須坂市で残った2局を訪問すべく、須高方面への局メグ敢行。 国道を地図でなぞってルートを決め、新潟県へ抜けるコースを開拓。 長野県より新潟県の方がガソリン代が安いので、給油もしてきます。
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今日のスタートはこの局。 オリンピックの賜物、エムウェーブ横を通る県道長野須坂インター線を東に進み、 国道18号の渋滞をよそに須坂市入り。 須坂インターをくぐり、国道403号に合流、 長電の線路を跨いだ一つ目の信号を右折すれば井上の集落。 道なりに進むと、右に曲がったところに局があります。 長電井上駅とは国道を挟んで南側。 まだ9時台で、朝の穏やかな空気が流れている…のか暑い。 のどかな空気を窓全開で味わうも暑くてかなわない…。
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2 |
時刻不明 |
高甫簡易郵便局 |
たかほ |
長野県須坂市 |
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地図どおりに高甫小学校の信号を右折し東へ進みます。
と、右側の廃屋チックな建物脇に「高甫簡易郵便局」。
え?
真ん前の荒地に停めさせてもらい物色。
看板をもう一度見るも「あと1キロ」とか「←」とか書いてない。
ガレージを覗き込むと向こう側に〒マーク!!(下写真参照)
迷った挙句、ガレージに進入。抜けた!
局員さんに「ガレージ勝手に抜けてきちゃいました」と言うと、
「構いませんよ、わかりにくかったでしょう」と。
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広い方の道に面して看板あり…躊躇しますね。
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3 |
時刻不明 |
高山郵便局 |
たかやま |
長野県上高井郡高山村 |
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国道406号で須坂市街地へ、また県道54号で高山村入りします。 この局の駐車場は微妙に出入りしにくかったです。 局名、高山。岐阜出身の自分にとって、高山は飛騨高山。 まだ高山市の局は行っていないですが、なんだか親近感。 局の入口脇には信州の初夏の風物、りんごの花。 白いその花のひとつひとつが、力強く咲きます。 花が終われば信州にも夏がやってくるわけですね。 今日なんて夏同然です。
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リンゴの花が春を感じさせます。
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4 |
時刻不明 |
高山牧簡易郵便局 |
たかやままき |
長野県上高井郡高山村 |
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高山村役場に立ち寄り、広報ゲット。 のち、役場前の道を東へ進んでいきます。 局は県道沿いでわかりやすかったです。 なにせ看板がでかいので、気付かないわけがないです。 ですが駐車スペースがなく…少し戻って資料館に停めます。 坂を上り局に。 「豊丘は行かれた?」と局員さん。 先週訪問したことなど話し、「この辺の簡易局のつながりでね」と。 山田局の位置と駐車の裏技を教えていただきました。
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5 |
時刻不明 |
山田郵便局 |
やまだ |
長野県上高井郡高山村 |
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信州高山温泉のひとつ、山田温泉の中にあります。
駐車場はないのですが、局前が共同浴場や足湯のスペースとなり、
県道から引っ込んでいるため、とめたい放題になってました。
これが休日やシーズンともなれば混むでしょうが、今日はよかったです。
この局、下の写真にもあるように、ゴム印3種類。
しかも最上段のものは季節ごとにかわる3段のもの。
こうした計らいが嬉しいです。
またこの局に来るきっかけができてしまいました。
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少なくともあと3回は訪れたい。
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6 |
時刻不明 |
須賀川郵便局 |
すがかわ |
長野県下高井郡山ノ内町 |
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ぱっと見は、福島県にありそうな局です。 しかし読み方に注目です。「すかがわ」ではなく「すがかわ」です。 先ほどの山田局からは延々走り続け、国道403号を山ノ内まで来ました。 先日訪問済みの夜間瀬局付近を越え、 山を上って下って、涼しい高原に局はあります。 とにかく今日、暑いんですよ…(この日の長野の最高31℃)。 クーラーつけるのいやさに、窓全開で空気を吸い込む幸せ。 標高の高いところは、やはり空気が気持ちいいですね。
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7 |
時刻不明 |
上木島郵便局 |
かみきじま |
長野県下高井郡木島平村 |
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平成の大合併は地図上から多くの村を消し去りました。 それでもここ信州にはたくさんの村が残っています。 いいことです。 木島平村に入りました。 不思議な名前の村だなぁ、と思いながらいたんですが、初訪村です。 上木島局は上木島の交差点にあり、駐車場もあります。 駐車場は国道に面してはいません。 あたりは比較的住居の多い開けた集落で、「平」という名前が似合います。 なるほどね、盆地じゃなくて、平だもんね、信州は。
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8 |
時刻不明 |
木島平郵便局 |
きじまだいら |
長野県下高井郡木島平村 |
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先に役場で広報をもらいます。広報「きじま平」ときましたか。 局は駐車場広くゆったりとした近代局舎。 ゴム印にもあるように、「自然劇場」がキャッチフレーズの村。 たしかに、自然いっぱいのわりに開けていて、明るい村です。 裏手は下高井農林高校。のどかです。 県道38号を北上します。
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飯山市に入りました。 途中なのはな祭を開催していて、駐車場混雑してたので通過。 しかし道路沿いを彩る黄色の海には目を奪われます。 わき見運転になりかねません。 関沢信号を右折、集落をまわりこむ道沿いにあります。 瑞穂郵便局といえば、名古屋にもあるなぁ、なんて思い出しました。 高山、須賀川、瑞穂。一般的な地名なのか。 とにかく花がきれいで、走ってて気持ちいいです。
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10 |
時刻不明 |
野沢温泉郵便局 |
のざわおんせん |
長野県下高井郡野沢温泉村 |
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温泉局、を名乗る局は全国に少なからずありますが、ここもそのひとつ。 こと信州には温泉局が多い気がしますね。さすが信州です。 ただしこの村の場合は特別ですね。村の名前に温泉が入ってますから。 局は名実ともに温泉街の中心、細道に面し、走行は慎重に。 駐車場も空いていたからいいものの、限られたスペースでした。 出庫時に切り返した際、本道の車に待ってもらいました。ホント狭かったです。 で、この温泉は湯の花が豊富な「温泉といえば」的な温泉。 残念ながら、草津同様、肌に合わないんですね…残念です。 役場で広報をもらいます。広報「のざわおんせん」。いいね!
