2日目のスタートは、琵琶湖のほぼ北端、西浅井大浦局としました。昨日最後の西浅井局の続きになり、きれいに琵琶湖を一周できます。
今日は琵琶湖の西側、JR湖西線沿線の局をメインに訪問していき、最後は大津市街地まで向かう予定です。
順調すぎた1日目と比べ、どこまで訪問できるかが楽しみでもあり、今日の大きな課題でもあると思います。景色を楽しみながら、出発です。
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大治南IC→関ヶ原IC 48.8キロ・普通車1,950円
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東草野局前の風景。静かな山里の雰囲気。
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1 |
09:03 |
東草野郵便局 |
ひがしくさの |
滋賀県米原市 |
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27日は勤務終了後に帰宅して、急いで準備。
午後6時前には東京を出発することができました。
しかし首都高で渋滞にハマり、東名に出るまでにタイムロス。
なんとか23時過ぎに名古屋の実家に到着し、ひと晩明かします。
28日の朝は高速を乗り継いで関ヶ原インターから滋賀県を目指します。
快晴の空のもと、伊吹山を眺めながら気持ちの良いドライブです。
東草野局のある集落には9時少し前の到着。
ベストタイミングで旅のスタートを切ることができました。
さて、未訪問局だらけの滋賀県訪問、どうなることでしょうか。
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考えてみると、2008年3月の山東柏原局訪問以来9年ぶり。
実家からも近く、車でも訪問しやすいはずの滋賀県。
なぜこれまでほったらかしにしてきたのでしょうか。
理由は簡単。近すぎると思っていたんでしょうね。
東京からするとやはりちょっと微妙な距離です。
県道40号を市街地に向けて下っていきます。
しばらく行くと旧伊吹町の中心地に出ました。
旧伊吹町役場の市役所支所付近に局はありました。
ちょうど外装工事中のようで足場が組まれていました。
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南下して国道365号の交差点に出ます。
ちょうど春照西交差点というところです。
「春照」という地名。なんとも春らしくて素敵です。
しかし読み方がとにかく難しい。
「すいじょう」と読ませるんですね。何度聞いても忘れます。
かつて東海道線が全通した時にはここに駅があったそうです。
歴史から見ても興味深い地域です。
局はその交差点から南西方向の田園地帯にあります。
近くに三島池という池があるようです。
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4 |
09:37 |
山東郵便局 |
さんとう |
滋賀県米原市 |
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その三島池を迂回して東に進みます。
この付近は地名こそよく知っている場所です。
家族旅行で京都からの帰り道なんかよく通りましたね。
岐阜から西に向かうと、この辺を必ず通ります。
そういえば別ルートで関西入りすることってなかったな。
いまでこそ新名神経由とかもあるんでしょうけど。
旧山東町の中心地、近江長岡駅付近に局はありました。
このあたりは集落もまとまっていて、局舎も大きめでした。
いまではここも米原市になっているんですね。
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5 |
09:50 |
醒井郵便局 |
さめがい |
滋賀県米原市 |
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県道248号経由で南西に向かっていきます。
JR東海道本線に沿っていき、景色も長閑な田んぼが続きます。
畦道には草木も芽を出して、春らしい景色です。
すっかり季節も冬から春へと変わっていましたね。
県道19号にぶつかって、そのまま国道21号へ出ます。
さすがは幹線国道。交通量も多く、ちょっとノロノロ気味。
JR醒ヶ井駅のところで左折して、名神高速をくぐると局。
集配局っぽい雰囲気もありますが、いまは集配局ではないようです。
この先には醒井養鱒場がありますね。
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6 |
10:05 |
息長郵便局 |
おきなが |
滋賀県米原市 |
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醒井養鱒場といえばお花見スポット。
いやしかし、まだ全く桜が咲いている気配がしない。
今年の開花は全国的に遅めなんでしょうか。
養鱒場のことを調べていると、急にお腹が空いてきました。
マスの刺身。めちゃくちゃ美味しそうな写真だ。
