やはり空は曇り。昨晩から今朝にかけて、一段と涼しい東北地方です。東京では8月に入って毎日雨が降っているとかで、今日で16日目。
同じく仙台も雨、東北地方も全体的に雨模様で、一日のうちのどこかで雨に降られる、という罰ゲームみたいな空模様。
それでも今日は曇りが中心のようで、ドライブするには不便しなさそうです。紅白幕が風に揺れる大原の街を出発していきます。
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1 |
09:04 |
大原郵便局 |
おおはら |
岩手県一関市 |
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昨晩の祭りの余韻が宿場町に残ります。
商店街の紅白幕が、少しずつ取り外されていきます。
局の前にあった提灯も外されて、局内に運ばれていきました。
9時になって貯金と風景印押印をしてもらいます。
地図で見ると、ここから東に向かえばまっすぐ陸前高田。
しばらく先まで郵便局はありません。
大船渡線は摺沢から千厩に向かって南下していきます。
大船渡はそっちじゃないよ!と教えてあげたくなるほどの迷走ぶり。
大原こそ、鉄道が通っていてもおかしくない街なのに。
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江刺方面の標識が示す県道10号を進んでいきます。
本当にこの道が江刺方面に抜けているのかは知りません。
まあ、どこかで道は繋がっているってもんでしょう。
しばらく進んだ興田の集落、信号交差点の少し北に局。
駐車スペースから少し引っ込んだ局舎が控えめです。
県道沿いにも駐車場はあり、数台分が確保されています。
このあたりも旧大東町のエリアです。
役所は駅のある摺沢ではなく、先ほどの宿場町大原に置かれています。
このあたりは、歴史が大きくかかわっていることでしょう。
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3 |
09:27 |
一関渋民簡易郵便局 |
いちのせきしぶたみ |
岩手県一関市 |
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県道262号などを経由して南下していきます。
田んぼが広がって、長閑な風景に癒されます。
ときどき見かける他県ナンバーは、帰省客でしょうか。
この天候で、稲の生育にも影響が出始めているらしいです。
なるほど涼しくて万歳なこの冷夏は、作物には打撃でしょうね。
今度の一関渋民簡易局は2011年3月に磐井渋民簡易局からの改称局。
旧局名のままでは何か不都合でもあったのでしょうか。
そして8月14~15日が休業日となっています。
そのためにこの局の訪問は今日に回していたのでした。
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4 |
09:38 |
猿沢郵便局 |
さるさわ |
岩手県一関市 |
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国道343号に入って西に進んでいきます。
山あいを進む国道は、意外にも交通量が多いです。
東西の車の流れがあるんですね。
しばらく進んで猿沢に到着します。
国道456号に入ってい北に進んでいくと局はありました。
集配局っぽい雰囲気ですが、現在はそうではありません。
局舎がアクセントでオレンジ色に塗られ、素敵な感じです。
ここからはしばらく移動が長くなります。
一関市街地方面へ向かうためにルートを練りました。
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5 |
09:53 |
田河津簡易郵便局 |
たこうづ |
岩手県一関市 |
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国道343号をトンネルと橋の連続で一気に西へ進みます。
タイミングが良かったか、車がいなかったのでスイスイ走ります。
長いトンネルを抜けて、遠回りですが県道289号に。
しばらく南下して、県道106号を右折して山へ。
適当に進み、集落を上がっていきます。
途中に簡易局を示す看板が現れるので、それに従っていくと局。
ここは市役所の支所のようなものが置かれています。
出先機関などと兼ねている簡易局はときどきありますね。
地域の人にとっては便利なのではないでしょうか。
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県道106号をそのまま西に向かいます。
こちらも山道で、のんびりと走っていきます。
動物にでも出会えそうですが、そう簡単には出てこないか。
奥州市に入ると里へと下っていきます。
地図上では東北新幹線ですが、ここはトンネル区間のようです。
生母の集落に続く道に入り、進んでいくと局。
駐車スペースが狭く、車はなんとか置く感じに。
だいたいみなさん、どうろにそのまま停めちゃいますがね。
生母という地名がなんだか温かくて良い響きです。
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7 |
10:14 |
赤生津簡易郵便局 |
あこうづ |
岩手県奥州市 |
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生母からは県道14号に入ります。
