山の中の温泉宿は快適で、朝ご飯を食べてからゆっくり出発できるというのもなんだか贅沢です。朝風呂を浴びてから出発します。
今日は高松方面に向かい、男木島、女木島を最後に訪問する予定です。今日は夏季特別ダイヤで、女木島までは倍の便が設定されています。
高松港を14時に出る船に乗れば、14時40分男木島着。15時の便で女木島に戻り、さらに女木発の臨時便で高松に戻る予定です。
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1 |
09:05 |
五名郵便局 |
ごみょう |
香川県東かがわ市 |
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国道377号に出て、西へ向かいます。
途中にはダムなんかもあり、狭い区間が続きます。
バイパスやトンネルを造るほどの交通量はないんでしょうね。
山あいをのんびり走っていくと、ヘアピンカーブの先で集落に。
このままずっと進んでいくと、第88番札所があるんですよね。
そこまではいかずに、局はありました。
局内の窓口は郵便、貯金保険…ともうひとつ何やら。
東かがわ市役所の出張所が入っている!!
役所の人もちょこんと並んで、便利な局ですね。
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2 |
09:19 |
福栄郵便局 |
ふくえ |
香川県東かがわ市 |
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地図で見ても、市役所出張所は局の中に。
行政サービスとしては最高ですよね。
必要なものは一つの場所で済ませられる。
こういう連携ってすごく大事だと思います。
さて、国道を白鳥方面に進んでいきます。
ダムを過ぎてさらにしばらく進んでいきます。
局はだいぶ下って市街地の手前にありました。
もうここまで来ると、白鳥の市街地もすぐでしょうね。
ここからは白鳥の市街地を訪問していきます。
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3 |
09:35 |
白鳥郵便局 |
しろとり |
香川県東かがわ市 |
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国道318号経由で北上していきます。
高松道をくぐってそのまま行くと、白鳥の街中に。
白鳥とはいってもループ橋はありません。
そのネタがいったいどれほどの人に伝わることやら…。
先日も仕事でループ橋の見える白鳥に泊まりましたとも。
東かがわ市役所のところから入っていくと局はありました。
JR讃岐白鳥駅からは少し距離があるように思います。
それでもこのあたりは市の中心地。
それなりにお客さんはいたように思います。
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4 |
09:46 |
三本松郵便局 |
さんぼんまつ |
香川県東かがわ市 |
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県道経由で市街地を西へ。
ちょっと街並みが途切れて、また市街地に。
こちらは旧大内町のエリアです。
大内の市街地は白鳥よりも賑やかな印象を受けました。
三本松、と呼ばれている市街地です。
局のあるあたりも商店街が形成されています。
お客さんも多く、待ち時間がありました。
白鳥と連続して集配局です。
それぞれが町の中心局として機能しているんですね。
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5 |
09:53 |
誉水郵便局 |
よみず |
香川県東かがわ市 |
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JR高徳線の三本松駅前に出ました。
讃岐白鳥駅と並んで特急うずしおが停まります。
しかし三本松駅は全部のうずしおが停まります。
当然、三本松の方が優位なわけで。
それがそのまま、街の雰囲気として表れているわけですね。
川沿いを南下して、国道11号バイパスを過ぎて右折。
熱田神社の参道とも呼べる道に局はありました。
熱田神宮じゃないんだ!と思ってしまうところ。
これは名古屋の人ならだれもが感じてしまうことでしょう。
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6 |
10:08 |
大内郵便局 |
おおうち |
香川県東かがわ市 |
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神社とお寺の脇を抜けていきます。
県道経由で国道11号に出ました。
安定して交通量の多い道です。
ずっとJRの線路と並んで走っていきます。
工事中の交差点を左手に進むと局。
局員さんとの会話の中で「秋に隣に移転するんですよ」とのこと。
いろいろ話していると、何やら動きのありそうな予感。
ということで、ポスト型ハガキも購入しました。
工事現場を見てみると、まだ建物はありませんでした。
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大内郵便局が移転してできる郵便局の局舎工事現場。
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7 |
10:18 |
鶴羽郵便局 |
つるは |
香川県さぬき市 |
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この先はちょっとルート変更です。
移転後の大内局にまた来なければならない可能性。
そうすると、離れ小島を防ぎたいところ。
それならば大川局を訪問せずに海沿いを進むか。
ということで、国道を高松方面に進みます。
津田東インターを過ぎて集落へと入る道に進みます。
局は集落の中にありましたが、なんだかおもしろいことに。
局の中に金魚すくいコーナーがあるではないですか。
子供が懸命にすくっていましたが、これは珍しいです。
