No.615:西日本3週間旅・18日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2022.08.19(金) 晴れ 36 木部局 防府局
 長い長い旅の最終日の朝は、いつだってセンチメンタル。でも、こんなに天気がよくて、寝起きもばっちり益田市の宿で迎える朝。
 今日は、東京に帰る、という重大タスク(という苦行)が待ち受けていますが、それまでは、遠ざからないように旅を続けます。
 山口市方面へと抜け、未訪問局が離れ小島にならないように気を付けながら、できるだけ東に進めるようにしていきます。

   
萩・石見空港に立ち寄ります。地方都市にも空港あり。羽田まで直行できるんですね。
1 09:03 木部郵便局 きべ 島根県鹿足郡津和野町

 津和野町内でも山あいの地区からスタートです。
 到着時刻を読みやすい、渋滞知らずの道でした。
 萩・石見空港で時間を潰したのもいい思い出ですね。
 県道17号を南下していき、津和野町中川の集落に。
 途中で集落内の県道124号に入ると、小学校の向かいに局。
 風景印をお願いすると、先日別の局で対応してくださった方でした。
 自分では気付かないのですが、お声掛けいただきました。
 連日同じ地域を回っていると、こういうことがありますね。
 しかし、その局からはけっこう離れている気がします。

2 09:15 畑迫郵便局 はたさこ 島根県鹿足郡津和野町

 県道17号に合流して、そのまま南下します。
 トンネルをくぐって、山あいをスイスイ進みます。
 この道は山間部ながら走りやすいですね。
 よく整備されていて快適です。
 しばらく走ると県道沿いに局はありました。
 新しそうな局舎で、広い局内でした。
 こういう局舎も、一昔前だな、と感じてしまいます。
 コンビニ型局舎の普及は、ここ10年くらいですもんね。
 初期は、コンビニの建物を活用した局舎、多かったですよね。

3 09:28 津和野郵便局 つわの 島根県鹿足郡津和野町

 県道17号は津和野川に沿って南下します。
 ずっと津和野町ですが、いわゆる「津和野」はもっと南。
 SLやまぐち号の終点のイメージが強いですね。
 津和野の中心地に出て、市街地を進むと局。
 さすが観光地の中心局。
 集配局の大きな局舎ながら、素敵な局舎ですね。
 景観に配慮し、外装も木がふんだんに使われています。
 こういう郵便局に出会うと、いいな、と思いますね。
 コンビニ型の台頭で、こういう局舎は今後建たないでしょう。

4 09:48 徳佐郵便局 とくさ 山口県山口市

 津和野から北に向かうと、昨日訪問の日原です。
 今日は反対に、南に向かって進みます。
 国道9号に入って峠を越えました。
 車が多くて、このあたりはゆっくりしか進みません。
 山を下っていくと、阿東地区の中心地に。
 徳佐郵便局は、山口市阿東支所やJR徳佐駅付近にありました。
 大きめの局舎ですが、現在は集配局ではないようです。
 旧町の中心部だけあって、お客さんは数人いました。
 JR徳佐駅も、簡易委託駅なんだそうです。

5 10:08 嘉年郵便局 かね 山口県山口市

 よく考えてみると、山口市の局訪問は初です。
 山口県の県都の局の初訪問。
 都道府県庁所在地の局で未訪問なのは、あとは那覇だけです。
 ここからは少しコースアウトして北に向かいます。
 国道315号に入り、阿武川に沿って進みます。
 しばらく走り、嘉年の集落で国道を離れると局。
 青と白の近代的な局舎が素敵でした。
 このあたりも旧阿東町のエリアに位置しています。
 けっこう山あいに入り込んでいますが、山口市です。

6 10:18 高俣郵便局 たかまた 山口県萩市

 国道をしばらく走り、トンネルをくぐります。
 ここが分水嶺なんでしょうね。
 山口県は日本海にも瀬戸内海にも面していますからね。
 こちらは萩市ですが、旧むつみ村のエリアです。
 ひらがな名の村というのは、当時は唯一だったはずです。
 柔らかいイメージがそのままの、長閑な場所です。
 県道13号沿いに局はありました。
 萩市の支所も置かれているので、大きな集落なのでしょう。
 元々は集配局だったのかもしれません。

