大学から善光寺裏へ抜けて、まぁ入学後に心得た長野の抜け道を北へ。
　上松の交差点にあるこの局は、農協に同居している形の局。
　内部は右が農協、左が郵便局ときちんと分かれているので安心。
　交差点の南東にあるのが、名門長野高校。長野県の高校ピラミッドの頂点。
　高校閥がチョー強い長野県ですから、この高校を目指し、
　そしてエリート路線に進まんとするものも多いわけで。
　岐阜で言う岐阜高校、静岡で言う静岡高校、そして愛知で言う旭丘高校ですね。
　交通量の多い長野大通りもここから北はわりと閑散。
　なじみの地域です。

　後日撮影・写真提供：Doctor

　長野市北部のなんてことはない集落なんですが、ここが有名なんですね。
　正確に言えば、地名の元になった川ですね。
　浅川の上流に浅川ダムを建設しようとして云々…。
　そうですそうです、田中知事の所謂『脱ダム宣言』の元になったところじゃないですか！
　そんなことお構いなしな感じののどかな集落。
　局前の広い道を登っていくと、飯綱、そして直江津への近道。
　よくこの道を利用して海を見に行ったものです。

　浅川局から田んぼ道を走り、小さな集落へ。
　距離的にはほとんどありません。
　ここから簡易局3連続。しかも近いんですよ、それぞれが。
　長野市ってなんでこんなに簡易局が多いのかな？うれしいけどさ。
　貯金を済ませ、静かな集落を見回す。
　それにしてもなんの変哲もない住宅地。なんだか実家を思い起こさせます。
　太陽の加減で、すべてのものの輪郭がくっきり。いいですね、こういう日。
　さわやかな初夏の空気がまだあります。
　これを過ぎると、一気に蒸してくるんだろうなぁ。

　また細い路地を抜け、田んぼ道。
　ゴルフ練習場の脇を抜け、スイスイ。自転車だからなせるワザ。
　それにしても静かだな。。。
　と、突然住宅団地に突入。
　若槻団地。長野駅からのバスの終点の大半がここなんですね。
　長野では「若団」といいますが、若穂団地と混同します。
　団地の中の一軒家のような局。
　ゴム印は錆桔梗とかいうのではなく紫。
　これじゃほんとに、実家に帰ってきたみたいな団地だ。

　若団から東へ抜け、若槻大通の交差点。
　コートダジュール、というカラオケの横、さらに東へ。
　まねきねこ、というカラオケの交差点、左へ。
　狭い道ですが北国街道、そしてバスルート。
　牟礼、直江津方面へと続く街道筋です。
　少し北へ行くと左側に局。
　ちょっと足の長い「〒」マークがかわいい局。
　徳間バス停前、まだまだきれいな局舎でした。

　徳間から北へ行けばたしかに若槻局がありますが、こちらはまたの機会に。
　どんどん下っていくと、昨日のバイト先の教室。
　それも越えて、長電信濃吉田駅近く。
　実際は駅からかなりありますけどね。
　局は特定局ながら建設会社と同居しているという変わった感じ。
　局西にきちんと駐車場がある旨書かれています。
　風景印が設置されており、久しぶりの押印。
　なんでもイチョウが有名だそう。
　小坂文部科学大臣の母校、長野吉田高校も近いです。

　長野市には珍しく、丁目が付く局。都会っぽいじゃん！
　長電桐原駅近く。
　局舎は新しく、地図の場所からは移転した模様。
　銀色の外壁がまぶしく輝いています！！
　お客さんが意外にもいて、少し待ち時間。
　ってもたいした待ち時間ではないんですがね。
　吉田高校のすぐ南です。
　扇風機だけでしのげる季節です、まだまだ長野は。

　局には駐車スペースがあります。市街地ですが。
　吉田高校の通り、実はSBC通りといいます。
　名の通り、SBC（信越放送）があります。
　SBCは秋に市街地のトイーゴという高層ビルに移転するので、今後どうなるのかな？
　この局はジャスコの向かいにあります。
　このジャスコがまた古臭いんですよね。
　商業施設があまりまともにないんですよ、長野は。
　東海地方ってわりと大型の出店があるんですがね。
　でもそんな長野が好きです。

　相ノ木通りという通、吉田駅あたりから長電に沿った道です。
　かつての北国街道です。
　道幅は狭いですが交通量はわりとあります。
　局は長電本郷駅近くにあります。
　近くには県短などもあり、活気のある地区です。
　ちょうど踏切を、特急電車が走っていきました。
　この局、となりのスペースに駐車すると罰金１万円を取られるようです。
　気をつけて。それか自転車で！

　長野大通りまで西へ進み、そこから南下。
　地下鉄、といいたいですが長電善光寺下駅近くです。
　こののぼり坂がまたエラいんですよ。
　貯金を済ませた後は善光寺の参道を横切って、大学へ。
　途中友人に会いつついろいろしつつ。
　やっぱり日影にいればまったく暑さは感じません。
　今年も夏はやってくるわけで、考えたくもないです。
　その先にある初めての雪国の冬、もっと考えたくありません。