朝の5時45分には長野を出発し、十日町まで進みます。豪雪地帯というだけあって、信越国境には歩道にも雪が高く積もっていました。
「今年の冬は雪がたくさん降る」という学校での噂も思い出し身震いします。国道253号で松代方面へ、松代高校で右折して県道を北上します。
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縁起の良い名前にひかれて、スタート地に。
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1 |
09:04 |
門出郵便局 |
かどいで |
新潟県柏崎市 |
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県道12号を北上していき、柏崎市に入ります。
時間帯通行止めらしく、8時半から17時までは通れないらしい。
危なかった、8時35分に工事現場を通過した…。
門出の集落には8時45分ころに到着し、地図暗記に路肩に駐車。
9時に局は開き、開局一番滑り込む怪しい客。
局にはスタンプもあり、ゴム印も宝、風景印もあり。
一日のスタートにはもってこいの、めでたい局となりました。
ゴム印には「かやぶきの里」の文字がありました。
かやぶき屋根の民家がこの集落にはあるっていうことなのかな。
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2 |
09:14 |
高柳郵便局 |
たかやなぎ |
新潟県柏崎市 |
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県道12号で、旧高柳町の中心地へ。
地図からは局が漏れていましたが、旧役場の先県道沿いに局。
ここは柏崎市の一部となっていますが、柏崎市街地からは山を隔てています。
なんとも静かな地域です。
「ガルルのスキー場」なるものもあり、山深い土地。
きっとこれから、雪に閉ざされていくんだろうなぁ。
ゴム印には「じょんのびの里」とあります。
道の駅もそんな名前だった気がします。
新潟県の方言で、「ゆったり気持いいさま」を表す言葉だそうです。
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3 |
09:23 |
越後大沢簡易郵便局 |
えちごおおさわ |
新潟県柏崎市 |
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国道252号に合流して、柏崎市街地方面へと北上していきます。
走っている車も、なんだかじょんのびしているような気がします。
国道を北上していくと、信号交差点に局。
信号は押しボタン式で、路肩に駐車します。
局は酒屋さんに併設されているようで、写真では左手に店。
おじいちゃんが受託されていました。
夏の中越沖地震では、この局も一時閉鎖されていたので、心配でした。
それでもこうして、山間部の生活を支える局が復活したのはうれしいことです。
ここから、国道をひたすら北上していきます。
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4 |
09:29 |
南鯖石郵便局 |
みなみさばいし |
新潟県柏崎市 |
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今日のルートは本当に覚えやすい道のりです。
ほとんどの局が国道沿いで、うろうろしなくて済みます。
国道を北上していき、左に折れるところ右手に局。
駐車場は右折した県道25号に面しています。
局名は「南鯖石」で、魚へんに青、の下が円になるものです。
ただこの文字、厄介なことに、表示されないパソコンもあります。
ゴム印は「青」、入口やポールのステッカーも「青」でした。
川の名前、鯖石川も、場所によってまちまちでした。
地名に頻出する漢字なだけに、なんとかならないものでしょうか。。。
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5 |
09:49 |
中鯖石郵便局 |
なかさばいし |
新潟県柏崎市 |
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国道252号を北上していきます。
与板交差点を過ぎるころには局も右手に現れました。
ここにたどりつくまで、前には遅いトラックがいて、イライラしました。
たぶんいちばんイライラしていたのは、後ろの軽トラです。
追い抜こう追い抜こうとするたびに対向車が来てました。
そうそう、ここはじょんのびの里。
この局には風景印も設置されていました。
ちなみに、ゴム印は「円」になっていました。
風景印の方は、文字がつぶれていて、どっちだかわからない感じに…。
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国道252号を北上し、信越線の線路を越えます。
国道291号も合流し、市街地方面へ進みます。
国道沿い、右手に局はありましたが、ここは大きな局でした。
風景印も設置されていましたが、それにしても押印に時間がかかりました。
たぶんこれは県民性だと思うんですが、ほんとうに慎重です。
柏崎インターも近く、付近は市街地となっていました。