北上川に沿って南北に走る道で、交通量も多いです。
川の向こう側には国道4号。並行するこの県道は抜け道でもあるでしょう。
橋を渡ると白山簡易局、北に向かうと岩手黒石局。
これらは今後訪問することとして南に進んでいきます。
しばらく進むと局は左手にありました。
県道沿いでわかりやすい立地だと思います。
このあたりは奥州市前沢区。川の向かいと同じ行政区です。
もっとも政令指定都市ではないので、旧前沢町ということです。
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8 |
10:23 |
長島郵便局 |
ながしま |
岩手県西磐井郡平泉町 |
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さらに県道を南下していくと、北上川が迫ります。
平泉前沢インター方面への県道が分かれ、多くの車がそちらへ。
さらに南下していくと平泉駅方面への県道交差点近くに局。
しかし車がいっぱい停まっています。
一時的にお客さんが集中しているみたいです。
仕方がないので、向かいの居酒屋?みたいな小屋の前に駐車。
この局は平泉町にあり、中尊寺などの北上川右岸とは別世界。
どうしても駅などもある右岸側の方が平泉のイメージですからね。
ただしさすが世界遺産。車は平泉ナンバーばかりです。
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9 |
10:36 |
舞川郵便局 |
まいかわ |
岩手県一関市 |
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どうしてこうなった?という感じですね。
平泉ナンバー、他地域ではまず目にすることはありません。
というか、現地で初めて見て、初めて存在を知りました。
一関という都市を差し置いて、世界遺産の知名度を取ったか。
さて、県道206号で山の方向、東に向かっていきます。
カーブが続いて、しばらく行くと一関市にまた入りました。
さらに行くと、右カーブのところに局はありました。
駐車スペースが広く使えるので訪問しやすい局でしたね。
長島から向かうと、局の裏手から回り込むので、通過に注意。
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10 |
10:43 |
舞草簡易郵便局 |
まいくさ |
岩手県一関市 |
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今度は県道261号を西に進んでいきます。
山を越えると、目の前が広がる感じがあります。
北上川と、その向こうの田んぼが広がる景色。
山奥ではないので、こういう展望があるわけですね。
県道168号とは立体交差になってしまうので、途中で右に折れます。
そこからしばらく南下していくと、見通しの良い直線区間に局。
まだ新しい局舎がよく目立ちますね。
2012年に郵便で再開し、その後貯金を開始した簡易局です。
新しい局舎に木の看板がなんだかよく似合っています。
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11 |
10:56 |
真滝郵便局 |
またき |
岩手県一関市 |
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快適な県道をスイスイ走っていくとトンネルに。
そしてトンネルを抜けると急に信号交差点に出ます。
お、これは調子に乗っていると危ない。
今泉街道に出て右折すると今度は北上川を渡ります。
交通量の多い道を少し走って、信号を左折、右折と進みます。
住宅街からまた田んぼ道になり、磐井病院のわきを抜けます。
JR大船渡線をオーバーパスすると気仙沼街道にぶつかりました。
JR真滝駅付近に局はありました。
なかなか立派で貫禄のある局舎だと思います。
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12 |
11:07 |
三関郵便局 |
さんのせき |
岩手県一関市 |
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大船渡線の線路に沿って西に向かいます。
このあたりはできるだけ国道に出たくないな、と。
しばらく行くと今泉街道に出ました。
このあたりはもう一関の市街地になっています。
郊外型の店舗も目立ちます。
今泉街道からわき道に入ると局はありました。
住宅街やロードサイド店が多く、お客さんの数も多めです。
交通量の多い道でもあるので、それなりの需要がありそうです。
ここからは一関市街地の局を拾っていきます。
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13 |
11:14 |
岩手関が丘簡易郵便局 |
いわてせきがおか |
岩手県一関市 |
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一関市街地は、一関、田村町、駅前と訪問しています。
今日はそれ以外の局を拾っていくことになります。
三関から南西に進んでいき、関が丘方面へ左折します。
坂を上っていき、さらに右折するとニュータウンらしくなりました。
自転車では苦しいかなりの急坂を上って行くと局。
一戸建てが建ち並ぶ、昔ながらのニュータウンといった雰囲気。
