No.095:濃飛冬の陣(2日目)
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2007.02.28(水) 晴れ 9 下佐見簡易局 奈川局
 白川郷から一気に下って、実家に泊まりました。実家に泊まる、っていう表現自体おかしなもんですが。
 可児を出発して、ヨンイチを北上し続けます。お茶のふるさと、加茂郡白川町に入って、下油井まで行きます。
  
1 11:16 下佐見簡易郵便局 しもさみ 岐阜県加茂郡白川町

 下油井から国道256号に入ります。
 自分自身あまり馴染みのない道です。
 佐見の集落に抜ける一本道で、途中から細くなったりするようです。
 幸いにも佐見まではよく整備されています。
 それもそのはず、白川はかの藤井孝男大先生のふるさとです。
 藤井孝男っちゃ運輸大臣を務めた、可茂地区で知らない人はいないほどのお方。
 下佐見の集落に入って、右手に農協などが現れたら、左手に局。
 江戸時代かよ!みたいな雰囲気の商店に併設されます。
 おばちゃんいわく、「今日から新端末」だそう。

2 11:26 佐見郵便局 さみ 岐阜県加茂郡白川町

 国道256号を進みます。
 下佐見からはわりとすぐに佐見の集落に着きます。
 マップルの位置からは移転したようで、きちんと案内看板がありました。
  局は集配局で、なんともシックな黒基調の局舎が素敵。
 局内もいい雰囲気でした。
 局員さんですが、村雲さんという方の札が掲げてありました。
 このあたり、大半が村雲、今井、安江、田口という苗字です。
 高校時代、白川出身の友人はほとんどが今井でした。
 東白川に至っては…村雲くんと村雲さんが下宿してました。

3 11:47 上原郵便局 かみはら 岐阜県下呂市

 国道から県道62号へと入ります。
 細い道かな、と不安だったんですが、意外に整備されていて安心です。
 下呂市に入り、舗装も少し貧弱になります。
 川を渡ると道もきれいになります。
 田口の集落に入り、左手にまだきれいな局。
 友人がぼやくには、「花粉が…」とのこと。鼻と目がやばそうです。
 そんなこと無視して貯金です。
 余談ですが、付近には「下原簡易」「中原」という局もあります。
 どちらも下呂市内で、下原簡易局はたしか宝のゴム印を…。

4 12:36 竹原郵便局 たけはら 岐阜県下呂市

 花粉症の症状がかわいそうなので、一度下呂市街地へ出ます。
 大きなスーパーで薬を買って、ついでに飯タイム。
 ここからもう少し戻り、国道257号に入ります。
  宮地交差点を左折して、またすぐに橋を渡るとすぐに局。
 国旗と郵便局の旗がありますが、集配局ではありません。
 静かな集落で、山も迫っているのはこのあたり共通の風景だと思います。
 近くに小中学校もあります。
 そういえばこの中学校は、部活動の対外練習で来た覚えがあるな。
 ずいぶん朝早くに起こされた覚えがあります。

5 12:49 野尻郵便局 のじり 岐阜県下呂市

 国道と川を隔てて走る市道を走ります。
 途中で川を渡って国道の野尻交差点へと出ます。
 そのまま国道へは出ずに直進し、大きく集落をまわりこみます。
 その先左手に局はありました。
 野尻郵便局というと、木曽にもあったなぁ、という印象。
 こちらは寂れた集落で、壊された日本石油のブロックが懐かしいです。
 気になったのは局の向かいにある畑。
 道路にあるアオカンが何故か活用されていました。
 どうやってあれを入手したのか、少し気になるところです。


こういう活用法もあったんだなぁ。   
6 12:58 小和知簡易郵便局 おわち 岐阜県中津川市

 国道257号に戻ります。
 登坂車線もあるなだらかながらだらだら続く坂を上ります。
 登坂車線がなかったら、間違いなくいらいらする道です。
  ここは舞台峠という峠です。
 一応飛騨と美濃の国境になっている峠ですが、分水嶺ではありません。
 峠を下って、左手に局があります。
 喫茶店の隣なのでちょっと目立たないかもしれません。
 局内は木の温もりが感じられる天井の高いいいつくりでした。
 旧加子母村は林業で栄えた村だからなー。

7 14:51 新開黒川簡易郵便局 しんかいくろかわ 長野県木曽郡木曽町

 一気に飛んだな、という感想です。
 国道257号沿いには田瀬、下野という未訪局があるはずなんですが。
 探しに探して見つからないもんだから諦めました。
 19号に抜けて、木曽福島までの道のりはいつもの道です。
 福島トンネルの先で国道361号に入ります。
 地蔵峠経由の旧道を進むとすぐ先に局はあります。
 写真で見ると、どうみても会社か工場みたいな雰囲気です。
 この新開工業ですが、木製看板や丸太、資材を加工する会社のよう。
 木製ガードレールの写真もHPにはありました。

8 15:23 小木曽簡易郵便局 おぎそ 長野県木曽郡木祖村

 国道19号まで戻って、塩尻方面へ。
 権兵衛峠への分岐を抜け、木祖村に入ります。
 その権兵衛峠ですが、どうもすごい経済効果らしいですね。
  木祖村の中心、薮原で県道26号に入ります。
 途中、エネオスが左手にあり、その先右に曲がって橋を渡ります。
 集落内の道を行くと案外すんなり局はありました。
 通帳を見て「これは簡易局専用でやってらっしゃる?」と。
 3局連続で簡易局に来たせいでしょう。
 これにて木曽地域は完訪となりました!!

9 15:54 奈川郵便局 ながわ 長野県松本市

 県道26号を北上していきます。
 ときどき道路にも雪があって、アイスバーンもちらほら。
 それでも「こんなもんか」と思わせるほどの暖冬効果。
 松本市、を告げるカントリーサイン。
 どう考えてもここは南安曇郡奈川村です。
 だいぶ走って、寄合渡ではかつてあった簡易局を思い、さらに北上。
 奈川の中心地に出て、局も見つかりました。
 ここは宝のゴム印で、野麦峠の里、とのこと。
 飛騨地方から巡って、リアルに「あゝ野麦峠」ですね。

 松本市内は実はあと2局、稲核と島々の2局なんです。中途半端に残してしまい、この2局をいつ訪問できるかが問題になってきそうです。
 案外最後まで残ってしまったりして…不安。大町市や松川村にもまだ未訪問局があり、中信地区完訪への道のりもあと6局ほどとなりました。
 おとなしく19号を走って長野まで帰ると、案外にはやく長野に着くことができました。
  

 

 

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