秋田市は朝から雨。台風が接近中ということで、今日は一日中、この雨との闘いになるんでしょうね。旅の最終日、良い日になりますように。
残る秋田市の局は今日中に訪問できるかな、といったくらい。秋田県完訪に向けて、少しずつ東に進みながら訪問していきます。
秋田市街地から南下する国道7号は特に混雑もなく、途中、大森山動物園の近くで時間を潰しながら、スタート局の下浜局へと向かいました。
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1 |
09:03 |
下浜郵便局 |
しもはま |
秋田県秋田市 |
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国道7号はバイパス区間が続きます。
市街地へ向かう北行き車線は渋滞していました。
通勤時間帯、かつこんな怪しい天気の日ですからね。
普段は公共交通機関や自転車の人も、マイカーで出掛けたくなります。
なんたって、降水確率100%という天気予報ですからね。
対面通行の国道になってからしばらく行くと局はありました。
9時を待って貯金と風景印押印をしてもらいます。
今日は秋田市街地を一気に訪問していく予定です。
敵は間違いなくこの雨。早速降って来たじゃないですか。
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2 |
09:14 |
浜田簡易郵便局 |
はまだ |
秋田県秋田市 |
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国道7号をのんびりと北に向かって進みます。
バイパス区間になる桂根駅付近から、集落内の道に入ります。
このあたりには大森山動物園なんかがあります。
大森山はテレビ局のアンテナが建ち並ぶアンテナ山でもあります。
地方都市のアンテナ山、見つけるとワクワクしますね。
集落を進んでいくと公民館のようなところに局はありました。
おじさん局員さんと天気のことなどが話題になりました。
そして簡易局には珍しく、風景印が設置されていました。
大森山動物園とアンテナ山が描かれている風景印でした。
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3 |
09:24 |
新屋駅前郵便局 |
あらやえきまえ |
秋田県秋田市 |
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浜田簡易局から北に向かって進んでいきます。
海沿いの小さな集落ですが、県都秋田市だけのことはあります。
ひととおりの施設が集まり、寂しい感じはないですね。
そのまま進み、国道7号のバイパスをオーバーパスしました。
日吉神社の交差点を過ぎると局はありました。
あいにく駐車場がいっぱいなので、向かいのスーパーに停めました。
なるほど駅も近いし、活気のある駅前郵便局ですね。
ちょうど路線バスが走っていき、人の流れができていました。
そういえば、世間はもうお盆も終わっているんですよね。
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日本の経済活動の端っこを生きている自分。
なんとか乗り遅れないように、頑張って生きています。
稼げる仕事ではないけれど、経済を回すためにもね。
JR新屋駅前を過ぎて、広い道、県道56号を横断します。
このあたりはまとまった集落で、立派な市街地を形成しています。
その街並みを進んでいくと、新屋郵便局に到着しました。
お客さんが多く、元集配局らしい局舎には車もたくさん。
近くには秋田酒造の酒蔵がありましたね。
酔楽天、秋田晴だって。ああ、なんて素敵な場所なんだ。
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5 |
09:42 |
秋田割山郵便局 |
あきたわりやま |
秋田県秋田市 |
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日本酒をぐだぐだ飲む週末の幸せなことよ。
ああ、ごめんなさい、秋田の酒が大好きです。
御馳走になった新政の味なんて、一生忘れませんよ。
ああ、東京に早く帰って、お土産の新政飲んじゃおうっと。
雄物川を渡る橋は歴史を感じるもので、路線バスなんかと一緒に渡ります。
割山の集落を進んでいくと局はありました。
住宅街の中で、風景印もないささやかな局でした。
局名に秋田が冠されてきたあたり、市街地に入ったことを実感します。
さて、ここから一気に秋田市街地を訪問していきます。
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6 |
09:49 |
大川反簡易郵便局 |
おおかわばた |
秋田県秋田市 |
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そう言いたいところですが、けっこう郊外も多く。
昨晩判明した下新城簡易局を落としていた事件。
先週の秋田訪問時、なぜ気付かなかったのかと思います。
急ごしらえで調べると、地図アプリからは漏れるんですね。
秋田運河たる旧雄物川を渡り、工業団地のような場所に。
中小の工場や倉庫が並ぶ一角に局はありました。
どちらかというと工業団地のセンターのようになっている場所です。
金属を加工するにおいがして、生活感を垣間見ます。
なんだか懐かしい様な感傷に浸りながら旅は続いていきます。
