湘南ボウイの一人旅
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
7月7日(月)・8日(火) 15 小雨のち晴れ 徒歩・電車 渋谷橋局 鎌倉雪ノ下局
 終末に試験を終え、いろんな意味で「終わった」と喪失…いや、達成感を感じながら友人らと飲み明かす。
 そして二日酔いのままその友人宅で朝を迎え、だらだらと動き始め、ラーメン屋へ。
 その道中に立ち寄った局と、翌日は思い立って鎌倉へ出かけ、そこで立ち寄った数々の局です。
 鎌倉はきちんと観光するのが初めてということもあり、楽しみでした。
 たまたま新宿駅で発見した「江の島・鎌倉フリーパス」が、新宿から1,430円ということで利用しました。
 新宿から藤沢までの往復と、藤沢〜片瀬江ノ島、江ノ電の一日フリーがついてこの値段なのでお得です。
  
 5日:長野駅東口→(ツアーバス)→新宿駅西口   
  ★ 7月7日(月)天気:小雨 友人らとぷらぷら   
1st 渋谷橋郵便局 しぶやばし 東京都渋谷区

 なんだかんだで朝7時に目覚めました。
 しかしながらウォッカの威力はすさまじく、撃沈。
 全員起きて準備できたのが午後になったくらいでした。
 いい具合に腹も減り、友人らと出発です。
 ぶらぶら歩いて行くと、「あ、郵便局!」という友の声。
 前夜に郵便局について語っていたので、反射的に見つけてしまったそう。
 となれば立ち寄るしかなく、2人とも物珍しそうにしていました。
 混雑していなかったのが良かったのか、少しは理解してもらえたかな。
 思わぬ場所で局を稼ぐことができてよかったです。

2nd 恵比寿駅ビル内郵便局 えびすえきびるない 東京都渋谷区

 それからラーメンを食べ、腹いっぱいに。
 歩いて行くと恵比寿駅に到着しました。
 途中、たい焼きがおいしい店もあっておもしろいところです。
 恵比寿駅の駅ビルには郵便局があることが判明します。
 暇そうな(?)友人らを巻き込んで、駅ビルを上っていきます。
 局は駅内ということもあってか、わりと混雑していました。
 特に郵便窓口の混雑は激しかったです。
 貯金も10人待ちだったんですが、トイレ休憩等兼ねて小休止。
 無事貯金を果たすことができました。

3rd 恵比寿ガーデンプレイス内郵便局 えちごおおさわ 東京都渋谷区

 恵比寿駅で別れる予定だったんですが、まだ時間があります。
 ということで、3人してガーデンプレイスに行くことに。
 このビルまでは恵比寿駅から動く歩道でつながっています。
 バブル時代の名残を感じながらビルに到着し、局へ。
 ここは人影も少なく、すぐに貯金をすることができました。
 風景印が設置されていなかったのは意外でした。
 そのままガーデンプレイスの38階まで上り、眺望を楽しみました。
 長野から来た身としては、高いところからの眺めは新鮮です。
 その後、友人と別れ、また別の友人と飲んで夜を明かしました。

  ★ 7月8日(火)天気:小雨のち晴れ 久しぶりに涼しく、予想外に絶好の鎌倉日和に   
 新宿駅→(小田急線・江ノ島線)→藤沢駅   
4th 藤沢南口郵便局 ふじさわみなみぐち 神奈川県藤沢市

 新宿駅のコインロッカーは、サミット関連で使用できませんでした。
 というより、ほぼ全駅使えないということを知って絶句します。
 迷っているところ、新宿駅でフリーパスの存在を知ります。
 そのまま快速急行藤沢行きに乗り込んで藤沢へ。
 幸運というべきか、藤沢駅の外のロッカーは生きていました!
 (ちなみに数日前からロッカーは使えず、試験会場へ荷物を持ち込む受験者多数)。
 そして、いろいろ調べながら、局があることを確認して訪問。
 「30人待ちとかざらなので、今日は運がいいですよ」と仰られました。
 たしかに、立地としてはいいところだと思います。

 藤沢駅→(江ノ電)→石上駅   
5th 藤沢橘通郵便局 ふじさわたちばなどおり 神奈川県藤沢市

 江ノ電に乗り換えて、次の駅を目指します。
 江ノ電は12分間隔の運転なので、上手くいけば巧く回れます。
 隣の石上駅に到着し、西に向かって進みます。
 狭い路地が続き、信号を右折し北上すると局。
 付近はアジサイの花もきれいな閑静な住宅街です。
 局は近所の方らしき客で少し混んでいました。
 ただ、処理自体ははやく、風景印もすぐに押してもらえました。
 記念切手を複雑に買っているお客さんがいたので、観察していました。
 なるほど、シートのシリーズものでも、80円1枚から売ってくれるんですね。