7 10:29 むつみ郵便局 むつみ 山口県萩市

 県道13号をそのまま南西に進んでいきます。
 地図にある「ネコ寺」がめちゃめちゃ気になります。
 うむむ、寄り道したい…。
 ここへはまたいつか来るとして、次に進みます。
 しばらく行くと、旧むつみ村の中心地に出ます。
 川の対岸に、役場と学校、それから郵便局が並んでいました。
 村の中心局ということで、集配局でもありました。
 わりと大きめの局舎で、ひらがな局名が目を引きますね。
 今回の萩市の局訪問は、ここで最後になりました。

8 10:43 生雲郵便局 いくも 山口県山口市

 西に進めば紫福、福井とつながります。
 未訪問局が離れ小島にならないように。
 そんな理由でのむつみ村への寄り道でした。
 さて、県道11号を進み、トンネルをくぐると生雲の集落。
 山あいではありますが、道が集まった交通の要衝。
 古くから栄えてきたんだろうな、という印象。
 県道沿いの局は、三角屋根ですが、大きな集配局。
 おもしろいデザインの局舎だな、と思いました。
 町の造りが、生雲八幡宮を中心に開けた集落なんだろうな。

9 10:51 三谷簡易郵便局 みたに 山口県山口市

 県道11号をそのまま南東に進んでいきます。
 山越えというほどではなく、走りやすい道です。
 のんびりと進んでいくと、局はありました。
 商店に併設の、THE簡易局といった感じでしたね。
 日よけのブラインドは、室内用なのでは、と思いました。
 このまま県道を進むと、JR三谷駅に出ます。
 特急スーパーおき号も停車するのですが、特急停車駅なのが驚きです。
 その駅付近に、2016年まで三谷郵便局がありました。
 この簡易局はその三谷局の局種変更で誕生した局です。

10 11:06 篠生郵便局 しのぶ 山口県山口市

 国道9号に入って、山口方面に進んでいきます。
 山口市街地は、まだまだ南西にに位置しています。
 まだ見ぬ県都山口へ。
 しばらく走ると、局は国道沿いに位置していました。
 JR長門峡駅のすぐ近くに位置しています。
 長門峡の読み方、ずっと「ながときょう」だと思っていましたね。
 阿武川と篠目川がぶつかる川沿いに位置しています。
 山と川に囲まれた、景色のよいところですね。
 長門峡駅にはSLやまぐち号も停車しています。

  
2016年まで営業していた三谷郵便局の廃局舎を発見。
11 11:21 地福郵便局 じふく 山口県山口市

 篠生局を出るときに「次は地福ですか?」と聞かれます。
 道を教えていただくと「三谷局の局舎が残っていますよ」とのこと。
 ナビ通りに、三谷駅付近から県道311号に入ります。
 するとすぐに、三谷局の廃局舎を発見。
 雰囲気はありますが、駐車場などを考えると不便そうです。
 しばらく走り、阿東中学校付近に局。
 大きな局舎は集配局でした。
 JR地福駅からも離れているせいか、集落は疎らです。
 その分、車で訪問しやすい立地だと思いました。

12 11:37 大原郵便局 おおはら 山口県山口市

 地福局から南下して、国道9号に出ました。
 さらに国道489号に抜けます。
 この道はあまりぱっとしない道だと思いました。
 なんて失礼なことを言っているんだろう…。
 国道番号も大きいのですが、県道のような雰囲気がありますね。
 しばらく行くと、集落内の道沿いに局はありました。
 ひっそりとしたたたずまいの局ですが、堂々としています。
 これも、小ぶりながら集配局の威厳でしょう。
 淡いブルーの外壁が、これまたいい雰囲気です。

13 11:50 船路簡易郵便局 ふなじ 山口県山口市

 そのまま進むと、車窓にはダムが広がります。
 大原湖、と名付けられていました。
 ダムとしては佐波川ダム、というそうです。
 そのまま進んでいくと、船路の集落です。
 国道を外れたところに局はありました。
 民家そのもので、局の前の道もごっつい狭い道でした。
 局の部分はまだ新しそうでした。
 この局の営業時間は郵便・貯金共に14時までと強気の設定。
 知らずに来ましたが、昼前の訪問でよかった…。

14 12:03 八坂郵便局 やさか 山口県山口市

 そのまま佐波川沿いの国道を南下します。
 交通量はそこそこ多くなった気がします。
 山口や徳山に向かう車も多いでしょうね。
 このあたりの地図がパッと頭に浮かびません。
 さて、船路からすぐに局に到着しました。
 国道からだと少しわき道というか集落の街道筋に入ったところ。
 駐車スペースも広々とした、昔ながらの集配局舎です。
 この局の規模から考えると、いつ集配廃止になってもおかしくなさそうな。
 地域の実情に合わせてそういう統廃合は進むんでしょうから。