ガソリンスタンドにはたくさんの車が並んでいました。
軽く渋滞になるくらい並んでいたのでびっくりでした。
そうか、明日はとうとう値上げの日なんだなぁ。
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7 |
10:21 |
北条郵便局 |
きたじょう |
新潟県柏崎市 |
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国道252号を戻り、291号に入ります。
右手にはずっと信越線の線路が続いています。
電車では何度か通ったことがありますが、車では初めての道です。
しばらく走り、集落を過ぎるあたり、右手に局。
こちらは集配センターもあるようでした。
写真が逆光でよく見えなくなっていました…。
それくらい今日は天気がいいんですね、秋晴れというか…。
小春日和、と天気で言っていましたが、今日は本当にぽかぽかしています。
天気が悪くなることがしばしばだったので、今日は本当に快調です。
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8 |
10:29 |
越後広田郵便局 |
えちごひろた |
新潟県柏崎市 |
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国道291号は北条から小国へと抜けていきました。
県道72号になってもなお、信越線の線路に沿って北上します。
しばらく進むと、右手前方に越後広田駅が見えてきます。
国道沿いに、商工会や郵便局の看板があるので、それに従って右折します。
どう考えても田んぼと藪にいざなわれているので疑いましたが…。
信越線をくぐって左折すると、駅前に続く道となりました。
鉄道趣味の方がカメラを構えていたので、きっと変わった列車が来るのでしょうか。
駅を過ぎたあたり、左手に局はありました。
駅名と合わせた「越後」の冠が付く局名でした。
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9 |
10:52 |
塚山郵便局 |
つかやま |
新潟県長岡市 |
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西長鳥交差点を右折して、県道11号に入ります。
長鳥峠を越えますが、これだまた車のいない静かな峠でした。
地図で見ても、狭い道には見えなかったので、迷わず進んでいきます。
信越線の線路はトンネルで一気に抜けています。
塚山の集落に出て、国道404号を少し北上します。
農協の先を右折して進むと、局は裏道に沿って局はありました。
風景印について「郵便でお願いして集めている人もいらっしゃってね」という話に。
なんでも、礼儀の悪い郵趣家の方もいるんだそうで。
たしかに、そういう人って、個人的に嫌いですねー。
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10 |
11:04 |
七日町郵便局 |
なのかまち |
新潟県長岡市 |
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信越線に沿った北上はここまで。
今日の今後の進み具合次第ですが、柏崎市完訪まで目指したルーティングをしてあります。
そんなことは無理なのは目に見えているんですが…山間部の35局…。
国道404号を南下し、旧小国町のエリアに。
2004年の中越地震では、震度6強を記録した町です。
地図の縮尺が60,000分の1となり、市街地でないことがわかります。
国道291号と交差する信号で左折すると、右手に局。
付近が田んぼばかりなので、遠目にも局はわかりました。
切手塚、という風景印の意匠が気になる変形印使用局です。
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11 |
11:12 |
法坂簡易郵便局 |
ほうざか |
新潟県長岡市 |
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国道404号を南下していきます。
右手に旧小国町役場が現れたら、迷わず進みます。
こちらの局も地図から漏れていたので、とりあえず前日にHPでチェック。
どうやら役場の中にあるような雰囲気だったので。
局名が役場内、とかだったらわかりやすいのにな、と思いながら。
役所関係は、最近節電しているところが多いですね。
庁舎の中の節電は大事ですが、それに対応した設計じゃないところが多いです。
つまり、暗い所が多いですね…。
建物内の局なので、許可をもらってkらの撮影としました。
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12 |
11:18 |
中里郵便局 |
なかさと |
新潟県長岡市 |
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国道をそのまま南下します。
相野原交差点を右折して、国道403号を小千谷方面へ。
403号って…松本から続いている道だっけ…あの明科の…。
局は国道に面して建っていました。
隣はエネオスのスタンドですが、開店休業状態?
