No.056:輪中の街メグ
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2006.08.14(月) 晴れ 22 穂積局 大垣荒尾局
 実家帰省メグ第一弾…は思いつきで「大垣」と決めていました。しかもスタートは県庁で。なのに、なぜかスタートは穂積になっていました。
 なのに何一つ守られることはなかった今日の局メグ。成果はまた微妙。
 その上、国道21号を走行中、早朝の発砲事件を受けての検問で渋滞が起きており、スタート自体も大きく遅れることに。不穏なスタートです。
  


国道21号の検問渋滞。   
1 時刻不明 穂積郵便局 ほづみ 岐阜県瑞穂市

 岐阜県庁に立ち寄って県庁内局を訪問予定だったのですが、曲がり損ねてあきらめ。
 川をわたれば岐阜県瑞穂市。
 JR穂積駅近くの瑞穂市中心局、穂積局がスタートです。
 みずほのほづみ?と思われるかもしれません。
 この街は平成の大合併の先陣を切って、県下2番目に誕生した都市です。
 旧穂積町と巣南町の賜物です。
 合併前から集配普通局で、なかなかの人口を抱えています。
 それでもやはり、穂積、と呼んでしまいます。

2 時刻不明 穂積牛牧郵便局 ほづみうしき 岐阜県瑞穂市

 穂積局から線路に沿って西進。
 川を渡って左へと曲がります。
 団地という感じの集落に入り、その中心部のスーパー裏に局はあります。
 牛牧と書いて「うしき」と読みます。
 やはり団地の中の局といったにおいがします。
 道路の路側が駐車スペースとなっていました。
 お客さんもまばらな朝の街でした。

3 時刻不明 墨俣郵便局 すのまた 岐阜県大垣市

 国道21号を横断し、狭い道を抜けて墨俣に入ります。
 墨俣町は一夜城で有名な町でしたが、最近、大垣市に編入されてしまいました。
 途中に安八町をはさんでいるので、飛び地合併ということになります。
 同じく西側で上石津町も大垣市に編入され、飛び地です。
 市域が3つに別れてしまった大垣市って一体。。。
 局周辺は狭い道で区切られています。
 くれぐれも安全運転が求められます。
 集配局でした。

4 時刻不明 結郵便局 むすぶ 岐阜県安八郡安八町

 墨俣から西に進んで行き、途中で左折。
 ここは安八町です。
 局名の「結」一文字。
 新鮮ですがこれを「むすぶ」と読ませるあたりが良いですね。
 隣にはホームセンターがあり、買い物客らしい人もいました。
 風景印がなかったのは残念ですが、対応のよい局でした。
 引き続き、安八を南下していくことにしました。

5 時刻不明 輪之内郵便局 わのうち 岐阜県安八郡輪之内町

 途中安八町役場に立ち寄り、広報をゲットします。
 しかし!!安八の中心にある名森局が見つからずあきらめ。
 狭い道を行ったりきたりするのはかなりの体力の消耗です。
 そこで今回はお預けということにしました。
 輪之内局はショッピングセンターの向かいにあり、集配局です。
 何かと広い駐車場は便利です。
 買い物客の利用もできそうですが、SC内にATMもあります。

6 時刻不明 海西郵便局 かいさい 岐阜県海津市

 海津市に入りました。
 自分でも今日のノープランぶりが恐ろしいくらいです。
 海津市の東部にあるにも関わらず、海西局という名前です。
 たぶんそれを説明するような由来があるのでしょうが。
 輪中根性がめらめらと燃えてくる岐阜男児。
 この局から怒涛の反撃に出ます。
 何が怒涛なのか、過大表現この上ないですね。

7 時刻不明 平田郵便局 ひらた 岐阜県海津市

 恐ろしいことに、エンプティランプが消えなくなりました。
 ガソリン残量が危ない!
 海津のほうって、山間部でないくせに、田畑ばかりでガソリンがないんだよなぁ。
 で、途中局を飛ばしつつ、平田の市街地へ。
 海津市役所平田庁舎の近くにエネオスがあり給油です。
 で、市役所で広報をもらい、平田局へ。
 スーパーマーケットの横に位置する局で、わりと市街地でした。
 それでも海津市になったことが信じられません。