一ノ関駅からも歩けなくはないだろうな、という場所です。
もっとも、電車通勤の人はあまりいないでしょうが。
ときどき飲み帰りとかに歩く。ときどきならタクシーに乗るか。
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14 |
11:22 |
一関台町郵便局 |
いちのせきだいまち |
岩手県一関市 |
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電車通勤がほとんどの東京では、それを心配したことはありません。
仕事帰りにお酒を飲むことも多いですし、誘われることも週に数回。
それが地方だと、自動車通勤が主体だから、そうはいきませんよね。
仕事帰りにイライラしてもお酒飲めないなんてつらーい。
いまは職場が赤坂なので、飲み屋には事欠かないんですよね…。
国道284号、342号を経由して台町局に到着します。
国道沿いで駐車スペースが限られているので、訪問がしづらいです。
駐車スペースはすぐに埋まり、路肩駐車もやむなしですね。
このあたりは交通量も多く、中心地を実感します。
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15 |
11:30 |
萩荘郵便局 |
はぎしょう |
岩手県一関市 |
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バックで出庫するのが大変だった台町局。
車の切れ目がタイミングよくきてくれてほっとしました。
台町局の南側にある交差点から、西に向かいます。
一気に山を上るような坂道になっています。
一ノ関駅からもそう遠くない場所ですが、この地形です。
磐井川を渡る橋詰に出て、国道284号を西に進むと局はありました。
このあたりも市街地ですが、ロードサイド店も多い郊外の雰囲気。
駐車場が広々としているあたり、車での来客需要も多いんでしょうね。
何台もある駐車場が、ほとんど常に埋まっていました。
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16 |
11:39 |
一関中央町郵便局 |
いちのせきちゅうおうちょう |
岩手県一関市 |
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国道284号を北上していきます。
磐井川を渡って、一関市の中心地に入ります。
東に向かえば一ノ関駅に出るあたりです。
駅から近いところは徒歩で訪問しているので向かいません。
一関市役所付近を東に進み、広い道を北上すると局。
和風の建物がこの街の雰囲気には合っています。
中央町というからには、ここが昔からの中心地なのでしょう。
市役所が置かれているあたりもそれを裏付けます。
ただ現状を見ると、新幹線も通る駅に近い方が栄えている気がします。
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17 |
11:46 |
山目町郵便局 |
やまのめまち |
岩手県一関市 |
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そのまま道なりに北上していきます。
この先は水沢や盛岡に続く道です。
国道4号に合流していくあたり、この道が奥州街道でしょうか。
昔ながらの民家や商店が道路沿いに建ち並んでいます。
途中で左折していくと、局はありました。
シンプルな局名は、駅名の山ノ目にも共通します。
ただし、一ノ関駅同様、地名にない「ノ」が勝手に足されています。
貯金をして外に出ると、教習中の教習車がいました。
どうやらこの道が教習コースになっているようです。
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18 |
11:58 |
一関泥田簡易郵便局 |
いちのせきどろた |
岩手県一関市 |
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県道14号経由で国道342号に出ます。
国道4号との交差点がやはり混雑してしまいます。
これは幹線国道の残念なところですよね。
平日でもいつも混んでいるのか、この時期だからなのか。
渋滞を避ける意味もあって、ちょっと南下して大回りします。
泥田局は国道342号沿いですが、分離帯のありそうな道沿いです。
回り込んだ方が得策、と考えてのことです。
イオン側から局にアプローチして訪問します。
イオンがあることからもわかるように、ここはもう郊外です。
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19 |
12:10 |
厳美郵便局 |
げんび |
岩手県一関市 |
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イオンといえば郊外、というイメージですね。
最近は都心でも、ダイエー南下の転換店舗が増えました。
駅前のイオンも増えているので、一概に郊外とは言えません。
ただ、地方都市では人の流れは駅前よりも郊外。
大きなショッピングモールは郊外に建てられることが多いですね。
国道342号を一気に西に向かって進みます。
厳美渓のある集落まで進み、旧道を走っていくと局。
近くには道の駅もあり、観光客の姿も見かけます。
昨日訪問した猊鼻渓と名前が被ってしまうのは気のせい?