局の駐車場はないので、隣の軒下のスペースに停めておくことにしました。
付近には高校分校や中学校などもある、町の地理的中心です
しかし、この国道は国道291号に交通量をとられているようです。
なんせ、この先は峠道になっているようなので…。
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13 |
11:33 |
太郎丸郵便局 |
たろうまる |
新潟県長岡市 |
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国道403号から、川西方面の看板に沿って市道へ。
川西といえば、十日町市の一部ですね。
太郎丸信号を右折の上、国道403号に戻ります。
左折して南下していくと、左手に局はありましたが、国道に面しておらず通過してしまいました。
適当な道を左折して局の前に出ることができました。
局内は学校でよく見かける灯油ストーブでぽかぽか。
ちょっと暑いくらいでした。
ストーブといえば、この上に輪ゴムを飛ばして怒られたことがあったなー。
あの輪ゴムの溶けるような匂いはなんともいえないものです。
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14 |
11:57 |
上ノ山郵便局 |
うえのやま |
新潟県小千谷市 |
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国道403号、404号を七日町まで戻ります。
七日町交差点手前でショートカットする道があり、「小千谷方面」の看板あり。
国道291号に入って、そのまま流れに乗ってスイスイ峠を越えます。
峠といっても立派なトンネルで小千谷市の市街地へ抜けられます。
インター先、国道117号を右折、上村交差点を左折します。
その先、信号で県道49号に合流すると左手に局。
市街地の局で、住宅なども密集している場所でした。
風景印が気球の形の変形印で、これはなかなかかわいらしいものです。
町の名物がいくつも描かれていて、おさまりのいい形です。
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15 |
12:07 |
城川郵便局 |
しろかわ |
新潟県小千谷市 |
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小千谷の市街地はなかなかごちゃごちゃしています。
県道も一筋縄に進めず、途中で一方通行になったり。
城内の信号を左折し、すぐにまた信号のない交差点を右折します。
ここは、付近だけよく整備された場所になっています。
局も新しく、隣には小千谷西高校とぽっぽの里公園があります。
ここはもともと、国鉄魚沼線の廃線跡で、西小千谷駅があった場所の模様。
そんな線路の存在を知ったのも、いま調べてみて、なんですが…。
高校生が口座を開設市に何人か訪れていました。
高校生にとっては、郵便局初体験、という人がほとんどなんでしょう。
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16 |
12:13 |
小千谷郵便局 |
おぢや |
新潟県小千谷市 |
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城内から東にむかい、健康センターの交差点を右折します。
市街地を南下していくと、左手に局らしき看板が。
とりあえず、スーパーの屋上駐車場入口みたいに駐車場へ。
局の裏手が集配スペースと局の駐車場になっています。
局へは裏からも入口が設けられているので、車はここに停めましょう。
ちなみに、写真は局を表から撮ったもので、駐車場はありません。
商店街のアーケードの中にあり、かなり栄えている様子でした。
長岡行きの急行バスも到着し、活気がある商店街に見えました。
局にはお客さんも何人かいて、カードをひいてから写真を撮影しました。
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17 |
12:26 |
小千谷駅前郵便局 |
おぢやえきまえ |
新潟県小千谷市 |
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国道291号に出て、小千谷駅方面へ。
小千谷駅は市街地からは信濃川を挟んでいます。
まぁ不便といえば不便です。
高校生などは、今日は午前授業なのか、駅までの道のりをたくさん歩いていました。
川を渡っても駅まで商店街は続き、これもなかなか活気がありました。
その途中に局はあり、ほかの車に倣って路肩に。
局は小ぢんまりとしていて、内装も古めかしい感じでした。
前方に見えている駅もどことなく昭和の匂いがします。
駅前のバス停にも、高校生がたくさんいました。
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名物の鯉が地下道に!
