松本人D氏の実家カーで、北安曇方面へレッツゴー。昨晩は冷え込みがひどく、高い山では冠雪、いちめん雪山が楽しめました。
広い国道から極狭の山道。それぞれに感動がありました。雲ひとつないあづみ野を、初心者マークが(ゆらゆら)光ります。
(追記)この訪問史は2021年3月に更新しています。写真を編集、追加したり、文章を追記したりしています。懐かしい当時の景色です。
|
1 |
09:59 |
中川手簡易郵便局 |
なかがわて |
長野県安曇野市 |
|
国道19号に面して立地する簡易局です。
平日のデータイムは国道も車が少ない少ない。
目印は石屋さん。線路際にあるので、その向かいが簡易局になってます。
局内にあるキティちゃんは向かいの石屋さんが作ったものだそう。
それにしても、細かいところまでよくできてるなぁ。
(2021.03.07追記)
キティちゃんの写真は許可を得て撮影しました。
こういうところにもカメラを向けるD氏に感心していたものです。
|
中川手簡易局にあったキティちゃん
|
2 |
10:14 |
明科郵便局 |
あかしな |
長野県安曇野市 |
|
東筑摩郡明科町改め、安曇野市明科町。
先月1日に、周辺町村と合併して安曇野市が誕生したばかりです。
町の中心、明科駅南にある集配特定局です。
ここで、安曇野市合併記念の小型印を押印してもらいます。
実は、明科は南安曇郡ではなく東筑摩郡なんですね。
山形や朝日、生坂と同じグループです。
松本平一円では、郡域に関わりなく合併が行われました。
生活圏と一致した合併で、興味深いです。
ここから、東川手は今日は行かず、木戸簡易局を目指します。
|
3 |
10:25 |
木戸簡易郵便局 |
きど |
長野県安曇野市 |
|
国道19号(信州新町経由長野方面)と、
403号(麻績村経由長野方面)の木戸交差点を直進します。
左右に国道がはけるので、直進車はほとんどいませんでした。
おっと!袋小路。
いやぁ、渡し舟の跡があって、犀川、紅葉の山々…。
最高のロケーションじゃないですか。
右手を見ると…簡易局出たー!
すごく雰囲気のある、下手な観光地よりよっぽどいい感じの郵便局です。
親切な局員さん一家に見送られ、次なる局を目指します。
|
木戸簡易局前の袋小路の先には…
|
4 |
10:31 |
陸郷簡易郵便局 |
りくごう |
長野県安曇野市 |
|
国道19号に戻り、長野方面に向かいます。
木戸簡易局で伺ったとおり「臼杵運送のカーブを曲がりきって左折」…発見!
こぢんまりとした、これまた簡易局です、って感じのいい局です。
貯金を済ませ、局内を見回すと、こんなものを発見。
『生坂村営バス回数券発売中』。
10円券12枚つづり100円を迷わず購入してしまいました。
(2021.03.07追記)
この時に購入した回数券、いまはどこに眠っているのやら。
|
5 |
10:40 |
生野郵便局 |
いくの |
長野県東筑摩郡生坂村 |
|
生坂村に入ってしまいました。
今日の最初の予定では絶対に考えられないところです。
局をまわるたび、「次ここ」と北へ北へと指が動いてしまう。
運転練習にもなるんで、郵便局めぐりは本当にいいことだと思うんです。
ところでこの局、局員さんにみごとに学生だとばれました(当たり前です)。
「いい趣味です」なんて、ときどき言われるんですよ、局の方には。
明るい局員さんたちで、しばし話が盛り上がりました。
「勉強もがんばって」の傍ら、「遊ばなきゃ」ですね。
勝手にエールと受け取って、次へと進みます。
|
6 |
10:56 |
生坂郵便局 |
いくさか |
長野県東筑摩郡生坂村 |
|
生坂村の中心地です。すごく静かです!!
