札幌駅から折りたたみ自転車を積んで、小樽まで電車に揺られます。
前夜の飲み過ぎが祟って、まぁ行くのやめようかと思いつつも、なんとか9時過ぎの電車に乗ることができました。
小樽まで30分ほどで到着、10時前に小樽築港駅に到着し、寒空の下、自転車を組み立てて出発します。
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★ 5月27日(火)天気:曇り 小樽に行こうと思い立ち19局訪問
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札幌駅→(函館本線)→小樽築港駅
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1 |
10:09 |
小樽若竹郵便局 |
おたるわかたけ |
北海道小樽市 |
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小樽築港駅に到着し、とりあえず南口の方へ出ます。
観光客も多く利用する駅なんですが、いやー寒い。
内地の気候に慣れている身としては、こたえる寒さです。
長袖持ってて助かったけどなぁ。
駅の近くの信号で国道5号を横断して坂を上っていきます。
途中で右折すると局はその先にありました。
今日のスタートはここの局となります。
付近は観光都市小樽、というイメージとはかけ離れた街並みです。
まぁ、郵便局を回っているとそんなことばかりですが。
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2 |
10:29 |
ウイングベイ小樽内郵便局 |
ういんぐべいおたるない |
北海道小樽市 |
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函館本線の北へ行かねばならないので、駅に戻ります。
駅のコンコースも自転車で越えられるようになっています。
そして、ホテルやアウトレットが一体化した商業施設、ウイングベイに。
ヒルトンやポスフールも入っている大きな大きな店です。
ひたすら店内をうろうろした揚句、局をヒルトン入口で発見。
ここはかつてはマイカルで、局名もマイカル小樽内でした。
それが、マイカル破綻、イオン系列再編でポスフールになっています。
どのみちマイカルもポスフールもイオン系列なんですよね。
あー複雑だ、長野市にも大きなイオンが開店すればいいのに。
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3 |
10:46 |
小樽住吉郵便局 |
おたるすみよし |
北海道小樽市 |
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ポスフールの方へ進んで、道道17号へ。
勝納町交差点から西に向かい、有幌町交差点から南下。
信香町の交差点のところに局はあります。
ところで、小樽は札幌と異なり、町名が付けられていますね。
これはこの先の局でも触れると思いますが、歴史が大きく関わっているせいでしょう。
北海道の中でも北海道らしからぬ部分を持ち合わせている街です。
局舎はまだ新しいようで、内装も明るかったです。
10時過ぎですが、まだまだ街並みに人影はまばらです。
もしかしたら時間に関係なく人影まばらなのかもしれないですが…。
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4 |
10:55 |
小樽奥沢郵便局 |
おたるおくさわ |
北海道小樽市 |
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道道697号を進み、函館本線をアンダーパスします。
奥沢十字街交差点で国道5号に入って、少し札幌方面へ。
局はすぐに国道に面してありました。
ちなみに十字街の交差点には富山県資本の北陸銀行があります。
これは複雑なんですが、北海道銀行と北陸銀行は経営統合してるんですよね。
ほくぎん、どうぎん、が同じグループ企業になっているんです。
そんなことを知らなかったので、北陸銀行を見つけたときはびっくりでした。
付近にはいくつか銀行の支店があり、郵便局もその一端に立地しています。
北海道の経済はなかなか混沌としているみたいですね…。
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5 |
11:11 |
小樽奥沢三郵便局 |
おたるおくさわさん |
北海道小樽市 |
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十字街の交差点から国道393号を南下していきます。
キロロや赤井川に続く国道なんだそうです。
え?キロロとか赤井川とか知らない場所ですけどね…。
しばらく走って、局が見つからないことに焦ります。
地図を見比べて、携帯電話で調べて、行き過ぎが判明しました。
小樽信用金庫の店舗の交差点を西に入らなければいけなかったんですね。
局は少し目立たない立地ですが、2車線の道に面しています。
貯金をしていると、ちょうど集配の方がおみえになりました。
分割民営化で、別会社の人たちになってるんですよね。
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6 |
11:22 |
小樽入船郵便局 |
おたるいりふね |
北海道小樽市 |
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奥沢三局から西に進むとけっこうな上り坂です。
途中で左折して、また右折して、なんだか小高い山越えです。
いま閲覧している地図サイトでは入船線という名のついた道に出ます。
その道を、またちんたら続く上り坂で進み、局は左手にありました。
付近は住宅街となっていて、静かなところです。
局内には近くの小学校の運動会の案内がありました。
北海道では運動会はこの季節に行なわれるんですね。
体育の日とかにやると、雪とか降っちゃうってことなのかな?