米原インターの西で右折して、線路の北側の集落に出ます。
局は集落の中にあり、古めかしく小ぢんまりとした建物。
局の中は見た目以上に狭く感じましたね。
3人も入ったら満員って感じになりそうです。
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7 |
10:11 |
息郷簡易郵便局 |
おきさと |
滋賀県米原市 |
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国道21号に戻り、少し岐阜県方面へ。
米原インターの一本西にある交差点を右折。
南下していき、インターのランプを過ぎてから左折。
福祉センターの駐車場の先に局はありました。
山里の小さな集落といった雰囲気の場所です。
ただ、福祉センターや高速道路があることで、寂しい場所ではありません。
貯金をすると、ゴム印には「オキサト」とルビがありました。
たしかにこの地名は普通には読みづらいですね。
先ほどの息長にも「オキナガ」と書いてありました。
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8 |
10:18 |
米原東簡易郵便局 |
まいばらひがし |
滋賀県米原市 |
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ここからは県道240号で山越えをします。
国道21号に出なくていいのは助かりますね。
どうも国道を走るとペースが乱されるものです。
山を越えると米原高校があり、その先の道を左折します。
宿場町のような雰囲気の漂う道を進んでいくと局は左手に。
山を下りたすぐの場所に集落は広がっていました。
ゴム印にはサルのイラストが描かれています。
「このあたりはサルが出るんですよ」と局員さん。
いやいや、天下の東海道新幹線のほとんど駅前なんですけど!
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9 |
10:25 |
米原郵便局 |
まいばら |
滋賀県米原市 |
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さて、米原市の中心地に出てきました。
いつの間にか米原町から米原市になっていたんですね。
そして読み方も「まいはら」から「まいばら」になっていたのか。
昔から「まいばら」って読んでいたのは間違っていたのか。
え、米原市米原は「まいばらしまいはら」って読むの?
でも駅は「まいばら」で、インターは「まいはら」なの?
もう大混乱に陥りながら、「まいばら」郵便局に到着します。
ここは集配普通局から配達センターになった局です。
たしかに規模はそれほど大きくない局ですね。
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10 |
10:34 |
磯簡易郵便局 |
いそ |
滋賀県米原市 |
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米原の市街地を通って西に進みます。
東海道新幹線の駅前とは思えない静かな街並みです。
ただ、ホテルなんかもあって、やっぱり都市ではあるんだな、と実感。
しらさぎとひかりを乗り継ぐときにも利用しますね。
あ、結局駅の外に出ないから間違賑わわないのか。
申し訳なく思いながら湖岸道路まで出ます。
南西に進み、雄大な海岸線…ではなく湖岸線を眺めながら集落に入ると局。
ちょっとわかりづらい場所ですが、車でアプローチできました。
「磯」って地名からしてもやっぱり海と思ってしまいます。
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海といわれても疑わないくらい広い琵琶湖。
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11 |
10:47 |
近江宇賀野郵便局 |
おうみうかの |
滋賀県米原市 |
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県道2号湖岸道路を北上していきます。
左手にはずーっと琵琶湖が広がっています。
いやー、本当に琵琶湖って広いんだな、としみじみ。
海といわれてもわからないくらいです。
途中で右折してJR北陸本線の坂田駅付近に出ました。
大きな神社の駐車場なんかもあるところに局。
このあたりまでは米原市のエリアなんですね。
局名に「近江」が入っているあたり、なかなか素敵です。
ところでここ以外に「宇賀野郵便局」ってあるのかな。
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12 |
10:56 |
長浜加田郵便局 |
ながはまかんだ |
滋賀県長浜市 |
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国道8号に出て北上していきます。
このあたりはバイパスになっていて、車の流れも速いです。
しばらく進んで加田町南で右折して東へ。
神田山公園付近、加田町の集落を北上します。
