No.412:舞鶴若狭道開通記念・日本海沿岸訪問・5日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2014.08.22(金) 雨のち晴れ 42 梁瀬局 三木西自由が丘局
 旅の最終日は、夏の終わりを思わせる空。そして、この旅から帰れば、もういつもの日常に戻るわけで。夏というものはあっという間だな。
 日高町の宿を出発して、今日のスタート局である朝来市の梁瀬局を目指します。
 今日は自治体制覇を目的とせず、できるだけ往復ルートを取らずに南下、途中からは中国道沿いを進み、16時過ぎに高速に乗ることとします。
1 09:06 梁瀬郵便局 やなせ 兵庫県朝来市

 山陰から山陽へ抜ける旅の始まり。
 それにふさわしいのは和田山あたりでしょうか。
 昨日訪問した局を通過し、スタートは梁瀬局に決定。
 山陰道国道9号を、山陰本線梁瀬駅付近で右折します。
 ここも山陰なんだな、と実感させられますね。
 国道427号に入るとすぐに局は見つかりました。
 旧山東町の中心局のようです。
 そういえば山東町って、滋賀県にもありましたよね。
 どちらも2005年に合併し、自治体としてはなくなっています。

2 09:16 山東柊木郵便局 さんとうひいらぎ 兵庫県朝来市

 梁瀬の市街地を南西に抜けます。
 狭い路地に入ってしまい、道も怪しくなってきました。
 適当に県道に抜けて、さらに南下します。
 春日和田山道路をくぐって、その先左折して集落に。
 細い路地に入ると、なんだか異変が…。
 そう、局の前の道が9時過ぎから工事で通行止めになるとのこと。
 いや、もう自分の訪問がギリギリだったわけです。
 この局の訪問があと10分でも遅れていたら、車で到達できなかったかも。
 というわけで、朝一番の訪問ができて良かったです。

 
話題の竹田城跡。本当に天空の城のようです。
3 09:27 竹田郵便局 たけだ 兵庫県朝来市

 県道277号に入って、山を越えていきます。
 峠の標高もわりと高いようで、坂道が続きます。
 そして、峠を越えると前方に!何やら見えてきます。
 そう、最近なにかと話題の竹田城跡です。
 竹田城跡がこのあたりにあるとは知りませんでした。
 そして、和田山特別支援学校を過ぎて円山川を渡るとJR竹田駅。
 竹田駅の裏山が、まさに竹田城跡なんですね。
 駅から続く街道筋の路地に局はありました。
 今度は雲海に浮かぶ城跡を見に来たいものです。

4 09:40 中川郵便局 なかがわ 兵庫県朝来市

 国道312号に入り、姫路方面に向かいます。
 今日はこの道にずっとお世話になります。
 川の向かい側にはJR播但線の線路が通っています。
 伊由市場の交差点を左折し、さらに路地を南下します。
 すると突然の大雨が降り出しました。
 ふええ、今日の天気は雨じゃなかったはずだぞ…。
 ものすごい勢いで降る雨の中、局に到着(してしまいました)。
 傘をさして局に入り、貯金をしてもらいました。
 竹田局ではたしかに晴れていたんですがね。

5 09:50 新井郵便局 にい 兵庫県朝来市

 中川局から南下して国道に抜けます。
 相変わらず雨が強く、今日はあきらめムード。
 まあ、最終日だし、靴が濡れても許すか。
 道の駅あさごあたりで、雨が弱まってきました。
 ラッキー!ラッキー!(内田有紀ではない)。
 播但線の踏切を渡って、旧朝来町の中心地を南下します。
 役場を過ぎると局は右手にありました。
 ずっと「あらい」だと思っていた局の読みは「にい」でした。
 局を出るころには雨は霧雨に変わっていました。

