2008年賀幕を明け、新年早々寒い上に雪が降るというなんともいえない天気です。
前日2日には、伊勢神宮など三重県内で初もうでをし、おみくじの結果「旅立ち大いによし」とのことでした。
三重県内の多くの神様がそう仰るものですから、今年は旅をするしかないように思われます。
5日よりアルバイトがあるので、今日は1日かけて長野まで帰ります。母には干支キーホルダーゲットの宿題を課せられました。
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1 |
09:08 |
恵那野井簡易郵便局 |
えなのい |
岐阜県恵那市 |
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8時過ぎに実家を出発し、248号で多治見へ。
給油をしたのち、国道19号をひたすら東へ進みます。
松本まで3桁なので、長野市なんて何キロ先かわかりません…。
恵那市に入り、武並で右折し国道418号へ。
しばらく進み、東美濃ふれあい街道を走れば野井の集落に9時前に到着しました。
野井集落の中、狭い路地に面して局はありました。
…が、9時になっても扉には鍵がかかったままです。
中の電気はついていたので、ノックして開けてもらいました。
「鍵開けるの忘れちゃった」と今年一番は長閑なスタートです。
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県道66号を西へと向かって車を走らせます。
朝靄がかかって、なんともきれいな朝の景色が広がります。
しばらくす進み、道の駅が左手にあるところを左折します。
国道418号になり、ちょっと迷子になりつつも局に到着しました。
局は地図から漏れていたんですが、ホームページで確認して来ました。
駐車場なし、となっていますが、ちゃんと駐車場はあります。
ここの局には風景印はありませんでした。
風景印押印用画用紙に、年賀スタンプを押しておきました。
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国道418号を北上していき、国道19号をアンダーパスします。
この先に、藤簡易局がありましたが、貯金をやっていないので通過します。
しばらく行くと道は細くなり、武並橋に出ます。
この橋の名前、全国的に有名な酷道418号のスタート地ですね。
朝鮮トンネルともども、通行止め区間は新丸山ダムに沈むようです。
局は河合交差点から県道68号を東に向かうとあります。
まだ新しい局舎で、立地としては民家の少ないところだと思います。
この局では、のし紙のついたボックスティッシュを戴きました。
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来た道を河合交差点まで引き返し、県道412号に入ります。
しばらくはカーブの多い山道なので注意して進みます。
と、標高が上がるにつれて積雪が!!
まさか岐阜県内、しかも美濃地方でこうなるとは思いませんでしたね。
飯地の集落に入ると、雪は本格的に積もっていました。
局前はアイスバーン状態で、とにかく怖かったです。
局付近は山あいのせいもありますが、雪の日特有のあの静けさ。
物音ひとつない集落の、まだ新年明けきらない感じの局の雰囲気。
ただ、やっぱり大きな不安として、この雪が…。
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中野方の風景。雪景色が美しい!
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5 |
10:33 |
中野方郵便局 |
なかのほう |
岐阜県恵那市 |
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一旦八百津町に入り、県道402号なる道へ。
地図を見て細そうだし、この雪だし、やめようかと思いました。
それでも、やっぱり若さゆえでしょうか、ウィンカーを出していました。
雪の積もった道を30キロにも満たない速度で進みます。
冬季閉鎖でなかっただけ助かりました。
山を越えると県道68号に出ました。
そのまま北上して進んでいくと、局は右手にありました。
集配センターのある局で、山間部としては大きな局だと思います。
言うまでもなく、山の「中の方」の局でした。
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6 |
11:00 |
蛭川郵便局 |
ひるかわ |
岐阜県中津川市 |
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なぜか今日はルート的に山越えになってしまいます。
こちらも地図を見て不安になった蛭川峠、県道408号です。
突然道幅が狭くなって、進んでいくとやっぱり雪道。
一生懸命山越えをすること数十分、蛭川の集落に出ました。
これで今日の山越えは終了で、これから先は危険な道はない…はずです。
蛭川の市街地に局はありました。
かつては蛭川村という村だったところです。
風景印には恵那峡のロープウェイが描かれています。
懐かしいけれど…まだ営業しているんだろうか…いや…?!