いやまさか、でもこの季節はまだ涼しいし、身体を動かすにはちょうどいいです。
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7 |
11:32 |
小樽最上郵便局 |
おたるもがみ |
北海道小樽市 |
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道道697号に入ります。
洗心橋の交差点に出て、左折して最上の街並みに。
このあたりは住宅街となっていて、なんとなく団地っぽいです。
メーンストリートのような通り沿いに局はありました。
写真は対岸から撮りましたが、ちょうどゴミの日だったみたいです。
局はそれほど混んでいませんでしたが、ちょうど郵便収集の時間でした。
そのため、風景印の押印に関しては長らく待たされました。
とはいえ、それほど時間が迫っているわけでもないので休憩していました。
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8 |
11:57 |
小樽緑二郵便局 |
おたるみどりに |
北海道小樽市 |
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洗心橋の交差点に戻って、そのまま道道697号を市街地へ。
ひたすら下りになっているので今度は楽です。
道路の両側に商店が並び始め、市街地も見えてきました。
局はその途中の左手に位置していました。
お客さんは誰もおらず、なんだか薄暗い印象を受けました。
付近は公園などもあって、市街地も近いのでいい場所だと思うんですがね。
グラウンドや体育館などもあるようで、文化施設も集まっています。
局は写真で見る限り、耐震補強が施されているようです。
最近こうした補強が応急的にいろいろなところで施されていますよね。
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9 |
12:04 |
小樽緑町郵便局 |
おたるみどりまち |
北海道小樽市 |
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道道697号を小樽駅方面へと進んでいきます。
小樽市役所への交差点を過ぎ、しばらく進むと局は左手に。
局間距離はそれほどなく、わりと局密度は高めです。
この局はビルの1階に入居している格好になります。
市街地に近づいたこともあってか、お客さんも数人いました。
とはいえ待たされるほどではなく、またカードや札もありませんでした。
ということは、普段からそれほど混雑しないということなのかな。
北海道内ではたしかに札(ルーペ付の緑の)や発券機を見かけないですね。
順番を抜かされることがあるので、設置してほしいとは思います。
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10 |
12:14 |
小樽産業会館内郵便局 |
おたるさんぎょうかいかんない |
北海道小樽市 |
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道道697号を、道なりに進んでいきます。
途中小樽警察署が左手にありますが、なかなかいい建物です。
街並みに配慮しているといった感じで好感が持てますね。
もっとも、公共施設だけが街並みに配慮しているっていう感じなんですが。
函館本線を跨ぐと信号交差点に出ます。
なお、交差点の西側には横断歩道がありませんでした。
ただし、今日は自転車ですので、車道と同じルールで横断させてもらいます。
6月1日からは自転車が原則歩道を走れなくなってしまいますからね。
局は小樽駅からもわりと近く、風景印も設置されていました。
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11 |
12:20 |
小樽花園二郵便局 |
おたるはなぞのに |
北海道小樽市 |
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稲穂2-18交差点から、国道5号を札幌方面へ向かいます。
函館本線の線路をくぐって、すぐに局は右手にありました。
国道沿いなんですが、市役所通のバス停前に位置しています。
局内にはわりとお客さんがいた印象があります。
さすがに市街地に位置している局だなと思います。
この局ですが、電車の車窓からも見ることができます。
帰りの電車の中から何気なく外を見ていると、局が見えました。
ただ小樽駅からは少し距離があるので、やはりサイクリングがお勧めですね。
もっとも、もっと天気が良かったら気持ちがいいんでしょうが…。
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12 |
12:28 |
小樽花園郵便局 |
おたるはなぞの |
北海道小樽市 |
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市役所下の交差点から市役所正面へ少し向かいます。
正面に小樽市役所が見えましたが、なかなか荘厳な感じでした。
次の信号で国道5号と並行している道を南東にむかいます。
