No.047:なごり雪の筑北メグ
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2006.04.25(火) 雪のち晴れ 14 坂井簡易局 小市簡易局
 まったくノープランでの出発。どうしようもないほどノープラン。で、東筑摩郡制覇に向けます。
 しかし途中予定していた篠ノ井近辺や稲荷山近辺の局はことごとく誤通過。
 麻績村に入る頃には雪が降り始め…。どーなっちゃうの?
  

 
長野のお花見シーズンはこの時期。東京ではとっくに葉桜です。   
1 時刻不明 坂井簡易郵便局 さかい 長野県東筑摩郡筑北村

 旧坂井村の中心局で、筑北村役場坂井総合支所隣にあります。
 旧坂井村時代はこの局しかなかったわけですが、
 簡易局しかない自治体というのもおもしろいものです。
 ちなみに麻績中心地へも遠くないのでそこまで不便はないものと思われます。
 東筑摩郡は多くの村を抱えていましたが、
 坂井、坂北、本城の3村が合併してもなお村のままというのがいいですね。
 このあと役場に行きましたが、広報の在庫切れでした。
 「住所教えていただければお送りしますよ」と温かいお言葉を頂きましたが、
 坂北、本城へも向かうためお断りしました。

2 時刻不明 日向郵便局 ひなた 長野県東筑摩郡麻績村

 麻績村に再び入ります。
 まぁこの時点で雪がやみ、快晴になりました。
 アスファルトから立ち上る水蒸気がなんとも幻想的です。
 県道12号沿いで、局から先では工事中でした。
 サクラ、レンギョウ、タンポポ、スイセン…咲いている花は多種多様。
 局から見る景色は美しい山並み。スッキリした景色です。

3 時刻不明 麻績郵便局 おみ 長野県東筑摩郡麻績村

 麻績村の中心地です。
 麻績村の字名は一文字で表されます。なんだか不思議です。
 局はわりと大きな建物で、集配局の威厳を感じます。
 この村は高速道路のインターや一部特急停車の駅まであります。
 なかなか潤ってます。
 これがたぶん、筑北合併の足並みに合流しなかった理由のひとつでしょう。

4 時刻不明 坂北郵便局 さかきた 長野県東筑摩郡筑北村

 やっとこの局の訪問です。
 実は高校時代の大学オープンキャンパスや、入試、そして長野松本往復時など、
 車窓を流れるこの近代局舎をいつも目にしていました。
 なかなか近代的でステキな局舎です。
 旧坂北村唯一の局で、集配局です。
 局内には篠ノ井線の歴史などのパネルが展示されています。
 このあと筑北村役場へ。看板はいたるところで旧村名のまんま。3村とも。
 で、広報をいつもの調子でもらいに行きました。

5 時刻不明 西条郵便局 にしじょう 長野県東筑摩郡筑北村

 旧本城村の中心局です。やはり集配局で、旧村の唯一の局でした。
 風景印がひまわり型の変形印で、知っていれば
 ヒマワリの切手を使ったのになぁ…。
 実は関東の花シリーズの切手をそのとき押印に使っていたので、
 ヒマワリの切手も持っていたんですね。
 今度また何かの折に来たいです。
 ここから南へは行きません。松本に戻ってしまうので。

 
山越えの道には思わぬものもあります。   
6 時刻不明 大岡郵便局 おおおか 長野県長野市

 国道403号を戻り、道の駅でトイレに寄りつつ。長野市へ。
 長野市とはいえ、旧大岡村のエリアで、善光寺とはかなり距離があります。
 この局は駐車スペースが隣の施設と一体化していて停めやすかったです。
 貯金をすると、窓口のお姉さん、「以前お会いしましたね!」。
 うーん、という顔をしていると、「先週、新町の局で!」。
 …「あー、はい、そうですね、行きました!」。
 局員さんは名前や顔をはっきり覚えていてくれたわけではないと思いますが、
 旅行貯金してる若い人、といったら一人しかいないんでしょうね。
 こうして覚えていてくれるというのも、なんだかうれしいお話です。


雉がごく普通にいるのも、長野。   
7 時刻不明 牧郷郵便局 まきさと 長野県上水内郡信州新町

 地図で見ると県道が遠回りなので、少しショートカットです。
 県道395号という怪しい道に入り、通行止め予告もありましたが無視。
 通行止め箇所手前で右折、地図でいう「白い道」に入ります。
 意外に快適で、地図上ではバスルートですがバスが来るのかどうかは疑問。
 バス停は見かけました。
 ひたすら走っていくと、雉を見かけました。
 道路を歩いておられたので渡りきるまで待ちました。
 その先で県道12号と合流、狭くなりますが、ひらけると近代的な局舎が現れます。
 山間部の反動からか、今日は近代的な局舎を多く見かけます。

