあたりは郊外の景色。
とはいえ幹線国道沿いだけあって、お店はちょくちょくあります。
六原駅口の交差点に面して局はありました。
まだ新しい局舎は、最近見かける四角いもの。
味気ないけど、駐車場は圧倒的に停めやすいですからね。
良さも悪さもあるんでしょうが、便利なのが一番です。
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7 |
10:13 |
六原郵便局 |
ろくはら |
岩手県胆沢郡金ケ崎町 |
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国道には戻らず、六原駅前局から西に進みます。
東北自動車道をくぐるほかは、景色に変化もなく。
広い道ではないですが、長閑な田園風景を進んでいきます。
県道を経由して局に到着しました。
貯金をしてもらうとゴム印は白鳥のイラスト入り。
調べると、近くにある赤石堤というところに白鳥が飛来するそう。
局を出て写真を撮ると、なんだか拭えない違和感。
よく考えると、局舎の壁にある「年金自動受取」の看板。
旧局舎から持ってきたのでしょうか、なんだか懐かしい感じ。
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8 |
10:23 |
岩崎宿簡易郵便局 |
いわさきしゅく |
岩手県北上市 |
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県道302号をしばらく北上していきます。
途中で高速道路をくぐりますが、はて、この道は。
なるほど、東北道から分岐した秋田道なんですね。
このまま西に向かっていけば秋田県。
地理的には納得なのですが、秋田県って遠いイメージ。
その先の集落に局はありました。
小さな簡易局は集落の外れ。
静かな局も、入れ替わりのおばあちゃんで活気づきます。
重い荷物。運んで来るのも大変です。
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9 |
10:31 |
和賀簡易郵便局 |
わが |
岩手県北上市 |
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また秋田道をくぐって南西に進んでいきます。
一直線に続く道はなかなか気持ち良いです。
車も走っていないし、この先に郵便局はあるんでしょうか。
小さな集落があり、民家は点在している程度。
郵便局はそろそろ、ナビもここだっていうし…。
目を凝らすと、ああ、ポストがある。
でもここは自動車修理工場だしな…と思っていると、局の看板。
思いっきりSUBARUに来た感じですが、中は郵便局窓口。
当たり前ですが、貯金もちゃんとしてもらえます。
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10 |
10:41 |
陸中岩崎郵便局 |
りくちゅういわさき |
岩手県北上市 |
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ナビが示さない道を行けると確信して選びます。
ときどきこうやってショートカットの冒険をします。
方角さえ間違っていなければなんとかなるもんです。
秋田自動車道をくぐると集落らしい集落に。
左折して集落の中を進んでいくと局はありました。
小さな局で、お客さんもこのときは他にはいませんでした。
局名の陸中がなんだかいい味を出していますね。
気付けばここはもう北上市。
そういえばもう何局か北上市を訪問しています。
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11 |
10:51 |
横川目郵便局 |
よこかわめ |
岩手県北上市 |
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北上市とはよくいったもので、北上する途上の街。
電車で北海道を目指した18きっぷの旅は、もう何年前。
北海道&東日本パスってときもありましたね。
あのころは、北海道を目指す!って旅が当たり前にできた時代。懐かしい。
北上西インターを過ぎ、和賀川を渡ると横川目。
横手方面に繋がる国道107号に入り、西に進むと局。
思っていたよりも大きな局舎にびっくりしました。
小都市の中心局くらいの規模はありますね。
ゴム印には「秘湯の里」。どんな温泉があるんでしょう。
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12 |
10:56 |
竪川目簡易郵便局 |
たてかわめ |
岩手県北上市 |
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国道を北上市街地方面に向かいます。
横川目から西に向かうと、かなり先まで局はないのです。
そちらは今後またいつか訪問しましょう。
またいつか、はいったい何年後になるのか。
局は国道沿いにありました。
竪川目簡易局は近くに立川目駅もあるあたりです。
しかし局名は駅名と違う漢字を採用しています。
所在地が竪川目だから、駅名が簡単な漢字を採用したんでしょう。
おかげさまでPCで入力しても変換されません。
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13 |
11:08 |
藤根郵便局 |
ふじね |
岩手県北上市 |
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駅名はだいたい変換されるんですよね。
だから立川目は変換されても、竪川目は分解しないといけません。
さて、めげずに国道を東に進んでいきます。
わき道から車を集めて、交通量が多くなってきました。
市街地が近づいている証拠ですね。