8 時刻不明 平田三郷簡易郵便局 ひらたさんごう 岐阜県海津市

 平田の市街地から東へ少し向かいます。
 お千代保(おちょぼ)稲荷が有名なところです。
 なかなかの観光地で、京都、横浜…いろいろなナンバーで渋滞でした。
 局がわからないので、サークルKにとめて店員さんに聞くと、参道にあるとのこと。
 仕方ないので、申し訳程度に買い物して、歩いて目指します。
 郵便局に行くために、有料駐車場300円は御免です。
 ゴム印は4段に及ぶものでした。
 写真ではわかりませんが、参道には人があふれ、賑わっていました。

9 時刻不明 吉里郵便局 よしさと 岐阜県海津市

 平田から農免道路に入り、南を目指します。
 旧海津町エリアに入りました。
 あたりは田んぼの緑、畑の青、そして空の蒼…いちめんの夏が広がります。
 局は田んぼの真ん中にある感じで、実にのどかです。
 貯金を済ませ、出発です。
 交通量も少なく、とにかく静かなところです。

10 時刻不明 東江郵便局 ひがしえ 岐阜県海津市

 堤防道路に出ました。
 堤防道路を走ると、その速度と景色の単調さゆえ、現在地がわからなくなります。
 なんとか地上に復帰し、行き過ぎが判明。
 北上して出たところに古めかしい局舎がありました。
 局員のおじさんは大江局を勧めてくれましたが、行きませんでした。
 さっき行き過ぎたところ付近にあったからです。
 またコースアウトするのは癪です。
 あたりは物音ひとつない静かなところです。

11 時刻不明 海津郵便局 かいづ 岐阜県海津市

 輪中地域である海津市辺りは、とにかく景色が単調です。
 方向感覚を失うし、街並みは静かだし、不思議なところです。
 岐阜県に海はありませんが、ほとんど三重県境なので、海は間近です。
 海津市役所本庁舎、市民プールなどのある海津中心地に局はあります。
 集配局で局舎もわかりやすい形をしています。
 都市の中心局というには少し物足りませんが、なにせ海津町です。
 局内はどこもお客さんがまばらでした。
 ここから西を目指します。

12 時刻不明 南濃郵便局 なんのう 岐阜県海津市

 海津の中心地、スーパーミツワヤや警察、消防署などを過ぎます。
 この道は通いなれています。
 先祖代々のお墓が南濃にあり、このミツワヤで榊を買ったりしました。
 木曽三川最後の揖斐川を渡り、旧南濃町エリアに入ります。
 駒野駅方面に向かう信号を右折、近鉄の線路くぐり、駒野の中心地に出ます。
 合併3町の中では、唯一鉄道交通に恵まれた町でした。
 駒野駅近くの狭い路地に面して局はあります。
 その局の規模のわりに、お客さんはいませんでした。
 とにかく強い陽射しで、溶けていきそうなくらいです。

13 時刻不明 養老根古地簡易郵便局 ようろうねこぢ 岐阜県養老郡養老町

 国道258号に出ます。
 途中の交差点で右折し、根古地の集落に出ます。
 しかしこの集落が曲者で、牧田川の堤防に沿って一方通行が続きます。
 勘で探り当て、一通の右側にありました。
 貯金を済ませたところ、受託者のおばちゃんからひとこと。
 「今日来てもらってよかったわぁ、明日あさってはお盆休みだで」。
 よかったよかった、たしかに見つけて休業中では残念だからなぁ。
 しかしとめにくいスペースでした。
 車が大きく傾き、車のドアが自動ドアになるほどでした。

14 時刻不明 下多度郵便局 しもたど 岐阜県海津市

 根古地から西に向かい、美濃津屋駅付近に出ます。
 近鉄電車の頼りない線路が、なんともローカルな雰囲気です。
 線路と並行する筋に局はありました。
 道路の右手に局はあり、やはりひなびていました。
 しかし局員さんは元気なおばちゃん2人で、活き活きしていました。
 環境のよいところのようで、ゴム印にも「ハリヨ」の存在が示されます。
 多度、とはいえ、ここはれっきとした岐阜県海津市です。

15 時刻不明 養老公園口郵便局 ようろうこうえんぐち 岐阜県養老郡養老町

 県道を北上し、養老駅へ向かう道を右折します。
 養老公園の入り口に当たる交差点付近に局はあります。
 養老町は実質の中心地が美濃高田駅付近にあります。
 したがって、この養老駅付近は市街地ではありません。
 養老公園…懐かしいなぁ。
 養老ランドの遊具、天命反転地の空間、小学生時代によく来ました。