15 12:14 堀郵便局 ほり 山口県山口市

 国道を進むと、中国道の徳地インターに出ます。
 徳地町という自治体が2005年まであったんですね。
 そうと知らないと、インターの名前すら新鮮です。
 そんなわけで、このあたりが旧徳地町の中心部でしょう。
 国道376号にぶつかり、西に進むと局。
 ダークな外観の局舎は、なかなか渋いですね。
 旧徳地町の中心で、集配局でもあります。
 かつては防府駅との間に鉄道も通っていたそうです。
 それだけ、この堀地区は陰陽連絡の要衝だったんでしょうね。

16 12:31 仁保郵便局 にほ 山口県山口市

 中国山地、というほどは山深さを感じません。
 山口県まで来ると、もう海が近いんでしょうね。
 国道376号を中国道に沿って西に進みます。
 局間距離はけっこう長かったです。
 道の駅仁保の郷と隣接して局はありました。
 駐車場やバスターミナルにほぼ面しています。
 こういう立地はなかなか珍しいんじゃないかと思いました。
 集配局ではないですが、わりと大きな局舎でした。
 ここまで来ると、山口市街地はもうすぐ目の前です。

17 12:46 山口宮野郵便局 やまぐちみやの 山口県山口市

 国道376号を進んでいきます。
 わかりやすく坂を下っていく道です。
 パラボラアンテナが並んでいるところが不思議な景色。
 なんでも、KDDIパラボラ館というのがあるそうです。
 こんなところが世界や宇宙に繋がっているとは…。
 国道を離れて県道201号に入ると局はありました。
 頑丈そうな四角い局舎が印象的です。
 少し離れたところにJR宮野駅があります。
 宮野までは列車本数もわりと多めに設定されています。

18 12:53 山口桜畠郵便局 やまぐちさくらばたけ 山口県山口市

 県道204号に合流して南西に進んでいきます。
 民家が途切れなくなり、市街地が近い雰囲気です。
 しばらく走り、JR宮野駅へ続く道沿いに局。
 ほとんど宮野駅前といってもいい場所ですね。
 しかし、局名は宮野局ではないので注意が必要です。
 先ほどの宮野局は、宮野駅からはわりと歩く必要がある、ということです。
 とはいえ、この局の所在地に偽りはなく、桜畠。
 JRの駅名が桜畠駅でも悪くない気もします。
 そういう勝手な想像を膨らませるのも旅の醍醐味です。

19 13:01 山口金古曽郵便局 やまぐちかなこそ 山口県山口市

 さらに県道をそのまま進んでいきます。
 山口市街地は川沿いの狭い範囲に広がります。
 わりと訪問しやすい都市だと思いました。
 あくまで地図を見た感想として。
 しばらく走って、JR上山口駅付近に局はありました。
 赤十字病院などもあって、需要はありそうな場所。
 この局の風景印にはSLが描かれています。
 なるほど、SLやまぐち号の走るJR山口線沿いに位置しますね。
 たまたまSLが走ったら、びっくりするだろうな。

20 13:08 山口後河原郵便局 やまぐちうしろがわら 山口県山口市

 神社が並ぶあたりに抜けました。
 このあたりは落ち着いた住宅地といった雰囲気。
 伊勢大路なる街道筋で、歴史を感じさせます。
 国道9号山口バイパスの手前に局はありました。
 信号待ちの車列によっては、駐車がしづらい局です。
 こちらの局は山口県庁にも近い場所。
 市街地の山側の端っこ、という印象です。
 山口駅近辺からだと、坂を上った先という感じですね。
 というわけで、次は県庁内局に向かいます。

21 13:18 山口県庁内郵便局 やまぐちけんちょうない 山口県山口市

 47都道府県にだいたい1つずつある都道府県庁内局。
 山口市の訪問は初なので、必然的に未訪問です。
 市街地の外れに県庁はありました。
 国道のバイパス沿いという点は、岐阜っぽさもあります。
 まあ、岐阜は完全に郊外に振り切ってますけどね。
 無料の駐車場がいくつもあるので、車を置いて庁舎内へ。
 案内所で確認して局へと向かいました。
 2013年までは小郡局の分室でした。
 分室時代にぜひ訪問したかったものです。