国道がバイパスになり左手に折れるところ、旧道を直進。
道沿い右手に局はあり、わかりやすい立地です。
車の多くは国道に流れたので、局も訪問しやすかったです。
横川目からだいたい一直線上に位置していますね。
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14 |
11:22 |
江釣子郵便局 |
えづりこ |
岩手県北上市 |
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JR北上線沿いをそのまま東に進んでいきます。
藤根駅を過ぎ、だんだんと街中になってきました。
さらに進むと江釣子の集落に入りました。
JRの駅一つに対して局も一つずつあります。
ここも江釣子駅付近で、局は少しわき道に入ったところ。
住宅街が整備されていて、このあたりは街並みも新しそう。
一時的にお客さんが多く、待ち時間が少しありました。
これから市街地訪問。これくらいの待ち時間は範囲内。
地方都市とはいえ新幹線の駅がある北上。局数も多いです。
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15 |
11:29 |
北鬼柳簡易郵便局 |
きたおにやなぎ |
岩手県北上市 |
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江釣子からはさらに東へ東へ。
東北自動車道をくぐるころには、だいぶ街らしくなってきました。
民家も多くなり、大きなショッピングモールが見えます。
近付いてみると、イオンのショッピングモールのよう。
イオン江釣子店…。
そんな地味な風合いな店舗もあったんですねイオンさん。
そして目指す局は、イオンの入口、駐車場もシェアしているような場所。
これはかなり需要がありそうな、なさそうな。
というのも、イオンの中にはATMはあるんですよね。
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16 |
11:38 |
北上鍛治町郵便局 |
きたかみかじまち |
岩手県北上市 |
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イオンというと大規模ですが、元はジャスコでしょうか。
イオンの看板のスーパーも、歴史は様々ですからね。
ダイヤモンドシティやダイエー、マックスバリュ。
どれも懐かしいよ。
都心じゃコンビニ程度の「まいばすけっと」もイオンの看板。
田舎者からすると、イオンって田んぼの中のどーんのイメージですよね。
国道4号に出て、少し北上すると局はありました。
バックで車を停められたのはラッキーですね。
中央分離帯のある道なので、北行きから訪問しましょう。
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17 |
11:47 |
鬼柳簡易郵便局 |
おにやなぎ |
岩手県北上市 |
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そうなると、次の局が訪問しづらくなる。
北行きにしか行けないのはつらいです。
南に行きたいのに!
ということで、適当な道から南下し、国道に復帰。
和賀川を渡って、都鳥交差点を右折します。
都鳥って言ってもユリカモメじゃないらしく、「とどり」だそう。
なんだか不思議な名前の交差点と思いながら進むと局。
ものすごく迫ってくる感じのパワーのある局名です。
柳は柳でも幽霊も近寄らない、そんな柳です。
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18 |
11:59 |
相去郵便局 |
あいさり |
岩手県北上市 |
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都鳥交差点をさらに東に進みます。
ちょっと気に入りました、都鳥。
抜け道があることも知らずのんびり走っていると大粒の雨。
新幹線の高架橋を見ながら南下すると局はありました。
まだ新しそうな局舎が出迎えてくれます。
貯金をしているとき、トイレがあるのを発見しました。
迷わず拝借し、ほっと一息。
訪問中、タイムロスを嫌ってトイレにも行けません。
そのうちきっと、病気になることでしょう。
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19 |
12:11 |
北上郵便局 |
きたかみ |
岩手県北上市 |
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相去局前の道が実は奥州街道だったんですね。
これは好都合。これから北上市街地に戻ります。
和賀川を渡る橋は意外と長い橋。
それもそのはず、和賀川はこのすぐ東で北上川に合流します。
そのまま進んでいくと北上局前に出るあたり、さすがは街道筋。
奥州街道自体は一本西側の道みたいですけど。
信号待ちせずとも、こちら側にも駐車場があります。
かなり機能的な造りで、出入口も2か所設けられていました。
おかげで待ち時間もなく、清々しい気持ちで局を後にします。
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20 |
12:18 |
北上駅前郵便局 |
きたかみえきまえ |
岩手県北上市 |
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北上駅に続く大通りに入ります。
なるほど、このあたりの地名も大通り。
本当に北上駅にぶつかる大通りでした。
北上駅前を左折して少し北上すると北上駅前局。
きたかみなのかホクジョウなのか、もはやわからなくなります。
さて、局にはお客さんがわりとたくさんいました。
