小豆島へと渡ります。今回の旅のテーマは「海」なので、離島に行きたいな、と。萩市の大島に渡った時点で、離島訪問はかなってはいたんですがね。
瓦町駅から電車に乗って高松築港駅に向かいますが、自動改札機がおかしなことに…。なんと、全部ICカード「イルカ」専用なんですよ…。
紙の切符は駅員さんのいるところを通らなければいけないというシステムでした。
コトデンでは、そんなにICカードが普及しているんだろうか…すごいことだな。
そしてフェリーターミナルから船に乗って小豆島にわたります。およそ一時間の船旅は、なかなか大きな船で快適でした。
|
★ 2月15日(金)天気:晴れ 原付で(極寒の)小豆島一周
|
瓦町駅→(高松琴平電気鉄道)→高松築港駅…高松港→(四国フェリー)→土庄港→(小豆島バス)→八幡橋前
|
土庄港のバスの中からフェリーを見る。
|
1 |
10:28 |
オリーブの島郵便局 |
おりーぶのしま |
香川県小豆郡土庄町 |
|
土庄の自転車屋で原付を借りて島を一周します。
土庄港の近く、国道436号に面して局はあります。
この局は、島の名産「オリーブ」から、オリーブの島局と名付けられています。
ユニークな局名だな、と思います。
ゴム印はオリーブのイラストと、緑色のインクがおしゃれです。
港に近いということからか、休日も郵便窓口が開いているようです。
ところで、原付で走っているんですが、寒いです。
早速寒いんですが、この先大丈夫なんでしょうか。
まぁ、島だし、2〜3時間で回りきって切り上げてしまいますかね。
|
2 |
10:28 |
土庄郵便局 |
とのしょう |
香川県小豆郡土庄町 |
|
久しぶりの原付運転でひやひやしながら走ります。
久しぶりって…昨年のこの季節、松江で運転して以来。
その松江は友人の原付を生まれて初めて運転したっていう…。
人生二度目の原付運転がここ小豆島なわけですね…。
国道を東に進み、土庄交差点を左折します。
その先すぐに、局は左手にありました。
土渕海峡に面している局で、ゆうゆう窓口も設置されている局です。
小豆島では一番大きな局にあります。
次の局は島で唯一貯金を扱っている簡易局になります。
|
3 |
10:28 |
双子浦簡易郵便局 |
ふたごうら |
香川県小豆郡土庄町 |
|
土庄局から北にむかい、ショッピングセンターの先で右折します。
島とはいえ、走っている車や建物も、すべて本土と変わりません。
サンクスまであるし、こりゃ島っていう感じもしません。
国道436号に合流すると、自動車屋さんのわきに局。
小さな簡易局ですが、建物はまだ新しいもののようです。
「島といってもかなり大きい島だからね」とおばちゃん。
よく考えれば、きょう走る行程は何十キロにも及ぶんですよね。
冷静に考えていなかったぞこれは。
「ここ最近、島でも珍しいくらい冷え込んでるからね」ってそのとおりです。
|
4 |
10:28 |
池田郵便局 |
いけだ |
香川県小豆郡小豆島町 |
|
国道436号をひたすら福田方面へ走ります。
小豆島町に入り、サンクスを通過してまたしばらく直進。
原付でスピードがでないせいか、距離も長く感じられます。
いや、寒いせいが一番で、もうとにかく、寒い。
池田港のターミナルを過ぎ、信号を左折します。
その道は国道436号で、すぐに右手に局は現れました。
局は集配局の面影を残す大きめの局舎です。
お客さんは少なかったですが、郵便と貯金を一人でやっておられました。
ここには緑のルーペ付番号札が備えられていました。
|
5 |
10:28 |
大鐸郵便局 |
おおぬで |
香川県小豆郡土庄町 |
|
国道を東に少し進み、右にカーブするところを直進。
住宅街の路地のようになりますが、原付なら安心です。
しばらく進むと広い県道252号となります。
そのまま県道で山を上っていきます。
進んでいくと、また下り道になって、その先に大鐸の集落がありました。
局は農協手前で県道からそれたところにありました。
最初少しだけ迷子になってしまいましたが、なんとか見つけることができました。
「今日は寒いでしょう」と声をかけられます。
風景印の押印の時に、「郵頼がちょうど来てる」と仰っていました。
|
6 |
10:28 |
四海郵便局 |
しかい |
香川県小豆郡土庄町 |
|
大鐸局から、教わった通りに進むと、土庄の集落に。
戻ってきたのでここで終わり、といきたいですが、まだ往路です。