局はその先、右手にありました。
加田と書いて「かんだ」というのは、読めませんね。
この近くには北陸自動車道の神田パーキングエリアがあります。
神田、と書けばすんなり読めるんですが。
さて、ここからはずーっと長浜市を訪問します。
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13 |
11:00 |
西黒田簡易郵便局 |
にしくろだ |
滋賀県長浜市 |
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そう考えると、時刻は午前11時前。
ここから夕方4時までずっと長浜市に滞在。
しかも今夜の宿も長浜市に取っています。
長浜ってどんだけ広いんだ!って思いますよね。
これも平成の大合併の功罪というかなんというか。
東に進んでいき、集落の中に局を発見します。
わかりやすい立地で、迷子にもならない安心な簡易局です。
カーディーラー?修理屋さん?と一緒になっています。
そんなこともあって、駐車場も広くて安心です。
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14 |
11:07 |
長浜南田附郵便局 |
ながはまみなみたづけ |
滋賀県長浜市 |
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県道243号を北上していきます。
右手には芦柄神社と足柄神社が並んでいます。
いや、これはあくまで地図情報なんですが。
どうしてまた、こんな同じような名前の神社が並んでいるんでしょう。
最近御朱印を集め始めた身としては気になって仕方ありません。
しばらく進んで右折、田園地帯に局はあります。
長浜市立南郷里小学校の隣でもあります。
この小学校ですが、この旅の最後にラジオで紹介されていました。
校歌の中に誰かが出てくるはずで…なんの話やっけ?
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15 |
11:16 |
長浜石田郵便局 |
ながはまいしだ |
滋賀県長浜市 |
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そうそう、小堀遠州の話でしたね。
名古屋城天守閣の話で名前が出てきたんでした。
古田織部の弟子でもあり、なんだか繋がりを感じましたね。
長浜の街は東海地方とも密接に繋がっています。
東海道線も、はじめは長浜に繋がっていたわけですからね。
さて、東に進んでいくと集落の中に局はありました。
ゴム印に何かのシルエットがありますが、これは石田三成だそう。
なるほど、石田三成生誕の地だったんですね。
山を越えれば関ケ原。歴史を感じさせます。
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16 |
11:26 |
長浜東上坂郵便局 |
ながはまひがしこうざか |
滋賀県長浜市 |
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県道243号を北上していきますす。
古くからの集落といった雰囲気の街並みが続きます。
戦国武将を生み出しているくらいの歴史ある土地ですからね。
北郷里小学校を過ぎ、文化財保護センターを過ぎます。
このあたり、かなり歴史を感じさせますね。
信号交差点に面して局。東西、南北どちらからでも駐車場に入れます。
こういう局はかなり便利だと思います。
この局で通帳がいっぱいになり、新しい通帳に変えてもらいました。
幸い空いていて、すぐに処理してもらえて助かりました。
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17 |
11:34 |
浅井郵便局 |
あざい |
滋賀県長浜市 |
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県道243号をそのまま北上していきます。
ちょっと道は複雑ですが、ナビがあれば簡単。
田んぼの中を走って、さらに国道365号を横断します。
姉川を渡り、浅井の集落に入りました。
この橋のところに、姉川の戦いの案内がありました。
歴史に詳しくなくてもわかるくらいの有名な戦跡です。
信長と、森氏の歴史にも繋がる、歴史ロマンのある場所です。
そんな旧浅井町の集落の中にありました。
集落の中というか、かなりはずれの場所でしょうかね。
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18 |
11:40 |
浅井中部簡易郵便局 |
あざいちゅうぶ |
滋賀県長浜市 |
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適当な道から県道273号に出ます。
田んぼが広がり、ところどころ集落がこぽっ、こぽっとある感じ。
小さな集落で、県道沿いに局はありました。
局自体も小さくて、なんとなく懐かしい感じ。
丸型のポストが雰囲気によく似合っています。
ただ、局名の「中部」はなんだか不釣り合いな感じ。