駅前だからというわけではないでしょうが、活気があります。
お客さんも電車で来ている人は皆無でしょう。
それでも、駅前らしい雰囲気に触れることができました。
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21 |
12:28 |
北上本通郵便局 |
きたかみほんどおり |
岩手県北上市 |
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駅前から北西に進んでいきます。
このあたりが市街地の中心地のようですね。
さくら野という百貨店のある交差点に出ました。
なるほど、北上市はなかなか大きな都市だな、といった感じがします。
バス停に着いたバスを追い越し、県道を北に進んでいくと局。
近代的な局舎が映えますが、駐車場が満車。
わき道の路肩を借りて訪問することにしました。
市街地だけあってお客さんも多めですが、回転も良い模様。
住民の多いエリアは、それだけで需要がありますよね。
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22 |
12:35 |
北上上野町郵便局 |
きたかみうえのまち |
岩手県北上市 |
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県道39号をしばらく北東に進みます。
早くも景色は郊外の物へと移りつつあります。
住宅街が主体の街並みは、だんだん田畑が混ざるように。
広い道に合流すると局はすぐにありました。
オレンジ色の局舎は遠目にもよくわかります。
局舎とそのオレンジ色が良くマッチしていて嫌みがないですね。
このあたりの局としては珍しく、風景印がありませんでした。
簡易局以外はだいたい設置されていたので。
旧特定局の風景印未設置局は水沢常盤通局以来です。
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23 |
12:41 |
常盤台簡易郵便局 |
ときわだい |
岩手県北上市 |
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上野町局から西に進んでいきます。
JR東北本線をオーバーパスして線路の西へ。
このあたりは郊外でも、ロードサイド店が多いです。
線路の東側と比べると幾分賑やかに感じられます。
奥州街道である県道254号を北上していきます。
すると県道沿いに局はありました。
需要もあるようで、お客さんも何人かいました。
このあたりは市街地の北端にあたる場所。
人の流れも住民も多い場所なんでしょうね。
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24 |
12:48 |
村崎野簡易郵便局 |
むらさきの |
岩手県北上市 |
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国道に出ることを嫌って適当な道で北上。
広くはない道ですが、住宅街の中を道は走ります。
だいたい東北本線に沿って北上しているようです。
JR村崎野駅の西側に出ます。
駅の入口は東側なのでこちらは駅の裏手。
直接駅に入れるわけではないので駅前ともいえない場所。
県道に出て踏切に続く道沿いに局はありました。
天気もあって、とても静かな場所だと思いました。
そんなに寂しい場所じゃないはずなんですけどね。
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25 |
12:55 |
陸中飯豊郵便局 |
りくちゅういいとよ |
岩手県北上市 |
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村崎野駅を背にして、北西に進んでいきます。
タクシーなんかも走って行ったあたり、この道は抜け道かな。
国道4号の交差点をそのまま西に渡ります。
県道252号に入り、道なりに大きく右にカーブすると局。
局のまわりは未舗装で、砂利の駐車場。
年季の入った感じの局舎も、このあたりの景色に似合っています。
貯金後、写真を撮影してから気付いたこと。
「いわてのさんま」。そういえば、サンマ漁のニュース、やってましたね。
訪問中、どこの局でもチラシや幟を目にしました。
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26 |
13:04 |
後藤簡易郵便局 |
ごとう |
岩手県北上市 |
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飯豊局のすぐ西側を走る道に抜けます。
南西に進んでいくと、すぐに東北自動車道をアンダーパス。
いや、東北自動車道、本当に長いんですね。
どこまで行っても東北道、っていう感じがします。
走り通したら疲れるだろうな…って、何年か前に青森から走っているのか。
あのころは高速1,000円なんて時代だったからな。
田んぼの目立つ静かな集落の中に局はありました。
民家の局なので目立ちませんが、自販機なんかも設置されています。
後藤は地名なんですね。受託者の方の名前かと思いました。
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27 |
13:10 |
笹間郵便局 |
ささま |
岩手県花巻市 |
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県道13号から103号に向かっていきます。
このあたりは県道にもバイパスがしっかり整備されています。
そんなに交通量があるのか、と思っていたら、トラックも数台。
なるほど、南北を繋ぐ抜け道でもあるんですね。
国道を嫌って県道を走りたい気持ち、わかります。