22 13:29 山口中市郵便局 やまぐちなかいち 山口県山口市

 南下していくと、県立美術館に出ます。
 庵野秀明展を開催しているようで、賑わっています。
 いや、賑わっているかは外からはわからないか。
 隣には山口市役所。
 ここには2012年まで県庁同様に分室がありました。
 山口市役所内局にはならずに廃止になっています。
 早間田交差点を左折、中市商店街への道を右折すると局。
 局の手前に駐車場が設置されていました。 
 市街地にありながら、車での訪問も楽ちんです。

23 13:41 山口中央郵便局 やまぐちちゅうおう 山口県山口市
23 13:41 ゆうちょ銀行山口店 やまぐち 山口県山口市

 中央郵便局の初訪問って、いったいいつぶりなんだろう。
 そんなことを考えてしまうくらいの久しぶりです。
 市民会館前の交差点に面して局はありました。
 都市規模を反映してか、局はそれほど大きくはありません。
 もちろん、ゆうちょ銀行直営店が置かれています。
 そんなわけで、これまた久しぶりの直営店訪問。
 貯金を済ませ、郵便窓口で風景印押印。
 未訪問の中央郵便局は、あとは那覇くらいでしょうか。
 沖縄訪問は、いつになるだろうな、と思います。

24 13:51 山口中讃井郵便局 やまぐちなかさない 山口県山口市

 この先にはJR山口駅があるわけですが。
 県都の中心駅、山口駅近辺には郵便局はありません。
 地図で見ても、駅近辺はかなり閑散としていそうです。
 中心市街地を南西に進んでいきます。
 昔ながらの細い道を進んでいくと局はありました。
 というか、住宅街に入り込んだ道ですね。
 これでもほとんど中心地なんですよね。
 郊外の住宅地かというくらいの雰囲気の場所でもあります。
 NHKや新聞社、警察署なんかも近いところなのですが。

25 14:03 山口神田郵便局 やまぐちかんだ 山口県山口市

 国道9号に向かう道に入ります。
 このあたりは湯田温泉の市街地にも近いです。
 なるほど、このあたりも市街地を形成しているんですね。
 山口駅の隣が湯田温泉駅。
 市街地にある温泉街というのも素敵ですね。
 国道9号に抜ける手前に局。
 そういう立地上、ちょっと道が混雑しています。
 局前のポストはキツネの形をしています。
 干支でもないし、これはどういうことだろう。

26 14:10 山口湯田郵便局 やまぐちゆだ 山口県山口市

 湯田温泉の市街地に入ります。
 なるほど、旅館にホテルに飲食店。
 なかなかちゃんとした温泉街が広がります。
 そんな温泉街を走り、湯の町通りの突き当たりに局。
 ここにも狐のポストがありました。
 調べると、白狐が浸かっていたところが湯田温泉の始まりとか。
 なるほど、こういう昔話って、全国的にありますね。
 動物が、鹿だったり猿だったりするディテールの違いはあれど。
 でも白狐だと、なんだかありがたい感じがしなくもないか。

27 14:20 山口吉敷郵便局 やまぐちよしき 山口県山口市

 そんなこんなで湯田温泉を後にします。
 いつかゆっくりと湯に浸かりに来たいですね。
 そういう日は…意外とすぐにやって来るものです。
 さて、西に進んで国道9号にぶつかります。 
 幹線国道バイパスの横断はとにかく時間がかかります。
 国道の北側、国道435号沿いに局はありました。
 この道は秋吉台方面に抜ける道です。
 郊外の局はやはり需要が高いのか、混雑気味です。
 国道沿いというのも、立地としては微妙なんですよね。

 
いろいろなポストに出会います。
28 14:32 大歳郵便局 おおとし 山口県山口市

 この先は小郡方面へと抜けられます。
 今日はここから方向を変えて、東に。
 小郡訪問は次回にとっておきましょう。
 さて、JR山口線の南側に出ました。
 このあたりまで来ると、田畑も多く目立ちます。
 静かな住宅地の道沿いに局はありました。
 古めかしい局舎がなんともいえず、いい雰囲気ですよね。
 台風に強そうな、頑丈そうな局舎です。
 こういうTHE特定局の局舎も、数を減らしました。

29 14:39 山口平川郵便局 やまぐちひらかわ 山口県山口市

 椹野川を渡って、川の左岸に出ます。
 地図で見ると右側だけど、左岸ですね。
 県道61号に出ると、交通量は一気に増えます。
 山口小郡秋穂線とはよく名付けたものです。
 現在では合併して、どこも山口市ですね。
 そんな県道沿いに局はありました。
 駐車場も広く、利用しやすい構造だと思います。
 薄緑色の局舎が、なんだか一昔前の感じがしますね。
 平成時代の遺構だな、と思ってしまいます。