市街地のど真ん中という感じでもないですし。
浅井町内には、この後、浅井シリーズの局名が続きます。
たしかに、中部と名付けたくなる理由がわかります。
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19 |
11:46 |
浅井東郵便局 |
あざいひがし |
滋賀県長浜市 |
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目の前には伊吹山に続く山並。
この山を越えれば、朝一番の東草野局があります。
逆に、山を越える道があれば、東草野スタートではなかったかも。
トンネルの一本があっても良いと思うんですがね。
それだけ需要もないんでしょうね。
県道264号を北上していくと、次の集落に局はありました。
山あいの静かな集落にまだ新しそうな局舎が映えます。
この局が浅井の中でも東に位置しているのかどうか。
地図から見た感じではどうなのかわかりません。
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20 |
11:52 |
野瀬簡易郵便局 |
のせ |
滋賀県長浜市 |
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県道をそのまま北上していきます。
次の簡易局まではすぐのようです。
野瀬町の集落で、途中で右折します。
右折とはいっても、県道264号をそのまま辿る感じ。
すぐに局はあり、商店と一緒になっているような局。
局の前には猫が2匹たむろしていました。
飼い猫ではないようですが、いつも集まって来るんだそうです。
猫が集まる簡易局。縁起がいいじゃないですか。
局を出ると、寄ってきちゃう猫たち。
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21 |
11:59 |
浅井北郵便局 |
あざいきた |
滋賀県長浜市 |
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猫が寄ってくるのは嬉しいことです。
しかし!車が動くのでちょっと離れてて!
猫ちゃんに見送られながら次に局を目指します。
草野川を渡って、そのまま西に進んでいきます。
トンネルをくぐると次の集落に出ました。
山深い場所でもなく、すぐに集落に出るといった感じでした。
県道265号沿いに局はあって、ここもきれいな局舎です。
局を出たところで正午のチャイムが鳴りました。
この時点で21局。かなりのペースで回っています。
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22 |
12:06 |
浅井西郵便局 |
あざいにし |
滋賀県長浜市 |
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田んぼの中の道を一気に南下していきます。
途中から県道に合流し、走りやすい道が続きます。
見通しも良くて、のんびり走るにはもってこいです。
国道365号を横断し、そのまま南へ。
しばらく先を右折して集落に入っていくと局。
付近には長浜市役所の浅井支所がありました。
旧浅井町の中心地はこのあたりってことでしょうかね。
局舎はなかなか味のある古めかしい建物です。
入口の庇なんかは、地方の駅を思わせる造りです。
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23 |
12:15 |
虎姫郵便局 |
とらひめ |
滋賀県長浜市 |
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そのまま県道273号を西に進んでいきます。
北陸自動車道をくぐるほかは、田園風景の中を進みます。
旧虎姫町に入り、しばらく進んでいくと局はありました。
大きめの局舎はもともと集配局だったようです。
いまは郵便番号から考えて、集配局ではなさそうですね。
この局の風景印は五角形でした。
押印するときも「ちょっと難しい」とおっしゃっていました。
それでもきれいに押していただいて満足です。
ここからは南下して長浜市街地に向かいます。
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24 |
12:25 |
長浜国友郵便局 |
ながはまくにとも |
滋賀県長浜市 |
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ずっと長浜市にいながら、合併前の中心部には到達せず。
お昼を過ぎてやっと長浜の中心地に向かいます。
まずは県道510号沿いにある国友郵便局へ。
北陸自動車道に沿って南下していく道です。
田んぼの中にポツンとある感じの局です。
車で走って行っても目立つので安心でした。
ここ国友は鉄砲の生産地だったということで、風景印にも鉄砲が描かれます。
歴史の街、戦いの街、そして鉄砲の街。
長浜の街はかなり味わい深いものがありそうです。
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25 |
