No.057:岐阜県中西濃横断メグ
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2006.08.16(水) 晴れ 26 川辺局 赤坂局
 実家に帰省しました…が、友人たちとのん兵衛する以外、家にいる必要がないことが発覚!!
 じゃあじゃあ、行こうじゃありませんか、郵便局へ。目指すは西だ!!!ということで、未訪問局を拾いながら西濃地方へ。
  
1 時刻不明 川辺郵便局 かわべ 岐阜県加茂郡川辺町

 加茂郡川辺町の中心局です。
 とはいえ、2局しかないんですがね、中心です。
 すぐ横に川辺町役場があります。
 この町は、飛騨川と木曽川の合流点に位置し、まさに川の町です。
 実は私の母校に近く、漕艇部がここをホームグラウンドにしていました。
 かなりしっかりした漕艇場が設けられているんですよ。
 JR中川辺駅が最寄ですがそれほど近くもありません。
 そんなに田舎ではないのですが、けっこう静かな町です。
 この町のヒクミというところに、親戚が住んでいます。

2 時刻不明 加治田郵便局 かじた 岐阜県加茂郡富加町

 美濃加茂市山之上、蜂屋、三和などを通過します。
 国道418号はナシやブドウの果樹園を縫って走る小さな国道です。
 そうです、八百津の先で酷道となる、あの道です。
 このあたりの景色は、東海環状道の開通で一転してしまいました。
 高校の競歩大会のコースでもあったのですが…、
 高速道路工事とその開通に伴う交通量増大によりコース変更。
 で、加治田は富加町の集落。
 加治田城の言い伝えなどが有名ですが、これは幽霊騒動につながります。
 高校の恩師がこの町の出身で、幽霊アパート事件などでも騒がれました。

3 時刻不明 関西神野郵便局 せきにしかみの 岐阜県関市

 正眼寺を越え短大やゴルフコースを見送り、ささやかな峠越え。
 関市に入りましたが、このあたりはかなり郊外です。
 旧市の範囲内ですが、武儀に近い所なため、川と山がきれいです。
 県道58号は、抜け道利用も多い広い道です。
 関市街地に入る手前のカーブ付近に局はあります。
 駐車場も微妙なため、スピードに乗った車は危険です。
 対岸の路側に停めさせてもらいました。
 見通しが悪いので乗降の際は特に気をつける必要があります。
 長野から来たことをねぎらわれましたが、実家が可児と聞いて納得しておられました。

4 時刻不明 関仲町郵便局 せきなかまち 岐阜県関市

 関市の市街地へと入ってきました。
 関市といえば…なんといっても信号機です。
 信号につけられたネームプレート、見てみてください、じっと、じっくり。
 そうなんですよ、東西南北でイラストが違うでしょ??
 鮎、鵜(だっけ?)、なんかの花(テキトー)…あと忘れた。
 こういうところで町のカラーを出していこうとする関市の取り組みは好きです。
 しかも関市には「カラー」が定められています。
 若草色が関市の色で、いたるところに使用されています。

5 時刻不明 関大門郵便局 せきだいもん 岐阜県関市

 関市の中でも中心地にやってきました。
 関市の事情に詳しいわけではないですが、
 関市の中心は関駅付近よりも関口にあると思われます。
 関口駅のある長鉄の線路を渡る手前、宮地信号を右折、一通を行きます。
 途中で橋を渡り、商店街に突入すれば、局は右手です。
 こんなに密集地にあると、とにかく駐車困難。
 局前に2台ほどのスペースはありました。
 ここには風景印も設置されており、いささか整備された町並みです。
 関市が少し、身近に感じました。

6 時刻不明 関桜ヶ丘郵便局 せきさくらがおか 岐阜県関市

 長鉄の線路を渡り、いったん国道248号に合流。
 美濃加茂・多治見方面へ鼻先をむけ、弥生町右折。
 一発で見つかりました、すばらしい。
 局は名門関高の向かいに位置しています。
 セキコーっちゃぁ頭がいいってイメージですね。
 母校なんぞ足元にも及びませぬ。
 ここのあたりは郊外という雰囲気が漂っています。
 関市自体、全体的に郊外ムードいっぱいでのどかな感じがすきなんですがね。
 こざっぱりした局舎は全国的に見かける近代的なもの。

