旅の最終日は、思いっきり滋賀県らしい場所を回りたいな、と思っていました。調べているうちに、琵琶湖に浮かぶ沖島を思い出しました。
さっそく沖島に渡る船を調べてみると、思ったよりも便数があり、今回の訪問ルートにも加えられそうです。
ということで、最終日は沖島を出発し、局数は当然稼げないものの、のんびりと琵琶湖の南側を訪問していきたいと思います。
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堀切港→(沖島通船)→沖島漁港
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沖島は湖に浮かぶ島とは思えないほど大きく、海に浮かぶ島と変わらない、島の生活がありました。
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1 |
09:12 |
近江八幡沖島郵便局 |
おうみはちまんおきしま |
滋賀県近江八幡市 |
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堀切港の沖島来島者用駐車場に車を置き、8時15分の船に。
片道10分ほどの船旅で、日本唯一の淡水の有人島、沖島に到着。
島は静かで、今日みたいに平日の朝は、観光客も皆無。
島民に挨拶しながら神社をめぐったり、海沿いを歩いたり。
猫が寄ってくるのは、海沿いの港町のような光景です。
9時過ぎに郵便局に向かい、貯金と風景印押印を済ませます。
それからさらに島をのんびりと歩き、あっという間に10時の船の時刻。
船に乗り込み、沖島を後にしました。
ただゆっくりと時間を過ごせる島。思い出に残りました。
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沖島漁港→(沖島通船)→堀切港
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2 |
10:21 |
栗見新田簡易郵便局 |
くりみしんでん |
滋賀県東近江市 |
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車に乗り込み、本土の訪問を続けます。
時刻は10時過ぎ。今日はのんびり行きましょう。
駐車場の付近には水産加工品のお店なんかも多いです。
淡水の琵琶湖ならではの物がならんでいるんでしょうね。
ふなずしとか、ものすごく気になります。
気になるだけで、買うだけの勇気はまったくありません。
県道25号を経由して栗見新田簡易局に到着。
ここは東近江市の所属になるんですね。
四つ葉のクローバーのイラスト入りのゴム印です。
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3 |
10:32 |
能登川福堂郵便局 |
のとがわふくどう |
滋賀県東近江市 |
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四つ葉のクローバー。なんだかいいことありそう。
ここから徐々にエンジンがかかってきました。
同時に、雨も降りだして、ちょっとげんなり。
雨には負けずに進んでいきましょう。
県道52号に入って、JR能登川駅方面に進んでいきます。
しばらく走ると、福堂の集落に入ります。
県道から少し入ると局はありました。
このあたりは局名からも旧能登川町のエリアとわかります。
田んぼの中に民家が密集する集落でした。
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4 |
10:43 |
能登川港郵便局 |
のとがわこう |
滋賀県東近江市 |
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県道52号を能登川市街地に向かって進みます。
見渡す限り田んぼが広がっています。
なので、かなり先の能登川市街地が見えています。
途中で右折、南下していきます。
しばらく進むと広い道に出て、その道沿いに局。
局名は、海もない滋賀県に港。
調べてみると、能登川は琵琶湖から入り江になっていて、港があった場所だそう。
かつては能登川港から汽船も出ていたんだそうです。
歴史を紐解くと見えてくる景色。楽しいものです。
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5 |
10:53 |
能登川郵便局 |
のとがわ |
滋賀県東近江市 |
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県道2号に出て、彦根方面に向かっていきます。
JR能登川駅付近にはカーマホームセンターなどが集まります。
カーマだけを取り上げるのはなんだか変ですが。
カーマって名前がとにかく懐かしくなってしまいました。
県道52号でJR東海道本線の線路をくぐります。
ここは能登川駅にも近い場所で、交通量も多い道です。
その先、局は右手にありました。
大きな局舎で、町の中心だということがわかります。
貯金と風景印押印を済ませて出発します。
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6 |
11:02 |
彦根本庄郵便局 |
ひこねほんじょう |
滋賀県彦根市 |