さて、笹間の集落に入り、県道103号に合流した先に局はありました。
大きな局舎はこの地域が比較的栄えていることを示しているのでしょうか。
確かに、ほかの集落と比べて大きな集落のようです。
意外なことに、風景印は設置されていませんでした。
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28 |
13:19 |
太田簡易郵便局 |
おおた |
岩手県花巻市 |
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ラジオからはお昼のニュースが流れています。
「ちがうだろー、この、ハゲー!」。
と突然怒鳴られました。
いやいや、ラジオで聞くとかなり迫力あるな。
どうしてこんな人が議員やってられるんだかわかりません。
笹間から県道をそのまま北上していきます。
ガソリンスタンドの交差点で右折すると、左手に農協。
ナビではそこが局ということで近付くと、なるほど、太田簡易局。
農協併設局で貯金を扱っている、いまでは珍しい局です。
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29 |
13:25 |
湯口郵便局 |
ゆぐち |
岩手県花巻市 |
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農協は郵便局民営化後に受託をやめたところもありますね。
同じ金融機関として、商売敵を兼務するというのは確かに変だ。
また、農協自体が撤退した場所もあります。
金融機関も安泰ではありません。
県道13号をしばらく北上していくと、お店などのある集落に。
県道12号との交差点に面して局はありました。
交差点に局があると訪問しづらいのが困りどころです。
お客さんはおらず、静かな中で訪問できました。
湯口なんて、なんだか温泉でもありそうな名前の局です。
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30 |
13:38 |
大沢温泉郵便局 |
おおさわおんせん |
岩手県花巻市 |
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県道12号に入って西に走っていきます。
この先は山ですが、その手前に局が2局。
どう頑張っても今後取り残すので、今日訪問します。
往復しなくちゃならないルートは痛いですが。
途中、温泉旅館やホテルが建ち並んでいます。
やはり湯口は嘘じゃなく、温泉街の入り口だったんですね。
志戸平簡易局は復路で寄るとして通過し、しばらく進むと局。
大きめの局舎で、県道沿いなのでよく目立ちます。
温泉には立ち寄れませんが、ちょっと気になる温泉街です。
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31 |
13:42 |
志戸平簡易郵便局 |
しどたいら |
岩手県花巻市 |
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来た道を戻っていき、5分も走らずして局。
大沢温泉局からの距離はそれほどありません。
ここ志戸平も温泉街。
貯金をしてゴム印を押してもらうと、温泉マークがあります。
旅館やホテルもありますが、イーハトーブ病院が目立ちます。
いわゆる温泉病院なんてところでしょうか。
昔から温泉は病気の治療にも有効だったんでしょうね。
そう考えると、温泉街の局というよりは、病院最寄局の側面もありそう。
静かな集落ですが、大きな建物が多く、不思議な印象でした。
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32 |
13:57 |
台温泉簡易郵便局 |
だいおんせん |
岩手県花巻市 |
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県道37号をしばらく走って、花巻温泉方面へ。
花巻が温泉の街だったとは、イメージがなかったです。
どんな街にもだいたい温泉はありますが、大々的な街は多くはありません。
岐阜県なんかは、どこの街にも温泉が湧いているんじゃなかったっけ。
北上していくと花巻温泉郵便局がありますが、まずは通過。
そのまま旅館やホテルのわきを抜ける道に入り、進んでいくと台温泉。
行き止まりの台温泉の集落の入口に局はありました。
温泉街はまだ見えず、森の中といった印象を受けました。
今夜の宿はここ、台温泉なので、夕方また訪れることになります。
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33 |
14:02 |
花巻温泉郵便局 |
はなまきおんせん |
岩手県花巻市 |
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ひっそりといった言葉がぴったりです。
これぞ温泉、秘湯、といった雰囲気がありますね。
台温泉は交通アクセスもいいので、秘湯ではないでしょうが。
そのまま下っていき、岩手医科大附属花巻温泉病院がありました。
このあたりの温泉は娯楽よりも湯治としての役割が大きかったのでしょう。
花巻温泉は大きな宿泊施設が多いようで、道沿いにもホテルが目立ちます。
その温泉街の目抜き通りを少し下ったところに局はありました。
大きめの局舎は大沢温泉局とも対をなすような感じ。
ここまで温泉郵便局が続き、やっと観光らしくなってきました。
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34 |
14:12 |
花巻松園町簡易郵便局 |
はなまきまつぞのちょう |
岩手県花巻市 |