国道19号生坂トンネルの開通で、村の中心は取り残された感じ。
国道からもそんなに離れていないので、へき地ってほどでもないですが。
しかし紅葉がほんとうにすばらしい。
信州ってすばらしい。
向かいに生坂村立生坂中学校の立派な校舎があります。
こんな村が日本にはどれだけあるんだろう。
いい意味でも悪い意味でも、地方の将来を嘆くばかりです。
合併をしなかった生坂村、今後が気になります。
|
7 |
11:08 |
下生坂簡易郵便局 |
しもいくさか |
長野県東筑摩郡生坂村 |
|
ふたたび国道19号を北上していきます。
こんなに北上していいのだろうか。
森林公園の交差点のまん前にあるのがこの局。
目印は、なんと言っても「樽」!
ここの局の横の工房?で作った樽の販売をしているのだそう。
(2021.03.07追記)
その後、国道のこの区間を走るたびにこの日のことを思い出しました。
上京して10年以上。この道を走らなくなってもなお、懐かしいです。
|
8 |
11:25 |
広津郵便局 |
ひろつ |
長野県東筑摩郡生坂村 |
|
国道19号を途中で「八坂」方面に左折します。
少し心細い主要地方道ですが、悪路じゃありませんよ、このくらい。
蛇行する道を進みますが、対向車も大型がいるんで気をつけて!
で、ひらけた途端、じゃ〜ん。
「え、簡易局じゃなかっただ?」と思わず息をのむ近代的な局舎。
集配局ということもあってか、立派な、大き目の局が山中に。
紅葉の山々の美しさ、そしてこの静寂。
今まで訪れた郵便局の中で1位2位を争うすばらしさだと思います。
景色の美しさが何とも言えず。この後待ち受ける悪路も知らず。
|
|
9 |
12:05 |
池田正科簡易郵便局 |
いけだしょうじな |
長野県北安曇郡池田町 |
|
この先の県道、対向車も来ない、狭い狭い狭い道。
でも燃えるんです、こういう道。
ミラなら、小回りも効いて、こういう道も走りたくなっちゃう。
さて、池田に入る直前、日本昔話みたいな光景が広がります。
さらに、カーブを曲がればハイジの世界。
涙の出るほど美しい雪のアルプスと紅葉。
山を下りきるまで、いや下りきっても、紅葉とアルプスの美しさに酔ってました。
正科簡易局は少しわかりづらかったです。
いったん大町市に入ってしまいましたが、引き返して少しのところにありました。
|
10 |
12:15 |
池田郵便局 |
いけだ |
長野県北安曇郡池田町 |
|
山を下って、池田町の中心にあります。
例によって、アップルランドの近くです。
駐車場は奥まって縦列ですが、混んでなければ大丈夫。
(2021.03.07追記)
信州を離れてみると、こういった町村が懐かしく思えます。
いまでこそ市町村合併が進み、都市の一集落でしかないような場所。
それぞれに、役場、金融機関、学校などが集まっていました。
16年後の令和の日本、地方の姿を、想像できたでしょうか。
|
11 |
12:48 |
会染郵便局 |
あいそめ |
長野県北安曇郡池田町 |
|
池田局から会染局に向かいました。
会染局は宝のゴム印が採用されていました。
そのゴム印にあった「ハーブの道の駅」に行きました。
駅内ハーブのいい香りがぷんぷん。
癒されますが10分くらいでKO。
それから食堂コーナーに向かいました。
いや、食堂で宴会やったんじゃ、食事したい人ができないよ。
道の駅の乱立と画一化には呆れるばかりです。
物産交流や休憩所としての本来の意義を取り戻して!!!
|
12 |
13:03 |
北穂高郵便局 |
きたほたか |
長野県安曇野市 |
|
旧穂高町域、安曇野市に再度突入です。
風景印の山岳都市ムードいっぱいの意匠には納得です。
振り返ればアルプスが見下ろしているんです。
なんだか、すごくいいなって思いました。
(2021.03.07追記)
車を走らせていてい、赤い看板を目印にしていたこの時代。
民営化してオレンジ色になって、それからまた赤に戻りつつある。
時代の移り変わりがなんだか不思議に思える今日この頃です。
|
時間に制限がある中での局メグでしたが、最高の1日でした。新たな発見があって、こんなところで学生生活が送れるというのも素敵だと。
景色にも天気にも恵まれて。信州っていい。大学選びも成功だった。そう思うんです、最近。(人生の楽園風な言い回しになっている)
|