No.520:藤田保健衛生大学病院内簡易郵便局改称前訪問
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2018.10.01(月) 晴れ 37 藤田保健衛生大学病院内簡易局 幡豆局
 日本一長い名前の簡易郵便局として有名な愛知県の藤田保健衛生大学病院内簡易郵便局が大学の改称に伴い改称されるとの衝撃的なニュース。
 地元にありながら訪問していなかったことが悔やまれましたが、改称前の10月1日は職場の休業日ということで、帰省がてら訪問することに。
 しかし実家に帰ると台風直撃。停電、浸水と不安な夜を過ごしました。訪問どころじゃないと心配しつつ朝を迎えると、台風一過の快晴です。

 
台風が接近し、危険な状態に。
1 09:19 藤田保健衛生大学病院内簡易郵便局 ふじたほけんえいせいだいがくびょういんない 愛知県豊明市

 名古屋市中川区の実家を余裕をもって出発です。
 今日から朝のNHK連ドラは新しいものになっていました。
 故郷が舞台の「半分、青い。」は先週で最終回でしたからね。
 オープニングだけ観て出発しましたが、予想以上の渋滞。
 名鉄の遅れで踏切が開かないことが大きく影響し、病院到着は9時過ぎ。
 9時ピッタリに訪問して、タイムロスを避けたいところでした。
 しかも駐車場も大混雑する総合病院で、これにはやられました。
 貯金を済ませて病院を出るころには9時20分過ぎ。
 局のポスト型はがきは「作っていないんですよ」とのことでした。

2 09:34 豊明団地内郵便局 とよあけだんちない 愛知県豊明市

 病院内郵便局の性格上、それはあり得ることですね。
 そもそもここは簡易局なので、作らない局もあるわけか。
 そのあたりの線引きはよくわからないところがあります。
 さて、豊明市って郵便局の訪問は初めてなんですよね。
 普通電車の終点というイメージの街です。
 病院を出て細い道を抜けると住宅街に出ました。
 のんびりと進んでいくと、今度は二村台という団地の中に出ます。
 その中心、集合住宅の名店街の中に局はありました。
 昔ながらの団地内郵便局のイメージが強い局ですね。

3 09:48 豊明前後郵便局 とよあけぜんご 愛知県豊明市

 看板などから察するに、ここはURの団地なんですね。
 かつての公団住宅といったやつでしょう。
 古めかしい住宅群ですが、最近は流行っていますからね。
 バス通りをバスにくっついて南西に進んでいきます。
 国道1号東海道を渡り、名鉄の踏切を渡った先に局はありました。
 名鉄前後駅からは少し離れていて、街の外れといった印象。
 線路沿いなので電車から見えるんでしょうね。
 ちょうど遅れている電車が局の前で止まっていました。
 今日は台風の影響で、ダイヤも大きく乱れていることでしょう。

4 09:56 豊明郵便局 とよあけ 愛知県豊明市

 前後駅前を東西に走る道を進みます。
 国道1号の旧道、昔からの東海道なのかもしれません。
 静かな街並みですが、このあたりは市街地になっています。
 旧市街地といった雰囲気の中に豊明郵便局はありました。
 大きな局舎は街の中心局の風格があります。
 それなりにお客さんもいて、待ち時間もありました。
 位置的には豊明駅よりも前後駅からの方が近いようです。
 貯金と風景印押印を済ませて局を後にします。
 名古屋の隣町で、こんなにも静かな場所だったとは知りませんでした。

5 10:06 豊明吉池郵便局 とよあけよしいけ 愛知県豊明市

 坂部交差点から北東に進んでいきます。
 ピアゴが出てきたら広い道に出ます。
 すぐに県道239号を東に走っていき、吉池交差点の先に局。
 駐車場がきちんとあるのも愛知県の良いところです。
 スタートから5局目にして10時を回ってしまいました。
 今日は局数は稼げないだろうと思いながら、のんびり訪問です。
 風景印はないので、貯金を済ませてからすぐに局を出ます。
 東海地方は風景印設置局が多いイメージなので意外です。
 豊明市の設置率が低いだけのことですが、訪問上は助かります。