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秋田市立体育館の印象的な建物。
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7 |
10:03 |
秋田寺内郵便局 |
あきたてらうち |
秋田県秋田市 |
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国道13号経由で7号に入り、北に進みます。
標識が示すのは能代など県北の都市です。
臨海バイパスなる道に入り進むと、渋滞気味でした。
港大橋の交差点には、かつて泊まったことのある青少年交流センター。
バスに乗って竿燈を見に行ったんだっけ。
寺内小学校付近を東に進んでいくと局に出ました。
市街地ではありますが、静かな住宅街の細い道沿い。
天気も手伝って、落ち着いた雰囲気の場所だと思いました。
局舎のひび割れが気になりながら、局を後にしました。
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8 |
10:20 |
下新城簡易郵便局 |
しもしんじょう |
秋田県秋田市 |
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ここからは国道7号を北に向かうしかありません。
いや、しかしなぜこの局を落としているのか。
仕方のないことですが、タイムロスは看過できません。
綿密な計画の大切さ、こうして再確認です。
しばらく進み、金足片田簡易局方面に進んでいくと局はありました。
近くにはJR追分駅があって、あの金足農業高校もあります。
夏の甲子園で決勝まで進出した県立高校の快挙。
そんな地域にある局は長閑で静かな小さな簡易局でした。
周囲は一面の田んぼ。農業が盛んな場所なんですよね。
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国道7号をしばらく南下し、それから市街地に入ります。
土崎付近では交通量がとても多かったですね。
距離のわりに時間がかかりました。
寺内局付近を通過し、住宅街の中に局はありました。
このあたりはかつて歩いたことがあるんですよね。
竿燈の帰り、バスが無くて中心地から歩いたんでした。
雨が本格的に降ってくる中訪問した局でした。
お客さんは多めで、駐車場も出入りが激しかったのを覚えています。
貯金と風景印押印を済ませて足早に局を後にします。
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10 |
11:04 |
秋田川尻郵便局 |
あきたかわじり |
秋田県秋田市 |
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児童会館通りなる道を南下していきます。
天気のせいもあるでしょうが、混雑していますね。
広い山王大通りなんかとの交差点は待ち時間も長く。
こういうところでイライラしたら負けなんですよね。
市街地を進み、住宅街の中に局はありました。
民家の並びなので目立たない局だと思いました。
それでも広い駐車場が用意されているのは助かりますね。
こちらの局には風景印の設置がありませんでした。
短時間で貯金を済ませて局を後にしました。
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11 |
11:15 |
秋田県庁構内郵便局 |
あきたけんちょうこうない |
秋田県秋田市 |
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北に進んでいき、秋田県庁に出ました。
青森県庁よりもわかりやすい配置です。
広い平面駐車場に車を置いて庁舎に入り、局を尋ねます。
「あっちの庁舎なんだよ」と言われて向かうと、意外と遠い。
県庁の中ではありますが、北の道に面した場所にありました。
しかし、県庁構内郵便局はここだけでしょうね。
県庁内や県庁前はありますが、県庁構内って…。
もちろん構内なので何も間違っているところはありません。
風景印の「県庁構内」の文字もなんだか不思議な気がしました
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12 |
11:27 |
秋田保戸野郵便局 |
あきたほどの |
秋田県秋田市 |
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そんな秋田県庁を出発して次に向かいます。
けっこう道路との相性が悪い都市です。
初心者にはわかりづらい道と信号の配置。
迷子になりながら進んでいきました。
山王大通りから北に進んでいくと保戸野の街に出ました。
秋田大学附属の学校群があり、道も保戸野学園通りという名前です。
局の前に数台分の駐車場が配置されています。
不思議な配置でしたが、機能的でもあります。
やはり雨が強く降ってきたので、写真撮影も適当です。
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13 |
11:35 |
秋田通町郵便局 |
あきたとおりまち |
秋田県秋田市 |
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道なりに南下していくと中心市街地です。
なるほどのこのあたりは、昔ながらの商店街の景色。
