4日目の朝もなんと快晴で、これだけ毎日晴れる旅も珍しいと思います。
ということで、今日のコースは順調に進みそうですが、まずは河津の市街地へと足を運びます。
今日はうまいことルートを汲めず、未訪問局を飛び飛びで訪問することになっています。
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1 |
09:02 |
河津郵便局 |
かわづ |
静岡県賀茂郡河津町 |
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国道414号と県道14号で河津市街地へ下ります。
市街地に入る前で給油をしておきます。
地方でのセルフ式スタンドは珍しいので貴重でした。
夏よりも70円近く下がっているので、これにはびっくりです。
河津局には9時より少し前につきました。
生活費用の総合口座から少しATMで下ろし、それから9時を待ちました。
9時ぴったりに内扉は開き、それからすぐに貯金となりました。
風景印も押印に滞りなく、きちんと押されました。
1局目の対応がこれであれば、今日は気持ちがいいですね。
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2 |
09:16 |
上河津郵便局 |
かみかわづ |
静岡県賀茂郡河津町 |
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県道14号に合流しながら北上します。
県道合流地点で工事をしていましたが、うまい具合に流れました。
そう、今回の旅では、工事渋滞がけっこうキーだったりするんです。
そして、県道と国道414号の交差点に局はあります。
交差点を東に入ったところに局はあり、見上げる格好になります。
こちらの局ですが、ゴム印には伊豆の踊り子のイラストがあります。
なるほど、この次の局は湯ケ島だから、天城峠最寄りはこの局ですね。
天城峠というと、どうしても思い出すのが石川さゆり「天城越え」です。
歌いたいものの、カーステレオは依然としてストライキ継続中です。
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3 |
09:38 |
箕作郵便局 |
みつくり |
静岡県下田市 |
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国道414号に入り、山道を進みます。
国道とは思えない個所もありますが、悪路でもありません。
山を上ると、眼下に海が見えるところもあっていい感じです。
途中から、駅伝コースのキロポストも設置されていました。
「車での伴走、応援は失格」なんて書かれてありましたね。
しばらく進み、県道15号と交わって右折します。
すぐに局はあり、無事訪問することができました。
下田市内にはここと、あと1局残されているので、訪問します。
まだ9時台なので、今日はまさに順調な滑り出しというところです。
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4 |
09:48 |
下田蓮台寺郵便局 |
しもだれんだいじ |
静岡県下田市 |
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国道414号を下田市街地方面へ向かいます。
山の中なんですが、海沿いの施設の案内標識も出てきました。
それによると、距離はそれほどない模様です。
蓮台寺温泉方面にそれる交差点を直進します。
そのまま市道を南下していくと、局は左手にありました。
この局の訪問で下田市は完訪となりました。
付近には蓮台寺駅もあるようなんですが、見当たりませんでした。
その先、しばらく下っていくと下田駅付近に出ました。
東急ストアがあるのが、伊豆急沿線なんだな、という雰囲気でした。
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5 |
10:17 |
南上郵便局 |
みなみかみ |
静岡県賀茂郡南伊豆町 |
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ここからは飛び飛び訪問もいいところです。
県道119号でしばらく西へと向かっていきます。
南伊豆町に入り、県道121号に右折します。
ここまででも結構距離はあったのですが、さらに進んでいくと、やっと局。
この局は南伊豆で唯一残されていた局でした。
局に入るなり、大量の段ボール箱が積んでありました。
どうやらみかんの出荷シーズンだそうで、50箱以上あったんだそうです。
ちょうど集荷の車が来て「これなら全部載る」というような話をしていました。
なるほど、郵便局はこういうところで、顧客の輪をもっているんですね。
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海を見下ろす道と、そして駿河湾と富士山。
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6 |
11:12 |
田子郵便局 |
たご |
静岡県賀茂郡西伊豆町 |
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県道121号から天神原植物園方面へ抜けます。
狭い道で、またまた地図上の白い細道です。
国道136号になんとか抜け、マーガレットラインなる国道を北上します。
道沿いの局は訪問しているので、しばらくひたすらドライブ。
松崎から西伊豆町に入り、田子の集落を目指します。
田子の集落は付近と比べて民家が密集している感じがします。
旧道のわき道にある局は、意外なほど大きな局舎でした。
ゴム印にはイラスト、キャッチフレーズ入り、風景印もありました。
