休暇後半は京都に移動し、のんびりと過ごします。とはいえ雨なので、京都らしい観光は予定せず、思い付きで京都鉄道博物館へ向かいます。
大宮、金城ふ頭と鉄道博物館は訪問しましたが、ここ梅小路もおもしろい展示の数々でした。歴史に触れ、学びが多く、満足でした。
宿泊するホテル客室に電子レンジがあるのを思い出し、髙島屋の551蓬莱で豚まんと肉団子、ちまきを買いチェックイン。最高の夜食でした。
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★ 3月16日(日)天気:曇り時々雨 京都鉄道博物館をじっくりと見学し、京都市内を歩きました。 |
堺駅→(南海本線)→難波駅→(大阪メトロ御堂筋線)→梅田駅…大阪梅田駅→(阪急京都本線)→西院駅
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京都への移動は阪急の有料座席で快適に。雨の京都を全く無理せずのんびり過ごすのも、悪くないでしょう。
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西大路四条→(京都市バス)→梅小路公園…西院駅→(阪急京都本線)→京都河原町駅…四条河原町→(京都市バス)→千本旧二条
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★ 3月17日(月)天気:曇り 未訪問局の多い山科区を一気に訪問しました。 |
二条駅→(京都市営地下鉄東西線)→御陵駅
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1 |
09:01 |
京都山科御陵郵便局 |
きょうとやましなみささぎ |
京都府京都市山科区 |
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京都市内でも未訪問局が多い山科区を訪問します。
12局中、訪問局は2004年1月訪問の京都山科竹鼻局のみ。
残りの11局を一挙訪問すべく、21年ぶりの山科区へ。
二条から地下鉄で御陵駅に向かい、ここから歩いて訪問します。
御陵駅に到着し、改札を出て地上に出ると局はありました。
駅からも近い立地で、訪問しやすいスタートです。
このあたりは、地下鉄東西線開業前に地上の電車に乗っています。
そのころの記録はなく、記憶も薄れかけています。
それでも、そんな旅が好きだった父を思い出します。
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2 |
09:17 |
京都北花山郵便局 |
きょうときたかざん |
京都府京都市山科区 |
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御陵駅からは南に進んでいきます。
三条通を離れると一気に静かになり、旧東海道を通過。
JRの線路のアンダーパスは、歴史を感じました。
花山中学校付近に局はありました。
住宅街の局舎は、古めかしい感じのものでした。
それでも、モノクロ調のちょっと素敵な感じに塗られています。
このあたりからは駅から離れた地域の訪問。
それでも、京都市内は駐車場のない局がほとんどです。
仕方がないので、京都市内訪問は大半が徒歩か自転車です。
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3 |
09:32 |
京都山科川田郵便局 |
きょうとやましなかわた |
京都府京都市山科区 |
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京都のレンタサイクル事情も大きく変化しました。
この10年でレンタサイクル自体が減り、残ったものも高額化。
環境に優しいが売りだった自転車は、いまや使いにくいものに。
日本が本気で進めたいことって、いったいなんなんだろう。
川田道から大石道という、京都らしい名前の道へ出ます。
国道1号五条バイパスと東海道新幹線の南側に出ます。
そのまま進むと、やはり静かな住宅街に局はありました。
これまた懐かしい感じの局舎がちょっとリメイクされています。
それでも古さを隠せない局舎が、なんだか京都は多い気がします。
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4 |
09:55 |
京都東野郵便局 |
きょうとひがしの |
京都府京都市山科区 |
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ここからも山科の住宅街を歩いていきます。
少し雨も降りだして、静かさが沁みます。
年季の入った民家が建ち並ぶ住宅街を抜け、山階南小学校の前に。
郵便局は、その小学校の向かいに位置していました。
こちらの局には1台分の駐車場があるようでした。
局舎の隣に車を置けそうな場所がありますね。
郊外の局らしく、お客さんがそこそこいました。
貯金だけなのでそれほど時間はかからずに局を後にします。
折り畳み傘を持っているので、傘をさして歩きます。
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5 |
10:10 |
京都勧修寺郵便局 |
きょうとかんしゅうじ |
京都府京都市山科区 |