7 時刻不明 関向山簡易郵便局 せきむこうやま 岐阜県関市

 関インターにつながる国道248バイパスに入る道を進み、すぐ下ります。
 中部学院大学、関商工などが集まる小高い丘の辺りが、向山団地です。
 ここはもう岐阜市と背中を合わせているところです。
 バスが関中心地とを結んでいます。2時間に1本ですが。
 このあたりは、私の実家、帷子付近を彷彿とさせるものがあります。
 山の上の団地、徒歩では生活困難な感じ。
 そうなればオマカセクダサイ、団地の道は慣れています。
 局はメーン道路沿い、駐車スペースは路側。
 車の往来もほとんどない、地域密着局でした。。

8 時刻不明 岐阜大洞郵便局 ぎふおおぼら 岐阜県岐阜市

 小高い山を越え、岐阜市へと入りました。
 とはいっても、芥見とかかなりはずれの地域です。
 大洞団地の中にあって、駐車場が…裏手にあるとも知らず。
 田舎の常識、交差点歩道駐車です。
 警備員さんがいるにもかかわらず、黙認でした。
 裏手の駐車場案内しろや、警備員よ…。
 周囲のマンションが一昔前の匂いをかもし出していました。
 それでも、このあたりも人口の中心地なんだな、と実感しました。
 大型ショッピングセンターが付近にある光景は、全国共通です。

9 時刻不明 関山田簡易郵便局 せきやまだ 岐阜県関市

 国道156号に入り、郡上方面へと進んでいきます。
 この道を「イチコロ」と呼ぶのは、たぶんごく限られた地域の人たちでしょう。
 同様に、41=ヨンイチです。
 国道248号バイパスとの交差点付近に局はあります。
 あ、248号はニヒャクヨンジュウハチゴウとしか呼びません。
 で、車の多い国道沿いなので、やむを得ず隣の信金に駐車。
 しかし、局前にも駐車できるだけのスペースは十分にありました。
 クリーニング店併設の小さな局でした。
 関市旧市範囲はこれで完訪です。

10 時刻不明 厳美郵便局 いずみ 岐阜県岐阜市

 いろいろ細い道を走ったりで、県道201号に出て、西へ向かいます。
 岐関大橋という明らかに市の際になる橋で長良川を越えます。
 岐阜市…に入りましたが、今まで以上にのどかになりました。
 少し北上すると、県道79号上に局はあります。
 厳美…なんとすばらしい名前なんだろう、なんて思ってしまいます。
 これで「いずみ」と読ませる日本語の美しさにも脱毛です。
 この局は集配局で、再編後も配達センターとして残ります。
 驚いたのは、岩田の岐阜東局が統括センターにならないことですね。
 貫禄とか面子がぶっつぶれな気がするんですが。

11 時刻不明 岐阜北野郵便局 ぎふきたの 岐阜県岐阜市

 厳美局から北へ向かいます。
 岐阜市北部にはここのあたりまでしか集落がなく、
 当然郵便局自体もここが北限です。
 田んぼの真ん中の道を進んだり…微妙な位置です。
 こんなところにも郵便局があるんだなぁ、なんて。
 局内には広報ぎふがありました。
 タブロイドのしっかりしたものでした。
 ここから北へ向かっても、山県、武芸川方面へ抜けるだけですのでやめておきます。
 ここはひとつ、あの局へ行ってみようじゃないですか。

12 時刻不明 岐阜三田洞郵便局 ぎふみたぼら 岐阜県岐阜市

 懐かしすぎる!
 運転免許センターの至近にある局です。
 運転免許を取得したその日、通帳を忘れるなんてね。
 記念すべき日に貯金したかったのに。
 そしてやっと、その訪問がかなったわけです。
 岐阜薬科大学、そして三田高校、あ、城北高校?
 そして山手にそびえるは、免許センターだ!
 車の便利さを与てくれたあの日に感謝。