6 10:26 刈谷泉田簡易郵便局 かりやいずみだ 愛知県刈谷市

 県道220号を経由して南に進んでいきます。
 伊勢湾岸自動車道の高架が見えたところで左折、側道を進みます。
 抜け道しながら国道23号のバイパスに沿って境川を越え刈谷市に。
 広い県道沿いに局はありました。
 近くにの名鉄富士松駅近くには富士松郵便局があります。
 そちらは2005年2月17日に訪問しています。
 そう、中部国際空港開港日で、セントレア分室訪問後に来ています。
 そんな懐かしい刈谷市の小さな簡易局。
 どうも前のお客さんが揉めていて時間がかかりました。

7 10:35 刈谷小山郵便局 かりやおやま 愛知県刈谷市

 金融機関ってどうしても揉め事は付き物ですね。
 これは仕方のないことですが、難しい問題です。
 お金のことでのトラブルって困りますからね。
 それ以上に、名古屋の人はお金に関してはシビアですからね。
 さて、県道をそのまま南下していくと逢妻橋です。
 東海道本線の駅のイメージですが、駅はここからだと遠いです。
 国道155号の交差点を過ぎると局はありました。
 交通量の多い県道ですが、車の切れ目だったのでバックで駐車できました。
 こちらには風景印があり、押印も併せてしてもらいました。

8 10:42 刈谷高倉簡易郵便局 かりやたかくら 愛知県刈谷市

 丸田町交差点から西に進んでいきます。
 このあたりは住宅街で、落ち着いた街並みです。
 ところどころ小さな工場なんかもありました。
 イトーヨーカドーのところから広い道に出ると局がありました。
 商業施設に近く、広い道沿いとあってお客さんもかなり多め。
 簡易局としては異例の賑わいっぷりだと思います。
 ただ、お願いしている内容はどれも基本的なことばかり。
 時間もさほどかからずに貯金してもらうことができました。
 ATMが設置されていればかなり省力化できそうな気がします。

9 10:50 刈谷桜町郵便局 かりやさくらまち 愛知県刈谷市

 都市部の簡易局は本当に需要がありますよね。
 これだけ認知されていると、直営局と使い勝手は変わりません。
 難しい業務の時は大きな局に向かうんでしょうけど。
 南下してJR東海道本線のアンダーパス手前を左折。
 線路沿いの集落からJR刈谷駅付近に出ると陸橋の側道に局。
 駐車場がなくて不安でしたが、みんな路肩に車を置いていました。
 刈谷駅近辺はすっかり街の中心といった雰囲気です。
 局の近辺も、飲み屋さんが多く、人の往来が多そうです。
 名古屋まで数分の通勤圏なので、利便性は高いでしょうね。

10 11:07 刈谷郵便局 かりや 愛知県刈谷市
10 11:07 ゆうちょ銀行刈谷店 かりや 愛知県刈谷市

 それに比べて名鉄の沿線は寂しくなっていますね。
 三河線で知立に出て、それから名古屋へ向かう。
 名駅近辺が目的地ならJRを使う人がほとんどでしょうね。
 一方通行のためにぐるっと回り込んで跨線橋を渡ります。
 さらに豊田自動織機本社前から南下し、名鉄の高架をくぐります。
 市役所や警察署があり、広い道沿いに局はありました。
 こちらはゆうちょ銀行直営店が置かれています。
 ゴム印はゆ銀直営店では珍しくカキツバタの絵柄入りでした。
 ちょっとした心遣いがうれしいと思いました。

11 11:14 刈谷本町郵便局 かりやほんまち 愛知県刈谷市

 刈谷局の駐車場は一方通行でした。
 出口は南側の道に面していて、そこから北西に向かいます。
 名鉄三河線をくぐり、刈谷北高校のところから西へ。
 適当な道を進むとちょうど本町局のところに出ました。
 局名からすると中心市街地っぽいですが、このあたりは少し郊外。
 駐車場もきちんと確保されていて、訪問しやすい局でした。
 昔はこのあたりが中心市街地だったのかもしれませんね。
 南にいくと名鉄刈谷市駅があります。
 刈谷駅と刈谷市駅の関係も、歴史的に何かありそうです。

12 11:26 刈谷小垣江郵便局 かりやおがきえ 愛知県刈谷市

 本町局前の道をそのまま南に進んでいきます。
 途中、かつては銀行の支店だっただろう建物がボクシングジムに。
 こういう跡地利用のされ方もあるんだな、と思いました。
 そのまま南に進み、名鉄小垣江駅近くに局。
 ここまで来るともう郊外の雰囲気ですね。
 駅を中心に集落が広がりますが、長閑な空き地もあります。
 ただ愛知県のすごいところで、やはり都市の延長といった雰囲気。
 お客さんも多いし、家並みが途切れることはありません。
 埼玉県の都市のような雰囲気が似ているかもしれません。