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7 |
11:11 |
下蛭川簡易郵便局 |
しもひるかわ |
岐阜県中津川市 |
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県道72号に出て中津川方面へと進みます
ちょっと遠回りしてしまったところもありますが、まぁいいでしょう。
しばらく進むと地図にあるバス停が目印となって局発見。
局前に駐車できたので、これまた難なく訪問することができました。
ほかにも数人お客さんがいました。
近くの田んぼでは、どんど焼きが始まろうとしているところでした。
小学校でもどんど焼きをやったのを覚えています。
すすだらけの黒いお餅に砂糖醤油をつけて食べるとこれが…苦いんだよね。
どんど焼きの習慣は、岐阜県だけなんでしょうか?
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8 |
11:39 |
恵那東野郵便局 |
えなひがしの |
岐阜県恵那市 |
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県道72号から地図通りに進み、毛呂窪に。
毛呂窪簡易局は見つかったんですが…悲劇!やってない!
一時閉鎖ではなく、たぶん正月休みなんでしょう。
これで恵那市完訪は逃し、さらに今後訪れる予定の簡易局にも不安が。
県道72号などで恵那駅前に出て、国道257号、県道407号で東野へ。
明知鉄道の東野駅からも遠くない場所の集落です。
局前に抜ける道が一方通行だったので、ちょっと回り道をしました。
この局には風景印はありませんでしたが、干支キーホルダーを戴きました。
これで、母から課せられた宿題は達成ということになります。
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9 |
11:47 |
恵那雀子ケ根簡易郵便局 |
えなすずめこがね |
岐阜県恵那市 |
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さわやかな晴天となってきました。
国道19号に抜けて、中央道をくぐります。
恵那峡サービスエリアの直下に当たる場所で、すぐに左折します。
国道を折れてすぐ、局は左手にありました。
この局は以前、高速道路のサービスエリアから訪問を試みた局でもあります。
サービスエリアから外に出ることは可能でしたが、局は見つからず断念。
今日やっと訪問することができたわけです。
恵那市街地の局は以前に訪問してあります。
この局の訪問で、毛呂窪1局だけを残し恵那市を後にします。
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10 |
11:59 |
坂本郵便局 |
さかもと |
岐阜県中津川市 |
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国道19号を進み、中津川市に入ります。
すぐに美乃坂本駅左の看板が出てくるので、その道を進みます。
美乃坂本駅手前、坂本小学校の向かいに局はありました。
大きな局なので目立ちますが、駐車場が混雑しました。
風景印を押してもらうわけですが、これまたちょっといただけないことに。
まぁ押印の手法はお任せしているので、文句は言えません。
ところで、なんで駅名は「美乃」なんでしょうか。
美濃、でないあたりに、駅名を決めた経緯への疑問とセンスをうかがい知れます。
かたせ梨乃を思い出してしまいました。
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11 |
12:08 |
中津川千旦林簡易郵便局 |
なかつがわせんだんばやし |
岐阜県中津川市 |
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美乃坂本駅西の踏切から、県道420号へ入ります。
ちょうど長野からの電車が通過していき、現実に戻されました。
ヘアピンカーブで坂を上り、しばらく進んでいくと信号交差点に。
コンビニのある中原交差点を過ぎると、局は左手にありました。
民家のような局でしたが、場所も分かりやすく、駐車もできました。
局を出るとき、ちょうど路線バスが走っていきました。
このバスは、さっき美乃坂本駅からここに来る時に後ろにいたバスです。
それにしてもバスってゆっくりと走ってくるんですね。
ときどきその、ゆったりとした時間の流れが好きで、バスに乗りたくなります。
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12 |
12:20 |
中津川大平簡易郵便局 |
なかつがわおおひら |
岐阜県中津川市 |
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中原交差点から恵那峡ロードに入って東に進みます。
国道257号の交差点を右折します。
すぐに山手交差点に出るので、そこを左折します。
市街地のような雰囲気のちょっと狭い道となりますが、しばらく行くと右手に局。
向かいの月極め駐車場が局の駐車場にもなっています。
ただし、停める場所は番号で指定されているので注意です。
局の看板は写真のとおり、民営化に対応したオレンジ色のものでした。
この道は中津川市街地へと続いている道です。
たしかに、付近はもう市街地の匂いがし始めています。
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13 |
12:30 |