13 時刻不明 岐阜粟野郵便局 ぎふあわの 岐阜県岐阜市

 高富までないと思っていたら、こんなとこに。
 国道沿いの局ですが…え?駐車スペース?
 国道に直角、しかも車の5分の4しかないスペース。
 ちょーやばいっしょ?やばいっすよ?
 けど仕方ない。みんながとめている。
 写真を見てわかるとおり、ポストより後ろに車がはみ出て…歩道ナシ。
 岐阜市がいくら都会だからって、こりゃないっすよ。
 局内はいたって普通。
 どうやら、別の場所に駐車場がある旨、張り紙があります。

14 時刻不明 高富郵便局 たかとみ 岐阜県山県市

 高富町、ではなくて山県市に入りました。
 中学の英語の先生がこの街の人でしたね。
 ふふん、合併して市になろうとは。
 山県市の中心地、高富にあります。
 とはいえ市街地がおとなしいところなんで、市街地?
 集配局です。
 そして、市役所ですが…めちゃめちゃ立派です。

15 時刻不明 高富桜尾郵便局 たかとみさくらお 岐阜県山県市

 地図からもれていたので、高富で伺いました。
 岐阜弁の道案内、なんかすごく身近に感じます。
 国道を北上し、地元でしかわからない喫茶店の名を頼りに左折。
 五差路の信号の左から2本目の広めの道…たしかに。
 迷うかと思ったら、視界をさえぎるものがなく、即発見。
 こんなところに局かなぁ?
 農協とのセットが、いかにものどかな集落です。
 この局で中国地方の切手を買いました。

16 時刻不明 伊自良郵便局 いじら 岐阜県山県市

 山県市はなおも続きます。
 旧伊自良村にある局です。
 旧伊自良村役場の道を下っていき…。
 そもそもね、ここのささやかな集落が独立していたことが不思議です。
 昔からなんとなく存在感の薄い村だった気が。
 こういう山里大好きなんですがね。
 で、局も目立たない感じ。
 風景印が変形印なのが良かったです。

17 時刻不明 岐阜方県郵便局 ぎふかたがた 岐阜県岐阜市

 ふたたび?みたび?岐阜市に入りました。
 このあたりも県都とは思えないこの景色。
 局舎はまだ新しいもので、匂いが違いました。
 この局名がまたね、「かたがた」ですか。
 いたって普通のゴム印と風景印なし。
 おじいちゃんが駐車スペースに入って、そして出て行きました。
 財布ないのに気づいて、そのままドライブ?
 ここから南下すると岐大(←一発変換)ですが、混むのでやめます。

18 時刻不明 西郷郵便局 さいごう 岐阜県岐阜市

 方県から西に向かい、小高い山を越えました。
 左手に学校かな、と思いきや、刑務所があり物々しかったです。
 塀の高さから見て、これは重犯罪ではないと判断。
 知りませんが。
 この局、駐車スペースがめちゃめちゃ広いんですが、奇妙な現象が。
 局前の土手の道に縦列してるんですよ。
 そういう自分もとめてから気づきました。
 決して広い道でもないのに。
 多数派に流されるのは人間の心理なのかな?

19 時刻不明 本巣郵便局 もとす 岐阜県本巣市

 本巣市に入りました。
 市、といわれると本当に実感がわきません。
 モトスは町だというイメージがあるので不自然で仕方ない。
 で、ここは樽見鉄道の本巣駅近くです。
 しかし…駅や商店街のほんとにはずれに位置していました。
 物淋しい雰囲気が、写真でもちょこっとだけ伝わるかな?
 これが市の中心局で、集配局というのも、不思議です。
 意外なんですが、局内はものすごくレトロ。
 こんなに骨董品のような局も珍しいです。