12:29 |
長浜口分田簡易郵便局 |
ながはまくもで |
滋賀県長浜市 |
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そのまま県道510号を南下していきます。
先には市街地の建物が見えてきました。
もうすぐ北陸自動車道の長浜インターに出ます。
その手前、左折して集落の中に入っていくと局。
狭い道を進んでいくと、駐車場もきちんとありました。
口分田、と書けば、日本史の言葉を思い浮かべます。
しかしこう書いて「くもで」と読ませるのはかなり難しいですね。
ゴム印にもきちんとルビがふられています。
息長、息郷といい、親切な局が多いですね。
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26 |
12:46 |
長浜室郵便局 |
ながはまむろ |
滋賀県長浜市 |
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長浜インター付近からしばらく南下します。
田んぼの中を進む道で、目印は少ないです。
市街地とインターの抜け道にもなっている様子です。
大型車は通れないので、トラックはいません。
ナビにしたがって進んでいくと局に出ました。
局の所在地は室町というところ。
局名では「町」を外しているんですね。
長浜室町局でもいいような気がしますが、どうでしょう。
たしかに局名では「町」を外すことがありますね。
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27 |
12:54 |
長浜地福寺郵便局 |
ながはまじふくじ |
滋賀県長浜市 |
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室局から西へと進んでいきます。
市街地の中の道なので、道幅は広くはありません。
安全に気を付けながらゆっくりと進んでいきます。
途中で北西に進み、しばらく行くと局。
広くはないものの、駐車場もありました。
道が広くないので、満車だとちょっと厄介でしょうね。
特にこれといったものもなく、住宅地の局といった印象。
地名になっている地福寺は存在するのでしょうか。
地図からは見つけることができませんでした。
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28 |
13:02 |
長浜朝日郵便局 |
ながはまあさひ |
滋賀県長浜市 |
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そのまま西に進んでいくことにします。
市街地は道がいくつもあるので、適当に進めます。
さて、工場のようなものが出てきて、その先は線路。
JR北陸本線に沿って北上する道は街道の雰囲気です。
ここは北国街道の宿駅として栄えた街並みだそうです。
いまひとつ北国街道については知らないのですが。
そんな街並みの中に局はありました。
ひっそりと目立たない局ですが、観光客も来るのでしょうか。
ちょっと雰囲気も良い場所だと思いました。
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29 |
13:10 |
長浜元浜郵便局 |
ながはまもとはま |
滋賀県長浜市 |
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そのまま北上していくと、長浜駅付近です。
狭い道を縫って走ると、観光客がたくさんいました。
ちょっと道選びをミスったかな、とも五つ北上。
Kurokabe Squareなるものもありました。
このあたりはゆっくり歩いたら楽しいでしょうね。
東京圏でいうところの川越みたいな場所でしょうか。
そんな観光客も多いエリア近くにあるのが元浜局です。
同時に長浜駅からも近いので、需要はありそうですね。
ゴム印にはキツネのイラストが入っています。
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30 |
13:18 |
長浜大宮郵便局 |
ながはまおおみや |
滋賀県長浜市 |
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長浜駅前から続く道を東に進みます。
ここが市街地のメインストリートといったところでしょうか。
駅から地図を片手に歩く人も見かけます。
大阪方面からも新快速で一本。
ほどよい観光地として、人気なんでしょうかね。
すぐに信号交差点を左折して北上すると局はありました。
このあたりは局も多く、移動に時間がかかりません。
局にはお客さんも数人いて、少し待ち時間がありました。
ともあれ、順調に市街地の局を訪問できています。
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31 |
13:23 |
長浜三ツ矢郵便局 |
ながはまみつや |
滋賀県長浜市 |
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大宮局からさらに北上していきます。
