恐ろしいほどの快晴で、これは絶好のドライブ日和、と思いながら、朝6時、長野市を出発して国道19号を下ります。
途中、プルーンを買うために安曇野市堀金の道の駅に立ち寄り、そのまま農免やらを抜けて波田へ。
国道158号に出て上高地へ向かうバスや車を横目に、乗り換え駐車場の渋滞を通過。
気が向いたので、安房峠は旧道で越えることとし、道をつらつら進みます。峠を下り、高山方面へ進みます。岐阜県の局メグ、ひさびさの始動です。
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安房峠を旧道で超えるのは何年ぶり?
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1 |
09:48 |
旗鉾郵便局 |
はたほこ |
岐阜県高山市 |
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天気の良いまま峠を下り、乗鞍山麓の気持ちのいい道を快走。
旗鉾の集落に入り、国道沿い右手に局はありました。
局は広めで、集配局というだけあります。
標高1,000mという文字が入っているあたり、さすがです。
風景印は、乗鞍に向かうバスの絵柄。
ボンネットバスなのがこれまた素敵です。
乗物に詳しければ、このバスの会社名とかわかっちゃうんでしょうか。
一応までに、このあたりは濃飛乗合自動車の管轄です。
あ、「濃飛」って一発変換されますね。。。
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2 |
10:11 |
丹生川郵便局 |
にゅうかわ |
岐阜県高山市 |
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国道をなおも高山方面へと向かっていきます。
岐阜県に於いて高山は北の果てというイメージなんですよね。
うちの地元の美濃地方から高山は別の県って感じです。
それゆえに高山に着いたとしても、実家はまだ遠く。
その高山にすら着いていない、と思えばここは高山市。
そういえば平成の大合併で東京都より広くなったっけ。
旧丹生川村の中心局で、局舎も大きな国道沿い。
なんか銅像みたいなのが建っています。
ゴム印は「乗鞍の里」という文字入りです。
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3 |
10:25 |
折敷地簡易郵便局 |
おしきじ |
岐阜県高山市 |
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丹生川局横の交差点から県道89号へと入ります。
そのまま北上していきますが、けっこういい道です。
この先どこに抜けるのかはわからない道ですが、いい道です。
スピード感覚が狂ってしまうかのようにいい道です。
トンネルを抜けて、小さな集落に入ると県道沿いに局。
民家風の建物で、民営化に向けた準備も終わっていました。
暑い日だったのですが、冷房はついておりませんでした。
暑いとはいっても、このあたりは高原地帯なのでまぁ。
こんなところに局があるとは知らなかった、くらいの集落です。
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4 |
10:51 |
高山松之木簡易郵便局 |
たかやままつのき |
岐阜県高山市 |
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来た道をそのまま引き返します。
丹生川局まで戻って、国道158号に復帰します。
高山市街地に近づくにつれ、交通量も増えてきました。
飛騨ナンバー以外が多く、さすがは観光地ですね。
市街地に近づいてとこり、Y字に交差点があり、その先右手に局。
国道沿いの簡易局は駐車場が心配ですが大丈夫でした。
この局では局名以外のゴム印も押してくれています。
こちらも民営化に向けたステッカーの貼り替えが済んでいました。
これ、いつまで隠しておくんだろう?
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5 |
11:04 |
高山山王郵便局 |
たかやまさんのう |
岐阜県高山市 |
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高山市街地に突っ込みます。
案の定、混雑している国道です。さすが飛騨高山です。
安川交差点を左折して、市街地を通過します。
といっても、古い街並みの中を走るのはなんだか新鮮です。
これほど観光客を引き付ける高山の魅力って何なんだろうな。
自分の育った県の良さって、なかなかわからないものです。
その先、日枝中学校の先を右折します。
局は右手にあり、よく見かける特定局の局舎でした。
ゴム印にはさるぼぼの絵が入っています。
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6 |
11:19 |
宮村郵便局 |
みやむら |
岐阜県高山市 |
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高山市街地の局は、レンタサイクルで訪問済みです。
それ以降も車で来ているので、市内はほぼ完訪。
国道41号に出て、ちょっとした渋滞を抜けつつ南下していきます。
看板に「下呂温泉・美濃加茂」の文字を見てわくわくします。
飛騨一ノ宮駅方面への信号を右折し、すぐまた右折。
駅前を左折して進むと、局はすぐにありました。
存在感を大々的に醸し出していない局の立地が好きです。
ゴム印は「臥龍桜の里」と桜のイラスト入り。
ちなみに有名なこの桜、列車の窓からも見えます。
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7 |
11:49 |
久々野郵便局 |
くくの |
岐阜県高山市 |
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国道41号で宮峠を越えます
素敵なヘアピンを描く峠道ですが、道は広く快適です。
この峠を列車はトンネルで越えています。