20 時刻不明 稲富簡易郵便局 いなとみ 岐阜県揖斐郡大野町

 大野町に入りました。
 合併からも免れて、ひさびさのなじみある地名です。
 大野町って?という方、「黒野」といえばピンとくるかも。
 稲富はかつて谷汲線の駅があった集落です。
 そのせいか、局内には丸窓のナントカ系の模型が展示されていました。
 鉄道がなくなってしまうとこんなに寂しいのか。
 地図を眺めていても、名鉄の痕跡をこの町から見つけることは出来ませんでした。
 このあと立ち寄った黒野駅前は、あの日のままでした。

 
揖斐線廃止後の駅は寂しく。   
21 時刻不明 清水郵便局 きよみず 岐阜県揖斐郡揖斐川町

 清水局ですが、国道沿いのわかりやすい局です。
 ここは…やはり名鉄揖斐線の清水駅近くでした。
 局舎はどことなく懐かしさのにおうものでした。
 局員のおじいちゃんが、ものすごく元気いい方で、嬉しかったです。
 裏手がうっそうとした森になっているので、不思議なアングルです。
 決して山の中というわけではありません。
 出庫時の転回が少ししにくかったですが、問題はないです。

22 時刻不明 揖斐川郵便局 いびがわ 岐阜県揖斐郡揖斐川町

 揖斐川町の中心にやってきました。
 そういえば、揖斐川町って合併して広くなったんだっけ。
 近隣の…見事に村だけを吸収して、町名が存続している、なんてか。
 この局は旧本揖斐駅付近にある大きな局です。
 普通局を匂わせますが、特定局です。
 また外観に反して、中はとてもコンパクトになっています。
 ATMの位置も微妙だし…年季の入った局舎だと思われます。
 寂れてしまった町のイメージが重なります。

23 時刻不明 養基郵便局 やぎ 岐阜県揖斐郡揖斐川町

 国道を大垣方面へと下ることにしました。
 とまぁ、左手に近鉄揖斐駅があらわれるわけで。
 駅前のロータリー入口に位置し、駐車も容易で助かります。
 地方のローカル線の終点駅ですが、淋しいながらも活気が感じられます。
 問題はこの局名です。
 これは一見しただけでは正しい読み方はわかりません。
 これで「ヤギ」と読もうとは、アルプスの少女ハイジとペーターにしかわからないでしょう。
 おじいさんも読めるかもしれません。ヨーゼフには無理です。
 なお駅前の一等地です。

24 時刻不明 池田郵便局 いけだ 岐阜県揖斐郡池田町

 時間が時間なため、おそらくはここが最終局で、というプランでした。
 役場によってから迷い迷いで到着しました。
 地図上に存在する道が実際にはなかったりで。
 いや、正確にはその道は「存在した」んですがね。
 池田局は大きい集配局。特定局ですが。
 通帳の更新だったので、こちらで済ませました。
 さて、帰りましょう。

25 時刻不明 池田八幡郵便局 いけだやわた 岐阜県揖斐郡池田町

 …と、車を走らせていると、左手に郵便局ではありませんか。
 迷わず訪問して貯金。
 風景印も押印して一段落。
 実家の家族に頼まれていた処理をATMで行ないます。
 少しばかりATMが混雑していました。
 それもこれも、おばちゃんのせいですが。
 そして、あとはおうちへ帰ろう。

26 時刻不明 赤坂郵便局 あかさか 岐阜県大垣市

 …と、車を走らせていると、右奥に郵便局ではありませんか。
 え?15時58分?
 いつの間にか手が勝手にウィンカーをはたいていました。
 局前にとめ、ダッシュで窓口へ。
 音時計が鳴り始めるその瞬間、受理。
 実はこの局、ドラマがあるんですよ。
 例の前回の大垣荒尾パンク事件。
 その目的地がここ、赤坂だったわけです。
 東海道線もそうですね、荒尾、美濃赤坂ですからね。雪辱を晴らしました。

 いろんな郵便局があったものです。
 しかも川辺スタートで大垣まで足掛けしてしまうフットワークに拍手です。とにかく安全運転への誓いを新たに、免許取得一周年を記念して。

 

 

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