しかし、近年再開発されたのか、道は広いです。
アーケードでもないし、明るい商店街といったところでしょうか。
秋田市民俗芸能伝承館なるものもあります。
その隣に局は位置していました。
このあたりは昔から秋田市の中心だった場所でしょうね。
駐車場がなく訪問時は少し困りました。
それでも地方都市の特権。うまく訪問しました。
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14 |
11:42 |
秋田大町郵便局 |
あきたおおまち |
秋田県秋田市 |
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通町からは南に進んでいきます。
地名からして、繁華街を連想しますよね。
通町なんてまさに市街地中心部。
どちらかというと飲み屋街をイメージしてしまいます。
広い道を渡ると局はありました。
繁華街ながら駐車場はきちんとあって助かります。
マンションと一体化していて、その点は市街地だなと思います。
は、大町といえば、新政酒造がこの近くにあるんですよね。
ああもう、いっそ秋田に住んでしまいたいと思う瞬間です。
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15 |
11:52 |
秋田中通一郵便局 |
あきたなかどおりいち |
秋田県秋田市 |
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東京で新政なんて飲んだらぼったくられます。
そんなことを秋田の友達が話していました。
確かに、新政って県外に意地でも卸してないですもんね。
強気のマーケティングですが、なにせ美味しいもの。
そんなことを考えながら東に進み、一方通行にしては広い道を進みます。
車線数が多すぎて局に近付けず、やっとのことで到着。
なんなんだ、秋田の道は。ぜったいに間違っている。
地方都市なのに名古屋以上に走りづらいなんて。
そんなことを思いながら局を訪問し、出発しました。
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16 |
11:58 |
ゆうちょ銀行秋田店 |
あきた |
秋田県秋田市 |
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そのまま一方通行の広い道を東に進みます。
東西の道路軸は、秋田中央道路なる地下道です。
東西の行き来はそちらを通るんですね。
そう考えると、市街地の車は少なく感じます。
市民市場の交差点を北に進むと局…いや、ゆうちょ銀行秋田店に到着。
ゆうちょ銀行の独立店舗。日本全国でも2店舗しかありません。
店舗に入ると、納得。ATMもあって、必要なものはそろっている感じ。
でもやっぱり郵便窓口がないってのは弱点でしょうか。
お客さんはまったくおらず、私ひとりの静かな空間でした。
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17 |
12:06 |
秋田駅前郵便局 |
あきたえきまえ |
秋田県秋田市 |
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ここから東に進むとJR秋田駅に出ます。
秋田新幹線も来ているので、賑わいはありますよね。
そういう意味では、ミニ新幹線はアリですよね。
市街地の中心駅に乗り入れられる強みはあります。
そんなことを言えば、フルで乗り入れる北陸新幹線はすごいですが。
そんな駅前にあるのが秋田駅前局。
駅前と言いつつも、けっこう駅から離れています。
素敵なのはゴム印に竿燈の提灯が描かれていること。
実は今日唯一の絵柄入りのゴム印なのでした。
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18 |
12:12 |
秋田中通六郵便局 |
あきたなかどおりろく |
秋田県秋田市 |
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市街地を南西に進んでいきます。
整備された街並みもありつつ、昔ながらの細道も残っている場所。
赤提灯めいたちょっとした飲み屋も多そうです。
秋田の人は家で日本酒飲む方が多いでしょうか。
南大通りなる大きな通り沿いに局はありました。
駐車場がないことは予想できたので、左側に来るように訪問。
市街地の局では仕方のないことでもあります。
近くには総合病院などもあり、お客さんは多めでした。
このあたりも古くからの市街地なんでしょうね。
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19 |
12:18 |
秋田楢山郵便局 |
あきたならやま |
秋田県秋田市 |
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一方通行の道を南に進んでいきます。
市街地ならではの一方通行の道です。
免許取りたての頃は、一方通行は恐怖でしかなかったですね。
というか、地元には一方通行の道なんてなかったな。
またもや交差点に面している局に到着します。
今度は局の東隣に駐車場がきちんと設置されていました。
このあたりから住宅地のイメージが強くなりましたね。
名古屋で言うところの笠寺あたりでしょうか。
そのたとえが何に生かされるのかという発言です。
