今日はスタート局が近いので、宿を出発するのはゆっくりです。宮之城から永野金山までは、車で30分もかからない距離です。
永野金山からまた西海岸へと向かって車を走らせていく計画ですが、昨日とは重複しないようにルートを練るのが一苦労でしたね。
また、今後の訪問にも悪影響を与えないように、訪問順序や経由地も工夫しながら計画をしました。うまくいくでしょうか。
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1 |
09:02 |
永野金山郵便局 |
ながのきんざん |
鹿児島県薩摩郡さつま町 |
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宮之城から永野地区へと進んでいきました。
朝の出発がゆっくりだと、のんびりできて良いですね。
とはいえ、朝はやはり早起きしてしまうのが常なんですが。
旧薩摩町のエリアである永野の中心地を通過します。
旧薩摩永野駅跡の永野鉄道記念館を過ぎると、山道になって上っていきます。
永野金山跡の集落に入ると局はありました。
この山を越えた向こうに山ヶ野金山郵便局もあったんですね。
かつては金山で栄えた場所なんですね。
なお、永野金山と山ヶ野金山は同じ金山を指しているようです。
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2 |
09:08 |
永野郵便局 |
ながの |
鹿児島県薩摩郡さつま町 |
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これも歴史の一ページということでしょう。
鉱山集落の郵便局が廃止されていくのは仕方ないことです。
逆にこの時代まで残っていたということの方が驚きです。
金山なんていうと特別な感じがしてしまいますけどね。
来た道を戻り、永野のささやかな集落の中に局はありました。
かつては鉄道の要衝だったということが信じられないくらいです。
スイッチバックしてまでこの集落に駅を造ったんですからね。
貯金をすると、ウェットティッシュに花の種など頂きました。
心遣いありがとうございます。後日海外で使いました。
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3 |
09:19 |
求名広橋簡易郵便局 |
ぐみょうひろはし |
鹿児島県薩摩郡さつま町 |
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県道をしばらく西へと進んでいきます。
先ほど通った道なんですが、局なんかあったっけ。
いや、往路では通ってない道なんだな。
国道504号と合流し、信号交差点のところに局はありました。
ああ、やっぱり往路で通っているみたいですね。
交差点角にある、目立たないけれど味のある簡易局です。
立地の良さもあってか、お客さんは数人いました。
この局の近くには、旧宮之城線の広橋駅があったようです。
薩摩求名駅はもっと北に離れた場所だったようです。
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4 |
09:26 |
中津川郵便局 |
なかつがわ |
鹿児島県薩摩郡さつま町 |
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薩摩道路のインター方面に進んでいきました。
国道504号は本気でバイパス工事をしています。
かなりちゃんとした規格で造っているみたいですね。
県道396号で南下し、しばらく行くと局はありました。
小さな集落ですが、こうして直営局があるといいですよね。
もちろん簡易局でもいいんですが、郵便局があるという安心感。
地方では都会以上に郵便局が必要とされています。
中津川というとやはり岐阜を思い浮かべてしまいます。
意外と日本全国で出会う地名なんですよね。
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5 |
09:32 |
薩摩黒木簡易郵便局 |
さつまくろき |
鹿児島県薩摩川内市 |
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そのまま県道396号を南下していきます。
沿道はパッとしないですが、集落がいくつか続きます。
山越えの峠道、のような険しさはまったくありません。
地元の岐阜とか長野とかを走ると山が多いですからね。
山深い見通しの悪い道を走るときはなかなか疲れてしまいます。
さて、しばらく進むと、左手に緑色の局舎が出てきました。
局内にも雑貨が並んでいて、なかなかおもしろい局でした。
気付けばここは薩摩川内市。
旧祁答院町のエリアをしばらく訪問していきます。
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6 |
09:38 |
上手簡易郵便局 |
かみて |
鹿児島県薩摩川内市 |
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さらに県道を南に進んでいきます。
ラジオを聞きながらのんびりとドライブしていました。
ぼんやりとしていたら、局を通過していました。
いや、このあたりのはずなんだけれど、見つからない。
右手には上手小学校があるのみ。
Uターンして探すと、県道から少し入った場所に局。
上手小学校へのアプローチ道路に局はありました。
なぜかこの局の近辺にはトラックが数台いました。
すれ違いがしづらいので、タイミングを見て出発しました。
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7 |
09:45 |
祁答院郵便局 |
けどういん |
鹿児島県薩摩川内市 |
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県道391号を西にしばらく進んでいきます。
少し山が迫り、それを過ぎるとまた市街地に入ります。
薩摩川内市の祁答院支所がある近くに局もありました。
祁答院という地名もなかなかインパクトがありますよね。
しかし近くにある大軣小学校も気になります。
よ、読めない!