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能登川局からは北上していきます。
適当な道から踏切を渡って県道2号に入ります。
一気に長閑な風景の中へと変わります。
今日の天気も手伝って、寂しい気持ちになります。
晴れていると山道も楽しく走れるんですが。
適当な道で左折して、さらに右折。愛知川を渡ります。
局はこれまた長閑な風景の中にありました。
一気に雨脚が強くなり、さすがに怯みます。
ここから彦根市の訪問がスタートします。
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7 |
11:08 |
稲枝岡部郵便局 |
いなえおかべ |
滋賀県彦根市 |
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彦根市内にはたくさんの局があります。
市街地に入るまでにたくさん局はあります。
順番に拾っていくことにしましょう。
道なりに進んで、稲枝中学校の交差点に。
集落の中を走る道で北上すると局。
駐車場が広々としていて、車での訪問も楽ちんでした。
局名が「彦根」を冠していません。
1968年まで存在した、旧稲枝町時代の名残でしょう。
1902年開局。稲村郵便局からの改称は1957年のことです。
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適当な道から稲枝の市街地に進んでいきます。
JR稲枝駅付近には民家や商店が多く並んでいるようです。
JR東海道本線を狭い踏切で渡ります。
そのまま広い道に出ると局。
思っている以上に大きな局でびっくりしました。
集配普通局くらいの貫録がありますね。
傘をさして局に入り、貯金と風景印押印をします。
局を出ると雨も小降りになってきました。
交通量の少ない道路。水しぶきがあがります。
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9 |
11:29 |
河瀬駅前郵便局 |
かわせえきまえ |
滋賀県彦根市 |
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宇曽川を渡るために線路をくぐります。
すぐに八丁目南北通りなる道に入ります。
この謎の通り名。
もちろん何か歴史があるんでしょうね。
仙台に六丁の目、っていう所がありますね。
何の関連もないでしょうが、由来は似ているかもしれません。
JR河瀬駅の東口側の道を走っていると局を発見。
局名どおり、駅前に位置している局です。
キャリーバッグを転がすお客さんがいるほどです。
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10 |
11:35 |
彦根亀山郵便局 |
ひこねかめやま |
滋賀県彦根市 |
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荒神口交差点から北西に進みます。
線路の西側も、駅に近い場所は民家が多いです。
さて、先ほどの八丁目南北通りに戻ってきました。
局はその通り沿いにありました。
なかなかお洒落で立派な局舎が建っていました。
お城のイラストの入ったゴム印は、彦根ならでは。
まだまだ彦根城が見えるような場所ではありませんが。
街をあげて彦根城をPRしているんでしょうね。
お客さんが多めで、少し時間がかかりました。
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11 |
11:40 |
彦根日夏郵便局 |
ひこねひなつ |
滋賀県彦根市 |
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八丁目南北通りを市街地方面に走り、左折。
今度は日夏町中沢交差点を右折します。
広くはない道で、集落の中を進む道です。
県道2号はこの集落を避けて並行しています。
さて、局はすぐ、集落の中にありました。
古めかしい局舎と、狭い駐車スペース。
雨に煙り、人影も見えない集落の中です。
晴れが似合いそうな局名ですが、あいにくの雨ですね。
ここからは少しコースアウトします。
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12 |
11:52 |
彦根須越郵便局 |
ひこねすごし |
滋賀県彦根市 |
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このまま彦根市街地の訪問に移行したいところ。
しかし、その前に、琵琶湖畔の局を拾います。
荒神山通りを経由して、西へ進みます。
宇曽川に沿って湖畔をめざし、須越の集落に入ります。
琵琶湖に面した湖畔の集落は静かです。
局はレイクビューの湖畔沿いの道にありました。
ゴム印に描かれているのは、琵琶湖に浮かぶ多景島です。
ものすごーく気になる小さな島です。
今日のこの天気では、雨に霞んで島も見えません。
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13 |
12:02 |
彦根大藪郵便局 |
ひこねおおやぶ |
滋賀県彦根市 |
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湖岸道路県道25号に入ります。
琵琶湖の湖畔を進んでいく道。