少し走るとずいぶん郊外っぽくなってきました。
地方都市なんてのはどこもこんな感じです。
もうこの辺までは観光客も来ないでしょうね。
狭い道を左折、さらに右折、と進んでいくと局はありました。
狭い道沿いですが、入口のドアがやけに斬新なデザイン。
車が近づくと反応して開いてしまいました。
しかも思わず「!」と思うほどガタガタ音を立てています。
メンテナンスも大変そうなドアでした。
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32 |
13:29 |
長浜郵便局 |
ながはま |
滋賀県長浜市 |
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そういえばラジオで「今日は三ツ矢サイダーの日」なんて言ってました。
3月28日のごろ合わせから「ミツヤ」ということか。
さっきの三ツ矢郵便局では特に何もなかったかな。
広い県道に出まして、そこを左折すると局はありました。
局の駐車場は西側にありました。
大きな局ですが、お客さんはそこそこの数。
市街地の外れにあって、お客さんはそれほど集まらないのでしょう。
貯金も風景印も時間がかからずに済みました。
思いのほか早く、長浜市街地を後にできそうです。
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33 |
13:36 |
長浜新庄郵便局 |
ながはましんじょう |
滋賀県長浜市 |
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長浜局からはさらに北へと進んでいきます。
住宅街を抜ける狭い道を走ります。
国道8号にぶつかる交差点の信号が長かったです。
しかしそれを渡ればすぐに局はありました。
この局で、長浜~シリーズは終了です。
すなわち、昔からの長浜市域からも離れることになります。
今日はこのあたりで15時くらいの予定でした。
しかし現在の時刻は13時半過ぎ。
どう考えても順調すぎるので、この先が楽しみです。
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国道8号に入って敦賀方面に向かいます。
とはいっても、すぐに左折してしまうんですがね。
福井県方面は今回の旅では向かいません。
そもそもまだ北陸は雪の心配もあります。
今日くらいあったかくなっていれば、まあ大丈夫でしょうが。
さて、県道44号を左折してしばらく西に向かいます。
その県道沿いに局はありました。
旧びわ町の中心局だったので、局名もびわ局です。
珍しいひらがな局名は目を引きますね。
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35 |
13:56 |
竹生郵便局 |
ちくぶ |
滋賀県長浜市 |
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びわ局からは北に進んでいきます。
姉川を渡って、少し西に向かってからさらに北へ。
道はしばらく田園風景の中を進んでいきます。
びわ北小学校の交差点を右折して、しばらく走ると局はありました。
小さな局で、ボーっとしていると見落としてしまいそうです。
ここから湖岸に行くと、竹生島が近くに見えるようです。
竹生島も旧びわ町に位置していたんだとか。
竹生島には郵便局はないので、島に渡ることはありません。
局での貯金を終えて、次の局へと向かっていきます。
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36 |
14:02 |
湖北朝日郵便局 |
こほくあさひ |
滋賀県長浜市 |
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竹生局からは一気に北上していきます。
田園地帯と住宅地の間のような風景です。
のんびりと走るにはちょうど良い道ですね。
県道をいくつか曲がって、湖北町山本の集落に入りました。
道は広くはないものの、まとまった集落は静かな雰囲気です。
局はすぐに見つかり、住宅地のわりには大きめの局舎です。
車も置きやすく、訪問しやすい局でした。
このあたりからは旧湖北町のエリアになります。
琵琶湖もここまでくると北端に近いんですね。
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37 |
14:08 |
古保利郵便局 |
こぼり |
滋賀県長浜市 |
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朝日局からは北東へと向かっていきます。
集落の道から県道259号を経由して進みます。
県道547号に入り、さらに北上すると局はあります。
小さな局で、お客さんは他にいませんでした。
このあたりはもう、旧高月町のエリアになるんですね。
湖北町の中心地は…と思いつつ、地図を眺めます。
さて、この時点でまだ14時過ぎ。
実は今日の予定ではここまでいければ良し、とこの先を決めていませんでした。