調べると、だいごう、と読むのだそうです。
かつてあった大村小学校と轟小学校から一文字ずつ取ったらしい。
軣という字は轟と同じ使い方をするのだそうです。
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8 |
09:59 |
藺牟田郵便局 |
いむた |
鹿児島県薩摩川内市 |
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思わぬ場所で初めての漢字に出会いました。
いろんな地名に出会うものですね。
しかし祁答院という地名の由来は本当に気になります。
おもしろい地名だな、と思いながら南下していくとさらに!
「藺牟田郵便局」って、もはや読みの想像すらつかない。
思わず局員さんに読み方を尋ねます。
なるほど調べると、藺牟田池なる池まであるんですね。
ラムサール条約の登録されているというのは初めて知りました。
こうして自然豊かな土地は守られていくんですね。
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読めません。もはや見たことのない漢字です。
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9 |
10:08 |
砂石簡易郵便局 |
さざらし |
鹿児島県薩摩川内市 |
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そんな藺牟田郵便局を出発します。
藺牟田局の記帳台にはおもしろい新聞記事もありました。
ぜひ立ち寄った際には確かめてみてください。
結局藺牟田池は目にすることなく進み、空港道路に出ました。
しばらく西に進んでいくと局に到着。
地図では藺牟田温泉の文字もありますが、温泉街ではありません。
元気な女性2人の局員さんでした。
商店と併設された局ですが、局の出入口は独立しています。
こういう造りは簡易局ではよく見かけますね。
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10 |
10:21 |
山之口簡易郵便局 |
やまのくち |
鹿児島県薩摩川内市 |
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空港道路から南下していく道に入ります。
このあたりはショートカットしました。
ナビでは国道を案内しますが、これくらいのカットはありでしょう。
国道328号に出ると、トラックの姿もちらほら。
道なりに南下していくと、信号交差点のところに局。
駐車スペースは局の前のわずかな場所です。
交差点を行く車(ほぼいないが)の邪魔にならないように駐車。
そんなこともあり「次はどちらですか?」という話に。
なんでも、交差点の感応式信号が局の前だと反応しないそう。
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11 |
10:33 |
薄原簡易郵便局 |
すすはら |
鹿児島県姶良市 |
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幸い、交差点とは反対に進んでいくので大丈夫でした。
県道395号は少しずつ山を分け入っていきます。
道は細くなる一方ですが、交通量もないので平気か。
軽自動車で走る分には苦労のない道だと思います。
県道211号との追分で右折して、南下していくと…局はどこ?