寒さでこんなに悩まされるとは思っておらず、もう手とかカチカチです。
ちなみに、原付と一緒に軍手を貸してくれたんですけどね。
「軍手なしじゃ寒く手凍えて運転できない」ってそりゃそうですよね…。
渕崎、赤穂屋と交差点を進み、県道253号を海沿いに北上します。
ひたすら死にそうに寒いので、これから先、寒い系の話は省略します。
海沿いに進んでいくと、しばらく先に左手に局。
局名は四海、とこれまた海沿いの集落にふさわしい名前だと思います。
|
7 |
10:28 |
北浦郵便局 |
きたうら |
香川県小豆郡土庄町 |
|
しばらく県道253号を進みます。
途中で県道26号と合流し、道幅も安定します。
港のところにニッポンレンタカーがあったのに納得できました。
車で回るほどの島なんですよ、大きいんですよ、小豆島は…。
県道沿いに局はありました。
四海局からは長い距離だったように思えます。
局の前には柑橘の木が立っていて、暖かさを感じます。
ときどき日がさしたりささなかったりの連続です。
日が陰った時には寒いので、運転しながら「晴れろー」と叫んでいました。
|
8 |
10:28 |
大部郵便局 |
おおべ |
香川県小豆郡土庄町 |
|
県道26号をしばらく道なりに進んでいきます。
びっくりなんですが、島なのに道の駅がありました。
「大阪城残石記念公園」なる道の駅で、立ち寄りました。
なるほど、大阪城築城にこの島の石が使われたっていうことの縁なんですね。
ただ、道の駅に原付で立ち寄るなんて、想像もしたことがありませんでした。
その先、海沿いの集落に局はありました。
県道沿いに局はあるので迷うことはないかと思います。
この集落からは本土に向けてフェリーも発着しています。
しかしながら、とてもひっそりとした集落だと思いました。
|
夏に原付で走ったら、爽快なんだろうなぁ。
|
9 |
10:28 |
福田郵便局 |
ふくだ |
香川県小豆郡小豆島町 |
|
県道26号を進んでいき、小豆島町に。
付近は人里離れていて、人家はほとんどありません。
車も走っていないし、とにかく秘境めいた場所です。
ただ、海を見ても船や島や本土が見えて、不思議と寂しくはなりません。
走って行くと、カーブが連続して集落へと下ります。
と、局は左手にありましたとも。
この局が、土庄や四海と正反対で、島のもっとも東に位置しています。
小さな集落ですが、姫路に向けてフェリーが出る港を抱えています。
車や人はほぼ皆無ですが、若い人がひとり歩いていたのは驚きました(失礼か)。
|
10 |
10:28 |
苗羽郵便局 |
のうま |
香川県小豆郡小豆島町 |
|
福田港からは、道が国道へと変わります。
国道436号を南に向かって走っていきます。
カーブが多い道で、もういい加減寒くて死にそうですが生きてます。
進んでいくと、安田の集落に下りて、視界も開けます。
国道をたどり、サンクスのある安田交差点を左折します。
県道28号を進むと局は左手にありました。
このあたりから西は、交通量や人も多いという印象を受けました。
苗羽、とかいて「のうま」と読むのは難読だな、と感じました。
ただ、我がvistaくんは、ちゃんと変換してくれます。
|
11 |
10:28 |
坂手郵便局 |
さかて |
香川県小豆郡小豆島町 |
|
県道28号を南に進んでいきます。
醤油工場を過ぎて古江交差点を直進して坂手方面へ。
ホテルや廃業した旅館なども見え、このあたりは観光客も多いところのようです。
坂手港の手前、集落の中に局はありました。
県道沿いで、ちょうど港へ行くバスも走ってきました。
坂手に来るバスは、二十四の瞳の映画村へも立ち寄るような経路のようです。
局舎はというと、何か期待していたわけではないですが、本土でも見かける建物ですね。
すぐに局は左手にありました。
付近は今後、歩道整備などと合わせて変わっていきそうな予感です。
|
「二十四の瞳」の岬の分教場もここにあり。
|
12 |
10:28 |
内海郵便局 |
うちのみ |
香川県小豆郡小豆島町 |
|
少し寄り道をすることにしました。
二十四の瞳の舞台になった岬の分教場へ行ってみました。
古江交差点から5キロくらいあって、また寒い道のりでしたが…。
昨年「二十四の瞳」を読んだので、大石先生の姿がふと頭に浮かびました。
苗羽から安田の交差点まで戻ります。
国道436号に入り、しばらく集落をさまよってしまいました。
マルナカというスーパーの近くに局は位置していました。