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残り2時間は、山を下りて市街地を訪問します。
花巻市街地も北上に負けずたくさんの局があります。
北上市と花巻市はどちらも人口10万人弱と、そこそこの規模。
ただ、花巻は北上の2倍以上の面積があります。
単純に比較すれば人口密度は北上の方が高く、都会的なんでしょう。
実際の市街地はどうか。これから向かっていくわけです。
県道297号をひたすら下っていき、東北道をくぐると市街地に。
信号交差点を過ぎると局は左手に位置していました。
小さな局舎で駐車場が見当たらず。路肩に停めて訪問しました。
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35 |
14:19 |
花巻西大通郵便局 |
はなまきにしおおどおり |
岩手県花巻市 |
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JR東北本線の西側の局を先に訪問します。
花巻市街地を反時計回りに訪問していこうという計算です。
このルートは昨晩練ったものですが、正直どこまで行けるか不明。
花巻市街地までは一応ルーティングしています。
松園町交差点から南下していくと、花巻東高校がありました。
大谷翔平や菊池雄星などのプロ野球選手の出身校ですね。
こう考えてみると、岩手県の野球熱ってすごいものを感じてしまう。
駅西口に続く道を入ると、ツルハドラッグの隣に局。
局の駐車場と薬局駐車場は、暗黙でシェアしているようでした。
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36 |
14:27 |
花巻藤沢町郵便局 |
はなまきふじさわちょう |
岩手県花巻市 |
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そのまま南へと走っていきます。
駅裏ではありますが、住宅街が広がっています。
まとまった市街地といった感じがしていますね。
県道103号に出るとすぐに局はありました。
このあたりは昔ながらの街並みといった雰囲気があります。
かつて1969年まではこのあたりを花巻電鉄が走っていたとか。
当時のことはうかがい知れませんが、なんとなくその名残を感じるような。
栄えた時代があって、いまがある。
どう考えても昔の方が、豊かに思えてしまいます。
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37 |
14:35 |
山の神簡易郵便局 |
やまのかみ |
岩手県花巻市 |
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電車の走っていた時代に生まれていたら…。
きっとこんなに自由に日本全国を旅なんかできないでしょう。
郵便局を効率よく回ることもできないでしょう。
どの時代にも良さがあり、不便がある。
いまを生きている以上、比べても無意味な話です。
適当な道を南下し、豊沢川を渡ります。
富士大学方面への交差点を左折すると局は国道4号沿いにありました。
小さな局ですが、わき道に面して駐車場もあります。
大学が近いからか、学生らしきお客さんもいました。
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38 |
14:42 |
花巻桜郵便局 |
はなまきさくら |
岩手県花巻市 |
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富士大学って初めて聞きましたが、体育系の大学みたいですね。
校舎以上に広い体育館や競技場があるようです。
市内には花巻東高校もあるし、このあたりは田舎の特権。
広い土地があることは、こういう場面では有利に働きます。
国道4号を花巻東バイパス南城交差点で左折します。
北上していくと局はありました。
ゴム印には宮沢賢治詩碑の文字があります。
調べると、ここには「雨ニモマケズ」の後半が刻まれているそうです。
しかも高村光太郎の書だというから驚きです。
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39 |
14:57 |
花巻郵便局 |
はなまき |
岩手県花巻市 |
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そのまま北上していくと花巻市街地。
…なのですが、豊沢橋は現在工事中でありません。
県道298号経由で川を渡って市街地に入ります。
ずいぶんと駅から離れた場所に市街地があり、その中に局。
駅が町はずれにつくられた、と考える方が自然でしょうか。
都市の中心局らしい雰囲気ですが、北上と比べると寂しい感じはします。
中心地が駅と共にないことも大きいでしょうね。
貯金と風景印押印を済ませて局を後にします。
少しずつ北上し、花巻市街地の局を訪問していきます。
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40 |
15:03 |
花巻末広町郵便局 |
はなまきすえひろちょう |
岩手県花巻市 |
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市街地はアーケードもあり、昔ながらの商店街の雰囲気。
大食堂が人気だったマルカン百貨店の交差点に出ます。
マルカン自体は2014年の夏に訪問しています。
あの大きなソフトクリーム。懐かしいですね。
最近食堂は復活したとかニュースで観た気もします。
もしかしたら今日も営業しているのかもしれません。
東北本線のすぐ東側まで来ました。
たしかに駅に続きそうな街並みが南北に延びている中に局。
駐車場は東から入ると西の道に抜けられるような構造でした。