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20 |
12:25 |
本寺郵便局 |
ほんでら |
岩手県一関市 |
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さらに国道342号を西に進んでいきます。
この道は昨日も花泉あたりで走っていましたね。
いよいよ山深くなってきて、ちょっとずつ霧がかかります。
集落が途切れ、川には水力発電所も。
途中に骨寺村荘園の看板。
骨寺?
どうやらこのあたりは中世には骨寺と呼ばれていたそうです。
ほねでら、が転じて、現在の本寺に繋がっているのでしょうね。
いかにも山の集落らしい局舎が国道沿いにありました。
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21 |
12:36 |
南股簡易郵便局 |
みなみまた |
岩手県奥州市 |
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ここより西にはしばらく郵便局はありません。
栗駒山の北側に出て、秋田県湯沢市方面に続きます。
鬼首でも花山でも標識には「湯沢」の文字が。
もう、すべての道は湯沢に通じているんじゃないかと錯覚します。
湯沢の力、すごすぎますね。
さて、県道49号を北東に進んでいきます。
2車線の走りやすい道ですが、いよいよソフトバンクも圏外に。
なんとなくで進んでいくと、県道沿いに局はありました。
民家が見当たらず、びっくりするほど静かな場所でした。
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22 |
12:51 |
衣川郵便局 |
ころもがわ |
岩手県奥州市 |
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県道をそのまま東に進んでいきます。
一本道なので、迷いようがない道ですね。
民家がしばらくなく、途中からは田んぼが目立つようになります。
しかし先ほどからiPhoneが不調で、地図が動きません。
現在地もわからないので、困ってしまいました。
信号交差点に出たので、鼻を利かせてえーい、と左折。
いや、不思議なもので、ちゃんと郵便局に着くんですね。
なんとなく郵便局の匂いがしていたんですね。
再起動すると地図が動くようになり、助かりました。
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23 |
12:59 |
瀬原簡易郵便局 |
せわら |
岩手県奥州市 |
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県道37号に入って東に進んでいきます。
このあたりは奥州市の衣川区。
衣川区と書くと、なんだか政令指定都市みたいですね。
東北自動車道をアンダーパスすると、瀬原の集落です。
局は公民館のような場所にありました。
広い駐車場に公衆トイレまであります。
これはラッキー。貯金をしてからトイレに立ち寄ります。
瀬原簡易局の向かいは平泉町。
瀬原という地名も、奥州と平泉にそれぞれあります。
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24 |
13:12 |
前沢郵便局 |
まえさわ |
岩手県奥州市 |
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ここからは久しぶりに国道4号に入ります。
バイパスがしっかりと整備されていて走りやすいです。
思うように進まないのは仕方ないですが、こんなもんでしょう。
国道から市街地への街道筋を進んでいきます。
前沢の市街地で街道はクランクしています。
さらに中心地に進むと局はありました。
風景印は、牛。なんだかおいしそうに座っています。
って!やつらは前沢牛ではあるまいか!
高級牛肉の牛さんが風景印に描かれる素敵な局です。
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25 |
13:19 |
古城簡易郵便局 |
こじょう |
岩手県奥州市 |
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なんだか前沢牛が食べたくなってきました。
焼肉、すき焼き、あとは、なんでしょう。
最近はカルビよりハラミとかが食べやすくなってきました。
脂があまり受け入れられなくなってきたお年頃。
焼肉談話をしている場合じゃありませんね。
前沢の市街地を抜けると国道4号に入ります。
しばらく進んでいくと、左手に局がありました。
ちょうど局の前で国道を離れる道に面しているので安心です。
古城というからには、お城があったんでしょうか。
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26 |
13:28 |
白山簡易郵便局 |
しらやま |
岩手県奥州市 |
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国道に戻って、すぐに踏切を渡ります。
田んぼの中を東に進んでいきます。
米と牛肉。焼肉が食べたくなるわけです。
民家が混じって集落に入ると、広い道に出ました。
このあたりは適当に進むしかありませんでしたね。
広い道沿いに局はありました。
目立つ局ではありませんが、北上川沿いの集落に必要な局でしょう。
白山というからには、きっと近くに白山神社があるんでしょうね。
寺社と集落の繋がりというのは歴史的に強いものです。
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27 |
13:45 |
岩手黒石郵便局 |
いわてくろいし |
岩手県奥州市 |
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白山が白山神社由来なら、お寺由来の集落もあるでしょう。
北上川沿いの道をしばらく北上していきます。
集落を抜けて国道343号に出ました。
北上川を抜けると黒石の集落です。
橋の東詰の信号を右折して南下していくと局はすぐにありました。
風景印があり、押してもらうと、お寺らしき意匠。
調べてみると、蘇民祭で有名な黒石寺ではない寺のようです。
こちらはお寺に根差した地名。
寺が先か、地名が先か。寺社と集落の繋がりは強いものです。