注意深く崖下を見下ろしていると局はありました。
県道から一段低い場所にあり、目立たない立地です。
車を県道の路肩に置き訪問。形態の電波も届きません。
静かな山あいの集落にある、本当に静かな簡易局でした。
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12 |
10:49 |
蒲生郵便局 |
かもう |
鹿児島県姶良市 |
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県道211号を北に進み、途中からは東に向かいます。
道なりに走っていくだけなので問題はありません。
道幅も安定し、車通りも少しずつ出てきました。
温泉施設があり、視界が開けてくると蒲生の集落に入ります。
市街地に入り、適当な道を進んでいくと局を発見。
このあたりは旧蒲生町の中心部にあたるんですね。
中心地らしくお客さんの数も少なくはありません。
ポスターを置きに来た消防署の人なんかもいました。
この先は山間部にある簡易局を一気に拾っていきます。
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13 |
10:55 |
米丸簡易郵便局 |
よねまる |
鹿児島県姶良市 |
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地図を眺めながら「どうしたものか」と考えました。
どういう順番で回ると効率がよいのだろうか。
昨晩悩んで、なんとかルートを練ったものです。
まずは蒲生局の前の道、県道463号を北に進んでいきます。
中心地を抜け、田んぼが目立つまっすぐな県道沿いに局はありました。
駐車場は局の少し北にあります。
暑さのことばかり話題になりますが「今年は異常」とのこと。
先日の台風で天気も変わりやすく大変だとも。
台風の多い土地では、苦労も多いことでしょう。
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14 |
11:07 |
漆簡易郵便局 |
うるし |
鹿児島県姶良市 |
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東京だと台風が来るとすぐに電車も止まります。
なんだかんだで不便なことも多い東京。
通勤にさえ影響がなければ台風でも平気なんですが。
県道463号をそのまま北に向かっていきました。
2車線の道が狭くなり、漆の集落に入っていきます。
すぐに右側に局が出てきました。
局舎は特定局っぽく、窓口も旧特定局の雰囲気です。
調べてみると、2004年までは漆郵便局だったとのこと。
なるほど局舎にも歴史あり、といったところです。
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15 |
11:19 |
木津志簡易郵便局 |
きづし |
鹿児島県姶良市 |
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2004年まで特定局なら、まだ最近ですね。
最近といっても、もう14年も経っているんですが。
それでも調べると90年代に簡易局になった、なんてことが多いです。
2000年代まで特定局だったことはそれなりの需要があったことでしょう。
さて、県道391号に入って東に進んでいきます。
いきなり狭い道ですれ違いになり焦りますが、なんとか走破。
しかしナビの場所に局はなく、市役所の出張所に局はありました。
学校の跡地なんかでしょうか、広場の奥にログハウス調の建物でした。
公共施設型の局も、こうした山間部で見かけますね。
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16 |
11:35 |
堂山簡易郵便局 |
どうやま |
鹿児島県姶良市 |
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東に進んでいくと、北山小学校付近に出ました。
この近くに北山簡易局がありますが、さらに北の堂山簡易局を先に。
県道446号をしばらく北上していきます。
道幅はそんなに狭くはないですが、カーブの多い道です。
しばらく進むと、山に囲まれたささやかな集落に局。
こちらも元々学校でもあったような広場の中の局です。
まだ新しい局舎は、公共施設と一緒になっているようでした。
待合スペースは少し蒸し暑かったですね。
数分の滞在なので、冷房が無くてもそこは仕方ありません。
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17 |
11:45 |
北山簡易郵便局 |
きたやま |
鹿児島県姶良市 |
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しかし簡易局ってどれくらいの来局があるんでしょう。
集落の全員が来ても、1日に数人といったところでしょうか。
そんな小さな集落の局にふらっと入っていく不思議な感覚。
当たり前にこなしていますが、非日常なんですよね。
さて、来た道をしばらく戻っていきます。
北山小学校を過ぎると、道路工事の片側通行区間に局。
広めの局舎で、テレビはお昼前のニュース番組。
東京を離れたとたんにニュースなんて見なくなりました。
これからの1か月、何が起きて何が変わっていくのでしょう。
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18 |
12:01 |