まだ2時間もあります。どこまでいけるか試してみましょう。
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38 |
14:18 |
高月郵便局 |
たかつき |
滋賀県長浜市 |
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県道547号を東に進んでいきます。
田んぼの中から、だんだんと街が見えてきました。
しばらく走って北陸自動車道をくぐります。
旧高月町の中心地まではもう少しです。
国道8号にぶつかったら米原方面に南下していきます。
数分走ると左手に大きめの局舎が出てきました。
近代的な局舎は静かでしたが、集配局らしい雰囲気があります。
旧高月町の中心地からは少し外れていますが、国道沿いです。
それなりの需要があるのだろうな、と思います。
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39 |
14:28 |
湖北郵便局 |
こほく |
滋賀県長浜市 |
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高月局からはもう少し南下します。
旧湖北町の中心地まで向かいます。
先ほど湖北朝日局訪問時にはわからなかった旧湖北町中心地。
しばらく進むとその中心地に出ました。
速水北交差点を右折してしばらく西に進みます。
するとすぐに局は左手に見つかりました。
付近は一戸建て住宅が多い、住宅地でした。
ちょうど建てている最中の家も見当たりました。
なるほど宅地としての需要がまだある地域なんですね。
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40 |
14:38 |
小谷郵便局 |
おだに |
滋賀県長浜市 |
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国道8号をそのまま南下していきます。
幹線国道とはいえ、片側1車線の道は交通量も多めです。
ロードサイドのお店も多く、お店の度に車が出入りします。
スイスイ流れてくれないのがこういう道の良くないところですね。
北陸自動車道をくぐり、県道278号を左折します。
しばらく行くと右手に小谷城スマートインターチェンジが出てきます。
これは3月25日に供用開始したばかりのインターです。
その付近の集落を進んでいくと公園の隣に局はありました。
小さな局ですが、風景印もある局でした。
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41 |
14:46 |
高月井口郵便局 |
たかつきいのくち |
滋賀県長浜市 |
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国道365号に出て、木之本方面に向かいます。
8号の補助的な道になっている、というか、岐阜県方面との往来も多い道です。
実際、岐阜県から北陸へ向かうときなんかはよく通りました。
逆に長浜市街地の方は行ったことがなかったですね。
柏原交差点から北上する道に入り、集落へ向かいます。
地図で見てもやたらとお寺が多い地区です。
近くには国宝の十一面観音像のあるお寺もあるんだそうです。
集落の中を走っていくと局に出ました。
駐車場スペースが狭めでしたが車を停めて訪問します。
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42 |
14:58 |
木之本郵便局 |
きのもと |
滋賀県長浜市 |
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国道365号経由で木之本の市街地に入ります。
木之本もいまでは長浜市になっているんですね。
長浜してどれだけ広いんだ…と思ってしまいます。
木之本の市街地に入り、細い道を進んでいきます。
あとは踏切を渡れば…というところになって、工事による通行止め。
なんてこったと駅前を迂回して国道8号経由で局を訪問します。
途中にあった寺院?がちょっと気になったので後で調べよう。
局のゴム印にはウルトラマンみたいなイラスト。
「木之本地蔵院のお地蔵さんです」と、納得しました。
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43 |
15:06 |
木之本川合郵便局 |
きのもとかわい |
滋賀県長浜市 |
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さて、この先は山間部の訪問をしていきます。
今回の旅でネックになるだろうと思っていた場所です。
国道303号を藤橋方面に進んでいきます。
標識では「揖斐川」とあるので、岐阜県揖斐川町のことでしょう。
坂内村とか藤橋村とか、いまとなっては懐かしい地名です。
トンネルを抜けて、信号交差点を左折するとすぐに局はありました。
静かな集落で、付近には大きなお屋敷が並んでいます。
こんな場所で過ごしたら、長閑な気分になれるんだろうな…。
ちょっと田舎暮らしもしたい気持ちになりました。