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しばらく集落の中を進んでいきます。
右手に海がどうやら近づいているようです。
肉眼では確認できず…というかわき見運転になっちゃうんでね。
津田の松原というところを過ぎると、道の駅なんかもあります。
国道に出て、讃岐津田駅付近に局。
局は国道沿いにありました。
旧津田町の中心で、さぬき市になったのは2002年のこと。
平成の大合併では早い方で、香川県では初らしいです。
最初は99年の兵庫県篠山市の誕生から数えるようです。
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国道11号は線路から離れていきます。
海側を走る国道も、海からは離れています。
だんだん山越えのようになっていき、長閑な景色に。
すいすいと進んでいくと局は右手に出てきました。
国道沿いの局です。
局名はなかなか読めない難読です。
カベ、といえば、懐かしい、上京当時に住んでいた河辺。
そういえば、もう何年も青梅には行っていません。
ふと懐かしくなって西の空を眺めています。
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10 |
10:50 |
小田郵便局 |
おだ |
香川県さぬき市 |
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県道137号を使って、北へ進みます。
しばらくは山里を走る道。
狭くもないし、広くもないし。
走っている車も多くもないしゼロでもない。
トンネルをくぐって下っていくと集落に出ます。
そしてその先は海、というロケーション。
小さな漁村の風情が感じられます。
海沿いの県道を西に進むと局はありました。
小ぢんまりとした古めかしい局舎が印象的でした。
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11 |
10:56 |
鴨庄郵便局 |
かもしょう |
香川県さぬき市 |
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今度は県道136号です。
海からまた山を越えて、山里に進みます。
田舎らしい景色が続いていますね。
海が近いことを除けば、岐阜だって同じような景色。
のんびりとした時間が流れていきます。
川の手前の信号を左折すると局はありました。
局内には(たしか)熱帯魚がいたような気がします。
水槽の中を泳ぐ魚たちを眺めながら過ごした…はず。
訪問からひと月経つと、どこの局か忘れてしまう。
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12 |
11:05 |
志度郵便局 |
しど |
香川県さぬき市 |
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国道11号に出て高松方面に向かいます。
この先は一気に都市部の訪問になっていきます。
いや、徳島と高松の間って本当に近い。
今日の移動もあまり大移動ではないんですよね。
しばらく行くと、志度の市街地に入ります。
さぬき市の中心地でもあり、市役所もあります。
高松とは琴電でも結ばれている街です。
国道沿いにある局も大きな局舎でした。
ゆうゆう窓口はありませんが、お客さんは多くいました。
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国道11号をそのまま高松に向けて進みます。
気付けば高松市に入っていました。
とはいえここはまだ旧牟礼町のエリアです。
牟礼といえば長野県!と思ったら、あっちは村でしたね。
琴電志度線大町駅があり、踏切を渡ると局。
市役所牟礼支所の駐車場もこちら側です。
肝心の支所は踏切の南側にあります。
局では電気関係の工事中。
天井裏を覗き込んでの作業が行われていました。
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琴電志度線沿いの道を進んでいきます。
私鉄沿線特有ののんびりした時間が流れます。
駅を過ぎ、さらに八栗駅付近から北上します。
県道36号は庵治方面へ一気に向かいます。
庵治にしかつながらないので、車は多くはないです。
旧庵治町の中心地に入り、港町の雰囲気が色濃くなります。
標識に従って進んでいくと局はありました。
局の前には庵治石でできたポストがありました。
なかなか味のあるおもしろい町だと思いました。
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これはきっと、庵治石のポスト。
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15 |
11:46 |
高松東郵便局 |
たかまつひがし |
香川県高松市 |
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庵治の沖には大島という島があります。
そこにはハンセン病施設があり、千歳簡易局があります。
その千歳簡易局は今年3月から一時閉鎖中。
施設自体が島外移転になるような記事を先日目にしました。
そうなると、千歳簡易局もこのまま廃止になってしまうでしょうか。
今日はとりあえず、八栗駅まで戻って県道36号を西へ。
標識に従って左折すると局はありました。
大きな局はもちろん集配局です。
ゆうゆう窓口も設置されている規模の大きな局です。
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16 |
11:54 |
高松古高松郵便局 |
たかまつふるたかまつ |
香川県高松市 |
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国道を横断して、県道をしばらく西へ。
この道がおそらく、国道11号の旧街道でしょう。
しばらくは進み、県道30号の標識に従って左折。
南下していくと踏切の手前に局はありました。
駐車場が広く取られているので駐車はしやすいです。