湖岸道路の愛称も潔くてわかりやすいです。
さて、彦根市街地方面に進み、くすのき通りを右折。
彦根市立病院付近は局の需要もありそうですが、局はありません。
北東に進んでいき、団地の中のような道に局。
ちょうど彦根駅行きのバスが通りました。
この雨のせいもあってかお客さんが多く乗っていました。
路線バスの乗客が多いと、活気を感じますね。
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14 |
12:12 |
彦根城町郵便局 |
ひこねしろまち |
滋賀県彦根市 |
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だいたい地方の路線バスは空いています。
ガラガラとか、一人も乗っていないとか。
東京ではバスに列を作って乗る。
最初のころは慣れませんでしたが、いまでは見慣れた光景。
もっとも、現在の職場はバス通勤ではなく、久しく乗っていません。
芹川を渡って、行く手に彦根城が見えてきました。
桜の季節にはまだ早く、今日みたいな天気では春は遠のいたみたいです。
お城近くの道を進むと、静かな場所に局。
なるほど、局名どおり彦根城にも最も近い局でしょうか。
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15 |
12:18 |
彦根馬場郵便局 |
ひこねばんば |
滋賀県彦根市 |
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彦根城の城下は昔ながらの街並みが残ります。
道も細く、クランクがある通りもしばしば。
県道25号経由で湖岸道路方面に向かいます。
ベイシアとカインズホームがありました。
スターバックスの郊外型店舗まで併設されています。
彦根城のすぐ近くにこんな場所があるとは。
そのカインズの裏手にあるのが馬場局です。
地味な立地ですが、滋賀大学のキャンパスにも近い場所にあります。
こういうところにはそれなりの需要があるはずです。
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16 |
12:25 |
彦根松原郵便局 |
ひこねまつばら |
滋賀県彦根市 |
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松原橋を渡って、彦根城の北に出ます。
湖岸道路もこの橋を渡るので、この交差点は交通量が多いです。
朝も渋滞の原因となっていました。
すぐに県道517号に入り、彦根城の堀に沿って進みます。
彦根駅方面への道が繋がる船町交差点を左折します。
少し北上すると局はすぐに見つかりました。
郊外型の店舗も並び、景色は住宅街と中心地の境目のような感じ。
それでも、彦根駅までそれほど距離はありません。
交通量の多い道なので、お客さんの数も多めです。
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17 |
12:35 |
彦根鳥居本郵便局 |
ひこねとりいもと |
滋賀県彦根市 |
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さて、いよいよ彦根市街地に!と、その前に。
少し離れた場所に局があるので向かいます。
JRと近鉄…近江鉄道の線路をオーバーパスします。
左車線が空いていて、そちらを走って国道8号を米原方面へ。
トンネルをくぐった先を右手に進んで集落の中へ。
新幹線をくぐり、つきあたりを左折すると局。
いかにも宿場町という風情の集落は、中山道の宿場町だった名残。
ここから故郷へ、そして東京へと繋がっているわけです。
そう考えると、感慨深いものがありますね。
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18 |
12:44 |
彦根原簡易郵便局 |
ひこねはら |
滋賀県彦根市 |
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鳥居本からそのまま南下していきます。
国道8号が彦根市街地に向けて渋滞していました。
それを避ける意味もあり、国道回避ルートです。
名神高速沿いの道を工事箇所を迂回しながら南下していきます。
彦根インター付近をアンダーパスして、適当に右折。
局は団地の中のような民家の並びにありました。
もうちょっと目立つ場所に設置すれば良いのに、と思いながら訪問。
しかしこの局、ATMもあるし、どう見ても直営局。
局を出ても、簡易局だということを疑うくらいでした。
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19 |
12:59 |
彦根駅前郵便局 |
ひこねえきまえ |
滋賀県彦根市 |
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国道306号は大渋滞していました。
国道8号との交差点を横断するのに何回信号待ちしたか。
ちょっとイライラしつつも進んでいきます。
線路をオーバーパスして、市街地に入ります。
中央分離帯のある市街地の道を進み、いよいよ駅の近くに局。
駅前、とは名乗りつつも、駅はちょっと遠いです。
ゴム印には彦根城らしきシルエットも見受けられます。
一番左のは何でしょう。勾玉?