山田郵便局 |
やまだ |
鹿児島県姶良市 |
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旅の途中ってそういう感覚になりますよね。
現実の出来事は置いといて、ああ、そんなことがあったんだ、って。
大きな災害なら別ですが、小さなニュースは地方ごとでしか報じられません。
平和な毎日が続くこの夏でありますように。
途中から走った県道391号はなかなかクセの強い道でした。
なんとか山田の市街地に抜けることができました。
旧姶良町のエリアで、民家が点在する程度の集落です。
郵便局のあたりは民家も多く建ち並んでいました。
ATMなどで少し手狭に感じる窓口スペースでした。
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19 |
12:11 |
三船郵便局 |
みふね |
鹿児島県姶良市 |
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県道40号は久しぶりに交通量の多い道です
しばらく山間部を走っていたので、この感覚は久しぶり。
途中から南下していく道に入り、また右折すると局。
局は空港道路沿いで、交通量の多い道沿いの局。
需要もあるのか、ATMには数人が並んでいました。
正午過ぎの昼休みの時間帯に重なったこともあるでしょうね。
窓口での貯金は空いていて、すぐに受け付けてもらえました。
今回の旅では概ね待ち時間が5分以内の局ばかりでしたね。
時期的に混雑しそうなものですが、助かりました。
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20 |
12:21 |
吉田麓郵便局 |
よしだふもと |
鹿児島県鹿児島市 |
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この後はどこに向かおうか、計画時に悩みました。
姶良市街地の未訪問局をたくさん訪問したいところです。
ただ、今後の訪問のことを考えると、そのまま置いておくのもひとつ。
というわけで、鹿児島市方面に進んでいきます。
空港道路を西に進み、南下してトンネルをくぐります。
交通量のやけに多い県道沿いに局はありました。
トラックなんかも多く、写真撮影もまともにできていません。
ちゃんと撮ろうという気持ちがなかっただけですが。
旧吉田町のエリアの局をしばらく訪問していきます。
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21 |
12:32 |
吉田郵便局 |
よしだ |
鹿児島県鹿児島市 |
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県道25号を南下していきます。
九州自動車道に沿って進み、山あいを進む道です。
集落が途切れ、坂道になったところで局はありました。
大きな局舎は集配局で、まだ新しそうな建物。
元々が町だったことを考えると大きめの局舎ですね。
この吉田町という自治体、全く知りませんでした。
鹿児島市に編入後しか来たことがないわけです。
こうしてまたひとつ、平成の大合併の痕跡を見ました。
この町では、合併は必要だったんでしょうね。
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22 |
12:39 |
大原簡易郵便局 |
おおはら |
鹿児島県鹿児島市 |
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県道25号から県道16号に入ります。
このあたりはナビ任せで適当なルーティング。
ただ、どこを走っても車通りは多いです。
さすがは県都鹿児島市、といったところでしょう。
そういう意味では、旧吉田町はすっかり鹿児島市です。
県道沿いの大原簡易局は、わりと賑やかな立地です。
周辺にはお店や民家も多く、県道の交通量も多いです。
窓口スペースがやけに広く、何かの事務所のようでした。
貯金を済ませて、さらに西に向かって進みます。
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23 |
12:56 |
東俣郵便局 |
ひがしまた |
鹿児島県鹿児島市 |
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いまひとつうまいルートがなかった場所です。
県道16号をしばらく北に向かって進みました。
それから県道40号に入って、と、大きな迂回です。
地図で見るだけでは、道路事情までは掴めませんからね。
地元の方ならもっと適切なルートを知っていることでしょう。
しばらく県道40号を進み、途中で211号を南下すると局。
駐車場が道路から見通しが悪い印象を受けました。
さて、局舎は入口の構造が少し特徴的です。
窓口スペースは、局舎を入って左側でした。
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24 |
13:05 |
花尾簡易郵便局 |
はなお |
鹿児島県鹿児島市 |
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県道211号をしばらく北に進んでいきました。
長閑な道が続き、気持ちの良いドライブです。
郵便局を回るにしても、天候は本当に大事。
もちろん、晴れている日がいちばん気持ち良いものです。
さて、道なりに進むと、そろそろ局があるはず。