局名からも、このあたりが歴史的な地点であることがわかります。
古くから栄えていた、歴史的に意味のある場所なのでしょう。
合戦を思わせるデザインの風景印が印象的です。
ここから北へ行くと戦いの舞台、屋島に出ます。
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17 |
12:06 |
屋島郵便局 |
やしま |
香川県高松市 |
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屋島の戦いといえば、源平の戦いのひとつ。
那須与一が登場する「扇の的」もここが舞台。
私が初任校で研究授業をしたのもこのお話。
いまだに「扇の的」の出だしはそらで言えます。
さて、そんな大切な場所。初心にかえり訪問しましょう。
北へ進み、屋島の付け根あたりの集落にある局。
周囲は住宅街で、局の駐車場は局前と近くのアパート前に。
お客さんが集まる時間帯もあるんでしょうね。
幸いこのときはお客さんが誰もいませんでした。
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18 |
12:20 |
高松木太西郵便局 |
たかまつきたにし |
香川県高松市 |
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ここからは高松市街地を訪問します。
以前に高松市内を歩いたときに中心地は訪問しています。
福岡町局は訪問しているので、その南へ。
瀬戸大橋通りから詰田川の左岸を南下します。
国道を越えて、さらに南の交差点で右折。
広い道を西に進むと局は右手にありました。
道は広いですが分離帯はないので対向車線からでも大丈夫。
到着時は混雑していましたが、局に入ると入れ違い。
それほど時間もかからずに局を後にしました。
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19 |
12:27 |
高松木太町郵便局 |
たかまつきたちょう |
香川県高松市 |
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JR高徳線をオーバーパスする跨線橋に出ます。
県道10号の交差点を左折して西に。
このあたりは市街地といえども郊外の雰囲気。
局は県道沿いにあり、わかりやすい立地です。
JR木太町駅からはかなり離れています。
琴電長尾線の林道駅や木太東口駅の方が近いかな。
そういえばこの局の窓口の方がとある芸能人に似ていました。
ずっとそれを思っていたのですが、その芸能人の名前が浮かばず。
友人に特徴を話してやっと名前が出てきたのでした。
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20 |
12:36 |
川添郵便局 |
かわぞえ |
香川県高松市 |
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長尾街道を南下していきます。
この道は琴電長尾線に沿って進みます。
琴電は琴平線しか乗ったことがありません。
長尾線にも一度は乗ってみたいですね。
長尾街道を進むと右手わき道に局。
ちゃんと街道には標識が出ていました。
気になったのは局の向かいのうどん屋さん。
きれいなお店ですが、きっと庶民的なお店なんでしょうね。
お店の駐車場が狭いようで、何台か滞っていました。
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21 |
12:46 |
高松レインボーロード郵便局 |
たかまつれいんぼーろーど |
香川県高松市 |
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そろそろ高松港に向かう準備をせねば。
乗る船は14時発なので、乗り遅れるわけにはいきません。
局ごとに港までの距離と所要時間を確認。
だいたい15分で着くとして、駐車場から港まで歩いて…。
けっこう時間がないことも判明し、市街地に戻るルートで。
元山駅付近から狭い道を西に進みます。
中央インターを過ぎ、さらに北西へ進むと局。
こちらは近年移転改称しただけあって駐車場が広い広い。
桜町からの移転ということで、距離のある移転です。
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22 |
12:56 |
高松花園町郵便局 |
たかまつはなぞのちょう |
香川県高松市 |
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瓦町近辺は以前に訪問しています。
中心地は車での訪問は難しそう。
ま、高松なら車でも大丈夫かもしれない。
瓦町近辺は駐車場に困りそうですが。
それでも瓦町局は駐車場があることになっていますね。
花園町局は観光通りなる道沿いにある局です。
広い道沿いで、局の駐車場は局の隣にあります。
薄暗い屋根つき駐車場に車を置くことになります。
局よりも駐車場のインパクトが強かったです
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23 |
13:09 |
高松藤塚郵便局 |
たかまつふじつか |
香川県高松市 |
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観光通りを西に進んでいきます。
琴電琴平線の踏切がありました。
市街地に踏切というのも、地方都市とはいえ少ない存在。
電車本数も少なくはないだろうに。
ただ、踏切信号があり、徐行で通過できます。
ナビに従い左折すると局はありました。
雑居ビルの多い市街地中心部ですが、駐車場もあります。
この局では郵便窓口中心にお客さんが多め。
ということで、ちょっと待ち時間がありました。
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24 |
13:15 |
高松栗林郵便局 |
たかまつりつりん |
香川県高松市 |
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南西に進んでいきます。