ともあれ、都市の駅前局をクリアし、次へ。
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20 |
13:08 |
彦根郵便局 |
ひこね |
滋賀県彦根市 |
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このあたりは局も密集しているエリアです。
さすがは城下町だけありますね。
広くはない駅付近の道を進んでいきます。
昔ながらの商店街の通りを走り、県道25号を西へ。
局はすぐに見つかり、駐車場は隣の商工会議所と兼用。
わりとお客さんが多く、待ち時間がありました。
風景印もあり、そちらも押してもらいます。
彦根市街地は風景印設置率も高いですね。
貯金を終え、次の局へと向かって出発です。
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21 |
13:19 |
彦根本町郵便局 |
ひこねほんまち |
滋賀県彦根市 |
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彦根局からは、信号をひとつ挟んですぐの場所。
歩いても5分程度で到着できるでしょう。
昔ながらのお店なんかが残る道沿いに局。
本町、という地名が似合う街並みです。
城下町らしく道がクランクしている場所に局がありました。
隣は和菓子屋さん。
そういうところもいかにも古い街並みですね。
ここからも彦根城は近く、観光ルートの一部のよう。
彦根の街を歩くのも、きっと楽しいでしょうね。
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22 |
13:26 |
彦根河原郵便局 |
ひこねかわら |
滋賀県彦根市 |
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本町から河原までの道のりがおもしろかったです。
ルート自体は簡単ですが、景色に変化がありました。
観光客らしき人の多い商店街を走っていきます。
彦根城からここまで人が流れてくるんでしょうかね。
食べ歩き、ちょっと一杯、なんてしながら歩きたいですね。
銀座町交差点を過ぎると道が細くなり、すぐに局。
このあたりも、昔ながらの商店街が残っているところです。
道幅も狭いですが、駐車場は確保されています。
ゴム印のイラストはなんでしょうか。家紋かな。
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23 |
13:32 |
彦根平田郵便局 |
ひこねひらた |
滋賀県彦根市 |
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県道206号に出て、南下していきます。
はやくも市街地を離れていく道路。
それでも彦根市内にはまだまだ局があります。
県道を進むと、途中で右手に分かれる道が。
そのわき道を入っていくと局はありました。
県道の本線から離れたので、訪問しやすい場所でした。
向かいは車屋さん?修理店?
民家に並び、郊外の景色が続きます。
地図にある、日本たばこ産業の営業所が気になります。
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24 |
13:39 |
彦根岡町郵便局 |
ひこねおかまち |
滋賀県彦根市 |
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喫煙者ではないですが、こんなところに営業所?
というか、営業するような会社じゃないのに。
何か深い理由でもあるんでしょうね。
千鳥ヶ丘公園を回り込んで東に進みます。
公園沿いの道も雨に濡れて静かな雰囲気。
JR東海道本線の踏切を渡ったところに局はありました。
立地としては最悪で、駐車もしづらいです。
まして、踏切待ちが長く、これは良くないですね。
訪問時は駐車には問題なく、タイミング次第でしょうか。
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25 |
13:48 |
彦根西今郵便局 |
ひこねにしいま |
滋賀県彦根市 |
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踏切待ちの車列を横目に、線路沿いを南下します。
おさつ街道というなんだか怪しい道を進みます。
おさつどきっ、ってさつまいものチップスありましたよね。
ジャガイモ不足のいまこそ!!
いまでも販売されているんでしょうか。
南彦根駅付近をオーバーパスして県道206号を南下すると局。
付近では宅地が分譲中でした。
駐車場も一部が宅地の物になっていて、看板があります。
郵便局が近くにある家は、それはそれで便利そうです。
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26 |
13:55 |
彦根小泉簡易郵便局 |
ひこねこいずみ |
滋賀県彦根市 |
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また東海道本線をおーばーぱすします。
南彦根駅近辺は大きなお店も並んでいて、賑やかな景色。
大きな平和堂は、昔何度か来たことがあります。
駐車場に車を置いて京都まで電車で向かったっけ。
どんな家族旅行だろうと思いますが、よくありましたね。
さて、そのまま進むと左手に局はあります。
なんでしょう、この長屋的な局の建物は。
いくつかのお店が並び、商店街みたいになっています。
卸売市場とかそういう雰囲気の局。お客さんは多め。
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27 |
14:01 |
高宮郵便局 |
たかみや |
滋賀県彦根市 |
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国道8号の交差点を過ぎると景色も長閑に。
いよいよ民家と郊外型のお店の並びになりました。
近江鉄道のアンダーパスの手前で右折。
昔ながらの街道筋の雰囲気が残る道を進んでいきます。
しばらく行くと、大きな鳥居のところに局。
局自体も大きなもので、集配局のようです。
ゴム印には「中山道高宮宿」の文字があります。
なるほど、この街の雰囲気はそういうことだったんですね。
付近には寺院も多く、近江鉄道高宮駅も近いです。
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28 |
14:11 |
多賀郵便局 |
たが |
滋賀県犬上郡多賀町 |
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鳥居の道をそのまま東に進んでいきます。
水路に沿った道で、広くないので注意しながら走ります。
そのわりに車も走って来るので慎重になりますね。
近江鉄道の踏切を渡り、スクリーンという会社が出てきました。
この会社のための駅も設置されているようです。
多賀西、土田南と交差点を進み、名神高速道路をくぐります。
右手に多賀大社前駅。水色の電車は元西武線?