6 09:56 新井南郵便局 にいみなみ 兵庫県朝来市

 新井局からはそのまま南下していきます。
 JR新井駅を過ぎて、県道から一本西の道へ。
 旧街道の筋からさらに旧街道にはいった雰囲気です。
 局はその道沿いにありました。
 簡易局にしては珍しく、2組の先客がいました。
 1人帰ったと思ったら次の人が来て。
 「今日は大繁盛」なんてお客さんと局員さんの会話。
 雨の止み間を狙ってやって来る人も多いでしょうね。
 空は暗い雲が覆っています。今日はまだ降りそうです。

7 10:05 円山簡易郵便局 まるやま 兵庫県朝来市

 国道312号を南下していきます。
 円山川を渡って、播但線の線路沿いを走ります。
 また川を渡り、川の右岸を進んでいきます。
 朝来サービスエリアを横目に南下していくと局があります。
 播但連絡道路のランプが複雑に絡む国道沿いです。
 この局の近くに分水嶺があり、円山川の源流があります。
 この場所から豊岡に向けて円山川は流れるんですね。
 あれだけ大きな川の源流にあってこその、円山簡易局。
 なるほど、川の名前は源流の地名だったわけですね。

8 10:14 生野郵便局 いくの 兵庫県朝来市

 国道を南下して、生野の町に入ります。
 口銀谷交差点付近は、古くから鉱山町として栄えてきました。
 生野銀山の入口として、鉱業の拠点だったわけですね。
 昔ながらの街並みもあるようで、街歩きしてみたくなりますね。
 …この土砂降りの大雨さえなければね!
 バケツをひっくり返したような大雨の中、生野局に到着します。
 えっ、この中、いくの?
 車を降りるのを躊躇うくらいの雨に打たれて局に入ります。
 局の写真を撮ると、もう局舎が霞んで見えるくらいです。

9 10:26 生野新町郵便局 いくのしんまち 兵庫県朝来市

 国道429号を生野銀山方面に向かいます。
 歴史を生で学ぶような、ワクワク感がありますね。
 集落の中を細い路地で進んでいくと局はありました。
 局の前は東行きの一方通行になっています。
 さて、局に着いても相変わらずの強い雨です。
 この局のゴム印は、生野銀山のイラスト入りが2種類ありました。
 近くには生野銀山・生野鉱物館があります。
 観光の余裕があればぜひとも立ち寄りたいところです。
 天気の良い時に、竹田城跡に生野の街歩きと、また来ようっと。

10 10:38 栃原簡易郵便局 とちはら 兵庫県朝来市

 マインホール付近から国道に出ます。
 マインホールであって、マンホールではありません。
 国道を南下して、生野駅の西口を通過します。
 この駅には東西に駅舎があるんですね。
 歴史的経緯から、東口の方が古く、メインの様子。
 県道39号に入り、栃原トンネルをくぐります。
 そのまま県道を進んでいくと局はありました。
 どうやら、この付近ではそれほど雨は降っていない様子。
 山の向こうとはこうも天気が違うものなんですね。

11 10:48 大河内長谷郵便局 おおかわちはせ 兵庫県神崎郡神河町

 県道をのんびりと南下していきます。
 局間距離が開くので、しばらくはドライブに専念します。
 途中から市川沿いを走り、JR播但線も近づきます。
 ローカル線の雰囲気が良く出ていますね。
 長谷駅につながる十字路を右折すると局はあります。
 小さな局で、静かな集落の外れといった印象。
 ゴム印には山とススキ?のイラストがあります。
 自然豊かな場所なんだろうな、と思います。
 この上流に、太田池という不思議な?ダムがあります。

12 11:00 大河内郵便局 おおかわち 兵庫県神崎郡神河町

 県道をしばらく南下していきます。
 だんだん山を抜けて、里に出てきました。
 同時に、空を覆っていた雲も薄らいできたような気が…。
 お天気がこのまま回復してくれることを祈って。
 旧大河内町の中心地に入ると、局は左手にありました。
 このあたりにはJR寺前駅と、神河町役場があります。
 これといって何かがあるわけではないですが、人は増えましたね。
 姫路方面への通勤通学での人の流れがあるようです。
 寺前駅までは姫路から電車が比較的多く走っています。