広い道を南下し、JR高徳線をくぐります。
ローカル線の雰囲気の高徳線も、ここでは高架。
商店街のような雰囲気の道を進むと局は左手に。
さらに駐車場はその先にあります。
栗林公園に近いこともあり、ゴム印にはそのイラストが入ります。
この付近は高松市でも繁華街にあたる場所でしょうか。
大きなマンションも多く、都会の景色です。
さて、もう数局だけ訪問しておきます。
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25 |
13:20 |
高松上之町郵便局 |
たかまつかみのちょう |
香川県高松市 |
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栗林局からそのまま南下します。
県道280号を進んでいくと、ちょっと郊外の雰囲気。
相変わらず道路沿いにはお店は多いです。
やはり気のせいではなくうどん屋が多い。
自然と目に入ってくるのだから、多いんでしょうね。
そしてまだこの旅でうどんを食べていない。
そんなことを考えていると局を発見。
ここは駐車場に悩んだ局でした。
公式HPにある3台分の駐車場はどこなのでしょうか。
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26 |
13:28 |
高松鷺田郵便局 |
たかまつさぎた |
香川県高松市 |
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ここより南に行くとゆめタウンです。
貯金営業時間が繰り下げられています。
前回の高松訪問時、最後に訪問した局です。
その日が年末最終営業日で、その年の最終訪問局でした。
さて、上之町から西に進んでいきます。
国道11号を横断した先に局はありました。
ここまでスイスイ進んだので良かったです。
というか、もう時効は13時半前です。
こんな調子で14時の船に乗れるのでしょうか。
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27 |
13:37 |
高松八本松郵便局 |
たかまつはちほんまつ |
香川県高松市 |
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国道11号を北上していきます。
もうここはおとなしく高松港に向かいましょう。
…と言いつつ、寄り道していますね。
中央町交差点を左折してしばらく行くと局。
高松港への道の途中にあった、ってことで。
さて、局を出ると37分。
いよいよまずいぞ、と高松港へ。
駅をくぐって(料金の安い)港湾第2駐車場へ。
…到着すると「満車」。しかも並んでる。絶体絶命!!
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高松港→(雌雄島海運フェリー)→男木島
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めおん2で男木島へ。混んでいましたが着席でき快適な船旅。男木島の船着き場はアート作品のひとつ。
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28 |
14:45 |
男木島郵便局 |
おぎじま |
香川県高松市 |
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さらに埠頭の先っぽ、港湾第1駐車場へ。
もちろん満車だが並んでいる車…が諦めてUターンしてきた。
…ら、なんと、1台出庫してきた。
奇跡的なタイミングで駐車場に車を置けました。
小走りでフェリー乗り場へ。芸術祭開催中とあって切符売り場も臨時で対応。
フェリーに乗り込むと、いや、混んでる。
男木島到着は14時40分。15時の船に乗りたい。
ここも小走りで坂道を上って局に到着。
貯金と風景印押印を済ませてほっと一息。
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男木島→(雌雄島海運フェリー)→女木島
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29 |
15:29 |
女木島郵便局 |
めぎじま |
香川県高松市 |
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男木島からのフェリーはやはり超満員。
こんなに有名な芸術祭なのかと感心。
女木島まではなんとかデッキに立ち乗り。
潮風に吹かれるのも…悪くはないね。
女木島の港からは局まで歩いて10分弱。
今度は16時10分の臨時便までゆっくりと訪問できます。
局では貯金後に島の様子なんかも教えてもらいました。
特に局への恩恵はないものの「帰りの船が混んでて大変」だそう。
3年に1度の芸術祭。こんなに盛り上がっているとは…。
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女木島→(雌雄島海運フェリー)→高松港
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女木小学校が展示会場になっていたので訪問。いや、休校中の校舎がすごいことに。素敵な島でした。
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女木小学校のアートな空間に驚きながら、意外と面白いかも、と思ってしまったのでした。作品を観るのも今回の目的のひとつでしたからね。
高松に戻り、車に乗って栗林の宿に向かいました。個性的な安宿は個人的にはお気に入りです。苦手な人は苦手でしょうけど。
その宿の近くのうどん屋(夜は居酒屋)でぶっかけうどんを。コシがびっくりするほど強く、麺への並々ならないこだわりを感じました。
簡単に言うと、高松のうどんは本当にすごい、そしてうまい、といったところ。この日の夜はぐったりぐっすり眠らせてもらいました。
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