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20 |
12:26 |
秋田牛島郵便局 |
あきたうしじま |
秋田県秋田市 |
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一方通行の道をそのまま南に進んでいきます。
なぜこの道が一方通行なのかは不明です。
そんなに狭い感じもしないんですけどね。
対面通行にすると、北行きの抜け道になっちゃうんでしょうか。
たしかに生活道路の雰囲気はありますけどね。
牛島橋通りの交差点にぶつかったら左折します。
すぐに局はありましたが、駐車スペースはどこなのか。
とりあえず路肩を借りて局を訪問しました。
完全に住宅街の局で、静かな場所だと思いました。
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21 |
12:32 |
秋田旭南郵便局 |
あきたきょくなん |
秋田県秋田市 |
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牛島橋通りはそのまま西行きの一方通行になります。
このあたりは一方通行がかなり複雑です。
抜け道対策なんでしょうね、リアルに。
車社会だからこそ余計に対策が必要なんでしょう。
大きな南有楽町通りを北上し、刈穂橋を渡ったところに局はありました。
鍛治町通りに入った花屋の前が駐車スペースです。
局内は広々としていましたが、お客さんは他にはいませんでした。
地名から察するに、昔から下町、職人町だったのでしょう
いまでもその雰囲気は色濃く残っていますね。
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22 |
12:39 |
秋田茨島郵便局 |
あきたばらじま |
秋田県秋田市 |
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その鍛治町通りは北行きの一方通行です。
こうなると回り込んで南下するしかありません。
とっても細い道に入ってしまい、ひやひやしました。
旭川沿いの道に入り、県道56号にぶつかりました。
南下すると国道13号臨海バイパス交差点に出ました。
国道を越えた先を左折すると局に辿り着きました。
目立たない場所ですが、一定の需要はありそうな郊外の局といった感じです。
職安や体育館など、大きな公共施設も近くに点在しています。
職は無くても車がないと生きていけないですね。
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23 |
12:44 |
秋田卸センター簡易郵便局 |
あきたおろしせんたー |
秋田県秋田市 |
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広い道に出たところで東に進んでいきます。
特徴のある道ではないですが、のんびり走るには交通量が多い。
それもそのはず、その先は卸町の倉庫群にぶつかります。
卸町の中心、卸センター会館の中に局はありました。
こちらの局にはもちろんセンターのトイレがありました。
借りると、なんだか不思議な便器の配置でした。
古めかしい建物ですが、駐車場はシンプルな配置。
混んでいるわけでもなく、利用しやすい構造だったと思います。
ほっとして貯金を済ませ、局を出発しました。
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24 |
12:49 |
大住簡易郵便局 |
おおすみ |
秋田県秋田市 |
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JR羽越本線を越えるために、国道13号に入ります。
このあたりに羽後牛島駅があるんですね。
秋田新幹線側と比べるとローカルな羽越本線ですね。
さて、線路の東側に出て、大住入口交差点を右折します。
集落の中を進んでいくと局はありました。
住宅街の一角、お店なのかと思いきや、そうでもないのかな。
広々とした局内に窓口があるといった印象でした。
貯金をしてすぐに局を出発します。
来た道を戻るような格好で国道へと進みます。
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25 |
13:00 |
秋田牛島東郵便局 |
あきたうしじまひがし |
秋田県秋田市 |
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さすがはバイパス国道で、信号待ちが長い。
こればかりはイライラしても仕方がありません。
ガソリンスタンドのあたりで左折して、並行する道に出ます。
北上して信号交差点を右折すると、古めかしいスーパーマーケット。
パチンコ屋かと思うくらいの派手な建物。
昔ってそういえば、こういう建物のスーパーありましたね。
そのまま東に進み、右手のわき道に入ると局はありました。
想像とは違って近代的な建物にびっくりしてしまいました。
久しぶりに風景印があったので押してもらいました。
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26 |
13:15 |
仁井田郵便局 |
にいだ |
秋田県秋田市 |
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この先は郊外の局がメインになっていきます。