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18 |
12:34 |
三仏生郵便局 |
さんぶしょう |
新潟県小千谷市 |
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国道291号から、ひ生インターで17号に。
ちなみに「ひ生」の「ひ」の字は出てくれません。
手元の地図でも、インター名は「ひ生」となっています。
小千谷大橋で信濃川を渡って、三仏生交差点を右折します。
しばらく進むと、右手、信濃川に面して局は建っていました。
「三仏生」とは、またなんだかありがたそうな名前の気がします。
でも、どうしても、「三日坊主」と「無精」とが結びついてしまう自分。
ありがたさも半減です。
このあたりは、信濃川の流れも実に広々と気持ちよさそうです。
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19 |
12:43 |
千田郵便局 |
ちだ |
新潟県小千谷市 |
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三仏生交差点に戻り、新潟方面へ北上。
すぐ次の交差点を左折して、県道547号へ。
しばらく住宅地や学校をかすめて走ります。
それほど広い道でもないので、気をつけながら進んでいきました。
小粟田の交差点を右折すると、すぐに局はありました。
近代的でかわいらしい局舎が青空に映えます。
この局にはふるさと切手もいろいろと売られていました。
財布と相談した上で、珍しい50円のものを幾らか購入しました。
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20 |
12:53 |
片貝郵便局 |
かたかい |
新潟県小千谷市 |
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県道10号を北上し、片貝の集落に入ります。
ガソリンスタンドの交差点を左折し、すぐに右折します。
と、右手に局はあり、これもまた近代的な局舎でした。
ここは花火で有名な場所で、名前などは聞いたことのある土地です。
ゴム印にも「花火の里」の文字が入っています。
余談ですが、花火ってほんとに、日本人の心だな、と思います。
ところで、地図を見ると、来迎寺からおもしろく道が伸びています。
局の前の道もですが、ここのあたりは旧魚沼線の線路跡の模様。
こういうものを、地図で見つけると、なんだか楽しくなってきます。
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21 |
12:59 |
石津郵便局 |
いしづ |
新潟県長岡市 |
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県道236号に入り、そのまま東へ進みます。
途中から右折などをして、国道351、403号に進みます。
その重複する国道沿いに局は建っていました。
場所としてはわかりやすいですが、付近は静かな田園地帯です。
このあたりの局舎は、わりと新しいものが多いような気がしました。
デザイン的にも凝っているんじゃないかな、と思います。
付近には特段何があるというわけではなかったです。
しかし、なんだかダンプカーがたくさんいたように思います。
ダンプカーのトレンドは専門外です。
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22 |
13:05 |
浦村郵便局 |
うらむら |
新潟県長岡市 |
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重複する国道351、403号を北上していきます。
県道23号を過ぎ、信越線のガードもくぐります。
やはりダンプカーが多いという印象です。
全体としての交通量は多くはないんですがね。
ガードをくぐった先、右手に局はありました。
駐車場はなかったので、局前に軽トラに倣って駐車。
ここは一転、古めかしい局舎でした。
付近は「浦」という字名になっているので、旧村の名なのでしょうか。
付近には、市役所の支所のようなセンターもあるところです。
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23 |
13:20 |
来迎寺郵便局 |
らいこうじ |
新潟県長岡市 |
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そのまま道なりに、国道は西向きに方角を変えます。
神谷交差点を直進し、県道112号、そして市道になりました。
信越線の線路渡って、信号を右折します。
街並みも密になって栄えてきて、右手に来迎寺駅を過ぎました。
駅はなんだか、昔ながらの駅だな、という感じの駅でした。
…と思っていたら、左手に局があり、通過していました。
銀行でUターンして局に戻り、駐車します。
ゴム印の絵柄はホタルと紅葉かな?
ここは、旧越路町の中心局ということになります。
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24 |
13:40 |
岩塚郵便局 |
いわつか |
新潟県長岡市 |
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県道23号へ出て、信越線を越えて県道72号へ。
信越線を左手に、渋海川の右岸を走ります。
越後岩塚駅付近で飯塚橋を渡って左岸へ。
国道404号に出たら左折し、少し南下していくと、左手に局。
駐車場には先客のおばちゃんが変な停め方をしていました。
それでも、がんばってライン通りに停めてやりました。
運転技術上がったぁ〜。
この局より南へは進みません。
なぜなら、午前中に訪問した塚山局に抜けることになるからです。
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25 |
13:50 |
深沢郵便局 |
ふかさわ |
新潟県長岡市 |
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国道404号を北上していきます。
深沢町交差点の次の信号を左折すると局はあります。
とはいっても国道から見えているので安心です。
先客が2人いましたが、どちらも印紙関係だったので、すぐに貯金できました。
局舎はまたまた、近代的で素敵なものでした。
ところで、付近には長岡技術科学大学なる大学があるようです。
この大学は、高専からの編入がほとんどという国立大学だそうで。
うわー、文系の自分にはまず手のつけられない分野なんだなぁ。
解いてもらいたい2次関数の問題があるんですが…。