 
江ノ電の電車と、次に下りる鵠沼駅。   
 石上駅→(江ノ電)→鵠沼駅   
6th 鵠沼駅前郵便局 くげぬまえきまえ 神奈川県藤沢市

 石上駅に戻ると、ちょうど電車が出るところでした。
 まぁ12分待ちはちょうどいい機会なので、周辺散策に。
 それにしても、神奈川、という印象からは遠い街並みでした。
 ごちゃごちゃはしていますが、しっとりしたいい雰囲気があります。
 来た電車で2つ隣の鵠沼駅まで行きます。
 駅を出て西に少し進めば局はありました。
 局を出て駅に向かう途中で傘を置き忘れてきたことに気がつきました。
 戻ると警備員さんに「気付いてよかったですね」と声をかけられました。
 この後傘が活躍する機会はなかったにせよ、気づいてよかったです。

 鵠沼駅→(江ノ電)→湘南海岸公園駅   
7th 片瀬郵便局 かたせ 神奈川県藤沢市

 駅に戻ると、ちょうどさっきの12分後の電車が来ました。
 ということで、鵠沼駅前局への往復は、滞在を含めて12分以内で済みました。
 電車に乗って隣の湘南海岸公園駅で降ります。
 ただ、海岸により近いのは、小田急江ノ島線の方のようです。
 駅からは多少歩き、国道467号沿いに局はありました。
 まだ新しい局舎で、駐車スペースもありました。
 サーフボードを持った女性が二人、休憩しているようでした。
 湘南らしい景色だな、と感じます。
 駅に戻る途中で鎌倉行きが出てしまったので、藤沢行きに乗りました。

 湘南海岸公園駅→(江ノ電)→藤沢駅→(小田急江ノ島線)→本鵠沼駅   
8th 鵠沼桜が岡郵便局 くげぬまさくらがおか 神奈川県藤沢市

 というのも、藤沢まで戻り、小田急に乗るためです。
 たまたま偶然とはいえ、ちょうどいい具合に進んでいます。
 藤沢から小田急に乗り、次の本鵠沼駅で降ります。
 電車は10分おきに来るので、心配なく降りられます。
 駅の南西にあるはずが、行けども行けども見つかりません。
 携帯で確認すると、なんと線路の東側にあるではないですか!
 今日は鎌倉行きも一応想定して、地図を刷ってはきていました。
 ちょっと無駄足でしたが、涼しい日なので許すことにしましょう。
 駅からはわりと近いところに局は位置しています。

 本鵠沼駅→(小田急江ノ島線)→鵠沼海岸駅   
9th 鵠沼海岸郵便局 くげぬまかいがん 神奈川県藤沢市

 本鵠沼駅からまた各駅停車に乗り、南下します。
 次の鵠沼海岸駅で降り、改札を出ます。
 改札前も民家や商店が迫り、なんとも下町風情です。
 駅の北西に局はありました。
 説明しづらいですが、商店街の筋まで出れば駅からはすぐの立地となっています。
 駅前局を名乗ってはいませんが、駅名と一致しているのが憎いですね。
 この駅のホームには、サーフボードの持ち込みついての注意書きが。
 専用の袋に入れる、だとかいろいろ書いてありましたね。
 なるほど、ほんとにサーフボード持った人が電車から降りてきた…。

 鵠沼海岸駅→(小田急江ノ島線)→片瀬江ノ島駅   
10th 江ノ島郵便局 えのしま 神奈川県藤沢市

 鵠沼海岸駅から、ついに江ノ島線終点の片瀬江ノ島駅へ。
 この駅、なんといってもその龍宮城のような駅舎がいいですね。
 そこから橋を渡って、さらに江の島へ橋を渡ります。
 一人、江ノ島、なんだか寂しいような複雑な気分。
 観光客もまぁいて、書類カバンを持ち歩いているおれ、やっぱ変。
 橋を渡って、港町みたいな坂を上って行くと局。
 局はさすが観光地ということで、イラスト入りのゴム印がありました。
 局を後にして、島の神社まで行ってお参りをしました。
 山の中腹から眺める景色は、なかなか名勝だな、と感じました。

  
片瀬江ノ島駅。そして江の島からの眺め。そこから歩いて腰越駅。   
11th 腰越郵便局 こしごえ 神奈川県鎌倉市

 江ノ島弁天橋を渡って国道134号に出ます。
 あ、この橋ですが、歩道が江ノ島弁天橋、車道が江ノ島大橋です。
 海に沿って国道を東へ進んでいくと、やがて鎌倉市へ。
 あるいて藤沢、鎌倉の境界を跨ぐとは思ってもいなかったので不思議でした。
 神戸川なる川の手前で大船方面へ左折。
 江ノ電の軌道の交差点で左折すると局は道路に沿ってありました。
 この区間、江ノ電は道路の真ん中を走っているわけです。
 局は鎌倉市に所属し、お客さんはおらずすぐの受付。
 腰越、という地名も、なんだか歴史をにおわせるな、と思います。