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44 |
15:18 |
木之本杉野郵便局 |
きのもとすぎの |
滋賀県長浜市 |
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国道303号に戻って、さらに北上していきます。
長いトンネルを抜けると一気に曇り空に。
路肩には日影が多く、雪も残っています。
これは気を付けて走らないと危ないだろうな。
しばらく走った山あいの集落に局はありました。
川を渡ってすぐの場所に、新しい局舎が見えていました。
貯金をして「次は岐阜県ですか?」と尋ねられます。
次は余呉丹生に、と言うと、「雪がないから行けるかな」と。
そう、この先の道が通れるか通れないかが最大の懸念でした。
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このトンネル、かなり有名なトンネルらしいです。そして余呉丹生局前にはまだまだ雪。
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45 |
15:29 |
余呉丹生郵便局 |
よごにう |
滋賀県長浜市 |
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杉本の集落から、県道284号を通れるかどうか。
それによって移動距離が大きく変わってきます。
一応3月31日までは冬季閉鎖らしいのですが、地元民は通っているらしい。
実際に走ってみると、ゲートはなく、峠に雪もありませんでした。
狭い暗い不安になるトンネルを抜けると下り道。
集落の手前で宅配業者のトラックとすれ違いました。
すぐに県道285号に出て、わき道に入ると局。
「あの道走ってきたの?」と言われつつも貯金をしてもらいます。
もし通れなかったとすると、20分くらいはロスしているはずです。
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県道284号を南下していきます。
この道は片側1車線の走りやすい県道です。
交通量も少なく、気持ちよく走ることができます。
山を下っていき、北陸自動車道をくぐると一気に市街地です。
市街地とはいっても、旧余呉町の中心地といった程度。
県道からわき道に入ると局はありました。
厚い曇り空のせいもあってか、なんだか寂しい雰囲気に感じます。
貯金と風景印押印を済ませて、局を後にしました。
このペースなら、もう1局だけ訪問できそうです。
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47 |
15:44 |
余呉片岡郵便局 |
よごかたおか |
滋賀県長浜市 |
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国道365号を福井方面に走っていきます。
この先は雪も多そうだな、と思わせる道です。
北陸は、道路こそ雪がない状態なんでしょうか。
ノーマルタイヤの身としては、今回の訪問からは外しています。
もっとも、敦賀なら以前に訪問済みではありますからね。
少し走るとすぐに、国道沿いに局はありました。
局に到着した瞬間、大粒の雨が降り出しました。
天気予報でも雨なんて言っていたなかったので、にわか雨でしょう。
季節の変わり目。山の天気。こういうことは時々あります。
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48 |
15:59 |
西浅井郵便局 |
にしあざい |
滋賀県長浜市 |
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雨から逃げるように車に飛び乗ります。
エンジンをかけると15時44分。
16時まであと15分もあるのに、何もしないわけには…。
そう思って最寄りの未訪問局を調べると、西浅井局。
国道365号で木之本に戻り、さらに8号で北上するルートです。
かなり迂回ルートで時間もかかりそうですが向かってみます。
近江塩津駅にも近い集落に局はありました。
旧西浅井町の中心的な局で、大きな局舎が国道沿いにありました。
昼ごろ訪問した浅井西局と、なんだか混同しそうな局名です。
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宿の夕飯。ボリューム満点でびっくりでした。
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思ってもいなかったほどたくさんの局を訪問できました。これで明日のスタートも、道中も、かなり楽なルーティングになりそうです。
今夜は高月の宿をとっているので、そちらに向かいます。宿は駅近くの小さな旅館。夕飯も品数が多く、満腹に。ゆっくり夜を迎えました。
翌日の計画を練り直し、スタート局を繰り上げて琵琶湖の西をより多く訪問できそうなルートです。疲れがたまったので早めに寝ました。
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