13 11:36 高浜吉浜郵便局 たかはまよしはま 愛知県高浜市

 南下していき、県道50号に出ました。
 名鉄三河線沿いの道は交通量も一定して多めです。
 右手には工業地帯で、もうその先は海なんですね。
 気付くと高浜市に入っていました。
 高浜市という自治体もなんだかかなり地味な印象です。
 途中で左折して、線路の東側を進むと局はありました。
 名鉄吉浜駅近くの街並みは、人形の街としても知られています。
 吉浜人形の建物が見える局は静かな時間が流れていました。
 風景印は吉浜人形、ゴム印は三州瓦の意匠でした。

14 11:54 高浜郵便局 たかはま 愛知県高浜市

 地味な街だけれど、地場産業が生きていますね。
 三州瓦の産地はこのあたりだったんですね。
 そんなこととは全く知りませんでした。
 高浜市、ちょっとじっくり歩いてみたくなりました。
 名鉄三河高浜駅付近は市街地になっています。
 そんな中、県道47号沿いに局はありました。
 中心局ではありますが、どことなくひなびた雰囲気の残る局です。
 郵便窓口を中心にお客さんは多かったです。
 風景印も押してもらい、無事局を後にすることができました。

15 12:10 高浜馬場郵便局 たかはまばば 愛知県高浜市

 高浜郵便局からそのまま西に進んでいきます。
 名鉄三河線をアンダーパスして高浜市役所付近へ。
 その市役所の裏手にあるのが高浜馬場郵便局でした。
 一方通行の道の出口に位置している厄介な局です。
 ただ、東西の道沿いにも車を置ける空き地がありました。
 局員さんの駐車場になっているようで、そこに置かせてもらいました。
 高浜市の郵便局は3局しかありません。
 そんなこんなで、この局の訪問で高浜市は完訪です。
 これだけ局数の少ない都市は、他にもあるのでしょうか。

16 12:19 碧南北新川郵便局 へきなんきたしんかわ 愛知県碧南市

 南に進んでいき、高浜市から碧南市に入ります。
 愛知県の中でもなかなかコアな街ですね。
 用事がないと足を運ばないような場所です。
 同じように端っこでも、犬山とか豊橋はメジャーですからね。
 県道を南下していくと局は右手にありました。
 駐車スペースは局のわき道に面してありました。
 中心地から外れているので、静かな街並みでした。
 民家と小さな工場などが混じっているようなエリアでしたね。
 ここから碧南市街地に向けて進んでいきます。

17 12:29 碧南新川郵便局 へきなんしんかわ 愛知県碧南市

 南に向かい、少しずつ古い街並みになりました。
 昔から栄えてきた地域なんでしょうね。
 名鉄三河線新川町駅前の通りに局はありました。
 昔ながらの駅舎が見通せて、気前らしい雰囲気の場所です。
 局舎はそれと比べると新しいものでした。
 近所の民家からラジオが聞こえてくるほど長閑な場所です。
 こんなに家と家が近い場所も少なくなりましたからね。
 そういう意味では碧南市は昔のままの景色が残されています。
 碧南、という名前も、ノスタルジーで素敵ですよね。

18 12:35 碧南郵便局 へきなん 愛知県碧南市

 踏切を渡って線路の東側に出ました。
 線路沿いの道を南下していくと、広い県道45号をオーバーパスできます。
 これは信号待ちなどのロスがなくて助かりますね。
 すると、ちょうど碧南中央駅前に出ました。
 この駅前通りを進むと局はすぐに見つかりました。
 大きな局舎で、集配局ですが、なんだか静かな雰囲気です。
 碧南市役所などもこのあたりにまとまって立地しています。
 文字通り碧南市の中央ということですね。
 昔は何度かこのあたりも電車で来たことがあります。