 腰越駅→(江ノ島)→稲村ヶ崎駅   
12th 鎌倉稲村ガ崎郵便局 かまくらいなむらがさき 神奈川県鎌倉市

 腰越駅から電車に乗って、3つ目の稲村ヶ崎駅へ。
 駅を出て、南東に進んでいくと局はありました。
 局名と地名は稲村ガ崎、駅名は稲村ヶ崎、バス停は稲村が崎です。
 そういえば、サザンの歌にも出てきますね、ここは。
 駅付近は民家が多く、乗降客も多いようでした
 国道に沿って稲村ヶ崎の名勝がありました。
 歩道から写真を撮って、公園までは足を伸ばしませんでした。
 それにしても、サーフィンをしている人が何人かいました。
 鎌倉とはいえ、湘南の海の一端を担っているわけですね。

  
稲村ヶ崎。そして長谷寺も門までは行って入らず。鎌倉大仏は200円で拝観できます。   
 稲村ヶ崎駅→(江ノ電)→長谷駅   
13th 鎌倉長谷郵便局 かまくらはせ 神奈川県鎌倉市

 稲村ヶ崎駅から2つ目、長谷駅まで電車に乗ります。
 電車は極楽寺から山あいを走り、また違った景色を楽しめます。
 長谷駅は比較的大きな駅で、自動改札もあります。
 そこから大仏に向かって歩いて行く途中、長谷観音の交差点。
 長谷寺の門まで足を伸ばし、戻ってきて局へ行きます。
 ゴム印は大仏様の、しかもちょっとリアルなイラスト入りで笑えます。
 局から北へ少し進むと、大仏様がいる高徳院です。
 優しい顔立ちで、母いわく、「日本一いい顔してる」んだそうです。
 日本一も何も、大仏って、ここと奈良くらいしか知らないんだけどな。

 長谷駅→(江ノ電)→由比ヶ浜駅   
14th 鎌倉由比ヶ浜郵便局 かまくらゆいがはま 神奈川県鎌倉市

 長谷駅まで戻って、電車を待ちます。
 清感スプレーやら顔ふきなど持っていたので汗を抑えます。
 涼しい方なんですが、それでも歩けば汗もかきますからね。
 電車に乗ってすぐ隣の由比ヶ浜駅で下車します。
 この駅は珍しく無人駅で、改札もありませんでした。
 局は駅から北東へ進むとあります。
 閑静な住宅街で、小学生の通学路にもなっている道です。
 地元客じゃなきゃ降りないんだろうな、という駅と街並み。
 由比ヶ浜大通なる県道311号沿いに局はあり、笹目バス停目の前です。

 和田塚駅→(江ノ電)→鎌倉駅   
15th 鎌倉雪ノ下郵便局 かまくらゆきのした 神奈川県鎌倉市

 由比ヶ浜駅まで戻ってもつまらないので、隣の和田塚駅へ向かいます。
 電車にたった1区ながら乗車し、終点の鎌倉駅に到着。
 鎌倉局は以前訪問しているので、小町通りを北上。
 途中でより細い、小町と若宮の間の道を歩いてみました。
 若宮大路に出て、道沿いに局は位置していました。
 雪ノ下、とはまた、雅な、それこそ気高い歴史を感じさせる名前です。
 ゴム印には鳩?のイラストがあり、鶴岡八幡宮を連想させます。
 局を後にし、若宮大路の真ん中の歩道を北上し、鶴岡八幡宮へ。
 ここもまた、いい雰囲気を今に伝えているな、と感じました。

 
鶴岡八幡宮と、境内?の蓮の花咲く池。   
 鎌倉駅→(江ノ電)→藤沢駅→(小田急江ノ島線・小田急線)→新宿駅・新宿駅西口→(ツアーバス)→長野駅東口   
 鎌倉駅まで戻り、それから江ノ電で終点の藤沢まで乗り通します。
 30分ほどの乗車時間にもかかわらず、ぐっすり眠ってしまい、目覚めると石上までいていました。
 コインロッカーの荷物を取りだし、藤沢始発の新宿行き快速急行に乗り込み、これまた眠ってしまいました。
 新宿には18時過ぎに到着し、大戸屋で飯を食べてから、いつものツアーバスで(ぐっすり眠って)帰長しました。
 駅まで迎えに来てくれた友人に感謝です(訪問史を書いているいまも、自転車は長野駅に放置されている)。

 

 

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