その先の市街地に局はありました。
駅と多賀大社の間。人の往来も多そうな場所です。
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29 |
14:20 |
多賀佐目簡易郵便局 |
たがさめ |
滋賀県犬上郡多賀町 |
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多賀大社にもそのうち行きたいですね。
子供のころには来たことがあるのでしょう。
記憶にもあるのと、実家に絵馬があった気がします。
広い道をそのまま進むと、山を上り工業団地になります。
立派な道から国道306号に入り、しばらく進むとこの先通行止めの看板。
この道は三重県に繋がるようですが、県境は越えられないみたいです。
局は国道沿いの小さな集落になりました。
15時に閉まってしまうのですが、余裕で訪問。
局の方は親切で、土日の予定などが会話になりました。
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30 |
14:27 |
大滝郵便局 |
おおたき |
滋賀県犬上郡多賀町 |
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このあたりの山あいは雪を心配していました。
しかし、雪なんてどこにもありゃしない。
難なく山を越えていくことができました。
県道34号に入り、しばらく南下していきます。
丁字路にぶつかって左折するとすぐに局はありました。
山あいの集落のわりにはまとまって民家が並んでいます。
交番なども近くにあり、一定の人口があるんでしょうね。
このころには雨もほとんど上がっていました。
天気予報も明日にかけて回復するとラジオで言っています。
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31 |
14:50 |
横関郵便局 |
よこぜき |
滋賀県犬上郡甲良町 |
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県道226号を西に進んで、山を下ります。
名神高速道路をくぐったあたりから街が開けます。
犬神川から離れて、田んぼの中の道を進みました。
途中で左折、右折として、甲良町の中心地を進むと局。
ところでこの甲良町という町。
存在すら全く知らなかったというところでした。
そんな自治体があったのか!とびっくりです。
局の訪問時には気付かず、帰り道に知ったくらいです。
犬上郡にはいくつかの町が残されています。
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32 |
15:01 |
豊郷郵便局 |
とよさと |
滋賀県犬上郡豊郷町 |
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平成の大合併を経て、町村は少なくなりましたからね。
名前を知らない町はだいぶ少なくなったはずです。
それでもこうしてときどき「発掘」されるわけです。
お住まいの方々には本当に申し訳ないんですけど。
東海道新幹線と近江鉄道の西側に出ました。
県道542号を南下していくと、一時期話題になった豊郷小学校を発見。
旧校舎は保存され、カフェなんかもあるとか。
そのさらに先に、役場の近くに局はありました。
甲良町に続き、小さな町ですが、局舎は大きめです。
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33 |
15:05 |
日枝郵便局 |
ひえ |
滋賀県犬上郡豊郷町 |
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県道に戻り、南西に進んでいきます。
豊郷町は滋賀県で一番面積の狭い町なんですね。
市街地にはわりとたくさんの建物が集まっていて活気を感じます。
これも面積が狭いことで、密集しているということでしょうか。
豊郷駅方面への交差点を過ぎ、そのまま進むと局はありました。
豊郷局からもそれほど距離はない場所です。
この狭い町に2局ですが、先ほどの甲良町には1局しかありません。
面積や人口と必ずしも局数は比例しないんですよね。
たしかに甲良町よりも豊郷町の方が賑やかに感じます。
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34 |
15:10 |
秦荘目加田郵便局 |
はたしょうめかだ |
滋賀県愛知郡愛荘町 |
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いよいよ15時を回って、ラストスパート。
金曜日なので、この旅の最後ということにもなります。
今度は秦荘方面に向かっていきます。
県道220号を東に進んでいくと愛荘町に入りました。
旧愛知川町と旧秦荘町が合併して誕生した町です。
正直なところ、このあたりの町はまったく知らない所ばかりです。
県道から左折して集落に入ると道なりにカーブして局。
城跡公園なる公園があり、ここは城下町だったのでしょうか。
たしかに、集落の広がり方が独特です。
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35 |
15:18 |
秦荘郵便局 |
はたしょう |
滋賀県愛知郡愛荘町 |
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さらに県道220号を東に進んでいきます。
愛荘町役場方面への道が分かれます。
実はこの役場近くにも簡易局があるんですね。
しかし、現在のところ、貯金は非扱いとなっています。
今後一時閉鎖を経て貯金開始なんてこともあるかもしれません。
そのまま進み、秦荘東小あたりから南下、駐在所近くに局。
集配局らしく、大きめの局舎でした。