中津川手賀野簡易郵便局 |
なかつがわてがの |
岐阜県中津川市 |
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青木交差点で間違って右折してしまいました。
国道257号を国道19号に合流しますが、名古屋方面へしか行けません。
Uターンして国道19号を東に進み、小向井交差点へ。
交差点は紳士服店のところにあり、右折して南下していきます。
工事中で通り抜けはできない様子でしたが、局の前までは難なくいけました。
付近は住宅街となっているようで、静かでした。
正月早々、まぁ住宅街くらいは静かじゃないと困ります。
実家近辺は、団地のせいか、普段よりもにぎやかな様子です。
とはいえ、ここ最近の「普段」をぼくは知らないわけですが…。
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14 |
12:38 |
中津川実戸簡易郵便局 |
なかつがわさんと |
岐阜県中津川市 |
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国道19号へと戻って、そのまま松本方面へ。
少し進むと、バイパス道路になります。
すぐに市街地へと降りるランプになるので、そちらへと進みます。
ランプを降りてすぐ、右折して市道を南下していきます。
二股に分かれたところで左手に進むとすぐに局はありました。
ほんとうは右に進みそうになり、慌ててバックして軌道修正したんですよね。
この局は実戸と書いて「さんと」と読ませる難読局
読めないこともないですが、やはり指摘されなければ読めない地名です。
ゴム印は2段構成ですが、1行に収まるようになっています。
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15 |
13:10 |
中津川駅前郵便局 |
なかつがわえきまえ |
岐阜県中津川市 |
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さて、川沿いを市街地に下り、中津川郵便局へ。
中津川局の前は一方通行で、混雑がひどく駐車するのにかなり時間がかかりました。
局内に入ると、23人待ち。
仕方ないので、カードを引いて駅前局まで歩きます。
中津川駅前の小路を入ったところに局はありました。
こちらもそれ相応の混雑で、局前にも車は連なっていました。
風景印も設置されていて、両方の処理が終わって局を後にします。
中津川局からは「近い」というほどの近さではありません。
中津川局に戻ったのは、30分以上経ってからでした。
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16 |
13:26 |
中津川郵便局 |
なかつがわ |
岐阜県中津川市 |
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…にも関わらず、まだまだ自分の番号までには時間があります。
駅前に行く前に風景印の押印をお願いしていました。
と、郵便窓口へ行くと「下線入り年のゴムを発注中で押印できない」とのこと。
これには非常に焦りましたが、幸い、ゆうゆう窓口のある局です。
そちらでお願いすると、またも不穏な空気でしたが、その後奥からおじさんが。
窓口の引き出しに風景印はあり、無事押印してもらえました。
それにしても押印してもらえなかったら…と思うとぞっとします。
おじさんは他の社員に「ここに入ってるよ、滅多に出ないけど」と教えていました。
この局を出るのにはさらに時間がかかりました。
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17 |
13:42 |
中津川神坂簡易郵便局 |
なかつがわみさか |
岐阜県中津川市 |
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国道19号を馬籠方面へ、県道7号を進みます
落合局は以前に訪問しているために通過しました。
この局はずいぶん奥まったところにあるので、あらかじめ電話をしておきました。
なんせ現地に到着してカーテンでも閉まっていたらショックなので。
「15時までだけどやっていますよ」と電話で教えてくれました。
県道をしばらく進んでいくと、左手に給油所があり、その隣が農協。
その農協の中に局はありました。
農協の再編で、営業所から支店に昇格されていました。
もしこれが統合で閉鎖だったら、きっと局もいまごろ…ぶるる…。
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18 |
14:04 |
中津川瀬戸簡易郵便局 |
なかつがわせと |
岐阜県中津川市 |
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沖田交差点まで戻り、そのまま19号を横断します。
しばらく道なりに進み、右手に橋が出てきたら右折します。
そのまま行くと、落合川駅の横を通り、ダムを渡る橋に。
橋を渡って、農免?を進むと、県道6号の旧道化した道への分岐が。
旧道を進むとその先、開けていて左手に局。
ちょうど前を走っていた車も局へと向かっていたようでした。
自動車整備工場と一緒になっている局でした。
雪道やらスタッドレスやらの話でおばちゃんとしばし盛り上がりました。
次の局への近道を教えてくれたので、とても助かりました。
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19 |
14:23 |
苗木郵便局 |
なえぎ |
岐阜県中津川市 |
