No.117:峠越えの帰省
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2007.08.10(金) 快晴 14 旗鉾局 山之口簡易局
 恐ろしいほどの快晴で、これは絶好のドライブ日和、と思いながら、朝6時、長野市を出発して国道19号を下ります。
 途中、プルーンを買うために安曇野市堀金の道の駅に立ち寄り、そのまま農免やらを抜けて波田へ。
 国道158号に出て上高地へ向かうバスや車を横目に、乗り換え駐車場の渋滞を通過。
 気が向いたので、安房峠は旧道で越えることとし、道をつらつら進みます。峠を下り、高山方面へ進みます。岐阜県の局メグ、ひさびさの始動です。
  


安房峠を旧道で超えるのは何年ぶり?   
1 09:48 旗鉾郵便局 はたほこ 岐阜県高山市

 天気の良いまま峠を下り、乗鞍山麓の気持ちのいい道を快走。
 旗鉾の集落に入り、国道沿い右手に局はありました。
 局は広めで、集配局というだけあります。
 標高1,000mという文字が入っているあたり、さすがです。
 風景印は、乗鞍に向かうバスの絵柄。
 ボンネットバスなのがこれまた素敵です。
 乗物に詳しければ、このバスの会社名とかわかっちゃうんでしょうか。
 一応までに、このあたりは濃飛乗合自動車の管轄です。
 あ、「濃飛」って一発変換されますね。。。

2 10:11 丹生川郵便局 にゅうかわ 岐阜県高山市

 国道をなおも高山方面へと向かっていきます。
 岐阜県に於いて高山は北の果てというイメージなんですよね。
 うちの地元の美濃地方から高山は別の県って感じです。
 それゆえに高山に着いたとしても、実家はまだ遠く。
 その高山にすら着いていない、と思えばここは高山市。
 そういえば平成の大合併で東京都より広くなったっけ。
 旧丹生川村の中心局で、局舎も大きな国道沿い。
 なんか銅像みたいなのが建っています。
 ゴム印は「乗鞍の里」という文字入りです。

3 10:25 折敷地簡易郵便局 おしきじ 岐阜県高山市

 丹生川局横の交差点から県道89号へと入ります。
 そのまま北上していきますが、けっこういい道です。
 この先どこに抜けるのかはわからない道ですが、いい道です。
 スピード感覚が狂ってしまうかのようにいい道です。
 トンネルを抜けて、小さな集落に入ると県道沿いに局。
 民家風の建物で、民営化に向けた準備も終わっていました。
 暑い日だったのですが、冷房はついておりませんでした。
 暑いとはいっても、このあたりは高原地帯なのでまぁ。
 こんなところに局があるとは知らなかった、くらいの集落です。

4 10:51 高山松之木簡易郵便局 たかやままつのき 岐阜県高山市

 来た道をそのまま引き返します。
 丹生川局まで戻って、国道158号に復帰します。
 高山市街地に近づくにつれ、交通量も増えてきました。
 飛騨ナンバー以外が多く、さすがは観光地ですね。
 市街地に近づいてとこり、Y字に交差点があり、その先右手に局。
 国道沿いの簡易局は駐車場が心配ですが大丈夫でした。
 この局では局名以外のゴム印も押してくれています。
 こちらも民営化に向けたステッカーの貼り替えが済んでいました。
 これ、いつまで隠しておくんだろう?

5 11:04 高山山王郵便局 たかやまさんのう 岐阜県高山市

 高山市街地に突っ込みます。
 案の定、混雑している国道です。さすが飛騨高山です。
 安川交差点を左折して、市街地を通過します。
 といっても、古い街並みの中を走るのはなんだか新鮮です。
 これほど観光客を引き付ける高山の魅力って何なんだろうな。
 自分の育った県の良さって、なかなかわからないものです。
 その先、日枝中学校の先を右折します。
 局は右手にあり、よく見かける特定局の局舎でした。
 ゴム印にはさるぼぼの絵が入っています。

6 11:19 宮村郵便局 みやむら 岐阜県高山市

 高山市街地の局は、レンタサイクルで訪問済みです。
 それ以降も車で来ているので、市内はほぼ完訪。
 国道41号に出て、ちょっとした渋滞を抜けつつ南下していきます。
 看板に「下呂温泉・美濃加茂」の文字を見てわくわくします。
 飛騨一ノ宮駅方面への信号を右折し、すぐまた右折。
 駅前を左折して進むと、局はすぐにありました。
 存在感を大々的に醸し出していない局の立地が好きです。
 ゴム印は「臥龍桜の里」と桜のイラスト入り。
 ちなみに有名なこの桜、列車の窓からも見えます。