旧内海町の中心局であり、わりと大きな局舎でした。
でも、位置がわかりづらくて迷子になるかもしれないですね、ここは…。
|
13 |
10:28 |
草壁郵便局 |
くさかべ |
香川県小豆郡小豆島町 |
|
国道436号を土庄方面へと向かいます。
草壁本町の交差点を右折して、すぐに信号をまた左折します。
これについては、内海の局で詳しく教えてくださいました。
郵便窓口のおばちゃんがほんとに丁寧に教えてくれて助かりました。
局は国道と並走する街道筋に面して建っていました。
小学校のグラウンドに面していて、狭い道でしたが…。
「一周まであと少しですね」と声をかけられました。
なんせ原付という乗り物で一周しているので、疲れるわけではないですが。
…明らかにいえることは、寒さで死にそうです。
|
14 |
10:28 |
三都郵便局 |
みと |
香川県小豆郡小豆島町 |
|
国道を土庄方面へ走っていきます。
と、またも道の駅があり、立ち寄ってお土産を買いました。
まさか…島なのに道の駅が2つもあるとは驚いてしまいました。
その先で左折して、県道251号に入って進んでいきます。
海沿いのひっそりとした道で、集落も小さなものが連続しています。
海沿いを南下していくと、県道250号とぶつかります。
そのまさに交差点に局は建っていました。
「数えてみると…ここで最後ですね」と局員さん。
「実は土庄には、豊島にもう1局あるんですがね」と…いうことでした。
|
土庄港→(両備グループフェリー)→新岡山港→(両備バス)→岡山駅→(夜行両備バス)→…車中泊
翌16日:…→名古屋駅・名鉄名古屋駅→(名鉄犬山線・広見線)→西可児駅
|
船から見た夕日は、カモメ舞う海ととても似合います。新岡山港に近づくと、いよいよ日も沈みそうでした。
|
小豆島の貯金可能局をすべてまわり、土庄へと戻ります。と!またも道の駅がありました。小豆島には3つも道の駅がある…さすがは大きな島なんだな。
そこでうどんを食べて、それから土庄の自転車屋さんに戻って原付を返却しました。
帰りにみかんを袋詰めで下さり、小豆島でのいい思い出になりました。
土庄局前の土渕海峡は世界一狭い海峡でギネスに登録されています。海峡横断証明書を発行してもらいに、役場の商工観光課に立ち寄りました。
手数料100円なんですが、「もし荷物にならなければ」と、オリーブのリースもくださいました。小豆島の良い思い出ができました。
港まで速足で歩いて、出港5分前の新岡山港行きのフェリーに乗り込みました。新岡山港から岡山駅までのバスもセットの切符で、お得です。
あとは適当に駅で時間をつぶして、名古屋行きの夜行バスに乗り込んでぐっすり眠りに落ちました。
|
★ 2月18日(月)天気:晴れ 実家から長野へツアーバスで帰る際、名駅で立ち寄る
|
東京経由で旅をしたので、長野へはバスで帰ることになります。少しでも安いバスはないかと、楽天のツアーバスを検索すると…出てきました出てきました。
名古屋から長野まで2,500円だったので、前日ながら予約しました。
ちなみに名鉄と川バスの共同運行の路線バスだと名駅か桃花台から4,500円で、実家から桃花台まで660円、計5,160円です。
ツアーバスなら、実家から名駅まで高速バス直通で850円、そこからツアーバスで2,500円、計3,350円ですからね。
名駅を10時半に出るバスだったので、9時半過ぎに名駅に着き、時間もあったのでゆうちょ銀行名古屋駅前店に立ち寄ります。
かつて名古屋中央郵便局名古屋駅前分室として貯金できたころに訪問していますが、直営店になってからは初の訪問です。
|
光陽台2丁目→(名鉄バス)→名鉄バスセンター
|
15 |
10:28 |
ゆうちょ銀行名古屋駅前店 |
なごやえきまえ |
愛知県名古屋市中村区 |
|
名鉄バスセンターを降り、チャンスセンターの前から外へ。
そのまま桜通口の方から西へ向かい、局に到着します。
この局は、名古屋中央郵便局名古屋駅前分室、です。
そして、ゆうちょ銀行の直営店は、名古屋駅前店、として置かれています。
そして、ここからが笑えるゆうゆう窓口です。
名古屋支店名古屋駅前分室…。
日本郵便の支店も分室を構えるというのはなんだか不思議な気がしました。
風景印は「名古屋 名古屋駅前分室」となっています。
局会社のものとは中央の有無で異なるので押印してもらいました。
|
名古屋駅太閤通口→(ツアーバス)→長野駅東口
|