しばらく進むと、緑地帯のある道があり、そこを過ぎたら左手に局。
とはいえ、脇道に面しているので、注意している必要があります。
局は住宅地の中にあって、国道5号と市道の間の脇道沿いです。
それゆえ、先ほどの花園二局ほどお客さんはいませんでした。
地図で確認すると、付近には病院などもあるので、需要はあるかもしれません。
あと数局拾っていきたいと思います。
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13 |
12:34 |
小樽堺町郵便局 |
おたるさかいまち |
北海道小樽市 |
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やはり前夜の飲み過ぎで、ちょっとしんどいですね。
負けじとペダルを踏みこんで、国道5号入船十字街交差点を左折。
道を北上していき、函館本線の線路をくぐります。
そのまま進んでいくと、観光客があふれる交差点に出ます。
オルゴール堂などもある交差点で、修学旅行生がたくさんいました。
こんな寒い日に来るというのも、なんだかな、と思いましたがね。
交差点のすぐ西に局はありました。
局舎は街並みに合ったもので、丸型ポストもいいと思います。
ゴム印はこの旅初の宝で、メルヘン交差点、とあります。
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14 |
12:43 |
小樽郵便局 |
おたる |
北海道小樽市 |
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堺町局前の一方通行の道を北西へと進んでいきます。
しばらくは観光客と修学旅行生の多い街並みが続きます。
清里でも飛騨高山でも見かけそうなありきたりな街並みなんですがね。
あ、洋風、という点では清里の方が正しいかもしれません。
そのまま進んでいくと小樽郵便局の前に出ます。
バスターミナルがあり、本局前、というバス停がありました。
本局前バス停はいくつかのバス路線が発着する起終点になっていました。
お客さんはそれほどいませんでしたが、開いている窓口が少なく待たされました。
宝のゴム印と、運河の風景印が小樽らしくていいと思います。
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小樽運河。付近で海鮮丼を食べる。
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15 |
13:39 |
小樽稲穂郵便局 |
おたるいなほ |
北海道小樽市 |
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小樽局訪問後に小樽運河に立ち寄りました。
食堂街で海鮮丼を食べたんですが、そこそこでした。
地のものを使っているのかな、という疑問が最も大きいんですがね…。
駅前に続く中央通を進み、稲穂2交差点を右折します。
そのまま北上していくと局は右手に位置していました。
ここからなんですが、疲れがもっとひどかったらそのまま駅へ行くつもりでした。
ただ、意外にまだ行けそうで、時間も早すぎるので、急遽練り直しをしました。
なお、最も初めのプランでは、祝津、オタモイまで行く予定でいました。
すべては昨晩のすすきののせいであります。
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16 |
13:52 |
小樽錦町郵便局 |
おたるにしきまち |
北海道小樽市 |
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道道820号へ出て右折、稲穂5から祝津方面へ。
スーパーシガを過ぎて、坂を少し下ると、錦町交差点に。
交差点を左折するとすぐに局はありました。
この局は到着当時車はいませんでしたが、局内には多くのお客さんがいました。
通帳を渡してからもかなり待たされるな、と思っていたら、すぐに処理してもらえました。
ただ風景印を押印してもらうのに少しかかりました。
その間にもお客さんの数は増え続け、局を出ると車で大混雑でした。
局の前の道路にも数台並んでいるような状態でした。
付近に局が全くないわけではないので、ここは集中してしまう立地なのだと思いました。
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17 |
13:58 |
小樽豊川郵便局 |
おたるとよかわ |
北海道小樽市 |
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錦町局前の道を西へと進んでいきます。
ちなみにこの道は手宮仲通という名前が付けられています。
しばらく進むと右手に局はありました。
しばらく、というほどの距離ではなく、わりと近いな、と思ったんですがね。
局舎はなかなかメルヘンな感じで、なんでここに?という気もしました。
酒田とか三重の大台の方でもこんな感じの局舎を見かけた気がします。
こちらは錦町から遠くないんですが、お客さんはそれほどいませんでした。
付近に人が集まるような店舗などがないせいかもしれません。