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西野道、なる道を南下していきます。
この道は南北軸としては広い道のようです。
交通量が多く、歩道をしばらく歩きました。
新十条通を西に、西松屋を南下して川田道に出ます。
そのまま進むと局はありました。
こちらの局には風景印の設置がありました。
山科区内の局には設置局が少ないので、貴重な設置局です。
寺院としての勧修寺はもっと南に位置します。
局名は、地名の勧修寺西栗栖野町に由来しているのでしょう。
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6 |
10:32 |
京都山科大宅郵便局 |
きょうとやましなおおやけ |
京都府京都市山科区 |
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西松屋のある新十条通まで戻ります。
地下鉄東西線の椥辻駅あたりは、人も歩いていました。
山科区役所もここ椥辻に置かれていました。
飲食店などもある中、さらに東に進むと住宅街に入ります。
適当に歩いて椥辻通に出ると局はありました。
こちらの局には駐車場が3台分あるようです。
局横の駐車スペースは、3台は厳しそうで、別にあるのでしょう。
京都らしいといえば京都らしい、静かな場所です。
ここからは少し、市街地の訪問をしていきます。
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7 |
10:48 |
京都山科椥辻郵便局 |
きょうとやましななぎつじ |
京都府京都市山科区 |
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椥辻通を進むと、右手に大きな団地のような施設。
ただ、高い壁で向こうの様子は見えません。
なるほど、ここは京都刑務所なんですね。
けっこう都市部にある刑務所で、アクセスもよさそうです。
イオンタウンのところから地下鉄の上を北に歩きます。
一本西の道に入ると局はありました。
こちらの道が京都府道に指定されているみたいですね。
狭い道ながら街道筋。郵便局が置かれそうな場所です。
椥辻、という地名も、駅名でもありますが読めませんね。
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8 |
11:07 |
京都山科西野郵便局 |
きょうとやましなにしの |
京都府京都市山科区 |
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椥辻局前の道をそのまま北に歩いていきます。
雨が少し強くなってきたので、傘をさします。
京都らしく歩道のない道なので、気を付けて歩きます。
東海道新幹線をくぐるあたりが東野駅の付近。
そのまま国道1号を横断して、しばらく行くと局。
さすがに静かな住宅街で、雨に濡れてより静かで寒く感じます。
最寄り駅は東野駅なんでしょうが、局は西野。
まあ、所在地は西野今屋敷町というので、当然なんですが。
古めかしくて小ぢんまりとしたいい感じの局舎です。
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9 |
11:19 |
山科郵便局 |
やましな |
京都府京都市山科区 |
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そこから西にすぐに山科郵便局があるようです。
しかし道がないので、少し南下して歩道に入ります。
山階小学校を過ぎ、山科中央公園の先に局。
山科郵便局は山科区の中心で、ゆうゆう窓口もある大きな局。
ただ、立地的に駅からも遠く、そこまでお客さんはいない様子。
勧修寺に続き、風景印が設置されているので押してもらいます。
そう考えると、先ほどの西野局の今後が心配です。
歩いても数分なので、両立できるか。
西野局がもう少し東の地下鉄沿いにあればいいのかな。
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10 |
11:40 |
京都山科音羽郵便局 |
きょうとやましなおとわ |
京都府京都市山科区 |
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ここで西野局の写真撮影を忘れたことに気付きます。
ちょうど東に向かうので、西野局を通るルートで。
雨も上がり傘がいらなくなっているので歩きやすいです。
東野駅付近に出て、広い道を渡ってさらに東へ。
山科川沿いを歩いて、音羽川小学校を通過。
なんだか複雑に入り組んだ道を行くと局はありました。
住宅街の中にあって、ここもまた古めかしい局です。
山科局から歩くとけっこう長く歩いた気がします。
ここまで来ると、山科区の局の完訪も、見えてきますね。
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11 |
11:58 |
山科四宮郵便局 |
やましなしのみや |
京都府京都市山科区 |
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ここからは北に向きを変えて進んでいきます。
途中には小さな神社もあって、集落の雰囲気。
歩いている人も見かけるようになりました。
