日吉駅に到着したものの、改札を出ると迷子に。
　駅ビルの中に局はあるらしいですが、出口すらわからない。
　適当に地上を目指すと、慶應大学のキャンパスに出てしまいました。
　大学生に間違われ（るわけはない30代）ないよう横断歩道で駅に戻ります。
　意外と大きな駅で、2階へ上がるエスカレーターも奇妙な配置。
　大戸屋や無印良品などのあるあたりに局はありました。
　駅内局ですが、ATMの行列と比べて窓口は空いていました。
　貯金窓口の営業時間は9時～16時ですが、1時間繰り下げても需要がありそう。
　今日はここから綱島駅方面まで歩いていきます。

　雨はほぼ上がり、傘をさすかささないか、くらい。
　駅を背に商店街の道を歩いていきます。
　日吉駅を中心に放射状に広がる道は、鉄道会社開発の街といった風情。
　ただ、その割に道が狭いのは、歴史の長さを物語ります。
　商店街から右手に少し入った路地に局はありました。
　少しわかりづらい立地も、この街らしいなと思いました。
　風景印があったので、押してもらいました。
　ここからは徒歩での移動距離が長くなります。
　先日の千葉のようにはいかないでしょうが、元気に歩きます。

　最近たくさん歩く機会が少ないものです。
　だからこそ、こういう郵便局訪問の徒歩は貴重な機会。
　ちょっとした散歩感覚で、気持ち良くウォーキング。
　駅を少し離れると閑静な住宅街。
　長い急な坂道を下って、日吉本町の住宅街に入りました。
　まいばすけっとなんかを横目に進むと局を発見。
　向かいには大きな農協。公団住宅の団地が並びます。
　このあたりは日吉駅からも離れていて、静かな印象でした。
　地下鉄の日吉本町駅はわりと近くにあるようです。

　立派なマンションが建ち並んでいます。
　どれも住都公団…URのマンションみたいですね。
　最近きれいにしたばかりといった感じです。
　このあたりの物件は、そこそこ人気がありそうですね。
　北綱島小学校の先に局はありました。
　ここはゆうゆう窓口もある集配局なんですね。
　これはまったく知らず、現地に行って「あ、でかいな」と思ったほど。
　そしてゴム印の温泉マークにびっくり。
　綱島温泉という温泉街があったわけですね。

　郵便局めぐりをしていると、こうした歴史に出会えるもの。
　綱島には現在でも数軒の温泉入浴施設がのこっているそう。
　駅もかつては綱島温泉駅を名乗っていたんだそうです。
　そんな綱島の住宅街を歩いていくと、広い道にぶつかります。
　バスも走っていますが、綱島駅方面へ向けて大渋滞中。
　ほとんど流れない車道を横目に、歩いた方が早いってところかな。
　平日の昼下がりにこれだけの渋滞はなかなかのものですね。
　そんな渋滞中のバス通り沿いに局はありました。
　待ち時間中にかぜ薬を飲むなど、有意義に過ごしました。

　綱島駅に出て、そのまま東横線の線路をくぐります。
　東横線の洗練されたイメージとはまた違った風情がいいですね。
　温泉街として開発された経緯が、日吉との違いを生んだのでしょう。
　さらに住宅街を歩いていくと、交差点に古めかしい局舎が。
　ここが今日の目的地、横浜南綱島郵便局。
　4月からアピタテラス横浜綱島郵便局に移転改称します。
　貯金後、ポスト型はがきを購入しようとしたところ売り切れとのこと。
　しかし移転後の局、商業施設内ですが貯金は9時～16時。
　今後どういうきっかけで訪問しようか迷いどころです。

　言われてみると、アピタって東京じゃ見かけません。
　地元にいたときは、桃花台とか美濃加茂とか、よく行きました。
　御嵩にもできたし、広見のユニーも懐かしいな。
　そんなユニー、アピタ系列がウォークじゃない形でできるのはうれしいですね。
　北に向かって歩いていくと、日大高校がありました。
　慶應のお膝元日吉に殴り込みか、と言ってもお互い不干渉か。
　そもそも慶應も日大も大きすぎてどこが総本山かわかりません。
　そんな住宅街の中の目立たない交差点角に局。
　貯金を済ませて局を後にすると、雨もあがっていい感じ。

　さて、矢上川を渡って川崎市幸区に入ります。
　政令指定都市から政令指定都市に跨ぎ歩く。
　そんなことができる場所は少ないですよね。
　横浜川崎のほかには、大阪市と堺市くらいしかないんじゃないでしょうか。
　さて、幸区内、越路交差点に出て広い道を北に。
　歩くような道じゃないなと思いながら進んでいきます。
　矢上交差点を右折すると日吉中学校の向かいに局。
　いや、日吉って横浜の地名だし！と思いながら局を訪問しました。
　川崎名物、統一意匠の風景印にげんなりしました。

　尻手黒川道路を南下していきます。
　川崎を訪問すると必ずと言っていいほど出会うこの尻手黒川道路。
　シックロなんて呼びますが、これ韓国語では「うるさい！」という意味です。
　たしかに道幅広く大型車の多い道はうるさいですね。
　さて、ちんたら歩いていては間に合わないと危機感。
　尻手黒川道路の歩道を走っていたのは私です。
　おかげで南加瀬局には16時前に到着することができました。
　貯金と風景印押印を済ませて無事16時を迎えます。
　今後はあまり気持ちの向かない川崎、横浜攻めを本格化しましょう。