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28 |
13:55 |
姉体郵便局 |
あねたい |
岩手県奥州市 |
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国道343号を西に向かって進んでいきます。
北上川を渡るとすぐに道の駅みずさわがありました。
ここはあまり規模の大きくない道の駅ですね。
レストランでは奥州牛(欧州牛でも前沢牛でもない)牛丼があるそうです。
ちょっとそそられますが、この時間は無駄にできません。
国道は北に向かい、道なりに進んでいきます。
局は国道沿いで、信号交差点のわき道に面しています。
姉体とはいかに。エロチシズム溢れる地名です。
邪念は捨てて、貯金に専念しましょう。
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29 |
14:09 |
真城が丘簡易郵便局 |
しんじょうがおか |
岩手県奥州市 |
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姉体からは西に進んでいきます。
つきあたったところで左折。
こんなところに集合住宅があるなんて驚きです。
地図では県営北野アパートとなっています。
東北本線の踏切を渡って国道4号に出ました。
少し南下して真城が丘への交差点を曲がりました。
団地の中を進んでいくと小さな簡易局に到着です。
お客さんの層もそうですが、高齢化が著しいようでした。
これについては、東京も地方も同じ課題ですよね。
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30 |
14:17 |
真城郵便局 |
しんじょう |
岩手県奥州市 |
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団地を下って国道4号に出ます。
よくよく考えると不思議な場所にニュータウンがありますね。
住んでいる人がいるんだから、開発した意味があるんでしょうが。
しばらく国道を南下していくと局に到着です。
国道沿いにあり、駐車スペースも広くはありません。
実際に出庫時には何度か切り返しましたね。
JR陸中折居駅からは遠くない場所だと思います。
所在地は真城要害、という地名なんだそうです。
ものすごく何やら深い歴史が関わっていそうな気がします。
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31 |
14:28 |
小山郵便局 |
おやま |
岩手県奥州市 |
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このまま国道を南下すると、先ほどの古城簡易局です。
真城に古城。やっぱりお城が関わっているんでしょう。
夏草や、なんて詠まれたのもこの南の平泉です。
数々の歴史上の重要人物が踏んだ土地なんでしょうね。
折居交差点から一気に西に進んでいきます。
東北自動車道をここではオーバーパスします。
そのまま進んでいくと集落に局はありました。
農協やガソリンスタンドなど、稲作地帯の集落らしい街並みです。
お客さんが局に入った瞬間に多く、その後一気に減りました。
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32 |
14:36 |
胆沢郵便局 |
いさわ |
岩手県奥州市 |
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このあたりは訪問順序が難しかったところです。
うまいルーティングが他にもあったかもしれません。
小山から北上して、胆沢の中心地に出ます。
奥州市役所胆沢総合支所の向かいに局はありました。
ここはもしかしたら町の中心ではないのかな。
公的機関は集まっていますが、民家は少ないです。
集配局らしい大きな局舎で、駐車場も広くあります。
街中ではないのでお客さんはみんな車で来るようでした。
おかげで広い駐車場も大盛況の様子でした。
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33 |
14:45 |
大畑平簡易郵便局 |
おおはたひら |
岩手県奥州市 |
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胆沢からさらに西に進んでいきます。
このあたりは田んぼの中をいろいろな道が通ります。
どこをどう通ったのかいまひとつ思い出せませんね。
それだけ適当に走っていたようです。
民家が並ぶ集落に入ると局は見つかりました。
温かく迎えていただいて、貯金をしてもらいます。
おおはただいら、かと思いきや、おおはたひら、なんですね。
地名の読みは同じ漢字でもその土地その土地で違います。
まち、や、ちょう、一つとっても土地によって違いますもんね。
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34 |
14:53 |
北俣簡易郵便局 |
きたまた |
岩手県奥州市 |
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このあたりは丘陵地帯に田んぼや森。
道もまっすぐに延びてはくれません。
一筋縄ではいかない訪問に、見通しが立たなくなります。
広い道を経由しながら森を抜け、さらにヘアピンカーブを下ります。
圏外が続き電波も悪い人気の少ない道を走り、県道37号に。
局はやっと県道沿いに現れました。
それほど遠いわけでもないのに、けっこう走った気分です。
南股簡易局と兄弟のようなプレハブの局舎です。
こちらの方が建物内は年季が入っている様子でした。
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35 |
15:04 |
愛宕原簡易郵便局 |
あたごはら |
岩手県奥州市 |
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県道37号などを経由して北上していきます。
広い道で交通量も少なく、走りやすいです。
国道397号に抜けるまでに時間がかかりました。
けっこうな距離があったんじゃないかと思います。
さあこの国道は、西に向かえば東成瀬村を経て湯沢方面に繋がります。
どの国道も当然のように湯沢に!湯沢の引力がすごい!