分水嶺になっていて、飛騨川が太平洋に向かって流れていきます。
分水嶺を越えてもなお、高山市です。
旧久々野町の中心地に入ってきました。
駅があり、農協があり、郵便局が…ない。
どこかで見かけたようなそうでないような。
15分くらい迷子になりつつ、とうとうケータイで検索。
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県道87号に入り、朝日方面へと進んでいきます。
まぁ実家に帰る気があるのかっていう感じですがね。
意地でも冷房をつけまいと、汗をかきかき窓全開で走ります。
国道361号の交差点に出てもなお直進します。
集落の中に入り、少し進むと、左手に局はありました。
旧朝日村の中心局で、集配局ではありません。
朝日郵便局っていうと、全国にけっこうありますね。
ゴム印は「こだまの里」ということです。
未訪問局が訪問局に変わった!「アタックチャ〜ンス」。
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国道361号を木曽福島方面へと進んでいきます。
木曽福島なんていうと、実家から遠ざかっていますね。
あれは信州の地名ですからねぇ。
そのまま国道をひたすら走っていきますが、整備された道が続きます。
ダムの堰堤が見えて、集落に入ったら左折。
集落中ほどに局はありました。
局舎はまだきれいな集配局です。
局員さんは美濃加茂出身の方だそうで少し話になりました。
「そうそう、ここから遠いんだよね」。
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10 |
12:57 |
秋神郵便局 |
あきがみ |
岐阜県高山市 |
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来た道を戻っていきます。
木曽に抜けたんではたまったもんじゃありませんからね。
というかそもそも、木曽の局は完訪です。
戻って、途中で県道435号に入り、秋神温泉方面へ。
秋神の集落に局はありました。
ゴム印は2種類あり、静かな静かな集落でした。
そのときちょうど、2人組のライダーさん。
「この辺になんか食べる店ってありますか?」。
「いや〜、道の駅までないなぁ」。
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11 |
13:29 |
小坂落合郵便局 |
おさかおちあい |
岐阜県下呂市 |
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鈴蘭峠を越えていきます。
この道は国道でも県道でもない白い道なんですが、いい道です。
峠越えといっても整備されているし、なによりリゾート開発された土地です。
ぜんっぜん涼しくもないんですが。
ところで峠の途中には「東海ラジオ」の看板が多数。
開発に携わったとかそういう縁なんだろうか。
ひたすら走って、峠を越えたら、県道437号に。
左手に局はありました。
「厳立峡」の文字入りのゴム印でした。
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12 |
13:45 |
小坂郵便局 |
おさか |
岐阜県下呂市 |
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県道をそのまま進んでいき、やっとのことで小坂の集落に。
国道41号の高い高架をくぐって、市街地へ。
飛騨小坂駅方向へと進むと、商店街も発達。
なかなか集落は密集している様子でした。
局は、駅前へと延びる道沿いにありました。
そういえば、飛騨小坂駅って、強盗殺人があったとか。
こんなのどかな町なのに、なんだか物騒なんだな、って思ったっけ。
そんなことも忘れるくらい、静かな町です。
さて、ここからはおとなしく南下していきます。
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13 |
13:57 |
飛騨宮田簡易郵便局 |
ひだみやた |
岐阜県下呂市 |
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国道41号に乗り、そのまま南下していきます。
看板の「下呂」の文字が「下呂温泉」に貼り替えてあるのが気になります。
合併後の自治体名も「下呂市」なのになぁ。
それはそうと、進んでいき、下呂市に突入します。
飛騨宮田駅の交差点を過ぎて、少し先、左手に局はあります。
はじめわからず酒屋で場所を尋ねました。
民家のような局で、まだきれいでした。
ちなみに駅名は「ひだみやだ」ですが局は「みやた」です。
下呂市完訪まであと一歩です。
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14 |
14:13 |
山之口簡易郵便局 |
やまのくち |
岐阜県下呂市 |
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国道41号から県道88号に進みます。
そのまま位山に抜ける県道98号へと入ります。
せっかくここまで南下したのに、また北上です。
整備された県道を進んでいくと、集落に入ります。
まぁ迷ったりなんだりで、局発見に時間がかかりましたが。
局はこれまた風情のある建物でした。
でもちゃんと民営化に対応していますよ!
この局を以って下呂市を完訪しました。
足かけ3年くらいかな、やっとのことです。
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今日は本当に暑かった。
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びっくりするくらい暑い岐阜の道を、窓全開で走ります。気温は道路の温度計で37度ですが、きっともっとある。
実家までの長い道のりを走り続け、午後4時過ぎ、実家に到着しました。夕方のニュースで、多治見市は全国一の38度2分を記録したとのことでした…。
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