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瀬戸簡易局の近くから、農免の広い道へ上がります。
そのまま西へと広い道を進んでいきます。
しばらく進み、工場を目印に左折します。
せっかく瀬戸でうかがったのに、その道とは違うところで左折してしまいました…。
どちらにしても国道257号へと進んでいきます。
国道257号と合流する交差点のところに局はありました。
局はこれまた混雑していましたが、子どもが多かったです。
しかも、自分が何をしに局へ来たかわからぬまま、といった感じでした。
時間はかかりましたが、子どもたちもきっと成長したことでしょう。
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20 |
14:29 |
並松郵便局 |
なみまつ |
岐阜県中津川市 |
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国道257号をいわゆる下呂方面へ向かいます。
いわゆる、っていうのはある意味皮肉っぽいですがそういう意味はありません。
国道沿いに局は右手に現れました。
こちらは苗木とは異なり、お客さんの姿はありませんでした。
ところで、この局のゴム印は宝のものでした。
「夜明けの森」の文字が入っていました。
今日最初で最後の宝のゴム印となりました。
この局の読み方はそのまま「なみまつ」です。
ただ、瀬戸局の受託者はじめ地元の方は「なんまつ」と呼んでいるようです。
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21 |
14:36 |
福岡高山簡易郵便局 |
ふくおかたかやま |
岐阜県中津川市 |
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並松局のすぐはす向かいから、左斜めに下ります。
狭い道なので半信半疑でしたが、そのまま川べりの道になります。
県道408号の橋をくぐって、その先に小さな橋。
橋を渡って、地図ではこのあたりに局があるはずですが、迷子。
うろうろしたのち、抜けた広い道沿いに局。
エネオスの給油所と商店があるところが局でした。
商店も、給油所を改装して新しくした、といった雰囲気でした。
駐車場はとても広くて助かりました。
ここは旧福岡町のエリアとなるんですね。
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22 |
14:49 |
福岡郵便局 |
ふくおか |
岐阜県中津川市 |
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高山簡易局から北上し、市街地への分岐を右折。
国道257号の信号もそのまま進み、すぐに左折します。
その道は国道と並行していて、福岡支所などの横も通ります。
そのまま北上していくと、局は無事右手に現れました。
市街地の北端ともいえるような場所でした。
お客さんはそれほど多くなく、すぐに貯金と押印をしてもらえました。
ところで、ここ福岡町は、アナウンサー草野満代さんの出身地です。
え、誰かって?
NEWS23に出てたあの女性アナウンサーなんだけどモナぁ。。。
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23 |
14:57 |
福岡下野郵便局 |
ふくおかしもの |
岐阜県中津川市 |
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国道257号を北上していき、下野交差点手前で右手に局。
国道を走っているだけで到着できたので、迷子になることはないでしょう。
こちらも旧福岡町のエリアです。
以前この付近を走った時には立ち寄っていないようです。
局には風景印も設置されていました。
切手も勧められましたが、金欠を理由に断りました。
いやー、お金がないんですよねぇ…ほんっと。
付近には路肩に雪が残っていて、やはり寒いです。
ここでこれだと、長野って一体どうなっているんだろうか…。
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24 |
15:10 |
田瀬郵便局 |
たせ |
岐阜県中津川市 |
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国道を北上し、256号田瀬交差点を過ぎます。
左手にコスモがありますが、何度も目にした光景です。
さてここは…2006年11月22日、2007年2月28日にも来ています。
そしてその両日とも、局が見つからずに通過していました。
もっとも2007年の訪問では、付近を何度も走り直したんです。
そして2008年、遂に局を発見しました。
国道沿いなんですが、ちょっと見つからない場所にありました
なるほど迷子にもなるわけだ、と納得の立地でした。
この局の訪問で、やっと中津川市の局は全局完訪となりました!
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そしてこの後は、川上から坂下に抜け、さらに国道19号をひたすら松本方面へと走っていきます。
不安だった雪はほとんどなく、道も順調に流れていました。スキー帰りの愛知県系ナンバーが多く走っていましたが、それも反対車線に集中していました。
塩尻に着くころには日が暮れたので、塩尻インターから高速に乗り、更埴インターから帰りました。いい年明けになったんじゃないかと思います。
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