さて、国道との交差点から少し西に進むと局はありました。
小ぢんまりながらまだ新しそうな局です。
国道から少し引っ込み、駐車場も広くて訪問しやすいです。
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36 |
15:14 |
胆沢若柳簡易郵便局 |
いさわわかやなぎ |
岩手県奥州市 |
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国道397号をしばらく東に進んでいきます。
山が背後に遠ざかっていき、田んぼが増えていきます。
この先は水沢市街地へと続いていますからね。
若柳の集落で、国道を離れて左手の道へ入ります。
雰囲気からして国道の旧道といったところでしょうか。
その途中に局はありました。
国道から切り離されているので交通量が少なく訪問しやすいです。
車がバンバン走る道沿いだとちょっと焦りますからね。
局名が示す通り、ここは旧胆沢町のエリアです。
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37 |
15:29 |
南都田郵便局 |
なつた |
岩手県奥州市 |
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国道に合流してそのまま東に向かいます。
時刻は15時半前。そろそろラストスパートですね。
国道を走ると局は左手にありました。
局名が読めないでいたのですが、読みを見て納得。
なんとだ、とか適当に読んでいましたからね。
風景印を押してもらって、無事局を後にすることができました。
お客さんの入れ替わりも多く、駐車場は常に混んでいました。
国道沿いにあると需要も高そうですよね。
久しぶりに奥州市を離れて金ケ崎町をかじります。
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38 |
15:41 |
永岡郵便局 |
ながおか |
岩手県胆沢郡金ケ崎町 |
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県道196号まで戻って北上していきます。
基本的には田んぼの中を走る道。
これは岩手県らしい景色というべきか。
田舎じゃどこもこんな景色ばかりですよね。
道なりに進んでいくと県道沿いに局はありました。
駐車場が確保されていないので、路肩も借りて車を置きます。
局の前のスペースが駐車スペースなんでしょうけど。
幸いに県道自体交通量がほとんどない道でした。
これによって、金ケ崎町の局は初訪問です。
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39 |
15:59 |
愛宕郵便局 |
おたぎ |
岩手県奥州市 |
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この先はどこを訪問するべきか。
中途半端な残り時間です。
金ヶ崎局は明日の北上過程で訪問する予定です。
局間距離が延びると戦意が下がるし…。
そこで見つけたのが、北上川の向こうにある愛宕局。
道なりにどんどん東に進んでいき、北上川を渡ります。
橋を渡った先の集落に局はありました。
あたご、だとばかり思っていた局名は、おたぎ、なんですね。
愛宕をおたぎと読むことは初めて知りました。
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夜は水沢の街で晩酌を。ホヤのから揚げは意外なうまさ。そして蕎麦と日本酒が沁みます。
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愛宕局訪問後は、水沢に手配していたビジネスホテルに泊まりました。駅近くの宿で、繁華街も近いので、ちょっと飲みに出ることに。
ホヤのから揚げは初めてでしたが、食感も味も、なかなかです。そして締めには蕎麦。天せいろをいただきましたよ。
日本酒と蕎麦が合います。やませの吹く肌寒い夜は、日本酒が似合いますね。賢治の詠んだように、おろおろ歩きながら宿へ帰りました。
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