しかし見つからずに小学校でUターン。
橋を渡ったわき道沿いに局はありました。
局は道路から一段低い場所にあるので、車は路肩において訪問します。
大きな荷物のお年寄り。ちょっと大変そうでした。
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25 |
13:15 |
郡山郵便局 |
こおりやま |
鹿児島県鹿児島市 |
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花尾小学校のところから西に向かっていきます。
国道328号に出ると、車は少ないですが走りやすい道。
北に向かうと、なるほど宮之城に行けるんですね。
県道40号とぶつかり、その先に局はありました。
近くに高校があり、高校生がたくさん歩いていました。
大きな局舎は集配局らしいものです。
ここは2004年まで郡山町だったエリアです。
先ほどの吉田町同様に、存在を知らなかった自治体です。
街並みには確かにその面影があるような気がします。
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26 |
13:26 |
鹿児島西郵便局 |
かごしまにし |
鹿児島県鹿児島市 |
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一集落にしては公共施設などが充実している。
そんな印象を受ける郡山の市街地でした。
元々が郡山町という自治体だったのならば納得です。
街並みにも活気が感じられ、鹿児島市の一部でも不思議はないですね。
さて、国道をしばらく南下していきます。
途中に鹿児島小山田簡易局がありますが、貯金非扱いで通過。
天下の国道3号に入ると、国道沿いに局はありました。
でっかい局を想像していましたが、かなり小ぢんまりとした集配局。
鹿児島西なんて局名に騙されてはいけませんね。
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27 |
13:43 |
石谷簡易郵便局 |
いしたに |
鹿児島県鹿児島市 |
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地域区分局くらいの規模かと思ってしまいますよね。
しかも立地が山に囲まれた場所です。
そんな局があるのも巡っている楽しみなんですがね。
さて、ナビに騙されながらも県道210号に出ます。
しばらく進み、犬迫簡易局は貯金非扱いのために通過。
さらに走って石谷の集落の中に局はありました。
簡易局のわりにお客さんが多く、その後も入れ替わりでお客さん。
たまたまのタイミングかもしれませんが、需要はありそうな場所。
鹿児島市街地も遠くはない場所ですからね。
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28 |
13:51 |
竹之山簡易郵便局 |
たけのやま |
鹿児島県日置市 |
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石谷からはしばらく北に進んでいきます。
山を下り、九州新幹線の高架が見えました。
新大阪から乗り通したのは何年前のことでしょう。
いや、本当にいい旅だと思いましたね。
竹之山簡易局はなかなかわかりづらい立地だと思います。
ここにあったか!という場所に局はありました。
仙人みたいな(失礼!)局員さんに迎えられます。
いろいろと話になり、温かく見送ってくださいました。
残り2時間の鹿児島旅。どこまで行けるでしょうか。
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29 |
14:04 |
里岳簡易郵便局 |
さとだけ |
鹿児島県鹿児島市 |
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国道3号まで北上していきました。
幹線国道がこんなところを通っているとは。
またすぐに県道40号に入って北に向かいました。
トラックの多い道で、しかも国道交差点付近で工事中。
片側交互通行区間では少し車が並んでいました。
局は県道沿いで、元々はコンビニか商店だったような建物です。
いや、違うか、現役の商店ですね、看板を見ると。
この局はナビでは表示されずに、公式HPから調べてきました。
また、日置市かと思いきや鹿児島市の局でした。
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30 |
14:11 |
伊集院北郵便局 |
いじゅういんきた |
鹿児島県日置市 |
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国道3号の交差点まで南下して国道に入ります。
やはり国道3号は交通量が多いです。
このあたりはスピードにも乗れる場所でしょうか。
流れもスムーズで走りやすい道が続きました。
すぐに右手に局が出てきました。
駐車場は広々としていて、使い勝手がよかったです。
ここは局名から想像するに、旧伊集院町のエリアでしょう。
なかなか来ることのない場所ですが、初めてではありません。
地名が印象的な場所ほど、記憶に残っているものです。
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31 |
14:17 |
下神殿簡易郵便局 |
しもこどん |
鹿児島県日置市 |