7 11:49 久々野郵便局 くくの 岐阜県高山市

 国道41号で宮峠を越えます
 素敵なヘアピンを描く峠道ですが、道は広く快適です。
 この峠を列車はトンネルで越えています。
 分水嶺になっていて、飛騨川が太平洋に向かって流れていきます。
 分水嶺を越えてもなお、高山市です。
 旧久々野町の中心地に入ってきました。
 駅があり、農協があり、郵便局が…ない。
 どこかで見かけたようなそうでないような。
 15分くらい迷子になりつつ、とうとうケータイで検索。

8 12:05 朝日郵便局 あさひ 岐阜県高山市

 県道87号に入り、朝日方面へと進んでいきます。
 まぁ実家に帰る気があるのかっていう感じですがね。
 意地でも冷房をつけまいと、汗をかきかき窓全開で走ります。
 国道361号の交差点に出てもなお直進します。
 集落の中に入り、少し進むと、左手に局はありました。
 旧朝日村の中心局で、集配局ではありません。
 朝日郵便局っていうと、全国にけっこうありますね。
 ゴム印は「こだまの里」ということです。
 未訪問局が訪問局に変わった!「アタックチャ〜ンス」。

9 12:34 高根郵便局 たかね 岐阜県高山市

 国道361号を木曽福島方面へと進んでいきます。
 木曽福島なんていうと、実家から遠ざかっていますね。
 あれは信州の地名ですからねぇ。
 そのまま国道をひたすら走っていきますが、整備された道が続きます。
 ダムの堰堤が見えて、集落に入ったら左折。
 集落中ほどに局はありました。
 局舎はまだきれいな集配局です。
 局員さんは美濃加茂出身の方だそうで少し話になりました。
 「そうそう、ここから遠いんだよね」。

10 12:57 秋神郵便局 あきがみ 岐阜県高山市

 来た道を戻っていきます。
 木曽に抜けたんではたまったもんじゃありませんからね。
 というかそもそも、木曽の局は完訪です。
 戻って、途中で県道435号に入り、秋神温泉方面へ。
 秋神の集落に局はありました。
 ゴム印は2種類あり、静かな静かな集落でした。
 そのときちょうど、2人組のライダーさん。
 「この辺になんか食べる店ってありますか?」。
 「いや〜、道の駅までないなぁ」。

11 13:29 小坂落合郵便局 おさかおちあい 岐阜県下呂市

 鈴蘭峠を越えていきます。
 この道は国道でも県道でもない白い道なんですが、いい道です。
 峠越えといっても整備されているし、なによりリゾート開発された土地です。
 ぜんっぜん涼しくもないんですが。
 ところで峠の途中には「東海ラジオ」の看板が多数。
 開発に携わったとかそういう縁なんだろうか。
 ひたすら走って、峠を越えたら、県道437号に。
 左手に局はありました。
 「厳立峡」の文字入りのゴム印でした。

12 13:45 小坂郵便局 おさか 岐阜県下呂市

 県道をそのまま進んでいき、やっとのことで小坂の集落に。
 国道41号の高い高架をくぐって、市街地へ。
 飛騨小坂駅方向へと進むと、商店街も発達。
 なかなか集落は密集している様子でした。
 局は、駅前へと延びる道沿いにありました。
 そういえば、飛騨小坂駅って、強盗殺人があったとか。
 こんなのどかな町なのに、なんだか物騒なんだな、って思ったっけ。
 そんなことも忘れるくらい、静かな町です。
 さて、ここからはおとなしく南下していきます。

13 13:57 飛騨宮田簡易郵便局 ひだみやた 岐阜県下呂市

 国道41号に乗り、そのまま南下していきます。
 看板の「下呂」の文字が「下呂温泉」に貼り替えてあるのが気になります。
 合併後の自治体名も「下呂市」なのになぁ。
 それはそうと、進んでいき、下呂市に突入します。
 飛騨宮田駅の交差点を過ぎて、少し先、左手に局はあります。
 はじめわからず酒屋で場所を尋ねました。
 民家のような局で、まだきれいでした。
 ちなみに駅名は「ひだみやだ」ですが局は「みやた」です。
 下呂市完訪まであと一歩です。

14 14:13 山之口簡易郵便局 やまのくち 岐阜県下呂市

 国道41号から県道88号に進みます。
 そのまま位山に抜ける県道98号へと入ります。
 せっかくここまで南下したのに、また北上です。
 整備された県道を進んでいくと、集落に入ります。
 まぁ迷ったりなんだりで、局発見に時間がかかりましたが。
 局はこれまた風情のある建物でした。
 でもちゃんと民営化に対応していますよ!
 この局を以って下呂市を完訪しました。
 足かけ3年くらいかな、やっとのことです。


今日は本当に暑かった。   
 びっくりするくらい暑い岐阜の道を、窓全開で走ります。気温は道路の温度計で37度ですが、きっともっとある。
 実家までの長い道のりを走り続け、午後4時過ぎ、実家に到着しました。夕方のニュースで、多治見市は全国一の38度2分を記録したとのことでした…。

 

 

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