国道13号に出て、そのまま南へと進んでいきます。
この道は大曲方面へと繋がっている国道なんですね。
片側2車線、交通量も多い幹線国道です。
左手にカーブした先、国道沿いに局はありました。
反対車線なので車の切れ目のタイミングを計って到着。
大きな局舎は集配局らしく、風景印も設置されていました。
貯金を待つお客さんもいて、待ち時間のある局でした。
大きな局、まして国道沿い。お客さんの集まる局なんでしょうね。
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27 |
13:26 |
上北手郵便局 |
かみきたで |
秋田県秋田市 |
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このまま大曲方面に向かいたいところです。
しかし、拾わなければいけない局もいくつか。
そんなわけで、秋田新幹線の線路を越えた先で国道を出ます。
横山立体交差点を左折し、すぐに信号を右折。
坂を上って集落を抜けて…としていくうちに局に出ました。
秋田市街地からは完全に出たといった感じの小さな集落の局。
近くにはニュータウンの造成が進んでいます。
このあたりが市街地に飲み込まれるのも時間の問題でしょうか。
「秋田」を冠しない局名がなんだか誇らしく感じられます。
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28 |
13:37 |
秋田御所野郵便局 |
あきたごしょの |
秋田県秋田市 |
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うまく走り抜けて国道13号に出ます。
そのまま国道の南側、ニュータウンに入ります。
御所野団地、なんて呼ばれているようです。
かなり本格的なニュータウンで、家の数も多いですね。
ここだけでコミュニティが形成されている感じです。
イオンモール秋田が出てきて、その裏手に局はありました。
このモールは昔からあるジャスコなんかの改装店舗でしょうか。
立地からして想定の範囲内ですが、お客さんは多めでした。
それでも駐車場に車を置けただけいいってところでしょう。
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29 |
13:46 |
四ツ小屋簡易郵便局 |
よつごや |
秋田県秋田市 |
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広い道はニュータウンのメーン道路の雰囲気。
そのまま流れに乗ってスイスイ西に進んでいきます。
坂を下ると目の前には一面の田んぼ。
おお、さすがは秋田。こうでなくっちゃね。
地面に下りたところの信号を左折、県道9号を南下して局へ。
田んぼの中のささやかな集落の、そのまた端っこの局です。
のんびりとした雰囲気は、御所野局とは対照的です。
貯金をすぐにしてもらうことができました。
待ち時間がないということが最大のサービスですよね。
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30 |
13:56 |
豊岩郵便局 |
とよいわ |
秋田県秋田市 |
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適当な道から県道に戻り、西へと進んでいきます。
そういえば実家の近辺もこんな感じだったよね。
長洞の交差点あたりとか、ほら、田んぼばっかだったでしょ。
姉も、自分も落っこちた田んぼ。
そんなことを思いながら雄物川を渡って西側の道へ
広い県道から集落の中へと入る道を進むと局はありました。
グリーンカーテンもなんだか寒々しく見える雨の日です。
ここまで来ると本格的に街を出た、といった感じです。
三田洞より田舎。厳美とかそのあたりでしょうか。
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31 |
14:08 |
川添郵便局 |
かわぞえ |
秋田県秋田市 |
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救急車が何台か県道を走っていきます。
こんなところで何があったんだろうな、と思いながら進みます。
しばらく行くと老人ホームの敷地に救急車。
季節の変わり目。切ない季節なんですよね。
日本海東北自動車道をくぐり、雄物川を渡って左折します。
集落の中の道を進んでいくと局に出ました。
一時的に雨が激しくなり、車を降りることも躊躇うほど。
しかし躊躇っていてはいつまで経っても訪問できません。
意を決して局に飛び込むも、よく濡れましたよ。
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32 |
14:17 |
雄和郵便局 |
ゆうわ |
秋田県秋田市 |
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いったん靴の中に水が入ると、もうどうでも良くなる。
この濡れた靴で東京まで帰らなきゃいけないのか。
あ、車にはサンダルがあるし、まあなんとでもなるかな。
県道9号に出て、雄物川に沿って南に進んでいきました。
長閑な街並みにいきなり市街地が現れて、その中に局。
県道沿いにあるのでよく目立っていましたね。
風景印には雄物川と飛行機…飛行機?!