8 時刻不明 津和郵便局 つわ 長野県上水内郡信州新町

 国道19号の穂苅橋手前に抜けます。
 その先には「サイキョウ高校」という強そうな、小規模高校があります。
 信州新町の中心に抜け、新町局を右手に見ながら、県道36号を左折。
 交通量はさほど多くもないですが、山道のわりにはメインルートです。
 津和局の駐車スペースはちょっと出にくかったです。
 頭から突っ込んだせいで切り返しに時間がかかりました。
 風景印は珍しく設置してありませんが、
 新町は他の3局で統一デザインのため、それならない方が…。

9 時刻不明 信更郵便局 しんこう 長野県長野市

 国道19号に戻り、新久米路トンネル手前で篠ノ井方面へ。
 久米路橋を渡りますが、この橋の名は、長野に縁があればわかるはずです。
 しばらく走ると信更町の集落に入ります。
 局に到着し、貯金を済ませ、風景印の有無を尋ねます。
 その中で、「以前お会いしましたね!」と局員さん。
 「先週日原の局で」…「あーはい、行きました先週!」なんてここでも偶然な出会いが!
 「お気をつけて」の言葉に見送られ、次を目指します。
 日本は狭いです。

10 時刻不明 松代郵便局 まつしろ 長野県長野市

 なぜこの局にたどり着いたのか、理解に苦しみます。
 今日は実は昨晩疲れきって眠ったため、ノープランでやってきました。
 松代局に着く前、地図を頼りに岩野駅近くの局へ向かいました。
 国道沿いに「これは簡易局だろう」という雰囲気のプレハブ。
 しかし、じっくり見ると『窓口取扱時間9時〜4時』の紙がうっすらと。
 忌まわしきマップルめ…(追記:03年8月1日付一時閉鎖、06年3月31日付廃止)。
 松代局は松代の中心にあり、整備された観光地のような街並みです。
 局内のレイアウトや街並み、高速道路の高架にまで六文銭があしらわれています。
 真田氏(でいいのかな?)の城下町ということで、ゴム印も六文銭です。

11 時刻不明 寺尾郵便局 てらお 長野県長野市

 国道403号という聞き覚えのある道を須坂方面へ北上していきます。
 長野電鉄に沿って走り、金井山駅近くの国道沿いにあります。
 駐車は問題なかったですが、満車のときは大変でしょう。
 ちょうど塗装工事中で、ペンキが臭かったです…局舎内も。
 ゴム印は宝。風景印もあり。意外でした。

12 時刻不明 更北郵便局 こうほく 長野県長野市

 地図を見ながら、探すのがめんどうになり帰り道。
 広そうな道沿いだけ寄ることに。
 地図では「青木島町〜」となっている昭和合併の痕跡。
 局名のとおり、旧更北村です。1966年までは。
 国道117号に面していて、
 東で交差する国道18号の信号との兼ね合いで駐車のしやすさが決まります。
 あたりは後発発展地域といった感じで、いまでは市街地の一端でしょう。
 風景印もありました。やはり意外です。

13 時刻不明 川中島駅前郵便局 かわなかじまえきまえ 長野県長野市

 中氷鉋簡易局は真横を通りましたが停められず断念。
 来月にでも自転車で市内制覇にかかります。
 川中島駅前に続く通沿いです。
 今日は「時間との戦い」はありません。
 安全第一なので、3時を過ぎてからがんばるのはやめています。
 で、「駐車との戦い」でした。直角に停めるのが苦手なんですよね…。
 なんとか駐車し貯金。3時40分なので、行けそうな局を探しましたよ!

14 時刻不明 小市簡易郵便局 こいち 長野県長野市

 駅の北側で線路を渡ります。工事中でした。
 ちょうど奇妙な(赤とグレーの)塗装の小諸行きが走っていきました。
 で、川沿いの堤防道路に抜けて左折、小市橋をわたって左斜めに入ります。
 ちょっと道が細いのですが、無事局に到着しました。
 貯金後、局舎の写真を撮りたいので車を移動すると、
 斜め前にロープのたわんだ敷地があり、そこに停められました。
 よく見ると貫禄のある局舎です。猫も堂々と座りに来ました。
 この付近の家はずいぶんしっかりしています。
 あとは19号で15分ほど、中央局で趣味週間の特印を押印して帰りました。

 トータル14局はイマイチですね。ま、安全第一。そればっかです。それに尽きます。
 やっぱきちんと計画立てないと…少なくとも方向性とルートくらいは。
 走行距離170キロほど。でもいい旅でした。花を愛でながらの局メグは。

 

 

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