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26 |
14:01 |
長岡新産郵便局 |
ながおかしんさん |
新潟県長岡市 |
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国道を北上して、新産4交差点を右折します。
関越道をくぐって、すぐに信号を左折すると局。
信号交差点に面して、新産センターがあり、その中に局もあります。
駐車場は局のものはないですが、センターのものがあります。
自分はその隣の、体育館の入口脇に駐車しました。
局の隣は銀行が入居し、面している道の路肩は慣習的に駐車スペース。
局内にはお客さんは数人いましたが、ATMは盛況していました。
付近は工場や倉庫などが集まっています。
地名の由来も、間違いなく「新産業云々」ということなんでしょうな。
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27 |
14:14 |
長岡西郵便局 |
ながおかにし |
新潟県長岡市 |
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長岡インターのところから、国道8号に入ります。
そのまま、米原方面へ走っていき、上除西交差点を右折します。
国道上にも郵便局を示す看板があるので大丈夫。
局は大きく、日本郵便の支店も入っていました。
郵便窓口の女性が、しきりに「民営化によって…」を連発していました。
なんだか、嬉々として民営化を皮肉っているように聞こえました。
誰かさんが選んだ政治家のせいで民営化されたゆうゆう窓口はあちらです、みたいな。
ゴム印はこうした普通局系の大きな局では珍しく宝。
関原で伺った絵柄は、土器の模様なんだそうです。
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28 |
14:19 |
関原郵便局 |
せきはら |
新潟県長岡市 |
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西局から北方の信号を左折します。
そのまま進んでいき、つきあたりを右折します。
すぐに右手に局は現れました。
この道は自動車学校の教習コースにもなっているようです。
なんだか遅いな、と思ったら、教習車が郷愁をそそる走りをしていました。
局の駐車場には横綱駐車のミラがいて停められず。
学生らしい人がATMにいたので、彼の車でしょうか。
局はニュータウンのようになっている住宅街の中にありました。
とはいえ、お客さんの姿はなく、静かな局でした。
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29 |
14:26 |
宮本郵便局 |
みやもと |
新潟県長岡市 |
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関原局北の信号を左折し、県道467号に入ります。
この道は地図を見る限り、長生橋にもつながる8号の旧道の模様。
その道を柏崎方面へ進み、しばらく行くと左手に局。
通帳を見て局員さんは「長野からわざわざご苦労様です」と。
隣の県とはいえ、中越地方はなかなか遠い。
付近は旧街道のムードが色濃く残る場所でした。
日が傾いてきましたが、これでもまだ14時台です。
今日はなかなか順調に進んでいて、最近にない手ごたえを感じています。
柏崎市を、もしかしたら完訪できるところまで行けるか?!
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30 |
14:33 |
大積郵便局 |
おおづみ |
新潟県長岡市 |
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国道8号に抜け、山あいを抜けながら走ります。
片側2車線のとっても快適な道です。
なんとなく、多治見と春日井の間の内津峠を思い出すような場所です。
大積町1南信号を左折すると局。
さわやかな塗色がすがすがしい局舎です。
ここから国道は、軽く峠を越えて柏崎の市街地へと抜けています。
ですが、柏崎市街地はすべて訪問済みのため、今日はそこへは向かいません。
大積町1の交差点へ向かい、旧西山町方面へと進んでいくこととします。
それにしても長閑な場所だなぁ。
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31 |
14:49 |
礼拝郵便局 |
らいはい |
新潟県柏崎市 |
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県道23号を西山方面へと進み、地蔵トンネルをくぐります。
かつて友人と通った時は、トンネルの入り口に信号があったんだけどな。
トンネルも新しくてきれいなものに生まれ変わっていました。
旧トンネルが、柵でふさがれ、黒い口をあけているのが悲しい感じでした。
二田信号で国道116号を渡り、旧西山町の中心地に。
礼拝信号のところ、局はありました。
ただし、工事中だったので、いろいろがんばりながら駐車場に入りました。
こちらは集配センターがあり、郵便バイクもちょうど出ていきました。
礼拝、という名前も、なんだか地名としては不思議な気がします。
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32 |
14:56 |
別山郵便局 |
べつやま |
新潟県柏崎市 |
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県道574号を北東へと進んでいきます。
この道はどうやら国道116号の旧道のようです。
越後線の線路に沿って、ずっとバイパスとこの県道が伸びています。
もちろん、局は全てこの旧道に面しているわけですが。
石地駅前に笹山交差点から抜けます。
局を探していくと…おっと、駅の真ん前、というか駅とほぼシェアしています。
これは電車で利用する人にも便利だな。
問題は、越後線のこの駅に、1日何度電車がやってくるか、ということなんだけど。
田中角栄氏も、さすがに越後線のテコ入れなどできなかった、わけだ。
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33 |
15:10 |
石地郵便局 |
いしじ |
新潟県柏崎市 |
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灰爪交差点から県道48号を日本海に向かって走り出します。
15時を少し過ぎたところ、なので、ちょっとした野望も描きつつ。
国道352号にぶつかって、目の前は日本海。
オーシャンビュー!って、日本海側でも言っていいのかな?