尋ねると「秋田空港がすぐ近くなんですよ」だそう。
ええ、秋田空港ってこんなところにあったんですか。
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33 |
14:26 |
種平簡易郵便局 |
たねひら |
秋田県秋田市 |
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そういえば秋田空港には金農ナインが帰ってきたんだっけ。
大阪からの臨時便も飛んだらしいからびっくりですよね。
このとき、それだけ日本中から秋田は注目を浴びていたんです。
いま思い出しても毎日ニュースに出てきた秋田の景色。
なんだか懐かしいな、と思いながら書いていますよ。
雄物川を2度渡って種平簡易局に到着しました。
古めかしい局舎はかつての特定局でしょうか。
調べてみると、1999年までは種平郵便局だったんですね。
それから20年弱の月日。長いような短いような。
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34 |
14:35 |
平尾鳥簡易郵便局 |
ひらおとり |
秋田県秋田市 |
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2000年問題なんて騒いでいたこと、思い出します。
吉田輝星くんは2000年生まれの学年。
そして金足農業の軌跡が写真集で発売されるんだそう。
いろいろすごいことになった今年の夏の高校野球。
次は岐阜県代表が勝ち進むなんてことにはならないかな。
そんなことを思いながら田んぼの中を走っていくと局に出ました。
平尾鳥なんてなんだかおいしそうなブランド鶏みたいです。
平尾鳥の水炊き。平尾鳥の唐揚げ。平尾鳥の厚焼き玉子。
酒に合うメニュウばかりが頭に浮かんでしまう模様です。
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35 |
14:48 |
戸島郵便局 |
としま |
秋田県秋田市 |
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そして一気にホワイトアウトするほどの大雨。
なんだこれは。もうどうしたらいいんだろう。
しかし交差点近くではパトカーが容赦なく取り締まっていました。
秋田空港の前に出ましたが、この天気で飛行機は飛ぶのでしょうか。
そのまま国際教養大学のわきを抜けて、日東道の先、秋田空港インターへ。
インターを出た後、集落の中を走っていくと局はありました。
このあたりは2005年まで河辺郡河辺町のエリアだった場所。
集落もまとまっていて、住宅街が続いていました。
風景印はありそうでありませんでした。
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県道で雄物川を渡りました。
あ、雄物川じゃないんですね。岩見川でした。
JR奥羽本線の線路を渡って、すぐに右折します。
JR和田駅前の集落に局はありました。
旧町役場なんかもこのあたりに集まっています。
駅があるだけで、戸島とは全然違った雰囲気の街並みになりますね。
こちらの局は集配局で、局舎も大きめでした。
しかしながら、こちらにも風景印はありませんでした。
意外ですよね。無いと思っている局あることもあるのに。
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秋田南IC~協和IC 11.3キロ・普通車460円
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37 |
15:12 |
中淀川簡易郵便局 |
なかよどかわ |
秋田県大仙市 |
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この先は高速道路を有効活用します。
これについては計画時からそうするつもりでいました。
秋田自動車道の秋田南インターから大曲方面に。
強い雨のおかげでスピードは出せませんが、安定して走れます。
すぐ次の協和インターを下りて、国道341号を南に。
集落の中の細い道を入っていくと局はありました。
簡易局らしい小さな局は、局の中も古めかしい雰囲気がいっぱい。
「淀川」と書いて、濁らずに「よどかわ」と読むんですね。
大阪の淀川が頭に浮かんで、思わず「よどがわ」と読んでしまいます。
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38 |
15:20 |
淀川郵便局 |
よどかわ |
秋田県大仙市 |
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国道341号に抜けてそのまま進んでいきます。