このあたりは役場などこそないものの、古くからの集落のようです。
道沿いに大きな家が建ち並んでいました。
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36 |
15:26 |
湖東勝堂郵便局 |
ことうしょうどう |
滋賀県東近江市 |
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県道28号、13号経由で進みます。
この県道13号は、すこやか通りなんて名前がついています。
なにがすこやかなのかはわかりません。
勝堂交差点を過ぎ、しばらく先の右手に局。
局の入口の局名が縦書きなのがおもしろいです。
この局は局名からもわかるように、旧湖東町です。
東近江市が巨大なので、位置関係がつかみにくいのですが。
この湖東町エリアの局を、今日の最後として訪問していきます。
時刻は間もなく15時半。本当のラストスパートです。
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37 |
15:33 |
湖東小田苅郵便局 |
ことうこたかり |
滋賀県東近江市 |
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そのまますこやか通りを南下していきます。
この先は旧八日市市へと繋がっています。
途中で県道から分かれ、田んぼの中の道を進みます。
さらに県道221号とぶつかったら右折。
局はすぐに左手に出てきました。
まだ新しそうな局舎と、広い駐車場がありました。
貯金と風景印押印もスムーズに進みました。
風景印があると思わなかったので意外でしたね。
もう少し湖東町内の局を訪問していきたいと思います。
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38 |
15:44 |
湖東郵便局 |
ことう |
滋賀県東近江市 |
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県道221号から216号に入っていきます。
信金やスーパーなどもあって、ロードサイドが充実しています。
県道沿いにお店が多く、気付いたら旧湖東町の中心地に。
市役所支所や図書館、学校などが集まる交差点の先に局。
大きな局舎はいかにも集配局といった雰囲気です。
ただ、実際は集配局ではないようです。
元集配局、といったところでしょうか。
局内もがらんとしていて、ちょっと寂しい印象を受けました。
時間的にもう1局行けそうなので向かうことにします。
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39 |
15:50 |
湖東東郵便局 |
ことうひがし |
滋賀県東近江市 |
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学びの道、なる道に出ました。
何を学べばいいでしょうか。
人生の楽しさ。報われない時があることの辛さ。
それから、正しい行動が必ずしも最善ではないことの矛盾。
年を重ねるごとに、学ぶことはたくさんあるものです。
県道28号にぶつかり、左折すると局。
この付近の地名は下里町や僧坊町。
しかし局名を湖東の東、湖東東としたことで、おもしろい感じに。
同じ漢字が並ぶというのは、一見珍妙な風合いです。
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40 |
15:55 |
愛東上中野郵便局 |
あいとううえなかの |
滋賀県東近江市 |
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15時50分というタイミングであれば、もう1局可能。
そう判断するより前に、局員さんから「次は上中野かな?」と。
これから向かえる局があるとは思ってもいませんでした。
道のりはとても簡単。
県道をそのまま南東に向かい、国道307号を横断。
道なりに進んで名神高速をくぐって、その先に局。
移動にほとんど時間がかからずに到着できました。
貯金後、風景印の有無を尋ねながら、癖で次の局を検索。
これは!と思い、すぐに局を後にして車に乗り込みます。
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41 |
15:59 |
愛東妹郵便局 |
あいとういもと |
滋賀県東近江市 |
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上中野局前の道をそのまま南西に進みます。
田んぼを見下ろしながら坂道を下ります。
しばらく進むと国道に合流しました。
そのまま国道を走っていくと局は左手にありました。
局の到着は15時59分。
何という奇跡でしょうか。間に合いましたね。
まあ、間に合うことを確信して向かったんですが。
貯金と風景印押印後、上中野局に戻ります。
そう、風景印はある、と言うのを聞いていたのでした。
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磐田IC→加平出入口 256.2キロ・普通車5,000円
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上中野局に戻ると「あ、お待ちしてました」と迎えられます。風景印があると聞いていたのに、押さずに局を後にする変な客だったわけです。
押印してもらい、車に戻って一息。訪問局数を数えると…41局。ちょっと待て、沖島滞在の1時間は使えなかったはずなのになぜ40超え??
奇跡のような訪問局数に驚きながら、国道421号、23号などを経由して蒲郡へ。適当に進んで静岡県に入り、磐田から東名高速で帰りました。
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