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安定した交通量と走りやすさはさすが幹線国道です。
国道3号って、いったいどこまで延びているんだろう。
調べてみると、北九州の門司まで続いているんですね。
九州を縦貫する大動脈です。
そんな国道3号の終点もほど近い日置市を走ります。
国道沿いに局はありました。
九州新幹線の高架をくぐる手前で、静かな集落です。
小さな簡易局ですが、まだ新しそうな局舎でした。
この先は伊集院の市街地方面に進んでいきます。
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32 |
14:27 |
妙円寺団地郵便局 |
みょうえんじだんち |
鹿児島県日置市 |
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下神殿交差点から今度は南下していきます。
ニュータウンに続く道は、全国共通です。
ああ、この先に団地があるんだな、という雰囲気が出ています。
しばらく走って右折、妙円寺団地の中に入って進むと局。
妙円寺団地郵便局、とはなんとも潔い名前です。
団地内、とか、伊集院妙円寺団地、とかしないあたり。
一見、広い日本のどこにあるのかと思ってしまいます。
この局には、局員さん全員の顔が描かれた絵が飾られていました。
本当によく似ていて、これはきっと一生の宝物でしょうね。
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33 |
14:38 |
大田簡易郵便局 |
おおた |
鹿児島県日置市 |
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地域の方の作品が飾られた郵便局、実はけっこう多いです。
しかし、局員さんの肖像画はなかなかないですね。
地域と郵便局がしっかりと繋がっている証拠だと思います。
さて、伊集院市街地を通って西に進みます。
伊集院は2007年2月に訪問しています。大学生の頃です。
しかし、地図をいま眺めてみてどうしてもおかしいことが。
郡簡易郵便局っていう未訪問局があるんですけど。
まったくそんなことには気付かず、この日は大田簡易局に向かっています。
「ふう、訪問局と未訪問局が繋がった」とか安心してたんだろうな。
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34 |
14:47 |
日置住吉簡易郵便局 |
ひおきすみよし |
鹿児島県日置市 |
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悔しいけれど、いまさら仕方のない事実。
しかもそれに気付いたのは、記事を書いている9月ですよ。
いずれ訪問する下伊集院局スタートの日にでも行きましょう。
それがいつになるのかはまったくわかりません。
ま、鹿児島は好きなので、案外早く訪問のチャンスはありそうです。
さて、進んでいくと日置住吉簡易局に到着しました。
以前は草原簡易局でしたが、移転改称して今日に至ります。
当時の訪問ではダイエーの川崎宗則に似ていると言われて喜んだっけ。
あんな生き方ができる川崎選手は、憧れでもあります。
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35 |
14:55 |
飯牟礼簡易郵便局 |
いいむれ |
鹿児島県日置市 |
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似てるとか、否定しろよと怒られそうです。
はい、私は川崎宗則に似ていません。
いや、でも雰囲気は似ているかも。キャラクターとか。
はい、私は川崎宗則に残念ながら似ていません。
東に進んでいき、今度は茶畑なんかもあるのどかな道。
しばらく進んでいくと、局は畑に囲まれたところに出てきました。
見通しもよくわかりやすい場所で、訪問しやすかったです。
局舎もかわいらしく塗装されていますが、ちゃんとJPのロゴもあります。
ここまでが日置市の訪問。この先は鹿児島市です。
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36 |
15:03 |
直木簡易郵便局 |
なおき |
鹿児島県鹿児島市 |
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さて、いよいよ旅の締めくくり、金曜日の15時です。
長旅をするとだいたい、この金曜日の15時で切なくなります。
もうすぐこの旅は終わるんだ、というあの気持ち。
そして、東京に帰れるんだ、という安堵の気持ちも半分。
さて、県道35号に入り、少し南下すると局。
道が二手に分かれる追分の真ん中にある局でした。
いや、これ車を置くところにも困るわ、とツッコミを入れつつ。
局員さんにも温かく迎えていただきました。
鹿児島市街地はまだまだ向こう。鹿児島市も広いです。
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37 |
15:12 |
鹿児島春山郵便局 |
かごしまはるやま |
鹿児島県鹿児島市 |
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適当な道をチョイスして東に進みます。
そうやって書くと冒険している感じがします。
でも実際に道をチョイスしているのはGooglemapsです。
人間よりも優秀な相棒です道案内に関しては。