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41 |
15:12 |
花巻四日町郵便局 |
はなまきよっかまち |
岩手県花巻市 |
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県道297号に入って北上していきます。
昔ながらの市街地が広がり、昭和な雰囲気があります。
北上よりビルも少なく長閑な雰囲気ですね。
花巻は新幹線が新花巻駅に乗り入れています。
中心地に新幹線の駅がある北上とは、その点も大きく違います。
花巻も何かと北上と比べられて困るでしょうね。
県道をしばらくすs無と局はありました。
まだ新しい局舎には、前にも横にも駐車場が整備されています。
公式HPでも7台分。これは十分な台数だと思います。
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42 |
15:21 |
宮野目郵便局 |
みやのめ |
岩手県花巻市 |
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県道297号をなおも北上していきます。
JR釜石線をアンダーパスして、その先の信号を右折(したっけ?)。
このあたりの道はかなり曖昧な記憶です。
どの道を走ったのかは断片的な記憶に任せることに。
くぐる高速道路は釜石自動車道。
遠野方面へと着々と延びている高速道路です。
花巻空港にも近い田園地帯に局はありました。
まだ新しい局舎はなかなか凝ったデザインが素敵です。
もう少し後になると、きっとコンビニ型局舎だったでしょう。
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43 |
15:29 |
花巻二枚橋郵便局 |
はなまきにまいばし |
岩手県花巻市 |
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最近建てられる郵便局はもう四角いのばかりなんでしょうかね。
ちょっと前までのように、いろんな局舎は生まれないのでしょうか。
だいたいどこに行ってもそんな局が多いので残念です。
それでも郵便局のネットワークが維持されるだけマシでしょうか。
宮野目からもさらに北を目指していきます。
花巻市街地を抜けたところから予定は立てていませんでした。
とりあえず北に向かえば局はあるだろうと、地図で調べながら進みます。
JR花巻空港駅の駅前通りに面して局はありました。
かつては花巻空港駅も二枚橋駅を名乗っていました。
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44 |
15:37 |
八幡郵便局 |
はちまん |
岩手県花巻市 |
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国道4号に入ってしばらく北上していきます。
このあたりまで来ると信号も少なくスムーズ。
交通量は多いですが、それほど混みませんね。
石鳥谷に入り、右手に進む奥州街道に入ります。
石鳥谷もいまは花巻市です。
花巻市の窓口なんかもありました。
集落の中ほど、街道に面して局はありました。
神社由来と思われる地名は、全国どこでも見かけます。
「はちまん」や「やはた」などあるので、読みを尋ねました。
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45 |
15:45 |
石鳥谷郵便局 |
いしどりや |
岩手県花巻市 |
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そのまましばらく石鳥谷の市街地を目指します。
花巻市役所の石鳥谷総合支所が出てきました。
いしどりや、ってなんだか不思議な響きですね。
おおよそ和風の地名に聞こえてこない響きです。
漢字を見ると、ああ日本らしいな、と思うんですが。
石窯焼きドリアってメニューが、イタリアンのお店にあったな
だめだ、これからドリアを見るたびに石鳥谷を思い出す。
県道102号沿いに局はありました。
町の中心らしくちょっと大きめの局舎でした。
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46 |
15:56 |
日詰駅前郵便局 |
ひづめえきまえ |
岩手県紫波郡紫波町 |
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奥州街道から国道4号に合流します。
しばらくはずっと直線道路が続きます。
交通量もうんと増えて、片側2車線の道です。
東北新幹線をくぐり、日詰駅入口交差点を左折します。
進んでいくと、確かにJR日詰駅前に局はありました。
もっとも、現在は紫波中央駅が紫波町の中心。
この日詰駅前はわりと静かな街並みです。
局を出たところで16時前。紫波局へ向かってみますが途中で16時。
おとなしく今日の宿へと向かうことにしました。
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台温泉の小さな宿に宿泊。2人しか泊まっておらず、温泉も貸切でした。
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ずいぶんと北まで来たもので、紫波からはしばらく国道4号を南下して、給油したりコンビニに寄ったりしてから台温泉に向かいます。
台温泉の温泉街は山に囲まれ、環状道路沿いに旅館が建ち並ぶ昔ながらの風情が感じられました。
静かな温泉街とおいしい夕飯にほっとしながら、ちょっと深めの浴槽でゆったりとくつろぎ、のんびりと夜を過ごすことができました。
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