19 12:51 碧南大浜郵便局 へきなんおおはま 愛知県碧南市

 アンダーパス経由で線路の西に戻ります。
 地図で見ると、もう少しよい経路があった気もします。
 県道43号をしばらく南下していくと、古い街並みが整備されていました。
 歩道もあって歩きやすい中にも、景色は昔のままです。
 名鉄碧南駅の交差点を過ぎ、橋を渡ると局はありました。
 近くには九重味淋の本社工場があり、やはり地場産業が盛んです。
 味醂じゃなくて味淋と書くのは不思議ですが。
 さて、局の向かいには旧大浜警察署の建物が残されています。
 ずいぶんと歴史のある街なんだと実感しました。


大浜局の向かいに旧大浜警察署の建物があります。
20 13:06 碧南鷲塚郵便局 へきなんわしづか 愛知県碧南市

 そういえば名鉄三河線は、かつては吉良吉田と繋がっていましたね。
 いまでこそ碧南駅が終着駅になってしまっています。
 廃止前には乗りに来たことを覚えています。
 そんなこともあって、碧南棚尾局は訪問済みなんですよね。
 そこで、市街地を一気に北東に進んで碧南市の東端に。
 局は交通量の多めの県道沿いに位置していました。
 バックで車を駐車してから訪問します。
 お客さんがちょうどおらず、こちらも時間はかかりませんでした。
 あと数局、碧南市内の局を拾っていきます。

21 13:16 碧南城山郵便局 へきなんしろやま 愛知県碧南市

 県道301号を北西に進んでいきます。
 方角的には北新川方面に戻っていく格好です。
 しばらく進むと右手にゲンキーが出てきました。
 東海地方ではよく見かけるドラッグストアですね。
 そこで左折、さらに右折と進んでいくと局に到着しました。
 交差点近くの見通しの悪い局と駐車場です。
 局訪問後は、ちょうどマイクロバスが路肩にいて、さらに見通しが悪かったです。
 昔ながらの街並みだから仕方のないものの、整備が求められます。
 少しずつ郊外へと向かい、碧南市完訪へ向かっていきます。

22 13:26 碧南辻郵便局 へきなんつじ 愛知県碧南市

 県道に出て北西に進んでいきました。
 相変わらず住宅街が続きますが、郊外型のお店もちらほら。
 バローなんかもあって、名古屋経済圏を実感します。
 ジップドラッグやしまむらなんかも見かけるようになりました。
 県道に並行する細い道沿いに局はありました。
 目立たない場所だな、と思いましたが、この方が訪問はしやすいです。
 オレンジ色の瓦屋根がよく目立っていていいですね。
 青空にはこの瓦屋根の色が似合います。
 沖縄の海沿いなんかを連想しますが行ったことはないです。

23 13:37 碧南西端郵便局 へきなんにしばた 愛知県碧南市

 沖縄の郵便局はまったくもって未開の地です。
 伊江島にある伊江郵便局のみ訪問しています。
 あれは高校時代の修学旅行で訪れた場所ですね。
 それ以来海外へは行けども沖縄は足を運んでいません。
 さて、高浜川を渡ったら右折して、西端交差点の先に局。
 このあたりはもう一気に郊外ですね。
 田んぼも多いエリアで、人は歩いていません。
 市域の北東端に位置していながら西端局とはおもしろいです。
 これにて恐らく碧南市は完訪。次の街へ向かいます。

24 13:48 城ケ入簡易郵便局 じょうがいり 愛知県安城市

 それにしても愛知県は広い。そして人が多い。
 中小の都市が連なり、大都市も点在しています。
 当然、郵便局の数も抜群に多く、回りきるのは大変です。
 救いなのは車社会で、マイカーで巡りやすいという点です。
 交通量もお客さんも多いですが、駐車場はわりとありますからね。
 川を渡ると安城市で、ずいぶんと長閑な道が続いています。
 車は多いですが、通過の車ばかりでしょうね。
 ガソリンスタンドのところで右折すると局はありました。
 簡易局ならではのゆったりとした雰囲気に癒されます。

25 13:54 西尾米津郵便局 にしおよねづ 愛知県西尾市

 安城市の訪問はこの1局だけにしておきます。
 また市街地へはいつか訪問する日が来るでしょう。
 城ケ入からは南に進んでいき、県道経由で矢作川のほとりへ。
 川沿いの道を合流したところに局はありました。
 しっかりと駐車場もあるので訪問しやすいです。
 さて、西尾市といえば風景印の変形印でしょう。
 バラ(らしい)の花形の中に、花火が描かれています。
 このあたりでは花火大会があるんでしょうね。
 この先は米津大橋を渡り、市街地へと入っていきます。