少し北上すると、海沿いの集落の中、国道沿いに局。
風景印もあり、ゴム印にもイルカ…イルカ?いるのか?
不審に思いつつも、局を後にします。
局の出口からは、日本海の海が向かいの家の合間を縫って見えています。
いやぁ、海って見ていると気分がいいな。
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34 |
15:19 |
出雲崎港郵便局 |
いずもさきみなと |
新潟県三島郡出雲崎町 |
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さて、本来なら次に椎谷簡易局を訪問する予定でした。
しかし時間があるので、北上してみることとします。
出雲崎町に入り、道の駅を通過し、しばらく行くと、右手に局。
港局…あ、尼瀬局通過してた…。
お客さんも数人いましたが、問題なく風景印も押していただけました。
ところで、局名は「いずもさき」となっています。
町の名前やほかの局は「いずもざき」なので、どうしてなんだろう。
これは少し調べてみようと思います。
しかし…帰ってきて気づいたことは、もう少し北に井鼻簡易局があったこと…。
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35 |
15:26 |
出雲崎尼瀬郵便局 |
いずもざきあまぜ |
新潟県三島郡出雲崎町 |
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港局から、国道の一本山側の道を進みます。
集落の中を進んでいきますが、何ともいえない味わいの家並みです。
途中、コーナーではアスファルトもタイルになっていたり。
しばらく進むと、左手に局はありました。
付近の民家に合わせたように、局舎のデザインも考えられていました。
エアコンの室外機が隠されているところもまた、いいなと思いました。
この区間は北国街道の中でも、歴史国道と位置付けられています。
なるほど、それ相応に、街並みも保護されているんだな。
局もそれに合わせているというのは、とてもいいことに思いました。
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36 |
15:47 |
椎谷簡易郵便局 |
しいや |
新潟県柏崎市 |
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さて、国道352号を南下していくと、ふいに通行止めに。
後になってわかるのですが、中越沖地震で椎谷の観音岬付近は崩落してしまったそう。
迂回して再び日本海沿いに。こちらの通行止め区間入口には警備員さん。
事情を話すと「行かれますよ」とのことで、通してもらいました。
地震の影響で局は倒壊、そこから自宅を改装して復活させた受託者の方。
「また来てくださいね、待ってます」とおばあちゃん。
地震の被災地が、一歩ずつ踏み出しているのが伝わってきました。
夕日が見える公園を教えていただき、がれきの片づけをする民家をかすめて進みます。
この集落が、また以前のような長閑な街並みになりますように。
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地震の爪痕と、椎谷の浜辺から見た夕日。
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夕日が沈むまで眺めていようと、浜辺に腰掛けていました。そこへ近所のおばあちゃんがやってきて、お菓子を頂き、地震のことなど語ってくださいました。
この集落の人々が、地震を境にさまざまなものを失ったことは確かですが、それ以上に、人とのつながりを求めているように感じました。
日が沈んだあと、「また夏にいらっしゃい」と郵便局のおばあちゃんと同じことを仰いました。
また、今度はもっとゆっくり、この集落を歩いてみたいと思いました。国道は、近い将来この集落からトンネルを掘って、再び南北をつなげるんだそうです。
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