 
この駅から南は「電車」が走ります。
13 11:11 市川美佐簡易郵便局 いちかわみさ 兵庫県神崎郡市川町

 JR新野駅を過ぎると、景色もかなり長閑に。
 ただ、姫路に近づいているんだな、という実感もあります。
 川の方に目を向ければ、住宅が建ち並んでいます。
 それから、行く先には、もう大きな山はありません。
 なるほど、山間部を抜けたんだな、というのがわかりますね。
 市川町に入ると、バイパスが左手に分かれ、旧道は細くなります。
 すれ違いができないほど狭い県道になりました。
 不安になりながら進んでいくと、局は見つかりました。
 とても狭い路地ですが、これでも県道なんですね。

 
なるほど。この区間の電化は1998年のことです。
14 11:17 屋形郵便局 やかた 兵庫県神崎郡市川町

 県道を南下していくと踏切に出ます。
 踏切には何やら気になる注意書きが。
 「祭り屋台JR踏切通過時のお願い」…?
 お祭りのときの屋台が電車のトロリ線に触れないように、という注意です。
 しかしこんな注意書きは今まで見たことがありませんね。
 この区間の播但線が電化されたのは1998年と比較的最近のこと。
 なるほど、まだ「電車」が走っていることに慣れていない人も多いわけか。
 鶴居駅前の橋を渡ると局はすぐにありました。
 お祭りが近いようで、提灯がたくさん並んでいました。

15 11:32 市川郵便局 いちかわ 兵庫県神崎郡市川町

 走りやすくなった県道を南下します。
 道幅がきちんとあるだけで、気持ちよく走れますね。
 いや、気持ちの良い走りのできる道でもないですけど。
 最低限の安全安心が確保されているってところです。
 市川町の中心、甘地の集落に局はありました。
 ちょっと凝った造りの局舎は、入口が不思議な構造です。
 この局では、どうやら同業者と思われる方に出会いました。
 こちらが一方的に気付いただけだと思いますが。
 ルート次第ではこの先も遭遇するかもしれませんね。

16 11:40 小畑簡易郵便局 おばた 兵庫県神崎郡市川町

 そう思って市川局を出発しましたが、結局会わず。
 ルートが被るときは行く先行く先で会うものですが。
 そういえば月曜日の敦賀の方は、無事帰られたのでしょうか。
 市川町役場で国道を横断し、そのまま播但連絡道のランプをくぐります。
 すぐに左折しますが、ランプ出口と間違えないように注意です。
 小畑川に沿って北上していくと、局は左手にありました。
 局では元気な局員さんたちに迎えられました。
 関西の局訪問の楽しいところは、方言を聞くことですよね。
 なんでもない会話の一つ一つから元気をもらう気がします。

17 11:50 市川瀬加郵便局 いちかわせか 兵庫県神崎郡市川町

 播但連絡道のランプまで戻ります。
 いま地図を見てみると、小畑から瀬加まで近道があったみたいですが…。
 もうそんなのを調べる余裕もなく行き当たりばったり旅でした。
 ランプからは南に、それから県道34号に入って北東へ。
 しばらく進んでいくと局はありました。
 この県道、主要地方道ですが、それほど交通量は多くありません。
 さて、局の駐車場ですが、局の裏手にありました。
 狭い路地に出入りするので、ちょっと面倒な構造です。
 それを嫌ってか、みなさん県道沿いの空き地に車を置いていましたね。