26 14:03 西尾八ツ面簡易郵便局 にしおやつおもて 愛知県西尾市

 米津大橋で矢作川を渡って市街地に入ります。
 県道12号は渋滞していて、にっちもさっちも進みません。
 ナビに従って、少し早めに左折して名鉄の線路の東に出ます。
 住宅地を抜けて田んぼの中を走っていくと局はありました。
 駐車場はなかったので、道路の端に停めました。
 しかし局の前はなぜかがっつりガードレールで囲われています。
 交通量が少ないからいいものの、このシチュエーションは困りました。
 局には素敵な赤いピアノが置かれていました。
 こんなピアノがこの世に存在するとは!すばらしい。

27 14:21 西尾郵便局 にしお 愛知県西尾市

 西尾市はなかなか地味な地方都市。
 抹茶の生産量なんかではとても有名な街でもあります。
 名鉄の線路の東側は田んぼも多く、長閑な風景が広がります。
 街の中心地は線路の西側なんですね。
 八ツ面簡易局から一気に南下していくと、交差点に面して局。
 線路の西側は、この距離にいくつかの局があるんですよね。
 西尾市の中心局だけあって車が多く、駐車場待ちがありました。
 あえて郊外につくったのだろうに、車で来局する人が多いのでしょう。
 窓口での待ち時間は思いのほか少なく、局を後にしました。

28 14:30 西尾永楽郵便局 にしおえいらく 愛知県西尾市

 西尾郵便局からは西に向かっていきます。
 西尾市役所などもこのあたりにあるみたいです。
 そういえばかつては愛知県内に尾西市ってありましたね。
 尾西と西尾。すごく紛らわしいと思っていました。
 いまでは尾西市は一宮市の一部になってしまいました。
 東京だと田町と町田、保谷と谷保。
 そんなことを考えているうちに線路の西側に出て、局に到着しました。
 道幅が狭くなり、古くからの市街地といった印象が強いです。
 貯金と風景印押印をしてもらい、さらに市街地をめぐります。

29 14:39 西尾花ノ木郵便局 にしおはなのき 愛知県西尾市

 名鉄西尾線の線路と並行する県道12号に入ります。
 少し北上していくと局は県道沿いにありました。
 さっき南行きは渋滞していたので心配でしたが、渋滞はありません。
 広い県道沿いの局、駐車スペースは広くはありません。
 車が1台もいなかったのでラッキーだったと思います。
 この局の南東に名鉄西尾駅があります。
 近年では西尾発着の電車が増え、ターミナルになりましたね。
 西尾以南の吉良吉田方面の電車が減ったということもあるでしょう。
 吉良吉田行きの特急とか無くなっちゃったんですよね。

30 14:44 西尾鶴城郵便局 にしおつるしろ 愛知県西尾市

 親戚(甚目寺)や祖母(津島)からの特急電車。
 そういえば吉良吉田行きでした。
 パノラマスーパーに憧れた幼少時代、デラックスやカーが来ると凹みました。
 パノラマデラックスもパノラマカーも、いまや走っていません。
 あのころのデラックスやカーがどれだけ貴重だったか。
 西尾口駅付近から西に進むと局はありました。
 広い道沿いに広い駐車場でこちらは便利だと思います。
 鶴城と書いてそのまま「つるしろ」と読むのは意外でした。
 「かくじょう」とか読ませるのかな、と思っていました。

31 14:54 西尾鶴舞郵便局 にしおつるまい 愛知県西尾市

 西に進んでいくと鶴城中学校に鶴城公園。
 なるほど、西尾城の別名が鶴城だったんですね。
 そういう由来が現在の地名に生きていたんですね。
 そこから市街地を南西に進むと鶴舞局に到着します。
 やっぱり鶴で、これも鶴城の城下町であることに由来するのでしょう。
 しかしその城跡はいったいどこにあるのでしょうか。
 調べてみると、近くの西尾市資料館や西尾小学校のところだそう。
 西尾市歴史公園なんていうのもあるじゃないですか。
 ちょっと気になるので、いつか再訪したいですね。