名神高速道路の京都東インター付近で広い道を渡ります。
この道がかつての国道1号でしょうか。
さらに行くと旧東海道の文字のある道沿いに局。
昔の街道の雰囲気を感じられる道です。
京阪京津線四宮駅が近くにありました。
局名に京都が冠せられていないのも歴史を感じますね。
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JR東海道本線と湖西線を越えます。高いところまで上らせる跨線橋です。
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12 |
12:19 |
大津小金塚簡易郵便局 |
おおつこがねづか |
滋賀県大津市 |
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JRの線路を越えると、静かな山里の景色。
民家はいったん途切れ、地図上では滋賀県に入ります。
このあたりは府県境が入り組んでいます。
そしてここに来て、目の前には超急坂。
ひええ、と言いながら坂道を上ってきました。
道の向かいには坂道に水平に建つ「京都市掲示板」。
そう、道を挟んで西が滋賀県、東が京都府なんですね。
なので、到着した局も大津市ということです。
小金塚の住宅地は大半が京都市に所属しているようです。
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13 |
12:32 |
大津藤尾簡易郵便局 |
おおつふじお |
滋賀県大津市 |
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小金塚からは南に向かっていきました。
アップダウンがある、平野部の末端です。
国道161号は湖西道路と呼ばれる高規格な道路。
その道路の側道を抜け、また一気に坂道を下ります。
すると追分町の集落に入ることができます。
入り組んだ道を進んでいくと局はすぐに見つかりました。
貯金を済ませても、まだ半日残っています。
ここからはどこに行こうかと考えて、宇治に向かいます。
その場の思い付きで行き先を決めるのも、いいですね。
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京阪京津線と地下鉄東西線を乗り継いで、六地蔵駅に向かいました。
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追分駅→(京阪京津線)→御陵駅→(京都市営地下鉄東西線)→六地蔵駅
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14 |
13:31 |
宇治御蔵山郵便局 |
うじおぐらやま |
京都府宇治市 |
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六地蔵駅で降りるのは、たぶん初めてのことです。
乗ったことはあるような気がしますが…。
ここは京都市との境に近く、ぎりぎり宇治市に所在。
そんなわけで、六地蔵駅からは東に進んでいきます。
ちょっと坂道を上ると茶畑が広がる長閑な感じ。
なるほど、宇治といえばお茶の産地ですもんね。
宇治抹茶はよく聞きますが、実際に飲んだことはあるのだろうか…。
そんな茶畑の向かいに局はありました。
宇治市内の直営局には全て、風景印が設置されています。
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15 |
13:53 |
宇治木幡郵便局 |
うじこわた |
京都府宇治市 |
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六地蔵駅付近には、伏見桃山西尾局などもあります。
そのあたり、伏見区方面は2011年4月に訪問しています。
今日はここから宇治市街地へと向かい、南下します。
六地蔵駅へ戻るよりも、1駅なら歩けそうなので南へ。
府道7号に合流し、木幡の市街地に入ります。
マクドナルドの先を右折するとJR木幡(こはた)駅。
踏切を渡って左折すると、木幡(こわた)郵便局。
貯金と押印を済ませ、次の局へは京阪に乗って向かうことにします。
局から西へ向かうと、京阪宇治線の木幡(こわた)駅があります。
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木幡駅→(京阪宇治線)→黄檗駅
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この10年ほどで、京阪の電車は新しくなり、JRも世代交代が進みます。
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16 |
14:08 |
宇治五ヶ庄郵便局 |
うじごかしょう |
京都府宇治市 |
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京阪宇治線の電車に揺られて1駅進みます。
電車はそんなに混んでおらず、ちょうどよいぐらい。
黄檗駅に到着、改札を出るとすぐに局はありました。
JRと京阪の踏切に挟まれた狭い場所にあります。
JRの駅からだとちょっと歩きますが、遠くはないですね。
黄檗という駅名が珍しいので、局名も黄檗ならよかったのですが。
このあたりの地名が五ケ庄というので、仕方ないですね。