18 12:05 福崎郵便局 ふくさき 兵庫県神崎郡福崎町

 基本的に往復はしないルートですが、ここでは戻ります。
 県道を福崎方面に戻り、さらに進んで国道312号に。
 南下していって福崎町の市街地に入ります。
 このあたりは姫路のベッドタウンという感じもしますね。
 自治体としては町ですが、小都市の雰囲気もあります。
 それゆえ、合併が進まなかったのもあるでしょうね。
 道沿いに局はあり、隣は福崎町役場でした。
 この福崎、なんとかの柳田國男先生の生誕の地だそうです。
 夏の旅の結びに、旅の始まりの遠野の地と繋がりました。

19 12:16 福崎八千種郵便局 ふくさきやちくさ 兵庫県神崎郡福崎町

 福崎インターをくぐって南下します。
 このインター、中国道への出入りはどうやってするのだ?
 地図を見ながら、ちょっと考えていました。
 連絡道のランプがインターなのかな。
 というわけで、ストリートビューで調べちゃいました。
 なるほどね、調べて納得。もやもやが解消されました。
 広域農道のような走りやすい道を進んで、八千種局に到着。
 ずいぶんと町はずれの局のようでした。
 周辺はのんびりで、田んぼや民家が多い場所です。

20 12:25 富田簡易郵便局 とみた 兵庫県加西市

 中国自動車道沿いの県道23号に出ます。
 後は基本的に、この中国道沿いを訪問します。
 そうすれば、帰りが少しは楽になるだろうし。
 豊岡など山陰地方の訪問で16時を迎えると帰りが大変そうです。
 まあ、実際はそんなに変わらないかもしれませんが…。
 加西市に入ると、加西サービスエリアが見えました。
 その先、局は県道沿いにありました。
 わりとわかりやすい局舎があって、駐車場も広いです。
 この先は加西市街地を目指して進んでいきたいと思います。

21 12:32 加西北条郵便局 かさいほうじょう 兵庫県加西市

 県道をしばらく東に進んでいきます。
 小高い丘に囲まれた緑の多いエリアです。
 海は遠い、かといって山の中でもない。
 なんとなく、うちの地元に景色が似ています。
 県道を進んでいくと、次第に景色が市街地になってきました。
 局は左手にあって、駐車スペースも広くありました。
 これだけ市街地にあって、公式12台分とは驚きです。
 すぐ近くにはイオンモール加西北条があります。
 新しいようで、規模は大きくはないですが、賑わっていました。

22 12:45 加西郵便局 かさい 兵庫県加西市

 イオンを過ぎると、さらに大きな商業施設が。
 アスティアかさい、という複合施設のようです。
 向かいには北条鉄道の北条町駅があります。
 都市規模のわりには、鉄道インフラが弱いですね。
 中国自動車道のイメージが強い点も、自動車社会を裏付けます。
 市街とを進んでいくと局はあります。
 人口から考えると、局舎の規模はこれくらいかな。
 広すぎず、狭すぎず、といったところかと思います。
 市街地にわりと人が集まるように都市が整備されていますね。

23 12:57 加西玉野簡易郵便局 かさいたまの 兵庫県加西市

 イオンモールなんかは、わりと郊外に多いですよね。
 加西市においては、市街地の真ん中にあります。
 そういう点からは、人が集まりやすくて良いと思います。
 高速道路も、けっこう街の真ん中を通っていますよね。
 そのわりにインターが遠くて不便な気もします。
 加西市役所を過ぎて、さらに玉丘交差点から南下します。
 玉野南の複雑な交差点を細い路地に進むと局。
 民家にある局なので、入口が狭いです。
 ここは車で行くと、少し入りづらいこともありそうです。

24 13:11 富合郵便局 とみあい 兵庫県加西市

 山枝交差点から県道371号に出ます。
 道は丘陵地帯を走り、交通量も多めです。
 加西市の東西を走るこの県道は、番号のわりに重要な道です。
 大型トラックの往来も多いので、注意が必要です。
 別府交差点からうまく進んでいくと局の前に出ます。
 局舎が2階建てで、あまり見ない構造だと思います。
 この感じだと、元は集配局なんでしょうかね。
 写真でも、右側に集配用の設備らしきものがわかります。
 現在は集配局ではないような雰囲気ですが、どうでしょうか。