この局を以って、西伊豆町の局を完訪しました。
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伊豆半島西海岸をしばらく北上していきます。
距離はなかなか長く、寄り道なしだとほんとに長く感じます。
土肥の市街地に入って、国道を進んでいくと局はありました。
市街地はごちゃごちゃしていて、生活感がありました。
ただ、局の向かいのスーパーは、なんだか商店らしくない建物でした。
局の入り口ではみかんを「ご自由にお持ちください」と段ボールに。
あいにく喉を痛めていて、柑橘を食べることができないため、もらいませんでしたが。
こういうところが、なんだかローカルな感じでいいですよね。
そしてこの局の訪問で、伊豆市の局を完訪することができました。
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土肥から戸田へ。景色もいいものです。
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県道17号を北上していきます。
このあたりは前回、夏に来た時も夕方に北上しています。
まさか自分の車でこうしてやってくるとは思いませんでしたがね。
しばらく人家のない道が続き、旧戸田村の集落に下ってきました。
いまは沼津市の一部ということです。
県道18号に入り、学校を右手に過ぎたあたりに局はありました。
まだきれいな局舎で、大きさも村唯一の局という感じがしました。
この局のゴム印は赤色で、カニのイラストがまたかっしり決まっています。
これだけきれいに押印されると、なんだか気持が引き締まります。
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9 |
12:39 |
沼津西浦郵便局 |
ぬまづにしうら |
静岡県沼津市 |
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県道18号を修善寺方面に向かいます。
しばらく坂を上ると、県道127号に出ます。
西浦方面と書いてあったので迷うことはないと思います。
地図では頼りない区間もありそうでしたが、実際走ってみるとかなりいい道でした。
2車線で、そして山の稜線伝いに走る道は気持ちよかったです。
県道17号に下りて、そこを右折して進むと局は右手に。
この局でもまた、段ボールが大量に積まれていました。
なるほど、温暖な気候を利用したかんきつ類の栽培は盛んなんですね。
前回ここを通った時は夕暮れだったので、昼間はまた違った表情です。
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県道17号をしばらく沼津方面へ向かっていきます。
沼津方面といっても、沼津市内にいるんですがね。
海沿いを律儀にたどった県道は三津の集落に出ます。
局は県道130号との交差点付近にあります。
集落の裏道と県道とのつなぎ道路みたいなところに位置していますね。
局舎はわりとのっぺりと大きな感じです。
お客さんのいない局内は、笑っていいともが妙に響きました。
そういえばお昼のテレビ番組を久しぶりに見た気がします。
とはいっても、お昼にフジテレビはめったに観ることはないですが。
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11 |
13:07 |
三の浦郵便局 |
さんのうら |
静岡県沼津市 |
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県道17号を北上していきます。
淡島という島が左手に出てきて、そこも通過。
その島にはレジャー施設があるようだが、ロープウェイでつながっている。
なんともバブリーな島である。
観光客がどれほど島に渡っているのか気にはなるものだが…。
その先、局は右手に位置していました。
周囲の集落に似つかわしくなく、大きな局舎です。
局内はなんだか持て余し気味でしたが、静かでいい感じです。
もともとは集配局だったのでしょうか。
展示スペースなどもあって、スペースを活用しようという意図が感じられます。
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12 |
13:31 |
沼津志下郵便局 |
ぬまづしげ |
静岡県沼津市 |
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県道から国道414号に入ります。
途中の交差点は、トンネルがいくつも集まる奇妙な交差点でした。
その先も、国道の旧道なのか、海側に不自然なトンネルが残されています。
なんだか不思議な光景が続き、志下の集落に。
セブンイレブンの付近で右折して、集落内の道を北上します。
しばらく走ると、局は左手に位置していました。
中央線のない道沿いですが、お客さんの数はぼちぼちでした。
この局で通帳の切り替えとなり、少し時間がかかりました。
ここから先は沼津や三島の市街地の局を拾っていくことになります。
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13 |
13:42 |
沼津我入道郵便局 |
ぬまづがにゅうどう |
静岡県沼津市 |
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志下局前の道をそのまま北上していきます。
道幅が広がり、一気に市街地にのような風景になってきました。
国道414号に合流して、エネオス手前を左折。
創価学会の前で右前方に進み、我入道南交差点を右折します。
あとは少し北上すれば、局は右手にありました。
この局の名前なんですが、なんだかとてもお気に入りなんです。