優秀すぎるので「16時に閉店しますが本当にナビしていい?」と聞いてきます。
間に合うだろうがどう考えても馬鹿たれ、と叱りながらナビしてもらいます。
市街地らしくなった春山交差点の西に局はありました。
交通量も多く需要もありそうですが、あくまで簡易局です。
山の麓で日当たりが悪いのか、外壁が苔(?)むしています。
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38 |
15:19 |
五ヶ別府簡易郵便局 |
ごかべふ |
鹿児島県鹿児島市 |
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県道35号をそのまま東に進んでいきます。
鹿児島市街地方面に抜ける道だからか、交通量はかなり多いです。
山あいを抜けて、小さな集落を縫って走ります。
すると、微妙な場所に局はありました。
アプローチはしやすいものの、唐突に現れて焦ります。
五ヶ別府、とはまた不思議な響きの地名ですね。
そしてどう頑張ってもPCでは変換されません。
局の周辺には民家があまりありません。
この局のお客さんは車で来局する方が多いのでしょうか。
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39 |
15:29 |
鹿児島星ヶ峯郵便局 |
かごしまほしがみね |
鹿児島県鹿児島市 |
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県道35号をさらに東に進んでいきます。
お、いよいよ鹿児島市街地が見えてきました。
いつもは鉄路で辿り着く鹿児島市。
車で来ると、また違った景色に見えます。
北上してニュータウンを上っていくとメーン道路に局。
アプローチはまだ新しそうな雰囲気でしたが、局は古い印象です。
駐車場も狭いし、これはニュータウン局としては本当に失格です。
車で来るお客さんが多いことが分かっていてこれでは意味がありません。
近いうちに改築なんかされると嬉しいですね。
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40 |
15:38 |
鹿児島皇徳寺郵便局 |
かごしまこうとくじ |
鹿児島県薩鹿児島市 |
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県道35号まで戻り、少し西に進みます。
すぐに皇徳寺北口交差点を南下します。
皇徳寺とか、なんかグッとくるかっこよ地名ですね。
皇徳寺中央交差点を左折すると、渋滞しつつ郵便局に到着。
商業施設の隣でお客さんは多めでした。
ニュータウンの中とあっては需要もあるんでしょうね。
貯金を済ませて局を出発します。
隣はタクシーの営業所。まとまった団地です。
こういうあたり、うちの地元とは大きく違っています。
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41 |
15:48 |
鹿児島山田郵便局 |
かごしまやまだ |
鹿児島県鹿児島市 |
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車を走らせていくと、市街地が見えました。
恋も二度目なら、少しは上手に、と頭の中に明菜。
旅の感傷に浸っている場合ではありません。
県道210号に出ると、なぜかわからない謎の渋滞。
これ、こんな時間帯に渋滞するんもんじゃないでしょ。
いつものことなら信号行政の怠慢です。
県道沿いに局はあり、大きめの局舎は意外でしたね。
集配特定局くらいの貫録があったような気もします。
さて、時間的にはもう1局でラストといったところでしょうか。
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42 |
15:58 |
鹿児島自由ヶ丘簡易郵便局 |
かごしまじゆうがおか |
鹿児島県鹿児島市 |
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適当に地図で調べて、県道を南下していきます。
ナビありがとう!到着!
って、なんだか様子がおかしい。
え、営業していない。ていうかここ郵便局?
移転したのかと急いで調べます。
「一時閉鎖 大園簡易郵便局」。
おい、いい加減にしとけよ役立たずGooglemapsめ。
こういうところは、やはり人間の方が優秀なんだな。
軌道修正して最終局の自由ヶ丘簡易局に向かいました。
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錦江湾の向こうに雄大な桜島。
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鹿児島空港→(日本航空)→羽田空港→(京成バス)→亀有駅南口…亀有駅→(JR常磐線)→綾瀬駅
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鹿児島市内で16時を迎え、あとは飛行機の時間までに鹿児島空港に戻れば良いだけです。高速道路で一直線、とも思いましたが、一般道で。
時間によ余裕もあるので、のんびりと錦江湾と桜島を眺めながらレンタカー屋まで向かい、送りの車で空港に到着しました。
ラウンジでしばし時間を潰し、羽田行きの飛行機とバスを乗り継いで綾瀬へ帰りました。明日からは仕事…ではなくて、ラオスに一人旅です。
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