25 13:22 加西和泉郵便局 かさいいずみ 兵庫県加西市

 別府の交差点から北上していきます。
 ため池が多く、このあたりも地元と似ています。
 中国自動車道をくぐって、そのまま進みます。
 野上交差点から県道の旧道らしき道を進みます。
 さらに、ちょっと躊躇いつつも細い道に入って集落へ。
 そのまま行くと局はありました。
 やけに狭い道沿いにあるので、迷うかもしれません。
 しかしお客さんの数はわりと多かったです。
 そういう時間帯だったのでしょうか。

26 13:28 宇仁簡易郵便局 うに 兵庫県加西市

 局間距離のわりに、進みが遅くなってきました。
 市街地の局が何局か続いたせいでしょうか。
 ちょうどお昼時、っていうのもあったせいですかね。
 次は宇仁簡易局を目指して進みます。
 今日は簡易局を優先するルートを組んでいます。
 風景印設置局を少なくしようというのが狙いです。
 実は風景印用の台紙が残りわずかだったのです。
 もちろん、局の滞在時間を減らせるというおまけつきです。
 そんなことを言っているうちに、局に到着しました。

27 13:40 滝野郵便局 たきの 兵庫県加東市

 県道145号を東に進んでいきます。
 わりと長らく滞在した加西市を抜けます。
 そして今度は加東市に入りました。
 な、なるほど、西から東に来たのか…。
 平成の大合併が生んだ数々の謎の中では甘い方です。
 さて、播磨中央公園の緑の中を進んでいきます。
 ナビに従いJR加古川線を越えて、県道を進んでいくと局。
 この局は旧滝野町の中心局、というわけですね。
 加東市の実質的な中心は旧社町で、局は小さめです。

28 13:53 社郵便局 やしろ 兵庫県加東市

 県道から滝野社インターに出ます。
 合併前から滝野と社は手を組んでいたわけですね。
 駅がある滝野と、施設の集まる社。
 まあ、合併してうまくまとまったかもしれません。
 社町の市街地に入り、赤岸交差点から坂を上ります。
 道なりに進んでいくと局はありました。
 この局にはゆうゆう窓口もあって、大きな集配局です。
 局の周辺はこれといって何があるわけでもないです。
 市街地と呼ぶにはなんだか寂しい気もします。

29 14:06 小野住吉簡易郵便局 おのすみよし 兵庫県小野市

 ここからは怪しいコース取りに。
 かなりのコースアウトというか、寄り道訪問です。
 県道567号を一気に南下していきます。
 中国道沿いを訪問するんじゃなかったのか!ってね。
 適当な道を進んで、局の前に出ました。
 気付けばもう小野市に入っていたんですね。
 東条川のほとりにも近い小さな集落の中の局です。
 この局の訪問の時点でまだ午後2時。
 今日は今後も伸びそうな予感がしますよ。

30 14:15 小野小田郵便局 おのおだ 兵庫県小野市

 県道75号を東に進んでいきます。
 この道はそれほど交通量も多くありません。
 しばらく進んで、ナビに従って左折します。
 ときどき怪しい道を曲がらせようとするのでひやひやです。
 東条川を渡って、集落の道を右折します。
 狭い路地に面して局は見つかったのですが、駐車場が埋まっています。
 とりあえず狭い路地の路肩に車を置いて訪問。
 通帳を預けてから車を移動して駐車場に停めました。
 近所の民家の方がよほど大きな建物に見えます。

31 14:22 中東条郵便局 なかとうじょう 兵庫県加東市

 県道75号をしばらく東に進みます。
 川沿いの県道は田舎道って感じですね。
 可児川沿いの道なんかもこんな感じでしたね。
 そういえば、しばらく地元の道をのんびり走ってないな。
 高校時代までは毎日見ていた景色なんだけどな。
 地元を離れるってのは、そういうことなんだろうね。
 そんな感傷的な気分に浸っていると局。
 ちょうど集金の時間だったようで、駐車スペースが使えませんでした。
 というわけで、田舎の必殺技、路肩駐車で訪問します。