我入道という地名は、初めて耳にする独特の響きですね。
局ではちょうど昼ドラが放映されていました。
私はもっぱらTBS系の「ラブレター」を録画して観ています。
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14 |
13:52 |
沼津西島郵便局 |
ぬまづにしじま |
静岡県沼津市 |
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どこまで北上しようかな、というのが悩みどころです。
沼津市街地を本格的に訪問するわけではないので…。
とりあえず西島局まで行くことにしました。
我入道から北上し、適当に右左折します。
地図の場所とは多少異なり、新しい局舎が建っていました。
珍しく警備員さんが立っていて、写真撮影の際に一声かけました。
その際、局員に許可を求めるよう言われ、二人して局内に舞い戻りました。
局員さんは事情をわかっているので「どうぞどうぞ」という形になりました。
なおこの局は、のちのち話題に上がってきます。
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15 |
13:59 |
沼津下香貫郵便局 |
ぬまづしもかぬき |
静岡県沼津市 |
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国道の旧道とも思える道で南下します。
国道414号を斜めに横断し、そのまま市道を南に下っていきます。
そのまま進んでいくと、局は左手に位置していました。
この局はわりと大きめの局舎だなと感じましたが、中は普通のサイズでした。
ロビーには外国人のお客さんがいました。
ということは、このあたりには外国人が多く住んでいるのかもしれません。
まぁ私の故郷は外国人集住都市会議にも名を連ねる都市ですので、不思議でもありません。
昨今の派遣切りだのなんだので、一層問題になっているんですがね。
この不景気で、地元が沈んでしまうのが心配でなりません。
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16 |
14:14 |
沼津大平郵便局 |
ぬまづおおひら |
静岡県沼津市 |
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下香貫局の南から、東へ向かっていきます。
道を少し間違えたので、狭い道を走りました。
沼津三中の横を通って、そのまま県道144号に合流します。
なお合流地点付近から工事を行なっていましたが、そのまま進めました。
タイミングを逃すと、そのまま待たされることになりかねません。
トンネルを抜けて清水町に、そしてそのまま県道139号で沼津市に戻ります。
大平小学校付近で道がややこしくなったものの、県道140号に沿って局はありました。
こうしてみると、大平の地区がなぜ沼津市なのか不思議に思えます。
大平に行くには、どうしても他の市町を通過しなくてはならないようです。
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17 |
14:37 |
三島徳倉橋郵便局 |
みしまとくらばし |
静岡県駿東郡清水町 |
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来た道を戻って、清水町に来ました。
県道139号から144号にぶつかります。
その県道沿いに局はありました。
なおお客さんの数がとても多く、待ち時間はかなりのものでした。
ところでこの局の局名ですが、「三島」が冠せられています。
しかしここは清水町であり、三島市ではありません。
おそらく清水徳倉橋とすると、旧清水市と混同するためなんでしょうね。
それにしても三島を乗っけてしまうというのも思い切ったものです。
清水町のプライドもあったもんじゃありません。
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18 |
14:43 |
沼津卸団地簡易郵便局 |
ぬまづおろしだんち |
静岡県駿東郡清水町 |
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県道144号を三島市街地方面に進んでいきます。
三島と沼津はかなり近いようで、市街地は概ね連続しています。
卸団地入口交差点を右折します。
その先、卸団地の中の広い道で右折、局は右手にありました。
センターのような物の中に入居しているような感じです。
付近の道は広く、また時間が時間だったので、ガラガラでした。
迷子になるような立地でもなかったので、それは助かりました。
ただまたしても「沼津」が冠せられるというこの局名…清水町のプライドは…。
ただこれはセンターの名称が「沼津」であることに起因しているようです(しかし…)。
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19 |
14:57 |
長沢郵便局 |
ながさわ |
静岡県駿東郡清水町 |
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県道144号を北上して、役場付近まで行きます。
そもそもこの町が平成の大合併にも巻き込まれないかったのなぜなんでしょうか。
沼津、三島という都市に挟まれ、なんだか肩身が狭いように感じますが。
ともあれ、ミニストップの交差点から北上します。
しばらく北上すると局は左手に位置していました。
駐車場は局のわき道沿いに設置されています。
ただこのわき道が広くなく、出庫時に一苦労でした。
この局は清水町内で唯一、三島でも沼津でもない局となっています。