16 時刻不明 養老郵便局 ようろう 岐阜県養老郡養老町

 公園口から北上し、美濃高田駅方面への分かれ道を進み、市街地へ入ります。
 養老町の中心で、役場やスーパー、金融機関も集まります。
 こちらは集配普通局で、規模としては大きめです。
 養老町って、そんなに大きな町だったんだぁ、とか思いながら訪問。
 その後、局から少し歩いて役場を訪問、広報ゲット。
 意外に古い役場で、郵便局とは対照的でした。
 養老も下手したら市になれるような気がするのにな。
 大垣市との合併がなくなって以来、存続の道が気になります。

17 時刻不明 室原簡易郵便局 むろはら 岐阜県養老郡養老町

 養老の市街地から垂井方面へと細道を走っていきます。
 路地が続くこの付近は、運転もいらいらします。
 と、蔵や立派なお屋敷が続く集落に、簡易局発見。
 駐車スペースがなかったので、お寺でUターン、公民館らしき木造建築物前に。
 かなり静かなところで、かつ大きな、立派な屋敷が目立ちます。
 簡易局も例外でなく敷地が広いような気がします。

18 時刻不明 栗原簡易郵便局 くりはら 岐阜県不破郡垂井町

 垂井町に入りました。
 不破郡の郵便局は初めての訪問です。
 不破郡という地名には、やっぱり関が原の戦いに由来するものがあるのでしょうか。
 うーん、戦いのあった地にふさわしい地名です。
 垂井町の住宅地にあって、さきほどの室原局から近いです。
 集落的にいうと、室原と似たりよったりかな。
 酒屋さんに併設された局で、おばちゃんが受託者で元気でした。
 それにしても暑い日です。
 上からも下からも焼かれているような暑さだわ、これは。

19 時刻不明 岩手郵便局 いわて 岐阜県不破郡垂井町

 垂井町の山側にあります。
 伊吹方面に抜ける道から北上、山手の集落にありました。
 旧集配局のにおいを感じましたが、そうでもないのかな?
 岐阜県にいながら岩手…でも岩手県に岩手局はないか。
 ノープランでめぐっているせいもあり、めちゃくちゃな訪問です。
 計画をしっかり立てれば、30局は堅いのかな?
 うん、そうだろな!

20 時刻不明 垂井郵便局 たるい 岐阜県不破郡垂井町

 垂井町の中心地まで戻って来ての訪問です。
 こちらは集配普通局で、なかなか大きめの局舎でした。
 しかしまぁ、垂井町ってそんな規模の大きな町だったかな?
 東海道線が通過していて、ひっそりした感じの…特徴もなさそうな。
 そんなイメージでしたが意外にも都会的でした。
 いろんな施設が集積されていて、便利な町だと思います。
 ちょうど駐車場が混雑していましたが、入れ替わりですいてきました。
 普通局、というにはなぁ。。。

21 時刻不明 表佐郵便局 おさ 岐阜県不破郡垂井町

 国道21号に戻りました。
 渋滞を予想していましたが、それほど車は連なっていませんでした。
 大垣方面へ向かい、表佐の交差点を右折、そのまま行くと左手に局がありました。
 地図に示された場所とは少し違い、最初迷いました。
 局舎は新しく、最近移転したのかと思われます。
 おばあちゃんへの声掛けなど、アットホームな雰囲気でした。
 こうした小さな郵便局が、地域に愛され続ければなぁ。

22 時刻不明 大垣荒尾郵便局 おおがきあらお 岐阜県大垣市

 国道を大垣方面に向かい、地図どおりに、桧交差点手前を左折。
 田んぼの真ん中を北上し、東海道線踏切を渡ります。
 また小さな踏切があり、荒尾駅の近くに局はありました。
 平凡な局だったのに…問題は出発時に起きました。
 突然の破裂音に驚き、何にぶつけたのか不安になりました。
 少し先でモデルルームの駐車場に停め、おそるおそる車を降りると…、
 左後輪が破裂していました。
 そこで、このくそ暑い中、ジャッキで持ち上げタイヤ交換。
 死ぬ気で直して、赤坂局へは訪問できませんでした。


人生初のスペアタイヤへの履き替え(最初で最後)。   
 今日は貴重な経験をしたような気がしましたね、ほんとに。
 いままでお墓参りの通過地点に過ぎなかった海津、輪中地域が、ぐっと生活感あふれる存在になりました。
 国道は岐阜市前後で渋滞し、美濃加茂市に着いたのはそれでも渋滞とは無縁の午後5時半ころ。
 小さな長旅といったところでしょう。

 

 

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