32 14:31 社上久米郵便局 やしろかみくめ 兵庫県加東市

 県道144号を北上していきます。
 ゴルフ場を縫って進む道は、ほんと地元と同じだ。
 なだろうこの親近感は!
 近くに兵庫教育大学がありますが…こんなところにあるんだ…。
 教員就職率全国トップだったはずです、たしか。
 しかしこんな何もないところで、さすがになんだかな…
 つきあたった県道17号を左折すると局はあります。
 駐車場は県道を挟んだ向かい側に広々とあります。
 久米とみて、久米川を思い出して懐かしくなります。

33 14:40 東条郵便局 とうじょう 兵庫県加東市

 引っ越して以来、久米川に行っていないな。
 用事がないので仕方ないですが、通り道にもならないし。
 3年半も住んだ第何番目かの故郷は、もう遠い街です。
 またちょっとしたら、ふらっと歩きに行こう。
 県道17号をしばらく東に進んでいきます。
 また中国道沿いになり、本来のルートに戻ります。
 東条町の中心地に局はあります。
 中国道が市街地を完全に分断している感じもしますが。
 こんなに街中に高速道路を通したんですね。

 
日本酒の原料、山田錦のほとんどを栽培しているのがこの地域。
34 14:53 北谷郵便局 きただに 兵庫県三木市

 たくさんのゴルフ場が連なる丘陵地帯を進みます。
 こんなにゴルフ場造って、人は集まるのかね。
 ゴルフ人口が減っていると言われる昨今。
 うちの地元にも共通する問題でもあるでしょうね。
 県道316号沿いもそんなゴルフ場の中を進む道です。
 山を越えて旧吉川町に入ると、何やらたくさんの幟が。
 「グレードアップ山田錦」!!
 かの酒造好適米、山田錦の産地がこのあたりなんですね。
 そして局の場所もなんともいえず迷いました。

35 15:02 稲田郵便局 いなだ 兵庫県三木市

 県道を走っていくと、先ほどの幟がまた。
 何種類かの幟があって、どうやらここが山田錦の日本一の産地らしい。
 生産量とか、その品質とか、そういう点において。
 しかも、最上級の特A地区、ってのに指定されているみたいです。
 それはすばらしい。帰りに日本酒を買って帰ろう。
 もはやただの飲みたいおじさんに成り下がっています。
 吉川病院の先を左折すると局はありました。
 おっと、やはり山田錦の影響か。稲田郵便局なんてまた!
 コメの文化と深く結びついた土地柄を示していますね。


帰りに道の駅とうじょうで、山田錦ビールを購入。ご飯に合うビールでした。
36 15:10 渡瀬郵便局 わたせ 兵庫県三木市

 今日の訪問予定は稲田まででした。
 そして吉川インターから中国道に乗って…。
 とか思っていたのに、まだ15時過ぎじゃないですか。
 もうちょっと稼げるな、と思い、三木市街地方面へ。
 吉川インターを通過し、バイパスを外れて県道354号へ。
 すると、局はすぐに見つかりました。
 こちらは集配局のような印象です。
 そういえばさっきの稲田局も集配センターの看板がありました。
 稲田と渡瀬では近すぎるし、両方集配は考えられないか!?