せめて冠されるのが郡名の「駿東」だったらよかったのにな、と思うのですが。
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20 |
15:07 |
三島清水郵便局 |
みしましみず |
静岡県駿東郡清水町 |
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県道145号に入り、三島市街地に向かいます。
しばらくは北東に進んでいくことになります。
バスの系統が旧道経由となっているので、ここは国道1号の旧道と考えられます。
道なりに進んでいくと、局は左手に位置していました。
町の名前である清水に、さらに三島が冠されていることもあって、独特な名称です。
この局から少し行けば三島市なので、まぁこれもありかな、と思います。
そんなこと言ったら、沼津清水局でもいいはずなんですが、だめなんでしょうね。
このギャップは、三島か沼津と合併しない限り埋められそうもないです。
とはいえ、合併してほしくないという気持ちが強いですが。
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21 |
15:16 |
三島広小路郵便局 |
みしまひろこうじ |
静岡県三島市 |
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県道を三島市街地方面にさらに進んでいきます。
だんだんと建物も密集、さらに中層のものも多くなりました。
その先、局の場所は大体分かるのですが、駐車場がない模様。
仕方なく、局が左手に来るように、広小路駅付近から鋭角に左折します。
すると、局はきちんと左手に収まり、少しだけ路肩を借ります。
局では風景印を押してもらうのですが、ここの局員さんが面白い方ばかりでした。
なんでも西島局の局長さんの息子さんがいらっしゃったようです。
こうしたことはめったに知れることではないので、貴重でした。
ただ、車が路肩駐車なので、用件が済んだあと、早々に退散しました。
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22 |
15:34 |
三島中央町郵便局 |
みしまちゅうおうちょう |
静岡県三島市 |
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県道22号になり、そのまま東へ進んでいきます。
三島市街地の道路行政はかなり悪いようで、渋滞が頻発しています。
道路整備は間に合っておらず、これから、という感じでした。
その先、本町の交差点を過ぎると渋滞は解けました。
左手にひときわ大きな市役所分庁舎の建物があり、局はその中に入居しています。
わき道にやむなく路肩駐車させてもらい、局へと向かいます。
この局ですが、パッと見、三島郵便局の建物を流用しているようでした。
そう考えると、昨日訪問した三島局が郊外に位置し、新しいのにも納得がいきます。
市役所の水道課などが入居し、建物は有効活用されていました。
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23 |
15:41 |
三島大社町郵便局 |
みしまたいしゃちょう |
静岡県三島市 |
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交通の都合上、本町交差点をさらにぐるりと回りこみます。
県道22号から21号に入りますが、局のある道は一本東です。
ただ、その道は北行きの一方通行で、この道の選択は大正解でした。
しばらく南下した後、局の有る道を北上していきます。
局の駐車場がないので、広い歩道を間借りしました。
用事が済み車に戻ると、一台のミニパトが…。
女性警官が2人して、どうやら愛車MOVEを取り締まりに来ていたようです。
危うく切符を切られるところですが、笑顔で「すぐどかしまーす」と一言
岐阜ナンバーゆえに取り締まられそうになりました(沼津ナンバーは黙認だった)。
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24 |
15:57 |
三島加茂郵便局 |
みしまかも |
静岡県三島市 |
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県道22号を東に向かいます。
その先ですぐに左折しますが、細い道の上に交通量が多いです。
北上していき、つきあたったら右折します。
東海道線と新幹線をくぐって、しばらく上り道を進んでいきます。
住宅団地になってきたところで、局は右手わき道沿いにありました。
この局は三島市街地の北東に飛び地的に位置しています。
そのため、15時55分、この局に辿りつけたことは幸運です。
この局の訪問をしておけば、今後の訪問が楽になりますからね。
無事貯金と風景印押印を終え、今日の訪問はこれにて終了となりました。
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この後ですが、とりあえず裾野から御殿場に抜け、アウトレットに立ち寄って束の間の観光気分を味わいました。
それからが壮大で、国道138号、139号、358号経由で甲府二川局付近に。
腹が減ったので山梨大学病院付近で弁当を買い、車中で夕飯(20時ころ)。そこからまた北上をします。
国道20号に出て、韮崎から国道141号に入り清里から長野県入り。
佐久まで抜け、さらに国道18号をひたすら走り、途中で仮眠をとって、0時半ごろ長野に帰り着くことができました。
国道141号沿いの中部横断道が早期整備されることを願わずにはいられません。
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