32 15:08 西尾福地郵便局 にしおふくち 愛知県西尾市

 このまま南に進んでいくと、上矢田簡易局があるようです。
 しかし、そちらは貯金非扱いだそう。
 非扱い局は基本的に訪問対象外としています。
 そこで、一気に市街地を抜けて名鉄福地駅近くの福地局へ。
 田畑の中に民家が点在するローカルな景色です。
 県道沿いなのに駐車スペースが激狭でした。
 これは何とかしてほしいと思いました。
 もしかしたら別のところに確保されているのかもしれませんね。
 これでは車で来るお客さんはかなり利用しづらいですからね。

33 15:14 西尾鵜ケ池簡易郵便局 にしおうがいけ 愛知県西尾市

 農協のところから名鉄の線路を渡ります。
 踏切が多いのも名鉄の特徴でしょう。
 警報機も一昔前というか、独特の形をしています。
 集落を抜けて県道317号を走っていくと右手に局が出てきました。
 THE簡易局といった風情の建物の局です。
 窓口スペースは狭いですが、建物はまだ新しいようでした。
 貯金をするとティッシュなどをいただきました。
 この時点で15時14分。
 もう少し南に向かってみようと思います。


旧吉良町の入口には「吉良の里」の看板がありました。
34 15:26 吉良町郵便局 きらちょう 愛知県西尾市

 県道を進んでいくと横須賀橋を渡ります。
 橋のところに旧吉良町の看板がありました。
 「吉良の里」と、赤馬がデザインされていました。
 旧吉良町の市街地に入り、上横須賀駅付近を東に行くと局に出ました。
 集配局の局舎はなかなか立派なものでした。
 ゴム印は赤インク、そしてやはり赤馬が描かれています。
 忠臣蔵でもお馴染みの吉良上野介義央にちなんだものだそう。
 さて、興味深いのは局名に「町」が入っているところ。
 吉良郵便局としなかったところに、温かさを感じます。

35 15:47 吉良宮崎郵便局 きらみやざき 愛知県西尾市

 県道42号をそのまま南下していきます。
 雑役免、という交差点があり、これも気になります。
 どういう歴史が隠されているのだろうか。
 名鉄吉良吉田駅付近の集落に出て、そのまま川沿いを南下。
 名鉄の踏切と河口に架かる橋を過ぎ、三河湾に突き出した半島へ。
 温泉宿もある宮崎の集落に局はありました。
 見通しの悪い場所にありながら駐車場がなくて困りました。
 外国人のお客さんの手続きで何やらうまくいっていなかった様子。
 こんな場所でも、さすがは愛知県。外国人労働者の姿。

36 15:54 幡豆鳥羽簡易郵便局 はずとば 愛知県西尾市

 吉良温泉の温泉旅館が建ち並んでいます。
 何年か前に、源泉が枯れたとかなんとかニュースになったような。
 風光明媚な場所だけに、観光資源は大切です。
 県道を進んでいき、名鉄蒲郡線の三河鳥羽駅付近に出ました。
 踏切を渡って国道247号を進んでいくと局はありました。
 駐車場は局の向かい、国道を挟んで向かい側でした。
 この局は金物屋?雑貨店?を兼ねているようでした。
 「ポスト販売中!」にびっくりしましたが、いわゆる郵便受けでした。
 局を出た時点で16時まであと数分。もう1局行けそうです。

37 15:59 幡豆郵便局 はず 愛知県西尾市

 西幡豆の交差点から幡豆町の中心地に入ります。
 街道筋になっている道沿いには住宅や商店が多く並んでいます。
 名鉄西幡豆駅と、旧幡豆町役場付近から北に進むと局。
 夕日を浴びて、ちょっと寂しい雰囲気でした。
 余裕で貯金をすることができました。
 風景印押印時には吉良宮崎局の押印のことが話題になりました。
 どうしても切手の真下に収まらなかっていなかったんですね。
 やはり押印は難しいんでしょうか。
 そんなことを考えていたら16時になりました。

 音羽蒲郡IC~小菅出入口 299.5キロ・普通車7,370円

 
台風の影響で、静岡県内では停電が続いていました。東名高速も工事中で下り右ルートが上り線に。
 そんなこんなで、無事、移転改称予定の藤田保健衛生大学病院内簡易郵便局を訪問することができました。改称したら、また訪問します。
 名古屋市内の未訪問局や、みよし市にオープンされるであろう新局なんかも絡めながらの訪問になっていくでしょうか。
 このあとは、新東名や東名を走って東京まで帰りました。工事による渋滞も限定的で、思ったよりも早くに東京に帰れました。

 

 

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