道はこの先上り坂が続いていて、てっぺんから見下ろしたら景色もよかろうと思います。
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18 |
14:10 |
小樽梅ヶ枝郵便局 |
おたるうめがえ |
北海道小樽市 |
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豊川局の少し東で、上り坂を進みます。
上りといっても冗談じゃないくらいの急傾斜です。
自転車を押すというよりも支えにして上って行く感じです。
適当に道を進むと見晴らしのいい住宅地の道路に出て、投雪禁止の看板が目立ちます。
北上して、広い道へと一気に下りました。
済生会の小樽病院があり、その北に局はありました。
「次は赤岩ですか?」と言われましたが、さすがに疲れていたので帰ると伝えました。
ここで13時とかだったら、赤岩、祝津方面へ行ったかもしれないですが。
ここからはバス通りに従って、駅前へと進んでいきます。
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19 |
14:28 |
小樽駅前郵便局 |
おたるえきまえ |
北海道小樽市 |
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途中水族館行きのバスと擦れ違いながら、錦町交差点へ。
道道820号に戻り、国道5号に出て駅前方面へ。
国道はこの後余市方面へと続いていて、いつかは行ってみたいと思いました。
国道を進んでいくと局はありました。
小樽駅のすぐ手前で、駅前のバス停の前にありました。
貯金をし、風景印を押印してもらい、14時半という時間です。
全身から一気に力が抜けて、これで帰れるぞ、と言わんばかりの安心感です。
ちなみに貯金窓口はけっこう混雑していました。
なるほど、比較的大きな都市の玄関口は、やはりこれくらいお客さんもいるんですね。
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27日その後:小樽駅→(函館本線)→札幌駅→(北斗星号に乗車)→…車中泊
28日:…→上野駅
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小樽駅、そして札幌から乗る北斗星、さらに北斗星から見た苫小牧の王子製紙煙突。
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小樽駅で自転車をたたんで、またそれを担いで電車へと乗り込みました。
江別行きの区間快速で、エアポートにも使われる車両だったので、大きな荷物を載せても邪魔にならないで済みました。
一人掛けのシートがあり、自転車を横に置いてゆっくり札幌まで座って帰れました。
札幌駅に着いてからは自転車を組み立てて借りた場所に返却、それから駅に戻ってお土産をたくさん買い込みます。
17時12分の北斗星に乗り込み、良い一晩を過ごしました。
翌日はシャワーを浴びてからスーツを着込んで、いよいよ暑い上野駅に降り立ちました。
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★ 5月28日(水)天気:曇り 夜行列車を降り立った上野で1局訪問
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20 |
10:04 |
上野駅前郵便局 |
うえのえきまえ |
東京都台東区 |
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でっかい荷物を持って上野駅に降り立つと、なんだか不思議な気分です。
東北出身の方にはなじみのあることなのかもしれませんが。
まぁ新幹線の開通した今、こんな旅は逆に贅沢なのかもしれないですね。
上野には9時41分に到着して、時間が少し許すので、上野駅前局に。
駅を出て南に少し行くと看板があり、すぐに場所はわかりました。
局は10時からの営業ということで、少し局の前で待つことになりました。
小樽駅前局のスタンプの次に上野駅前がくるのもなんだか変な感じです。
マニ☆ラバに「青森駅」「上野駅」という歌があるんですが、それを思い出しました。
もっとも、東京が最終目的地にならない今日の行程は、ここからが大変でした。
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上野駅→(山手線)→新宿駅→(中央本線・篠ノ井線)→松本駅…(用事を済ませ)…松本駅→(篠ノ井線・信越線)→長野駅
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新宿からあずさに乗り、松本まで乗り通しました。なんだかこんな経験は初めてだったので新鮮な気持ちでした。
松本駅で荷物を預けて、大学の用事で附属学校に行きました。
その後、同じ用事だった友人やその他の学生と同じ電車に乗り込み長野まで帰りました。
で、そのまま長野駅近くの居酒屋で飲み会に参加し、ぐっだぐだになりながらタクシーでうちまで帰りました。
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