30 14:48 山口大学内簡易郵便局 やまぐちだいがくない 山口県山口市

 そして今日の最大の難関であろう山口大学へ。
 国立大学の構内に乗り入れるなんてね。
 入構証もないし、けっこう面倒くさいかも。
 そう思いながら大学正門に到着。
 あれ?ゲートがオールフリー。
 夏休みだからでしょうか。車でそのまま入れました。
 そして大学構内を進むと、簡易郵便局の真横に到着します。
 学生の姿もほとんどなく、閑散としたキャンパスの局。
 無事すんなりと貯金をすることができました。

31 15:05 御堀郵便局 みほり 山口県山口市

 大学構内を抜けた先が、なかなかの渋滞スポット。
 いや、これは完全に信号行政の失敗でしょう。
 県道61号を右折したい車が並んでいます。
 もうちょっと信号操作で何とかなりそうな気もするのですが。
 今度は仁保川を渡って、なんだか立派な歩道橋の交差点で右折。
 県道から集落への道に入ったところに局。
 わりと大きな局舎ですが、面積というより天井が高い感じ。
 このあたりまで来ると、住宅地の向こうに山が目立ちます。
 その山に向かって進んでいくようになります。

32 15:14 大内郵便局 おおうち 山口県山口市

 そのまま集落の中を進んでいきます。
 このあたりは住宅街が続いています。
 県庁所在地としての風格は保たれますね。
 しばらく走って仁保川を渡りました。
 県道26号を渡るとすぐに局はありました。
 昔ながらの古めかしい局舎です。
 元々は集配局だったのか、裏手のスペースが駐車場。
 市街地から離れていないので、中央局で賄えるのでしょう。 
 山口市街地を徐々に離れていきます。

33 15:25 小鯖郵便局 おさば 山口県山口市

 そして道は山口インター前に出ました。
 国道262号に集約され、車を集めて南に。
 片側2車線の広い道が続きます。
 どこまでもまっすぐでびっくりするくらいの快適さ。
 その途中に局はありました。
 このロケーションで駐車場がないのは、かなり問題です。
 まあ、局舎の前にわずかながらスペースはありますが。
 そんなわけで、近い将来、移転してもおかしくなさそう。
 需要はあると思うので、廃止にはならないでしょう。

34 15:39 防府高井郵便局 ほうふたかい 山口県防府市

 松竹梅道路、なんて名前が付けられています。
 片側2車線のままで山にぶつかります。
 長いトンネルに入り、峠を越えると防府市。
 山口と防府って、車移動だとこんなに近いのか。
 坂を下っていき、国道2号の手前に局はありました。
 その立地から、ちょっと訪問しづらいかもしれません。
 防府市街地の外れ、国道のジャンクションに位置します。
 とはいえ、駐車場が広いわけでもありません。
 さて、16時までにあと1局向かいましょう。

35 15:54 防府新橋郵便局 ほうふしんばし 山口県防府市

 県道54号に入り、佐波川を渡ります。
 あれ、佐波川って最近見かけなかったっけ。
 うーん、もっと山あいで見かけたような気がします。
 川を渡って細い道を右折します。
 狭い道に面して局はありました。
 駐車スペースも局の裏手にありました。
 あ、局の正面にも駐車場はあったわけですか。
 そしてなぜかこの局はとても混雑していました。
 お客さんを捌けない、混雑に不慣れな局なのでしょう。

36 15:59 防府郵便局 ほうふ 山口県防府市

 とはいえ、すぐ近くに局があります。
 そんなわけで、ナビに従ってもう1局目指します。
 住宅街を進む道に入ります。
 車は少なく、あっという間に防府局。
 隣が回転寿司屋になっていました。
 貯金と風景印押印を済ませるころには16時過ぎ。
 長い長い旅の最後は、ここ防府局となりました。
 局を出たときの「ああ。終わったのか」という感じ。 
 長旅の最後を噛みしめる瞬間です。

 
防府天満宮に立ち寄り、帰路の安全を祈りました。
 防府東IC~東名川崎IC 895.9キロ・普通車13,380円
 山口県から自宅のある神奈川県って、地図で見ても相当遠い。地球儀を使うレベルではないけれど、とにかく遠いという感想です。
 夜通し走っても眠気には勝てないので、途中で休憩を挟みながら翌早朝に川崎へと帰りました。
 3週間の長旅は、これまでの夏旅の中でも最長レベル。疲れもありますが、それよりも達成感の方が強い気がしました。

 

 

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