ところで駅の西側は陸上自衛隊宇治駐屯地が広がります。
その南にはこれまた京都大学宇治キャンパスが広がっています。
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黄檗駅→(京阪宇治線)→三室戸駅
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17 |
14:32 |
宇治菟道郵便局 |
うじとどう |
京都府宇治市 |
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黄檗駅から次の三室戸駅までも、京阪で移動します。
黄檗駅のデータイムの運転間隔は15分。
数日後の22日からは、12分間隔に増発されます。
今日はダイヤ改正前なので電車をしばらく待ちました。
コロナ禍前の減便前は10分間隔だったはずです。
そう考えると、コロナ禍前には戻らないんですね。
三室戸駅には外国人観光客がいっぱいいました。
少し黄檗方面に線路沿いを歩くと局はありました。
菟道というのも、なかなかおもしろい地名です。
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18 |
14:48 |
宇治橋郵便局 |
うじばし |
京都府宇治市 |
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三室戸駅から京阪宇治駅まではすぐなので歩きます。
独特な駅舎の京阪宇治駅を横目に、JRの線路をくぐります。
観光客が多い宇治橋を渡って、平等院方面に進むと局。
いやしかし、インバウンドはものすごいことになっているんですね。
観光公害という言葉を初めて実感した気がします。
それに対して郵便局は混雑しているわけでもなく静か。
局舎自体は最近建て替えられているのできれいです。
地元の利用を考えているなら、この場所じゃなくてもよさそう。
人の多さで、歩きや自転車でも近寄りがたい場所です。
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19 |
15:02 |
宇治壱番郵便局 |
うじいちばん |
京都府宇治市 |
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人の多さに圧倒されながらも、宇治橋を脱出。
その先の商店街は、自動車は一方通行です。
ただ、観光客が縦横無尽に歩くので、わき道へ離脱。
この本町通りは、西行きの一方通行。
ダンプカーが多く、こちらはこちらで歩きにくいです。
結論から言えば、宇治市街地は歩くのには向いていない…。
JR宇治駅からも微妙に離れた住宅街に局。
壱番というのはこのあたりの地名のようです。
カレー屋さんを思い出すのは、名古屋人の悪い癖です。
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さて、16時までのリミットも近付きます。
そんなわけで、無理せず近辺の局を訪問します。
歩きっぱなしでさすがに疲れてきました。
とはいえ、足腰が強くなったのか、歩けないほどでもないです。
疲れにくい靴下なるものも履いてますからね。
JR奈良線の西側に出て、ユニチカの工場を横目に西へ。
コーナンや平和堂のあるあたりに局はありました。
ここが宇治市の中心局になるわけですね。
場所的には地味ですが、車では利用しやすいのでしょう。
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21 |
15:43 |
小倉郵便局 |
おぐら |
京都府宇治市 |
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宇治郵便局からさらに西に歩いていきます。
ここまで来ると、歩いている人もぐっと減りますね。
車で行き来する人が多いようです。
歩道もないようなところがあって、気を付けて歩きます。
小倉の街に入り、地図に従って北上すると局はありました。
局に入ってから、外国人の集団が局に来ました。
このあたりは外国人観光客や労働者が多いようですね。
貯金と風景印押印を済ませ、今日はここで終了にします。
小倉駅付近にはニンテンドーミュージアムもあります。
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小倉駅→(近鉄京都線)→京都駅→(JR東海道新幹線)→新横浜駅→(東急バス)→溝の口駅
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京都駅からは予定より早い新幹線に変更して帰宅しました。
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小倉駅付近に着くと、お腹がものすごく空いていることに気付きます。そこで、近くにあった回転寿司屋でお腹いっぱい食べることに。
平日夕方の回転寿司屋はさすがにガラガラですね。近鉄電車に揺られて京都駅に向かい、そこから新幹線で一気に新横浜へ。
関西方面はすっかり手薄になっていましたが、こんなに簡単に訪問できるのなら、今後は少しずつ訪問機会を増やしていきたいところです。
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