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ふたたび飯山市に入りました。 JR飯山線戸狩野沢温泉駅近くにあります。 県道95号沿いに看板があるので安心です。 こちらは集配局。 出庫時にやってしまいましたが今回は書かないことにします。気をつけます。 駅界隈も静かで、あまり活気がない感じでしたが。。。 次行きましょう。
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12 |
時刻不明 |
富倉簡易郵便局 |
とみくら |
長野県飯山市 |
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常盤局から来る途中の外様局を通過してしまい、戻る気にならず通過。 今度いつか、十日町方面へ行く際に立ち寄ります。 国道292号というあまりなじみのない道を走り、 トンネルをいくつかくぐって集落へ。 局は国道沿いにありました。 駐車できるスペースはありました。 犬にいっぱい吠えられました。なぜだ? 局内にはてんとう虫が…5匹以上。なぜだ? にしても外観がすばらしい。日本を実感する局舎です。
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13 |
時刻不明 |
平丸簡易郵便局 |
ひらまる |
新潟県妙高市 |
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朱鷺の看板に向かえられ、トンネルをくぐると、そこは雪国だった。
たしかに、道路脇にいまだ雪がある。ほとんど溶けてもまだ雪がある。
新潟県突入&初新潟県の郵便局!!初12エリア!!
国道が大きく左にカーブする交差点で右折。平丸方面と書かれているので安心。
山道をどんどんと登っていきます。
道が狭くなったりで不安ですが、それでも上っていきます。
狭いトンネルを抜けると「ようこそ平丸へ」と手描きの看板。
おぅ!こんな集落が山間にあるというのもなんだか不思議だな。
平の字がいかにも匂うので調べてみると、やっぱり落人伝説の集落でした。
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14 |
時刻不明 |
猿橋郵便局 |
さるはし |
新潟県妙高市 |
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猿橋と聞いて思い出すのは…やはり中央線だなー。
同名局がばんばん出てくる今日の局メグ。
妙高市の山あいにある集配局。
元気な局長さんに風景印をお願いし、長野から来たことに驚かれ、 最後に切手を勧められる(笑)。 天気がいいせいかもしれないですが、今日はどの集落も明るく見えます。 国道沿いに旧局舎を見つけました。
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国道を北上し、山道を上り、平丸のような道に。
局到着。横にとめたい放題。
懐かしい感じの局舎といろいろ話してくれる局員さん。
奥に滝があるようで、せっかくなので行きたかったですが、遠くなりそうなこと、
歩かなきゃいけないのに独りでは心細いこと、
など理由で「また来るきっかけができました」と一言。
「お待ちしております」の一言が嬉しいですね。
付近の谷間では北陸新幹線の工事が進められているようです。景色の良さは一級品です。
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こんな山間でトンネル工事が始まっていました。まさか現実に開業の日にちが目前に迫るとは、この時予想もしなかった(2014年加筆)。
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16 |
時刻不明 |
鳥坂郵便局 |
とっさか |
新潟県妙高市 |
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しゃれた集配局でした。国道292号に面しています。 変わった読み方をしますね。面白いです。 集配局というだけあって立派で、天井が高いですね。 局内は各窓口がひとつずつというコンパクトなものでした。 窓口業務は無集配並みで足りるのでしょう。 貯金と風景印押印を済ませ、いざ出発です。
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17 |
時刻不明 |
原通郵便局 |
はらどおり |
新潟県妙高市 |
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国道を少し戻り、県道97号に入ります。
田園風景の中に怪しい集落。これは地図にも載っていません。
洋風の建物群がとにかく怪しい。
役場…?道の駅…?高層老人ホーム…?オリンピックの選手村…??
実は「国際アウトドア専門学校」だそうです。
局周辺も整備の途中といった感じで、これから発展する…かもしれないし、
これから郵便局の客が増える…かもしれないです。
暑いのにアウトドア(スノースポーツっぽい)格好した集団が道路を横断し、
明らかに商売相手が決まっているYショップに吸い込まれていきました。
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18 |
時刻不明 |
大鹿簡易郵便局 |
おおじか |
新潟県妙高市 |
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原通局で場所を完全に聞き、迷うことなく到着しました。
関川を渡ってすぐ左、下った切通しの途中を右。
聞いていたとおり小島商店のなかにありました。
局のカウンターはまだできたて。4月はら使い始めた部屋のようです。
簡易局に関して暗い話題が多い中、嬉しいことですね。
さて、隣の小学校は3月に廃校になったばかりだそう。
校門の門柱は取り壊されておらず(門柱という言葉が生きていることすら不思議)、
脇の二宮金次郎はきちんと雪囲いがなされていました。
地域の中で、学校という存在が愛されている、胸が熱くなります。
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廃校と二宮金次郎像。大切にされてきた地域の学校と像。
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あとは国道18号へ出ます。関山局を16時5分通過。国道から近いので来る機会はあります。妙高の山間部をまわれたので、今日は大きな収穫です。
それにしても新潟県まで手を広げてしまった!!先が思いやられます。
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