やたらとダンプカーが多いのはなぜでしょう。
この先に道路工事でもしているところがあるんでしょうか。
途中で県道と合流すると交通量が少し増えました。
あおのあたり、集落に入っていくとすぐに局はありました。
ちょうど集配の車も到着していましたね。
田舎の小さな郵便局といった雰囲気のある局でした。
三角の赤い屋根なんて見事に絵に描けそうな雰囲気ですよね。
この時点で15時20分過ぎ。もう少し稼がせてもらいましょう。
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39 |
15:30 |
大正寺郵便局 |
だいしょうじ |
秋田県秋田市 |
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やたらとうねうね走る国道を進みます。
途中からはたぶん、国道を離れたような気もします。
いずれにしても国道にまた戻り、いつの間にか前のトラックは消えました。
雄物川を渡った先、丁字路を左折すると局はありました。
まだ新しい局舎は最近建て直されたものでしょうか。
しかしあの国道341号は一体どこに向かっているんでしょう。
地図で見ても迷走しているようにしか思えません。
さて、大正寺局には風景印が無かったので貯金のみしました。
貯金のみ、と打ったら「貯金飲み」と出てびっくりしました。
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40 |
15:39 |
萱ケ沢簡易郵便局 |
かやがさわ |
秋田県秋田市 |
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貯金飲みっていったいどんな飲み会なんだろう。
興味はあるけれど、怖くてとても参加できません。
県道10号をしばらく南に進みます。
だんだんと山の中に入っていきます。
道幅も細くなりましたが、走りやすさは変わりませんでした。
しばらく行くと県道沿いに局はありました。
小さな簡易局にはちょうどヤクルトレディもいました。
雨が酷くなっていたので、この中走るのはつらいでしょうね。
ヤクルトだって売れる物も売れなくなります。
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41 |
15:48 |
小種簡易郵便局 |
こたね |
秋田県大仙市 |
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刈和野街道なんて名前の道なんですね。
なるほど街道筋ならこの先も進めそうです。
すると大仙市に入りました。秋田市の局は完訪でしょうか。
さっきの淀川あたりも大仙市だったんですけどね。
広い道にぶつかり、雄物川を渡ります。
今日だけでいったい何回雄物川を渡ったでしょうか。
橋の先、右手のわき道に入ると局はありました。
局のスペースはまだ新しそうな雰囲気でした。
貯金を済ませてすぐに局を後にします。あと1局行けそうです。
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42 |
15:57 |
大沢郷郵便局 |
おおさわごう |
秋田県大仙市 |
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県道をそのまま東に進み、雄物川を渡ります。
しばらく行くと右手に集落への道が分かれます。
ここまで来ればもう大丈夫。
落ち着いてゆっくりと走っていくと局に到着しました。
古風な局舎は入口も狭く、局内も昔ながらのレイアウト。
最後の局にふさわしく、風景印が設置されていました。
ゆっくりと押してもらい、局を後にします。
長かった旅もここでおしまい。
記憶に残る、静かな静かな集落の郵便局でした。
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大曲IC~加平出入口 532.4キロ・普通車8,450円
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秋田土産がいっぱい。
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この後は一気に東京へと帰りました。大曲から高速道路を進み、仙台までは順調に到着。睡魔に襲われた常磐道では休憩をしまくります。
水戸を過ぎると眠気も吹き飛んで、三郷の料金所を0時過ぎに通過できるようにサービスエリアで時間調整しながら帰りました。
2週間ぶっ続けの旅は初めてのことで、かなり疲れましたが、こんな旅ができるのもいまだけかな、と思いながら感傷に浸っていました。
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