37 15:18 三木口吉川郵便局 みきくちよかわ 兵庫県三木市

 県道20号に入って南下していきます。
 旧吉川町エリアから、元々三木市のエリアに。
 でも地名は口吉川町なので、吉川っぽいです。
 吉川口ではなくて口吉川っていのがいい響き。
 坂道を上ってしばらくすると局はあります。
 局よりも気になってしまったのが、近くなる工場。
 スドージャムって、もしかして松本市のあのジャム会社?!
 まさかと思い、調べてびっくり、あのスドーだ。
 給食のジャムとか、わりと地元でもスドーでした。

38 15:29 豊地郵便局 とよち 兵庫県三木市

 思わぬところで三木市が身近になりました。
 いや、こんな接点があるとはびっくり。
 さて、県道を市街地へと進んでいきます。
 しばらく南下していくと、局は左手前方に見えました。
 しかし局のある交差点がやけに混雑しています。
 左折したい車がわりと多いみたいですね。
 局に到着し、車を置いたところは元集配施設のよう。
 ここも集配局だったみたいですが、現在は使っていなさそう。
 なんとなく、現役の集配局か否か、見分けがついてきました。

39 15:40 三木井上郵便局 みきいのうえ 兵庫県三木市

 そんな技術、いらないんですが…。
 そしてどれはほぼ勘なので、集配が現役かは実際は不明。
 適当にもほどがあります。
 だからこそ、公式HPでは集配局かどうか載せてほしいです。
 また昔みたいにね!
 県道85号を進んでいくと、グリーンピア三木がありました。
 酒蔵を過ぎて、三木東インターを過ぎたら右折。
 局はすぐにあり、駐車場もかなりゆったり。
 和服姿のお客さんがいて、ちょっと衝撃的でした。

40 15:49 三木青山郵便局 みきあおやま 兵庫県三木市

 和服の人なんて別に珍しくはないですが。
 でも、この場所、このタイミングで、ってなるとね。
 何かお祭りでもあるのかな、とか気になります。
 いや、大して気になりません、本当は。
 志染川を志染大橋で渡って南下していくと坂道に入ります。
 上っていくと一気にニュータウンに突っ込みます。
 イオンを過ぎてその先を左折すると局はありました。
 団地の中の局ということで、需要はあるようです。
 お客さんの多いタイミングはかなり混み合いそうです。

41 15:55 三木東自由が丘郵便局 みきひがしじゆうがおか 兵庫県三木市

 さて、時刻も16時前になりました。
 ラスト1局、訪問できるかな、というところ。
 ニュータウンの中を上手に進んでいきます。
 アップダウンが多くて、ひと昔前の道路の造りです。
 東自由が丘に入ると、こちらは開発が少し新しいようです。
 局もメーン道路沿いにすぐに見つかりました。
 貯金をして外に出ると、15時55分という微妙な時刻。
 これはどうだろう、と思いつつ、次の局を目指します。
 最後の賭けというか、行ける気がしてきました。

42 15:59 三木西自由が丘郵便局 みきにしじゆうがおか 兵庫県三木市

 その自信がどこから来るのか、って感じですね。
 セブンイレブンを左折して、うまく抜け道します。
 神戸電鉄の志染駅前に出ました。
 想像していたよりもあっさりとした駅前です。
 商業施設は多く、人ももっと多くてもよさそうですが。
 そして駅前通りを進んでいくと、局を発見。
 車を置いて局に入り、発券機で番号札を引きます。
 ちょうど16時になるか、というタイミングでした。
 この局を訪問して今日は42局訪問。なかなかです。

 ひょうご東条IC→国立府中IC 531.4キロ・普通車12,220円⇒深夜割引8,410円
 このあとは給油をしてから、お土産を買いたくて、道の駅とうじょうまで向かいました。やはり地元の山田錦を使った日本酒を…。
 そして道の駅からすぐの中国道ひょうご東条インターから高速に乗り、順調に東京を目指します。宝塚トンネルで渋滞した以外は…。
 新名神、伊勢湾岸、新東名と走り海老名から圏央道を北上する「新しい高速道路ドライブ」をして、23日0時過ぎに八王子インターへ。
 無事、深夜割引の適用を受けてから国立府中インターまで走って帰りました。思ったよりも早く帰宅できて良かったです。

 

 

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